京都駅から歩いてスグ!おばんざいの美味しいお店3選

2018.02.24 更新

京都グルメは数あれど、やっぱり外せないのは「おばんざい」。どこかほっとする味わいのおばんざいが味わえるオススメ3軒をご紹介。いずれもJR京都駅から徒歩圏内にあるので、出張や旅行の帰りがけなどで気軽に楽しめますよ!

京都に来たら味わいたい「おばんざい」。そのルーツや語源は諸説あるのですが、昔から家庭で食べられていた「おかず」を指すのが一般的なようです。京都においては、カツオや昆布のダシや薄口しょうゆを使った煮物などが多いです。
ただ、近頃は洋風料理もおばんざいに含んでいたりするので、「家庭料理」というぐらいの感覚が近いかもしれません。

…と、前置きはこれぐらいにして。さっそくオススメのおばんざいのお店をご紹介していきましょう!

漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

まず最初に紹介するのは「竈炊き立てごはん 土井」。JR東海京都駅八条口にある、ASTYROAD内京都おもてなし小路にあります。八条口改札出て左に向かうとすぐにあるこのお店は、京都・大原に本店がある「土井志ば漬け本舗」が運営するごはん屋さん。通路に面したスペースではお漬物などの販売も行っています。
こちらのイチオシは、おばんざい&お漬物ビュッフェ。季節のお漬物と、お漬物をアレンジしたおばんざいが食べ放題で楽しめます。
▲季節のお漬物は常時5~6種類。おばんざいも3~4種類を用意

お漬物のお店だけに、おばんざいにも基本お漬物を使用しているそうで、定番のおばんざいというよりは、オリジナルのものが多いそうです。
そして嬉しい竈炊きのごはん。お米はその時々でいちばん美味しい京都産のものを使用しています。時期によっては白米だけでなく、タケノコご飯や松茸ごはんも注文時に選ぶことができます。
※タケノコご飯や松茸ごはんは料金追加

お店は朝、昼、夜の三部制になっています。朝のメニューは、炊き立てご飯、味噌汁、おばんざい&漬物ビュッフェがついた「朝ごはんビュッフェ」(税込900円)のみ。シンプルですが美味しいご飯がいっぱい食べられそうです。そして昼・夜はそれにメインのおかず1品と小鉢が加わった御膳が数種類あります。
今回はお昼に伺ったので「お漬物天ぷら膳 」(税込1,550円)をオーダー。まずは、ビュッフェで漬物とおばんざいをお皿に盛りに行きます。

この日は、キュウリの浅漬や志ば漬け、すぐきなどの漬物や、エリンギとひじきのお惣菜、壬生菜(みぶな)と大根の漬物を合わせたオリジナルのおばんざいなどがありました。どれもご飯のお替りが止まらない、ちょうどよい味付けでした。
メインのおかずは漬物の天ぷら。これは珍しい一品です。「味がついておりますのでそのままお召し上がりください」とのこと。それではさっそく一口…おお、これはウマい!じんわりと火が入った山芋やミョウガの漬物は水分が飛んで味が凝縮しています。ほんのりとした酸味と塩加減、濃厚な旨味がメチャウマです!これもまたご飯が進みますね。

朝のビュッフェも、昼・夜の御膳も、ご飯&味噌汁はお替り自由。お腹をぺこぺこにしてからお店に行きましょう。

素材にこだわったおばんざいビュッフェ【京都ことこと】

続いてご紹介するのは「京都ことこと」。京都駅ビル専門店街「The CUBE」の11階にあります。JR京都駅からは駅ビルのシンボルである大階段横のエスカレーター等で11階まで上り、約5分ほどで到着です。
▲上品なだし巻き卵に切干大根、定番の煮物など、優しい味わいのおばんざい

