ぶどう狩り特集

日本の名城15選!絶対に行っておきたいお城まとめ

2018.02.08 更新

大河ドラマや「日本100名城」の選定などメディア報道の影響もあり、近年大きな盛り上がりを見せている城ブーム。スタンプラリーやSNSとの連動企画も相まって、今や女子が公式ガイドブック片手に城めぐりをする姿も珍しくありません。そこで今回は、一度は絶対に訪れたい、必見の日本の名城をご紹介します。

1.美しさだけじゃない、秘話が散りばめられた【名古屋城】(愛知県)

年間約174万人(2015年度)もの人が訪れ、名古屋のシンボルとして知られる「名古屋城」。徳川家康の命令により1610(慶長15)年に建てられた名城は城めぐり初心者には絶対に外せない定番スポットです。
天守閣をバックにした撮影スポットは、連日人で大賑わい!立派な石垣に近づくと刻紋(こくもん)と呼ばれる、工事を担当した大名や家臣が他の石材と区別するために付けたマークが570程もあるなど、名古屋城には歴史を学べる要素が満載。
天守の中では実物大の金鯱(きんのしゃちほこ)に乗って写真撮影が楽しめるなど、体験エリアも人気です。

2009年から復元工事が始まった「本丸御殿」は、2018年6月に全体が完成予定。現在も一部復元工事が行われていて、今しか見られないレアな工事現場を見ることもできますよ(写真は2016年10月取材時の状況)。
お城の歴史秘話なども知りたい、という方は観光ガイドボランティアと一緒に歩くのもおすすめ!大正の頃は宮内省の管理下にあったため「名古屋離宮」と呼ばれていたなど、誰かに話したくなるエピソードをいくつも聞くことができます。

【名古屋城へのアクセス例】
地下鉄名城線 ・市役所駅下車 、徒歩約5分
名古屋市バス・名古屋城正門前バス停降りて直ぐ

2. 石垣から歴史を垣間見る【大阪城】(大阪府)

緑色の瓦に金の鯱の輝きが印象的な大阪城は、現在も大阪の中心街にある日本三名城の一つ。歴史は深く、敷地も広いためボランティアガイドに案内してもらうのがおすすめです。
豊臣秀吉が築いた城といわれていますが、実は現在の天守は徳川幕府が造ったものだそう。1615(慶長20)年の「大坂夏の陣」により焼失し、再建した後に今度は落雷で焼失……。こういった秘話が聞けるのもガイドツアーの良いところですね。
徳川時代のものがそのまま残されている石垣は圧倒的なスケール。大手門付近にある石垣の左側はランダムに、右側は整然と積まれたように見え、造られた時期が違うことからこのような現象が起きているのだとか。
▲大手門正面にある巨石「大手見附石」は人と比べるとこの大きさ!

ほかにも、迫力ある立派なお堀や大正時代の精巧な修正技術が垣間見える大手門の修理跡など、見所たくさんの大阪城は散策しているだけで楽しめます。

【大阪城へのアクセス例】
地下鉄谷町線・谷町4丁目駅下車 、徒歩約18分
JR森ノ宮駅下車、徒歩約18分
京阪電車・天満橋駅下車 、徒歩約20分
大阪市バス・大阪城大手前バス停降りて直ぐ

3. 雄大な障壁画と庭園が魅力の世界遺産【元離宮二条城】(京都府)

京都市中心部の中京区に位置し、「古都京都の文化財」として世界文化遺産にも登録されている二条城。廊下を歩けばキュキュっと音がする“うぐいす張り”の廊下は修学旅行で行った人も多いのではないでしょうか。
京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として徳川家康により創建された二条城は、約400年の歴史を持ちます。現在天守はないものの、二の丸御殿をはじめとした美しい建築物の数々と広大な敷地内に広がる庭園は、四季を感じる京都らしい味わい深いお城です。
▲写真提供:元離宮二条城事務所

二の丸御殿内は見事な障壁画が描かれた部屋が数多く存在します。中でも御殿内で最も格式が高いといわれ、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜(よしのぶ)が大政奉還を発表した歴史的な場所・大広間はその奥行きと障壁画「松鷹図」が息を呑む美しさ。
▲写真提供:元離宮二条城事務所

城内の敷地が広く、見所も多い二条城。存分に堪能したい人は、二の丸御殿内にある自動ガイダンスや案内板を活用しながら、ゆっくり巡るのがおすすめです。

【元離宮二条城へのアクセス例】
地下鉄東西線・二条城前駅下降りて直ぐ
京都市バス・二条城前バス停降りて直ぐ

4. 優美な大天守と景色を楽しむ【姫路城】(兵庫県)

