東京から日帰り可能!山梨県のおすすめワイナリーと周辺観光情報まとめ

2017.11.21 更新

ワイン好きにとって秋の一大イベントと言えば「ボジョレー・ヌーヴォー解禁」。全国的にワインに注目が集まるこの季節、是非ワイナリーへ足を運んでみませんか?きっとワインがもっと好きになって、楽しみ方も広がるはず。今回は日本ワインの産地として名高い山梨県のワイナリーをご紹介!それぞれに、試飲はもちろんプラスアルファの見どころ・楽しみどころが色々。またあわせて行きたい周辺の観光スポットやグルメもお伝えします!

1.国の登録有形文化財も見学できる老舗ワイナリー【ルミエールワイナリー】

山梨県笛吹市。JR勝沼ぶどう郷駅からタクシーで約10分のところにある「ルミエールワイナリー」は、なんと明治18(1885)年に創業した老舗なんです。日本ワインの歴史と共に歩んできたと言っても過言ではありません。
自社農園のぶどう畑では、雑草が伸びたまま、土を耕さず肥料も与えない「草生栽培」を行っています。これにより土壌が本来持っているエネルギーを高め、この土地ならではのテロワール(自然環境が生み出す風味)を引き出すことができます。
▲樽が積み上げられた地下のワインセラーが圧巻。耳を澄ますと樽の中でワインが発酵する「ポコポコ…」という音が

このワイナリーの見どころは石蔵発酵槽。明治34(1901)年に造られた貴重な施設で、もちろん今も現役。国の登録有形文化財にも指定されています。
ショップ内のカウンターでは、この石蔵発酵槽で仕込まれた「石蔵和飲(わいん)」を試飲できるんです(時期により欠品の場合あり)。日本ワインの歴史を目と舌で感じてみませんか?

2.実家のような居心地の良さ!築130年の母屋で試飲を楽しむ【くらむぼんワイン】

日本ワイン発祥の地、山梨県勝沼。この地で大正2(1913)年にぶどう酒づくりをはじめた「くらむぼんワイン」は、小さなワイナリーでありながら、2014年にロンドンで開催された「International Wine Challenge 2014」で銅賞を受賞。今も注目を集めているワイナリーです。
▲宮沢賢治の童話『やまなし』の「クラムボンはわらったよ」という一節から「くらむぼんワイン」と名付けられたそう

ここの資料室には大正から昭和にかけて使用されていた様々な醸造器具が展示されており、甲州ワインが育まれた歴史や勝沼の土地について知ることができます。
約90年前から使われていたぶどうの貯蔵庫を活用したワインセラー内はとってもひんやり。機械管理ではなく、自然に温度が保たれる天然の冷蔵庫です。
さて、お楽しみの試飲は築130年の母屋にて。テイスティングルームには常時10種類もの銘柄が用意されているので、料理とのマリアージュを想像しながら飲み比べてみては。お気に入りの1本との出会いがあるかもしれませんよ。

3.ボトル詰め&ラベルを作って世界に1本だけのオリジナルワインを!【ロリアンワイン白百合醸造」

JR勝沼ぶどう郷駅からタクシーで約10分のところにある「ロリアンワイン白百合醸造」は、生ワインのボトル詰め体験ができることで人気のワイナリーです。
見学ツアーではぶどう畑でぶどうの説明をしていただけます。時期が合えば収穫したばかりのぶどう踏みを体験することも(8~10月末まで、要予約)。絞り出された果汁を飲んでみるとその甘さにびっくり!この甘さがアルコールに変わり、ワインになるのです。
▲樽から流れ出た瞬間にワインの香りが漂う

樽で熟成された生ワインをボトルに詰め、コルク栓打ちを体験。なかなか味わうことができない作業です。
最後にオリジナルのラベルを作って貼りましょう。デザインされた数種類のラベルシートから選んで、絵や文字を描き足すだけ。これで世界に1本だけのオリジナルワインの完成です。
大切な方へメッセージを書いてプレゼントするのも素敵ですね。

