京都タワーサンド 京都の楽しみをギュッと集めた新スポットを遊びつくす!

2018.01.05 更新

JR京都駅前にそびえる、京都のランドマーク「京都タワー」。その地下1階~地上2階に、京都の美味しさや楽しさをギュッと詰め込んだ観光スポット「京都タワーサンド」がオープン。1日遊べると噂のスポットを体験してきました!

グルメにお土産、体験も…京都の有名店が大集合!

地上131m、京都市内を一望する展望室に多くの観光客が押し寄せる「京都タワー」。その地下1階~地上2階の3フロアが2017年4月にリニューアルし、新たに「京都タワーサンド」としてオープンしました。

地下1階には京都の食べ歩きをイメージしたフードホール、地上1階には京都らしいお土産物がそろうマーケット、地上2階は思い出に残る体験ができるワークショップフロア、と3つのカテゴリーで構成されています。
「1日3度楽しめる」=サンド…ということで名前が付けられているんですって。
それではさっそく、各フロアのおススメスポットを紹介していきましょう!

美しい和菓子作りを体験!最後は美味しい抹茶と一緒に味わえる「七條甘春堂 和菓子体験教室」

まずは地上2階の体験フロアにある「七條甘春堂(しちじょうかんしゅんどう) 和菓子体験教室」へ。慶応元(1865)年創業の老舗和菓子店で、本店は三十三間堂前にあります。

京都タワーサンド店では、上生菓子と呼ばれる季節の和菓子と干菓子を作ることができます。上生菓子は3種類のうち1種類を2個作り、1つは体験の場で抹茶と一緒に味わえます。体験時間は約60~90分、体験料は1人2,700円(税込)です。残りはお土産で持って帰れるので、お得感満点です。

それではさっそく、体験をはじめましょう!
作り方の流れがわかる映像を見たあとは、先生のお手本を見学。今回、和菓子作りを教えてくれたのは、職人歴45年の入江さん。軽快なトークで、細かいコツやポイントを解説してくれました。リズミカルでしなやかな手の動きに思わず見とれてしまいます。
ひと通り作り方を学んだところで、さっそくチャレンジ。生地を手で延ばし、丸い形にして掌の上で広げて餡をのせ、指を少しずつ動かして回しながら包んでいきます。
むむ…これは結構繊細な動きが要求されますね。先生は簡単そうにやっていましたが、実際やってみるとなかなか思い通りにいきません。でも、柔らかい生地を微妙な力加減で成形していくのは、普段使わない動きなのでとっても楽しいです。
▲竹ベラで模様をつけていきます
▲「そこで中指をぐっと押し込んで…」ところどころで先生が作り方をアドバイスしてくれます
こちらが完成品。いかがですか、なかなかの出来栄えじゃないですか?先生にも筋がいいねと褒められて、ちょっとうれしかったです。

左上は赤・黄・緑の3色が美しい「秋の山」。右上は「紅葉」、右下は「紫式部」をそれぞれ現わしています。左下は紅葉の葉を模した干菓子です。この時期(11月)はいずれも秋の自然をモチーフにした和菓子を作ります。
作り終えたら、いよいよお待ちかねの試食タイム。抹茶も自分で立てて味わいます。ふむふむ…なかなか上品な味わいです。もともとの素材がよいからなのですが、やっぱり自分で作ったから美味しさもひとしお。苦みのある抹茶とよく合います。
可愛らしい和菓子を作って、抹茶と一緒に味わって…と、とっても京都らしい体験。60~90分ぐらいでサクッと楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてください。

天然素材100%にこだわった石鹸が人気の「京都しゃぼんや」

続いては地上1階のマーケットフロアへ。おススメのお土産は「京都しゃぼんや」の石鹸やコスメグッズ。厳選されたオーガニックの植物油や天然香料を使用し、一つずつ手作りされた上質な石鹸は、泡立ちや肌触りが普通の石鹸とはぜんぜん違うと評判です。
▲石鹸以外にもリップクリームやバスソルト、アロマオイルなど様々な商品が

京都しゃぼんやの人気商品はこちら。
まずは店舗限定品の「舞妓石鹸(写真右)」(90g税込1,728円)。その昔、京都の舞妓さんが洗顔に使っていた米ぬか。その中でも10%しか取れない貴重な「白ぬか」を使用した石鹸です。白ぬかに加えシルクや米ぬか油、金粉を使用した贅沢な一品。先斗町(ぽんとちょう)の現役の舞妓さん達にも人気なんだとか。

続いては一番人気の「豆乳石鹸(写真右から2番目)」(90g税込1,512円)。京都の豆腐の名店である「とようけ屋 山本」とのコラボ商品。たっぷりの豆乳とシルクパウダーを配合し、しっとりした洗いあがりが特徴です。

天然のゆずの香りが心地よい「しゃぼんりっぷ ゆず(写真中央)」(9g税込1,296円)、敏感肌の人にも優しい「海綿すぽんじ(写真左)」(税込702円~)も人気です。