日本100名城にも選定されている兵庫県姫路市の国宝「姫路城」は、世界中から観光客が訪れる言わずと知れた観光スポット。JR姫路駅からも城が見え、徒歩20分ほどで行けるアクセスの良さも魅力です。
美しい天守は補修や修復を行いながら、なんと1609(慶長14)年当時のままの姿を残しています。見所は何と言ってもその美しさ!「白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)」の愛称はシラサギが羽を広げたような優美な姿からきていると言われ、鮮やかな白の城壁、精巧に建てられている大天守は見事としか表現できません。
▲(写真提供:好古園)

また、姫路城の敷地はとても広く、城の周辺にも散策スポットがたくさん。
中でも姫路城の南西に位置する日本庭園の「好古園(こうこえん)」は風情ある景色を楽しむことができる人気スポット。秋にはライトアップされた紅葉を見ることができるなど、天守見学とあわせて散策したいスポットです。
着物を着てぶらりと歩くユニークなガイドツアーもあるため、どっぷりと姫路城の魅力に浸かりたい人はこちらもぜひ参加したいところ。
また、専用のスマホアプリをダウンロードすれば城内のARが楽しめるほか、城内解説、地図を表示できます。気になる人はぜひ使ってみてくださいね。

【姫路城へのアクセス例】
JR姫路駅下車、徒歩約20分
神姫バス・大手門前バス停下車、徒歩約5分

5.幻想的な雲海に会いに行く【竹田城跡】(兵庫県)

兵庫県朝来(あさご)市にある山城「竹田城跡」は「日本のマチュピチュ」とも評される雲海の絶景スポットとして有名ですが、城自体は石垣や竪堀(たてぼり)のみで、実は建物は残っていません。それでもあの幻想的な風景を一目見に、全国からたくさんの観光客が訪れます。
島々が雲の海に浮かんでいるように見える雲海は、良く晴れた日の早朝に発生しやすいと言われています。その美しさは是非生で見てほしいですが、時期的な問題や気候条件が合致しないと雲海は発生しないため、出合えた人は幸運の持ち主といえそうです。
天守台から見る夜明け前の景色も絶景で、麓の町の灯りを包む雲海はまるでオレンジのオーブのように幻想的。9月下旬~12月上旬の早朝が雲海の発生しやすい時期のようで、運試しにもなる「竹田城趾」、一度は見てみたいですね。
(毎年1月4日~2月28日の期間は登城禁止)

【竹田城跡へのアクセス例】
JR播但線・竹田駅下車、天空バス・中腹第2駐車場バス停下車、徒歩約20分

6.コントラストが美しい漆黒の城【松本城】(長野県)

長野県松本市に位置し、国宝としても名高い「松本城」は現存する日本最古の五重天守。北アルプスの山々を背景に堂々と構える雄大な姿は、また一味違う美しさです。
白と黒のコントラストが見事な外壁には、黒漆(くろうるし)が塗られています。これは豊臣秀吉の大阪城が(当時)黒で統一されていたことから、秀吉への忠誠のしるしなんだとか。美しい漆黒の城として維持するために、黒漆は毎年塗り替えられています。
天守は戦国時代と江戸時代の櫓(やぐら)が複合された天守群となっており、これは日本唯一のものだそう。エリアによって異なる築城技術が見られるのも松本城の魅力。無料で案内してもらえるボランティアガイドは希望に沿った所要時間や内容で案内してくれるので、ぜひ活用したいところですね。
また、松本城付近にはレンタル着物店もあるので、タイムスリップした気分で、風情ある街並みを散策するのもおすすめです。
【松本城へのアクセス例】
JR篠ノ井線・松本駅下車、徒歩約15分
松本周遊バス「タウンスニーカー」松本城・市役所前バス停降りて直ぐ

7. 千本桜と赤瓦が美しい【鶴ヶ城】(福島県)

福島県会津若松のシンボルである鶴ヶ城は「難攻不落の名城」とうたわれ、戊辰戦争などの舞台となった城。大河ドラマ『八重の桜』にも登場したことで話題になりましたね。

最大の特徴は真っ白な城壁に赤い瓦が印象的な天守閣。日本で唯一の赤瓦をまとった天守閣はとても雄大で、全国の城郭の中でも屈指の美しさを誇ります。
桜の名所としても有名な鶴ヶ城は毎年4月頃になると約1,000本の桜とのコラボを見せてくれます。夜にはライトアップされ、鶴ヶ城と桜が幻想的に輝く絶景が見られるため、ぜひ春に訪れてみたいスポットですね。