4.約2時間の本格的ワイン講座!専門知識も身につく【勝沼醸造】

もう一つ勝沼のワイナリーをご紹介します。JR勝沼ぶどう郷駅からタクシーで約7分の「勝沼醸造」は日本固有のぶどう「甲州種」にこだわり、甲州ワインに特化したワイナリーです。
▲収穫前なら、ぶどうを口に含んで味を確かめることもできる

このワイナリー見学の「スタッフコース」は、セミナー形式でぶどう栽培やワインの歴史についてしっかり学べる内容。楽しいお話に加え、資料を交えて解説してもらえるので、分かりやすいと評判です。
また、ワイン作りに欠かせない、甘みが凝縮されたぶどうを育てるための工夫や、こだわりも教えてもらえます。
最後にテイスティングタイム。「色・香り・味わい」の3つのポイントを説明してもらいながら、数種類のワインを比べていきます。慣れてきたらちょっとした違いでも気づけるようになるそう。ワインの個性を五感で感じられるようになると、ワインがもっと楽しくなりそうですね。

5.オリジナルチーズや手作りケーキの試食もできる【シャトレーゼベルフォーレワイナリー】

山梨県甲斐市にある「シャトレーゼベルフォーレワイナリー」は、全国にお菓子のお店を展開している「シャトレーゼ」が手がけるワイン工場。JR塩崎駅から徒歩約5分とアクセスの良さも魅力です。
ここにはミニシアターがあり、ワインの歴史などを約10分間の映像で見ることができます。工場やワインセラーを見学したらお待ちかねの試飲へ。森の小径を上って、見晴らしのいい展望ハウスでいただきます。
展望ハウスは大きなガラス窓から雄大な南アルプスを一望できるロケーション。ゆっくりとワインを楽しめます。また施設内にはチーズ工房とケーキ工房があり、こちらの品も無料で試食することができるんです。これならアルコールが苦手な人も一緒に楽しめますね。
ワイン好きなお客さんに人気なのは、その場で瓶詰めしてもらう「樽出し生ワイン」。ここでしか買えない特別なお土産です。
ここからは、ワイナリー見学とあわせて楽しめる観光スポットをご紹介します。

<周辺観光スポット>泊りがけで訪れるなら石和温泉へ

まず最初にご紹介するのは石和温泉。昭和36(1961)年にぶどう園から湧き出た温泉で、関東の奥座敷として、昭和の高度経済成長とともに発展してきた温泉街です。
2017年11月現在、宿泊施設は石和温泉旅館協同組合に加盟しているだけでも33軒。純和風の高級旅館から団体向けの大型ホテルまであり、それぞれ個性豊かなお風呂を楽しめます。また石和温泉駅前には足湯スペースもあるので、ちょっとした休憩がてら、石和の名泉を楽しむことができます。
石和温泉駅と言えば観光案内所にある「駅なかワインサーバー」も見逃せません。ここには笛吹市内の10のワイナリーからチョイスされたワインが16種類も用意されているんです。お値段も1杯200円~400円(税込)とリーズナブル。観光案内所なのでもちろん観光パンフレットもいっぱい。ワイン片手に旅程を立てられるのもいいですね。

<周辺観光スポット>標高700mの絶景露天風呂!「ほったらかし温泉」

JR山梨市駅から車で約10分。山道の先にあるその名も「ほったらかし温泉」は、手作り感満載の日帰り温泉です。場内には露天風呂が2つ。「こっちの湯」「あっちの湯」となんとも脱力系なネーミングですが、お風呂の開放感はすごいんです。
▲「こっちの湯」から眺める富士山の景色。吹き抜ける風も心地いい

甲府盆地を見下ろす高台にある露天風呂で、周りに遮るものがなく、まさに絶景。「ほかの温泉地のようなサービスはないし、何もしない」ということで「ほったらかし温泉」と名付けられたそうですが、補って余りあるほどの素晴らしい景色がそこには広がっています。
▲「あっちの湯」から見下ろす甲府盆地の夜景。この景色を露天風呂から眺められるとは、なんて贅沢…