こちらのオススメポイントは、素材にこだわったおばんざいビュッフェ。京都産の米、卵のほか、京都の農家が農作物を持ち寄る「じねんと市場」から仕入れた野菜や、舞鶴漁港から仕入れた新鮮魚介など、京都ブランドにもこだわっています。
きんぴら、切り干し大根、お浸し、高野豆腐の煮物などなど、素材の味を生かしたおばんざいが常時10種類程度味わえます。
▲オクラのお浸しやサツマイモのシロップ煮など、素材の味が活きたおばんざいを食べ放題で(60分)
天ぷらやすき焼き、どんぶりなどメイン料理と、おばんざいビュッフェのセットが人気です。今回は「丹波地どりの親子丼」(税込1,296円)のメイン料理をチョイス。
舞鶴の契約農家から仕入れた卵のトロッとろ食感に、噛みしめるほどに味が染み出す丹波地どりのプリプリの歯ごたえ。上品なお出汁の味、九条ネギのシャキシャキとした食感もナイスなアクセント。上品なおばんざいとどんぶりで、心もおなかもバッチリ満たされました。

ちなみに夜は上記のようなおばんざいとメイン料理のセットメニューの他、京都の地酒や一品料理も。いろんな種類のおばんざいを味わいたいなら、オススメのお店です。

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

最後に紹介するのは「京味噌旬菜 六角や」。JR京都駅から徒歩約5分、七条通り沿いにあります。カウンター席の前に盛られたおばんざいや、湯気をあげるおでんがとっても美味しそうなオーラを放っています。
▲出汁が効いた定番の煮物や、万願寺とうがらしなど京都の素材をつかったおばんざい

こちらのお店のオススメは、お出汁にこだわったおばんざい。カツオやサバ節などからとった特製のダシをを使用したおばんざいが、季節がわりで常時7~8種類ほど用意されています。「家庭料理に寄りすぎず、かといって懐石料理まではいかない」絶妙な加減の逸品ばかりです。
まずは「おまかせ おばんざい三種盛り」(税別850円)をオーダー。見た目も美しい、美味しそうなおばんざいが並んでいます!

写真の手前右は「ほうれん草と鴨のスモークの白和え」。細かくすりつぶされた豆腐の舌触りと鴨スモークの歯ごたえ。丁寧な仕事を感じる一品です。

写真の手前左は「生湯葉ととんぶりのお浸し」。生湯葉のトロっとした食感、上品なお出汁の味が口に広がります。ぷちぷちとしたとんぶりもイイ感じでアクセントになっています。

写真上は「聖護院かぶら煮カニ餡かけ」。かぶらにしみ込んだお出汁がなんとも上品で、カニ身の旨味とかぶらの甘みが混然一体となってのどを滑り落ちます。
そして、こだわりのおでんは、出汁を毎日入れ替えているそう。「継ぎ足しで使っていくと、だんだん濃くなっていくから」とのことで、京都らしい上品なお出汁がしみ込んだおでんになっています。大根や卵は2日間煮込むなど、具材によってベストなタイミングで仕上げて提供してくれるのも嬉しいですね。
▲おでん(1品税別150円~)

おでんは大根、スジ、ちくわなど定番のメニューをオーダー。どれも具が大き目でボリューム満点。こだわりのお出汁がじんわりとしみ込んで、アツアツうまうまです。
こちらは「五条半兵衛の生麩の田楽」(税別580円)。京都の老舗生麩店から仕入れている生麩は、あわ、よもぎ、ごまと3種の味わいで、“柔らかい”と“歯ごたえのある”の中間のなんとも絶妙な食感が京都らしい一品。特製の味噌だれがたっぷりかかっています。

こちらのお店は夜のみの営業なので、おでんやおばんざいをアテに、美味しい京都の地酒で一杯いかがですか?
いずれのお店もJR京都駅から徒歩数分と便利な立地。お昼にたっぷり味わうも、夜にしっぽり味わうもよし。京都のおいしいおばんざい、ぜひお試しください!
妙加谷 修久

妙加谷 修久

京都市在住の旅行系ライター兼ディレクター。全国各地に足を運び、旨いモノを食べ、温泉に浸かる日々。ここ京都を中心に、知っているようで知らない「日本のイイトコロ」を紹介します。日本酒好きが高じて利き酒師の資格を取得しました。

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