【鶴ヶ城へのアクセス例】
JR会津若松駅下車、周遊バス(ハイカラさん、あかべぇ)・鶴ヶ城入口バス停下車、徒歩約5分

8.まさに難攻不落!戦のための城【松山城】(愛媛県)

現存12天守のうちの一つであり愛媛県松山市のシンボルである松山城は、現在でもロープウェイやリフトを使って上がり坂道を登ってたどり着く、まさに難攻不落のお城として有名です。

わが国最後の完全な城郭建築とも呼ばれるその入り組んだ作りは見所いっぱい。城内にはいくつも鉄砲や矢で敵を射るための狭間(さま)があり、石垣はどの角度からも敵を攻撃できるよう、屏風のように幾重にも折れ目が続く、まさに戦のための城。
また、天守内には甲冑の試着体験や刀の重さを体感できるコーナーがあり、心も体も戦国武将になった気分を味わえます。見るものすべてに戦いのしつらえがしてあるという松山城は、戦国時代をリアルに体験することができるここだけのスポットといえそうです。

【松山城へのアクセス例】
JR松山駅下車、市内電車・大街道電停下車、徒歩約5分

9.琉球の歴史を辿るパワースポット【首里城】(沖縄県)

世界遺産である「首里城」は、約500年にわたり琉球王国の中心地として歴史を築いた歴史ある城。沖縄県でも定番の観光スポットとして知られていますね。
鮮やかな朱色に彩られた正殿は、中国・日本双方の文化を取り入れた独自のスタイルで築きあげられました。南殿は薩摩藩の接待に、北殿は中国からの使者歓待のためという使い分けをされており、趣も全然違うというから面白いですね。
▲国王の象徴である龍の装飾は正殿の至る所にある

また、正殿に施されている龍を中心とした模様にも注目。中でも5色に輝く雲の模様は「彩雲(さいうん)」と呼ばれ、見た人には幸運が訪れると言われています。
▲世界遺産にも登録されている「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」もパワースポットの一つ

この石門は、国王が城外へ出掛ける際に道中の安全を祈願した場所で、現在も安全祈願にご利益があるとされています。

ほかにも正殿にたどり着くまでにたくさんの門が設置されており、それぞれ意味合いが違うので、1日6回行われる現地の無料ガイドと一緒に様々なパワースポットを散策するのも楽しそうです。

【首里城へのアクセス例】
ゆいレール・首里駅下車、徒歩約15分
路線バス・首里城前バス停下車、徒歩約3分

10.江戸時代にタイムスリップできる【丸亀城】(香川県)

香川県中西部に位置し、讃岐うどんで有名な丸亀市にある「丸亀城」も立派な現存12天守のうちの一つ。「石の城」とも称される風格たっぷりのその姿は全国の城めぐりでも人気のスポットです。
“日本一高い石垣”の上にそびえる、“日本一小さな天守”としても有名ですが、約60mもの高さを誇る石垣の上に立つ天守は、小さいながら凛とした風格に満ちています。

また、江戸時代には天守以外に数多くの櫓や門などがあり、亀山下の北西部には藩主が住んだ御殿があったと言われているので、大きなお城であったことがわかります。
城内散策は専用アプリ「よみがえる丸亀城」を使うのがおすすめ。このアプリで城内を見ると、高精度CGによる復元画像が映し出され、江戸時代の丸亀城の姿を見ることができます。

【丸亀城へのアクセス例】
JR予讃線・丸亀駅下車、徒歩約10分

11.今しか見られない、100年に1度の【弘前城】(青森県)

りんごで有名な青森県弘前市に位置する「弘前城」は東北で唯一、江戸時代の天守が残る名城。四季折々で美しい自然に囲まれ、桜でも有名なこのお城は国の重要文化財にも指定されています。
現在は100年に一度と言われる弘前城本丸下の石垣修理中で、一時的に天守閣が石垣から離れている貴重な光景を見ることができます。展望台からは、いつもは見ることができない津軽富士・岩木山と弘前城天守閣、そして春は桜のコラボという贅沢な眺めを楽しめますよ。
そのほかにも、散った桜が外堀一面に溜まってピンクの絨毯のように見える「花筏(はないかだ)」など、春の時期は特に見所多し。2018年はさくらまつり100周年ということで、ぜひ訪れたいスポットですね。

