名古屋で絶対に食べたい名物グルメ15選!定番から地元でおすすめのディープなものまで

2018.12.12 更新

名古屋はひつまぶしや手羽先、味噌カツなど全国でも有数のご当地グルメがある食の宝庫。ただ、せっかく観光や出張、接待で行く機会があっても情報がありすぎて「何を食べたらいいの?」と迷う人もいるのでは。そこで今回は、名古屋グルメの定番からディープなものまで、名古屋に行ったら一度は絶対に食べてほしいおすすめを厳選して紹介します!

1. うなぎ職人の匠の技が凝縮して作られる「ひつまぶし」

まずは名古屋グルメの代表格とも言える「ひつまぶし」。名前の由来の通り、細かく切ったうなぎとご飯を大きなおひつでまぜて(まぶして)食べる料理です。

ひつまぶしの成り立ちは諸説あり、昔、大きなおひつで大人数向けに「うなぎ丼」を提供していたところ、うなぎだけ食べてご飯を残す人が多かったことから、「うなぎを細かく切ってご飯に混ぜてしまおう!」と考えたのが始まりだとも言われています。
おすすめのお店は、地下鉄・伝馬町駅から徒歩約5分、140年以上の歴史を誇る老舗「あつた蓬莱軒」。行列が絶えない名店の一つで、日本の風情を感じさせる外観は料亭としての風格をそなえています。
あつた蓬莱軒のひつまぶしは、うなぎの鮮度を損なわないよう、わずか数秒でさばく“包丁技”。ふっくら焼き上げるために欠かすことのできない“串打ち”。そして備長炭の炭火で芳ばしく仕上げる“焼き”。うなぎ職人熟練の技が結集して作り出される至極の料理なんです。

最高級の備長炭で焼いた香ばしい香りと、食欲をそそる秘伝のたれ。蒸さずに焼く関西風の調理法なので、口に運ぶと表面はサクッ、中はふんわりの格別な食感と味を堪能できます。

2.味噌のコクと麺の歯ごたえが美味しい「味噌煮込うどん」

名古屋めしの中でも代表的なグルメ「味噌煮込うどん」。コクのある味噌つゆと歯ごたえのある麺がクセになる、名古屋の家庭料理の一つです。
古くから愛されてきた家庭料理だからこそ、その味を守り続ける老舗で頂いてみたいもの。

おすすめは、明治40(1907)年に創業した「山本屋本店」。名古屋市中村区にある老舗の煮込うどん専門店です。趣のあるのれんから、その歴史を感じさせてくれます。
このお店の味噌煮込うどんは、鰹節専門の職人が管理するコクのある至高の味噌つゆと、吟味された小麦粉と水だけで練り上げるシコシコした麺がとにかく絶品。一度食べたらクセになる人が続出しています。

熱々のうどんをふぅふぅ冷ましながらほおばるのが名古屋流。〆は味噌つゆの中にご飯を入れて食べるのもおすすめです。

3. ワインに合うあっさり味の「味噌おでん」

八丁味噌をベースとした香ばしい味噌の風味が特徴の「味噌おでん」も名古屋の人気ご当地グルメの一つ。名古屋の味噌おでんは甘みのある汁が一般的ですが、ソムリエが経営する店で「ワインに合う」というコンセプトで提供されている、あっさり味の味噌おでんが人気なんです。
地下鉄栄駅のすぐ近くにある「カモシヤ」が、そんな味噌おでんを提供しているお店。和情緒漂う町家風のお店は敷居の高さも感じますが、おでんメニューは90円(税込)~と想像よりずっとリーズナブルなのが嬉しいところ。
砂糖やザラメ、みりんを一切使わず、シジミと牛肉で取ったダシに赤ワインと八丁味噌を合わせたオリジナルスープがこのお店の最大の特徴。甘く仕上げるとワインが苦く感じられたり酸っぱく感じられたりするため、あっさり味に仕上げていますが、そのことでより具材の味が損なわれずに楽しめるんだそう。

大根やすじ煮、こんにゃくなど定番メニューからトマト、アボカドといった変わり種の味噌おでんとワインは一度味わってみたい組み合わせです。

4.見た目も味もインパクト抜群「きしめん」

「味噌煮込うどん」と並び名古屋の代表的な麺グルメ「きしめん」。何といっても特徴は、平打ちにした幅広麺。麺が伸びないよう、茹で時間は一般的なうどんの約半分となっています。
せっかくなら、一度見たら忘れられないような「幅広系」きしめんを提供するお店を紹介します。

