東伊豆名物がいっぱいの「浜の湯」と「港の朝市」!おいしい朝ごはんは稲取にあり

2015.11.18

四季折々の海の幸・山の幸が堪能できる伊豆半島。キンメダイ、伊勢エビ、アワビやサザエ、獲れたての地魚、それから新鮮な地場野菜や山菜など。季節を通してさまざまな特産物を味わうことができます。

ほとんどの旅館やホテルでは、豪華な料理が出るのは夕食の時間のみ。しかし、稲取地区にある旅館「食べるお宿 浜の湯」では、特産物を盛り込んだ豪華な朝ごはんを楽しむことができるんです。また、稲取漁港で毎週末開催される「港の朝市」では、素朴ながらも贅沢な朝ごはんが堪能できます。
時には趣きを変えて、伊豆・稲取ならではの「朝ごはん」を満喫する旅に出てみませんか?

朝から豪華な舟盛りが登場!
驚きと笑顔があふれる「浜の湯」の朝ごはん

▲伊勢エビ、キンメダイ、アワビを中心にした、宿自慢の料理を堪能できる宿泊プランもあります
「食べるお宿」というキャッチフレーズが示す通り、「浜の湯」は伊豆の特産物をふんだんに盛り込んだ料理で人気の旅館。

夕ごはんには、伊勢エビ料理はもちろん贅を極めたキンメづくしのプラン、朝獲れ海鮮料理のプランなど、食べることが大好きな人にピッタリの宿泊プランが揃っています。

「浜の湯」では、基準料理のボリュームを多めに設定。初めて宿泊するお客さんには、昼食を少し控えめにして来てもらうようにお願いしているほど。食べ足りなくて、高価な「別注料理」を注文する……というお客さんは、ほとんどいないのだそうです。
▲ゴージャスな朝食。写真の内容は一例で、季節などによって内容は変わります
豪華でボリューム満点なのは、夕飯だけじゃないんです。ほとんどの宿泊客が一様に驚くのが、朝ごはんの時間。

なんと朝から刺身の舟盛りがドドーンと出ちゃうんです。

「朝から舟盛りを出す」という試みは、約20年前の民宿だった頃から続けられています。
当時、「夕食の時に飲み過ぎてしまって舟盛りを食べ忘れた」というお客さんの嘆きを耳にし、「朝食にも舟盛りを出そう」と決めたのだとか。それが大好評となり、今では浜の湯のトレードマークになっています。
▲露天風呂付客室の一例。のびのびと過ごせる快適な部屋
お料理はもちろん、お風呂や部屋も魅力的。相模湾が見渡せる「望洋大露天風呂」や「満天大露天風呂」のほか、「露天風呂付客室」などゆったりとくつろげる空間が用意されています。プライベートスパや岩盤浴、エステルームもあり、女性にもうれしいお宿と言えそうですね。
▲貸し切りプランもある「望洋大露天風呂」は、旅館の屋上にあり開放感抜群

名産・特産が勢ぞろい。稲取漁港のおいしい「港の朝市」で海辺の町ならではの朝ごはん

稲取は静岡県賀茂郡東伊豆町にある小さな港町。そこで毎週土・日曜と祝日に開催されているのが「港の朝市」です。

朝市には地元の商店などが出店し、名産物や地場産品などを販売しています。その中でも人気なのが、その場で食べることができる「キンメダイの釜飯」。なんと1人前700円(税込)という安さの上に、無料の「キンメのあら汁」まで付いてくるというサービスもあります。

炊き立てを頬張るお客さんたちの顔はみんなとっても幸せそう。

繁忙期は時間によって長い行列ができる場合があるので、混雑が苦手な人は早めに出かけることをオススメします。
▲キンメのあら汁は季節の野菜入り。この日の具材はナスとイモガラ(サトイモの葉の茎)でした
▲干物の試食ができる店もあります

採れたて野菜からキンメダイの干物まで、ありとあらゆる特産物が集まる買い物天国

とくに干物を販売しているお店が多いのも、この朝市の特徴。

やはり稲取名物キンメダイの干物やみそ漬けは人気が高く、それを目的に来場しているお客さんも多いようです。

「稲取キンメ」とは、稲取漁港において日戻り操業で水揚げされた一本釣りのキンメダイのこと。「関さば」「関あじ」などと同じく特許庁の「地域団体商標」として登録されています。漁協直販の「稲取キンメ」にはそれを証明するタグが付いていて、高値で流通しています。そんな貴重な一品も、朝市では安く手に入れることができるんです。

タグ付きの「稲取キンメ」の干物は色つやがとても美しく、身が透き通って見えます。さすがブランドというだけあって、焼き上げるとふんわり柔らか。丸みのあるやさしい塩味とともに深い旨みを感じます。

これは一度味わってみる価値がありますよ。
▲タグが付いた「稲取キンメ」の干物も朝市価格で
▲大きくて肉厚な「稲取キンメ」の干物。一人では食べきれないほど食べごたえがあります
そして、稲取漁港の近くにある藤辺製菓の看板商品「ドーナツ」も朝市に出店していて、そちらも人気。

ふんわり揚げたドーナツに、粉砂糖がたっぷりかかった昔懐かしい味わいのドーナツです。10個単位で購入していく人も多く、あっという間に売り切れてしまいます。

ドーナツのほかに並ぶカレーパンやチョココロネもおいしいんですよ。
▲藤辺製菓の「ドーナツ」1個110円(税込)は釜飯に次ぐ人気商品
▲野菜の販売店では、無料のあら汁の具に使われていた「イモガラ」を売っていました
▲地元産バレンシアオレンジの搾りたて100%生ジュースは1杯300円(税込)。甘酸っぱくて爽やか。眠気が吹き飛びます
▲野菜の苗や生花を販売している店では苔玉も売っていました
▲自家栽培の生ワサビが1本150円(税込)~。普通のお店ではこんなに安く買えません
▲地元の製麺会社が製造している稲取名物「帯うどん」。幅広で食べ応えのある麺です
▲お弁当も充実。写真は稲取名物「げんなり寿司」。ゲンナリしてしまうほど大きな寿司なので、そんな名前が付いたのだとか
朝市をひと周りした頃には、おなかがいっぱいになっているはず。稲取は充実した朝ごはんで元気をチャージできる街。食いしん坊でなくても何度も訪れたくなる魅力にあふれています。
小林ノリコ

小林ノリコ

移動文筆家/伊豆在住フリーランス・ライター。東京・南青山の編集プロダクション勤務を経て2005年からフリーランスとなり、2015年より静岡県熱海市を拠点に執筆活動を開始。「ふらりと出かける、ゆる伊豆」をテーマに、地域の宝を再発見する取材活動と、伊豆地域を拠点に活動するフリーランス・クリエイターのネットワーク作りを行っている。

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