【弘前城へのアクセス例】
JR奥羽本線・弘前駅下車、弘南バス・市役所前バス停下車、徒歩約4分

12.日本最古の天守を味わう【犬山城】(愛知県)

愛知県北西部に位置する犬山市のシンボル「犬山城」は、織田信長の叔父にあたる織田信康が築いたと言われています。現在は天守のみが現存ながら、その天守は1537(天文6)年に建てられた日本最古とも言われる歴史あるお城です。
天守は地上4階、地下2階(石垣内部)、高さ19mの建物で、最上階からは犬山城下町や遠く名古屋の景色を一望できます。また、当時は天守の他に本丸の石垣や空堀があったそうですが、現在も戦国時代の爪跡が残る石垣などを確認することができますよ。
城下町に足を延ばして行ってみたいのは「三光稲荷(さんこういなり)神社」。お金を洗うと何倍にもなって返ってくるという銭洗い池や、ハート型のピンクの絵馬が大人気で、縁結びも期待できそうなスポットです!

【犬山城へのアクセス例】
名鉄犬山線・犬山駅下車、徒歩約20分

13.ひこにゃんに癒される【彦根城】(滋賀県)

滋賀県北東部に位置する彦根城は、国宝に指定された数少ない城の一つ。外観の美しさはもちろん、軍事面でも優れている点で高い評価がある名城です。
天守には「唐破風(からはふ)」などの装飾を駆使した屋根や寺院建築の要素なども取り入れられており、現存する他の天守にはない美しさだと言われています。また、まるで軍事要塞のように用意された敵を惑わすトラップがいくつもあり、戦国時代に大きく活躍したことがうかがえます。
そして彦根といえば是非会いたいのがゆるキャラの「ひこにゃん」。なんと毎日登場し、かわいらしいパフォーマンスを見せてくれるという神対応。子供も大人も楽しめる癒しスポットですね。

その他四季折々の美しさを感じる庭園など散策コースも充実しているため、ボランティアガイドにお願いしてしっかり彦根城を知るのもおすすめです。

【彦根城へのアクセス例】
近江鉄道・彦根駅下車、徒歩約15分

14.”水の都”を小舟で進む【松江城】(島根県)

島根県松江市のシンボル「松江城」は2015年に国宝に指定され、まさに今注目を浴びている名城です。美しい城下町もあり、お城だけではなく風情を味わう旅に出かけてみたいところ。
春は天守閣とピンク色の桜とのコントラストが美しく、屋根に乗っている高さ2mの鯱鉾(しゃちほこ)は日本現存の木造ものでは最大なのだそう。秋は紅葉、冬は雪化粧をした天守など、四季折々の表情を楽しめそうですね。
おすすめはお堀を小船でめぐる「堀川めぐり」。松江は「水の都」と呼ばれるほど水とともにある町並みが美しいスポットで、松江城周辺から城下町の見所をのんびりと見ることができます。

また、松江の歴史や名スポットを教えてくれる船頭さんの明るいガイドも魅力の一つ。小舟で楽々移動しながら、松江城を心ゆくまで堪能できますよ。

【松江城へのアクセス例】
JR山陰本線・松江駅下車、レイクラインバス・国宝松江城(大手前)バス停降りて直ぐ
一畑電鉄・松江しんじ湖温泉駅下車、徒歩約20分

15.見所満載!リニューアルされた【小田原城】(神奈川県)

日本100名城にも数えられる「小田原城」はその昔、武田信玄や上杉謙信といった武将でも攻め落とせなかった天下の名城として有名です。最近では天守閣の大規模な改修工事が終わり、2016年から一般公開が再開するなど城好きは絶対に外せないスポットです。
天守閣は白亜の壁が美しい、約40mもの高さを誇る小田原のシンボル。コンパクトに見えますが、近くで見ると迫力のある天守を感じることができます。
リニューアルされた天守閣の内部は巨大な絵巻の展示や江戸時代の小田原城を示す展示品が数多くあり、時間を忘れて見入ってしまいそうです。また、最上階からは小田原市内を一望することができます。

小田原城でも施設の情報や見どころを画面に表示するガイドアプリを公開中。観光の際にはぜひ使ってみたいところですね。

【小田原城へのアクセス例】
JR東海道線、小田急電鉄・小田原駅下車、徒歩約10分
日本の名城15選、行ってみたいお城はありましたか?最近では「続日本100名城」が定められるなど、ますます盛り上がりを見せそうな城ブーム。ぜひ一国一城の主になった気分でお出かけください!
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

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