地下鉄・桜山駅から徒歩約5分。昭和30(1955)年に創業し、この町の住民に親しまれている昔ながらの麺類食堂「芳乃家(よしのや)」。豊富なメニューを取り揃えていますが、ここは迷わずきしめんをオーダーしましょう。
こちらがそのきしめん。幅約2.5cmで一般的なものと比べると2倍ほどはあろうかという幅広い麺はインパクト大。モチモチさと意外にもするすると喉を通っていく麺の新食感で、食べ応え抜群です。

さらに、ムロ、サバ、カツオを伝統的なたまり醤油に合わせた、程よく濃い目で少し甘みも感じさせるダシとも相性が良く、ヤミツキになる味。名古屋に訪れたらぜひ本物を見て味わってくださいね!

5. 地元民もよく食べるB級グルメ「あんかけスパゲティ」

とろみとコクのある味わいが特徴の名古屋発オリジナルパスタ「あんかけスパゲティ」。昭和40年頃から広まったとされるB級グルメの一つです。
おすすめのお店は、地下鉄・栄駅から徒歩7分、伝統の味を守る「あんかけスパ」発祥のお店「そ~れ」。

茶色くとろみのあるソースの上に“いかにもこってり”な感じを強調するツヤツヤ光り輝く極太麺が豪快に乗せられたこのお店の「あんかけスパ」は、地元でも大人気。ソースは、玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモ、牛の粗挽き肉、そしてトマトピューレを煮込んだものをベースに、塩、胡椒、味の素を調合し、麺と絡みやすくしています。
さらに上記定番に加えて、このお店の創業当時の味を再現した胡椒の旨みをふんだんに使った「クラシック」と呼ばれるソースも提供中。ほとんどのメニューでこのソースも選べるので、初めて「あんかけスパ」を食べる人はクラシックソースであんかけスパ本来の味を楽しんでみてください。

6. 名古屋発祥、台湾人が作った「台湾ラーメン」

「名古屋めし」の一つとして知られる「台湾ラーメン」。名前に「台湾」と付くものの台湾には存在しないラーメンで、名古屋市千種(ちくさ)区にある「味仙 今池本店」が元祖・台湾ラーメンの名店です。
台湾ラーメンの誕生は昭和40(1960)年代。元々は創業者である台湾出身の郭明優(かくめいゆう)さんが、台湾の担仔麺(たんつーめん)をベースに辛くアレンジし従業員のまかない用として作ったものが始まりだと言われています。
見ただけで汗がぶわっと出てきそうな赤い見た目が特徴の、台湾ラーメン。実は辛いのはスープではなく、上に乗った挽肉。唐辛子やニンニクと一緒に煮込んだ挽肉とニラによる香味は辛さだけではない味わいで、人気も頷ける一品です。
ちなみに味仙は愛知県内に11のグループ店があり、一番座席数が多い「味仙 矢場店」では激辛仕様の台湾ラーメンを「イタリアン」や「アフリカン」、辛さ控えめになると「アメリカン」と命名。多様な食文化を持つ名古屋らしいユニークなメニューで展開しています。

7. 名古屋の新名物「元祖台湾カレー」

台湾つながりでおすすめしたい名古屋の新名物が「台湾カレー」。名鉄犬山線・木津用水駅より徒歩約5分、その名も「元祖台湾カレー」で食べられる、新感覚のカレーライスです。
名古屋では「台湾〇〇」を謳うお店が増えていますが、このお店の店長曰く、その始まりは先ほど紹介した味仙の台湾ラーメン。そして、最近の「台湾〇〇」ブームの火付け役となったのが、名古屋市に本店を置く「麺屋はなび」発祥の台湾まぜそば。そしてこのお店「元祖台湾カレー」は、麺屋はなび監修の台湾カレー店だそう。
台湾カレーのポイントとなるのは、牛肉・豚肉の合い挽きにたっぷりの唐辛子やニンニク、醤油を加えて炒めた「台湾ミンチ」。

その台湾ミンチを迎え撃つカレールウは、十数種類の香辛料と、ミキサーにかけたニンジンと玉ねぎ、ジャガイモが入った野菜たっぷり系。辛く、味付けの濃い台湾ミンチとのバランスを考慮し、野菜の甘みを生かしたマイルドな仕上がりです。隠し味には西京味噌をほんの少し。香辛料の尖りを和らげてくれるのだそう。

目の覚めるような辛さを楽しんだ後は、乗っている九条ネギやニンニク、黄身と一緒に食べるとまた違う味に。一度で何度もおいしい台湾カレーはクセになること間違いなしです。