どの商品も、使う人のことを考えた肌に優しいものばかり。京都の老舗店舗とのコラボ商品なども多いので、お土産にもピッタリです。

野菜が主役の安心安全、ベジーなお昼ごはん「VEGE DELI かんな」

そろそろお腹がすいてきたので、ランチタイムと参りましょう。
訪れたのは「動物性原料を使用しない、美味しくてヘルシーな料理」がコンセプトのお粥専門店「VEGE DELI かんな」。
日替わりのベジDELIとお粥の「ベジ粥セット(税込960円)」は、動物性の出汁や食塩を使用していないので、ヴィーガンやムスリムの方でも安心して食べられると外国人客の利用も多いとのこと。
特製の野菜出汁で味付けられたお粥は、あっさりとしていながらもしっかりとした素材のうま味が感じられる上品な味わい。トッピングの梅干しやごま塩、塩こぶなどを載せれば、優しい味にそこはかとなく癒されます。
お粥は淡路島産のキヌヒカリを使用した白がゆの中に、京都産コシヒカリの有機玄米ご飯が隠れています。食感と味わいの違うお粥は別々に味わってよし、混ぜてもよし。お米そのもの美味しさがしっかりと感じられます。
野菜を使ったDELIは日替わりで、毎日工夫をこらした一品が3~6種類味わえます。シンプルながらも奥深い味わいで、油もほとんど使わず低カロリーでヘルシーです。

体にも心にも優しい京都のお昼ごはん。旅先での外食でつかれた胃の小休止にもおススメです。

押しも押されぬ老舗店「辻利」で味わう抹茶スイーツ

ランチのあとに1階のマーケットフロアをぶらぶらしたら、美味しいお茶で一服を楽しみましょう。
創業萬延元(1860)年、全国的な知名度を誇る宇治茶の老舗「辻利」。ここでは抹茶を使ったスイーツやドリンクを味わうことができます。また持ち帰り用の抹茶のお菓子も販売しているので、店内はいつも多くの人でにぎわっています。
頂いたのは一番人気の「辻利ソフト 京パルフェ」(税込648円)。辻利の濃厚な抹茶をたっぷりと使用したソフトクリームに、黒蜜、あん、白玉を贅沢にトッピング。ほろ苦い抹茶味にさっぱりとした甘みのあんと黒蜜が絡み合い、和のハーモニーを奏でています。白玉のもちもちした食感もナイスなアクセント。普段甘いものはあんまり食べない筆者も、ペロッと全部平らげてしまいました。
▲一面鏡ばりのような京都駅ビル。正面の京都タワーが映るように設計されている

店舗は京都駅前を走る塩小路通に面しています。テラス席からは、京都駅ビルの姿も。京都の冬の空気の中で味わう抹茶のスイーツはきっと格別な味です。
冷たいスイーツを頂いたら、あったかいものが欲しくなったので「京ラテ 濃い茶」(Sサイズ税込454円)をオーダー。クリーミーな泡の下には、抹茶の味が際立つ濃いめの抹茶ラテが。苦みと甘み、ミルクのクリーミーさが相まって、ホッと心がほどける瞬間です。
ラストはちょいと一杯、小粋に味わいたい晩ごはんスポットを。
地下1階のフードホールには19店の飲食店が入っています。各店舗、カウンター席や店内席が設けられていますが、共用のオープン席もあるので、それぞれのメニューを持ち寄って飲食を楽しむことができるようになっています。

伏見の老舗蔵元の原酒が味わえる焼き鳥店「鳥せい」

そんなフードホールのお店の中でも人気なのが、伏見の老舗酒蔵「山本本家」が経営する焼き鳥店「鳥せい」。メイン銘柄である「神聖」の蔵だし原酒やしぼりたてたれ口など、希少なお酒が味わえるお店です。
▲店内で圧倒的な存在感を放つお酒のタンク。蔵元から直送の新鮮なお酒が味わえます
▲店長さんおススメの人気メニュー。右から「原酒」(1杯税込430円)。「焼き鳥セット」(3本税込420円)、「鳥皮ぎょうざ」(税込460円)
▲こちらもおススメの「きき酒セット」(税込750円)。純米大吟醸、純米吟醸、純米酒の3つが味わえます
というわけで、さっそく共用のオープン席へ移動。すでに仕事はそっちのけ、一人酒モードに入っています。まずは原酒をズズッと一口…。しっかりとした味わい、アルコール度数もちょっと高めで辛口の印象。甘めの焼き鳥のタレにぴったり合いそうな味わいです。う~む、たまりません!
続いて鳥皮ぎょうざを一口。鳥皮は外パリ中ジューシーでうまうま。ぎょうざの餡も当然鶏肉なので脂っこくなく、何個でも食べられそうです。
そして焼き鳥。甘辛いタレ、噛みしめるほどに染み出る肉のうま味。それを洗い流すようにさっぱりさせてくれる日本酒…。とまらないリフレインに、すでにほっぺは真っ赤っか。周辺に目をやれば、まだ16時だというのに楽し気に盃を傾けているお仲間が結構おりまして、ちょっと安心しました(笑)。京都在住の筆者も、プライベートでもぜひ利用したいスポットだと思いました。
ほろ酔い気分で取材が終わり、振り返って見た京都タワーは、いつもよりキラキラと輝いて見えました。お土産、体験、グルメと、1日中いても飽きない駅前の新スポット。便利で使い勝手がいいので、旅行者だけでなく地元の人にもおススメ。ぜひ一度足を運んでみてください。
妙加谷 修久

妙加谷 修久

京都市在住の旅行系ライター兼ディレクター。全国各地に足を運び、旨いモノを食べ、温泉に浸かる日々。ここ京都を中心に、知っているようで知らない「日本のイイトコロ」を紹介します。日本酒好きが高じて利き酒師の資格を取得しました。

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