営業時間は日の出の1時間前から22時まで。なので、露天風呂から朝焼け、夜景や星空も眺められるのがこの温泉のいいところ。仕事終わりに駆けつけて夜景と温泉を同時に楽しむ常連さんも多いとか。

<周辺観光スポット>デートでもファミリーでも1日中遊べるフルーツ公園

ほったらかし温泉にもほど近い「山梨県笛吹川フルーツ公園」は、新日本三大夜景に認定された景色を楽しむことができる人気スポット。
公園内の高台から見下ろすと、目を引く特徴的な3つのドームの明かりが。その先には甲府盆地の夜景が広がります。フルーツをモチーフにした公園内の紫やピンクの街灯が、さらに幻想的な雰囲気を作り出しています。
昼間の眺めも最高です。公園内の最上部に位置するフルーツセンターからは、山梨市内を一望でき、特に秋は紅葉が一面に彩る美しい風景を楽しむことができます。公園内をのんびり散歩するだけでもリフレッシュできそうです。
ドーム内にも遊具がたくさんあり、子供も1日めいっぱい楽しめます。
このほか景色を眺めながら利用できる足湯や温泉施設、レストランやホテル、ワインの揃ったバーベキュー施設も。いろいろな過ごし方を楽しめるスポットです。
他にも山梨の観光スポットでは甲府市にある「昇仙峡」の絶景もおすすめ。秋は紅葉とあわせて楽しめます。

続いてグルメ情報です。

<地元グルメ>山梨のソウルフードと言えば「ほうとう」

山梨に行ったら食べておきたいのは、たっぷりの野菜と平打ちの麺を味噌で煮込んだ「ほうとう」。その昔、武田信玄が陣中食として用いていたとも言われる、おいしくて栄養たっぷりの郷土料理です。
具材は季節の野菜が中心。味噌の塩気と煮込まれた野菜の甘みが絶妙に絡み合うスープは、旨みたっぷり。欠かせないのはカボチャ。煮崩れるまでしっかりと、丁寧に時間をかけることで「ほうとう」ならではの、まろやかな美味しさが生まれるのだとか。
麺はうどんとは違って、塩を加えずに小麦粉を練ったもの。長さや太さもまちまちなので、地元の方はうどんとは別物と認識されているそう。下茹でせずに生麺の状態から煮込むのでスープにとろみがつくのが特徴です。

<地元グルメ>貴重な食材「ジビエ」に挑戦!

最近では「ジビエ」という言葉が一般的になりましたが、海のない山梨県では、古くからシカやイノシシなどを食材とする文化がありました。鍋料理との相性も良く、ほうとうの具材として使っているお店もあるとか。
▲しし鍋。脂がしつこくなく、さっぱりしている。「ぼたん鍋」と呼ばれることも

ジビエとは、狩猟で捕獲した野生動物を食べることを意味するフランス語です。畜産と違って、供給が安定しないことや鮮度の問題から、都市部ではなかなか出合えない高級食材とされています。
▲シカ肉のロースト。脂肪が少なくヘルシー食材として人気。ワインとも相性が良さそう

ちなみにジビエがおいしい季節は秋。野生動物は冬に備えて栄養を蓄えるからです。おいしくいただくためには捕獲した後の処理方法も重要とのこと。調理方法だけでなく食材としての扱い方にもこだわったお店を選ぶことが、おいしいジビエ料理に出合えるポイントと言えそうですね。
近年、世界的な評価も高く注目を集めている日本ワイン。ワイナリーで生産者の方から直接お話を聞くと、いっそうおいしく感じられそうです。山梨はアクセスの良さも魅力。ちょっとだけ足を伸ばして、ここでしかできない体験と本場のワイン、自然の滋味溢れる料理と美しい景色を味わいに、行ってみませんか?
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