8. 実は独自の文化が発展している名古屋「カレーうどん」

名古屋でうどんといえば味噌煮込うどんが有名ですが、実はカレーうどんもご当地グルメとして大人気。「極太麺」「スープが鶏ガラベース」といった名古屋独自の文化が作られています。
名古屋カレーうどんを食べるなら、おすすめしたいのが市営地下鉄名城線・黒川駅から徒歩約5分、静かな住宅街にある創業40余年の老舗「本店 鯱乃家(しゃちのや)」。看板にもある通り、カレーうどんが名物のお店です。
多いと1日100食を超えるこちらのカレーうどん。魚介系の出汁と動物系の出汁の割合を半分にしたダブルスープがモチモチした優しい弾力の極太うどんとよく絡み、ズルズルと箸が進みます。豚肉やかまぼこ、ハスネギといった具との相性も抜群。

〆にライスを注文してカレーに投入すれば、即席リゾットの出来上がり。老舗で味わえる名古屋独自のカレーうどんをご堪能あれ。

9. 身体にもお財布にも優しい名古屋の朝ごはん「モーニング」

名古屋といえば忘れてはいけないのが、モーニング。今では色々な場所で見かけるようになったモーニングサービスも、名古屋が発祥の地と言われています。絶品グルメに舌鼓を打った翌朝はモーニングで一休みしていきましょう。
名古屋市東区にある「甘味喫茶 おかげ庵 葵店」は、全国展開している「コメダ珈琲店」の姉妹店。こちらのモーニングセットはドリンク料金のみで「おにぎりセット」「トーストセット」「お茶の子セット」の3種類からオーダーできるというお財布に優しいシステムで、天井の高い落ち着いた店内も開放感がありモーニングにぴったりの空間です。
定番の「トーストセット」では、愛知県の名物ともいうべき小倉トーストが味わえます。小豆は北海道産のものを使い、パンは自社工場で焼き上げたこだわりの一品です。
朝は和食派、という人には「おにぎりセット」がおすすめ。握りたてのおにぎりとほうれん草の味噌汁は旅先では特においしく感じられるはずです。

甘いものに目がない人は、ショーケースの中から好きな和菓子を1つ選べる「お茶の子セット」をどうぞ。

10.栄養満点!地鶏の王様と呼ばれる「名古屋コーチン」

名古屋が誇る、日本三大地鶏のひとつ「名古屋コーチン」。卵もお肉も普通に買おうとすると一般的な鶏の何倍もする高級食材です。

最近は名古屋めしの盛り上がりもあり、定番の手羽先や親子丼、スイーツまで、名古屋コーチンを使った多彩なメニューを食べられるお店が増えてきています。
中でも名古屋コーチンを手軽に食べられると人気のお店が、「名古屋コーチン食堂」。直球のネーミングですが、朝9時からの営業で、モーニングはもちろん、親子丼や名古屋コーチンの鶏がらスープと卵を使った「名古屋コーチン卵とじラーメン」、「名古屋コーチン玉子サンド」などを提供しています。
また「名古屋コーチン食堂」の隣りの「なごやか市場」では、名古屋コーチンの卵やお肉、お土産品などを販売。毎月28日は“ニワトリの日”として名古屋コーチンの卵の割引販売もあるそうです。名古屋コーチンをちょっとだけ食べてみたいという人にも訪れやすい場所です。

11. がぶりと頬張りたい!「エビフライサンド」

「えびふりゃー」と親しみやすい呼び名もある通り、名古屋グルメの中でも忘れてはいけないのがエビフライ。さすが国内有数のエビ漁獲量を誇る愛知県だけあり、名古屋市内にはエビフライを提供するお店がたくさんあります。
中でも気軽に寄れて食べ歩きに最適なのが、地下鉄栄駅にある地下街「サカエチカ」。飲食店だけでも名店がずらりと並ぶグルメスポットです。その一角にある有名老舗喫茶「コンパル」では名物の「エビフライサンドイッチ」が大人気。
トーストした食パンの中にはシャキシャキキャベツとふんわり卵焼き、そしてぷりぷりのエビフライが3本も入ったボリューム満点のサンドイッチ。がぶりと頬張るとタルタルソースとカツソースの甘辛さがよく絡み、口の中が至福の食感と味で満たされること間違いなし。

テイクアウトも対応しているため、お土産にもおすすめです。

12. 天ぷらとおにぎりの良いとこ取り「天むす」

エビ繋がりでおすすめしたい名古屋グルメといえば、天ぷらをおにぎりにした「天むす」。同じく地下街「サカエチカ」にある「地雷也(じらいや)」は現在では数少ない天むすの専門店。
テイクアウトの場合は5、10、33個入りがあり、味はノーマル・黒米・高菜入りのものとそれぞれ3種類。バリエーション豊かで色々な味を試してみたくなりますね。
最大の特徴は一口で食べられるお手頃サイズ。お米に対して天ぷらが大きいのでぷりぷりしたエビの食感が味わえ、ちょっと贅沢した気分です。しっとりした衣もご飯と合ってついつい手が進んでしまいます。

テイクアウトの場合は帰りの新幹線でビールのおともに、自宅で食べる場合は温めるとより一層おいしいですよ。

13. エビ好きにはたまらない!えび三昧の「海老まぶし膳」

エビフライにエビの天むすなど、名古屋の人は無類のエビ好きなのではと思うほど海老を使った料理が多いですよね。ここでさらに紹介したいエビ料理が、「海老まぶし膳」というエビづくしのお食事が食べられる御膳です。
「海老まぶし膳」を提供しているのは、創業150余年を誇るえびせんべいの名店・桂新堂本店の地階にある御食事処「百福庵(ひゃくふくあん)」。前菜として活き車えびの料理と玉子焼きが運ばれ、食べ終わるのを見計らって椀物、吸物、海老まぶし、最後に季節のえびせんべいが順に運ばれてきます。
海老まぶしの1膳目はそのまま車えびとご飯の中に入った赤えびそぼろの旨みを楽しみ、2膳目はだし醤油に柚子胡椒などの薬味を加えて、3膳目はほんのり温められた玉子をまぶして、4膳目にだし汁をかけていただきます。

全部食べ終わるまで約1時間ほどかかるので、ゆったり時間をかけてえびづくしのお料理を堪能しましょう。

14.名古屋から日帰りで行ける離島・篠島の「しらす」「穴子」

ここで少し、名古屋市の近場で食べられる絶品グルメもご紹介。愛知県に3つある離島の一つ「篠島(しのじま)」は、日本有数の漁獲量を誇る「しらす」などの海の幸が豊富。近年では「穴子」も美味しいと評判なんです。
しらすは篠島の名産品で、水揚高は漁港単位では日本でもトップクラス!島内には生しらす丼を食べられる店がたくさんあります。

おすすめは、お食事処「ちりめん亭」の「生しらす丼」。ご飯としらすの間にネギやシソ、ミョウガ、かいわれなどの薬味を敷きつめることで、ご飯としらすが直接触れず、生臭さはなし!釜揚げとは違う、つるっとした食感とねっとりした甘みがクセになる美味しさです。
注目の穴子は、篠島で唯一「穴子」尽くしのコースを提供している「あなごの宿 三船亭」がおすすめ。お寿司や天ぷらのほか、お刺身などが付いた御膳も提供しています。

豪快な見た目で食欲がそそられる穴子の一本寿司は、時間をかけて丁寧に炊かれた煮穴子がふわっふわ。口に入れると、ほろりととろけます。タレの甘さもくどくなく、食べ終わった途端、お代わりがほしくなるほど後味も軽い!お土産にしたいほど絶品です。

15. スーパーで買えるディープなご当地グルメ

「名古屋めし」を食べ尽くしたら、地元の方に愛されるディープなご当地グルメはいかがですか?最後は地元スーパーに売っている、お土産にもぴったりの商品を紹介します。
地元民なら知らない人はいない「スガキヤ」のカップラーメン。名古屋を代表するソウルフードは、東海エリアを中心に販売されていて、実は全国区の商品ではないことを知らずショックを受ける人もいるほどの愛されっぷり。

しなやかでもっちりとした⾷感の麺と、お店の味を再現した和⾵だしのきいたとんこつスープが特徴です。自分用に一つ、お土産用にもう一ついかがでしょうか。
こちらは愛知県を中心とした東海地方の郷土菓子「⻤まんじゅう」(通称⻤まん)。⾒た⽬が⻤の⾦棒のようにゴツゴツしているから名付けられたとも言われており、地元の方にとっては家庭や給⾷での定番おやつとして親しまれているそうです。

⼩さくカットしたサツマイモに⼩⻨粉と砂糖と⽔を混ぜて蒸すだけという素朴なお菓子ですが、入荷後すぐに売り切れることもあるそうで、一度は食べてみたいディープなご当地グルメですね。
いかがでしたか。名古屋グルメの定番から地元民しか知らないディープなものまで紹介しましたが、一度来ただけではとても回りきれないお店と魅力がいっぱいです。豊富な食文化を持つ名古屋らしい、「うみゃー」な旅に出かけましょう!
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

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