群馬・草津温泉のランチ店3選 ~衝撃の大盛りそばから絶品ジビエまで~

2018.02.15 更新

日本一の自然湧出量を誇る草津温泉(草津温泉協会公表)。スキーやスノーボードの帰りに立ち寄ったり、街歩きを楽しみながら1日のんびり温泉につかったり。せっかくなら美味しいグルメも堪能したいですよね。今回は草津温泉で“絶品ランチ”が味わえるお店を3つご紹介します!

▲温泉地として有名な草津は、絶品グルメの宝庫なんです♪(「暖」の特製生姜焼定食)

湯畑すぐ目の前!元板前の店主が作る“極厚の生姜焼き定食”が人気の「暖」

まず訪れたのは、草津温泉のシンボルである「湯畑」のすぐ目の前にあるお食事処「暖」。元板前の店主が昭和55(1980)年にオープンしたお店です。夜はお酒が飲める居酒屋さんなのですが、そのほとんどのメニューがランチでもいただけるんです!
▲草津湯畑の向こうに見える白い3階建ての建物(写真一番右)2階に「暖」があります

なかでも一番人気が、「特製生姜焼定食」です。この定食を求めて、遠方から通っているファンも多いとか。湯畑目の前という立地の良さもあり、ランチタイムは行列必至です!
▲木のぬくもりに包まれた店内。お座敷とカウンター、奥の窓際にテーブル席もあります

さっそく「特製生姜焼定食」をオーダー!「人気の秘密は“門外不出のタレ”にあり。」そうおっしゃったのは「暖」の厨房にたつ、店主の奥様です。
奥様いわく、生姜焼きのタレは元和食の板前だった店主が「暖」を開店したときから継ぎ足してきた “秘伝のタレ”なんだそう。しかも、そのレシピは奥様にすら非公開だという徹底ぶり。じっくり秘伝のタレに漬け込まれた生姜焼きは、どんなお味なんでしょう……。
▲15分程で「特製生姜焼定食」1,500円(税込)が登場!

出てきた瞬間、「えっ!? これってステーキでは!?」というボリューム感にまずびっくり。とにかくお肉が分厚いんです。それもそのはず、地元群馬産の豚ロースを350gも使っているんですから!!生姜焼きの下には、群馬県嬬恋ブランドの新鮮な千切りキャベツがたっぷり入っています。
▲アップにすると、その厚さがお分かりいただけるでしょうか。とにかく肉厚ですよね!

焦げ目がつくぐらいカリッと炙られていて、ひとくち食べると生姜の風味とともに香ばしさが口いっぱいに広がります。そして、驚いたのがお肉の食感です。外はカリッとしているのに、中はふわ~り柔らかいんです。かむほどに肉汁がじゅわ~と出てくる絶妙な焼き加減です!
秘伝のタレは醤油ベースで、少し七味がきいているのか後味がピリッとしてお肉とも絶妙なコンビネーションです。
▲豚ロースは脂身も少なく、見た目よりもとってもヘルシー

さすが行列必至の絶品ランチ!気が付いたら、女子ひとりで350gをペロリと平らげてしまいました♪
▲「大根おろしとんかつ定食」1,500円(税込)。お皿からこぼれ落ちそうなほど肉厚なロースカツです!

続いて人気ナンバー2「大根おろしとんかつ定食」をご紹介!奥様によると、カップルや友達同士などでランチに来る場合は、「特製生姜焼定食」と一緒に頼んでシェアする方が多いんだとか。こちらも群馬産の豚ロースを使用しています。
▲衣と肉の割合は1:9ぐらいのレベル!肉厚の豚ロースがパンパンにつまっています。別添の「大根おろし」をたっぷりとのせていだたきます

揚げたてのロースカツはサックサクでとっても美味!生姜焼き同様、口でホロリとかみ切れるほどの柔らかさです♪別添の「大根おろし」にはゆずポン酢がかかっていて、ロースカツと一緒に食べるとほのかにゆずの香りも。ボリュームたっぷりではありますが、衣が薄く大根おろしの効果もあって、さっぱりといただけます。
▲満腹になったら、足湯でひとやすみ。お店から約20mの湯畑脇にあります

味もボリュームも大満足の「暖」。おなかいっぱいになった後は、湯畑の足湯でのんびりしたり、周辺のお店を散策しながら土産を選んだりするのもおすすめ。なおランチタイムに混雑で入れない場合は、ディナータイム(17時~)を狙ってみては。メニューは、一部のおつまみメニューをのぞきすべて同じです。

3代目の店主がつくる!新感覚“シェアスタイル”の絶品そば「三國家」

続いて訪れたのが、本格的な石臼挽きのおそばが楽しめる「三國家」。巨大露天風呂がある「西の河原温泉」へ通じる路地の一角です。店名の「三國家」は、伊勢生まれの初代店主が草津に来たときに、「三国峠」を超えてきたことにちなんで命名したのだそう。現在3代目の店主が、代々受け継がれてきた暖簾を守っています。
▲2006年にリニューアルしたばかり。草津の温泉街でひときわオシャレな外観です

ここで味わってほしい絶品ランチは、店名にもなっている名物「三國そば」。初代店主が「“普通のざるそば”では面白くないから、“みんなで仲良く食べられるそば”を作りたい」という想いから発案したとのこと。
なんとその量は驚愕の2.5人前!複数人でシェアするスタイルとなっています。もちろん1名でも注文できますが、かなりボリュームあるランチになりそうです。
▲「三國そば」はこのボリュームで1,080 円(税込)。2人でシェアしたら、1人あたり540円(税込)です!(つけ汁は別途かかります)

絶品そばに合わせるつけ汁は、「もり汁(スタンダードなつゆ)」432円のほか、オリジナルブレンドの3種類から好きなものを選べます。
上記写真の右から「都汁(みやこじる)」572 円、「田舎汁(いなかじる)」486 円、「天種汁(てんたねじる)」540 円(全て税込)。特に人気なのが「都汁」と「田舎汁」。店頭の木看板にも書かれている「味は都で田舎そば」の“都と田舎”からとったそう。
▲「都汁」はかつおだしの効いた醤油ベースのつけ汁。ダシがしっかり効いていて、刻んだ鴨肉が味のアクセントに
▲「田舎汁」は、信州みそや赤みそなどがブレンドされている味噌ベースのつけ汁。人参、ごぼう、大根など野菜がたっぷり入っていて、野菜不足解消にもよさそうです
▲「天種汁」は、海老と天かすがたっぷり入った濃厚魚介系。ふんわりと香る海老がアクセントになっています

なお、「三國家」のおそばは、店内の石臼で挽いた自家製のそば粉を一晩寝かせて手打ちした本格そば。太くてコシがあり、まるでつけ麺のよう。3種のつけ汁がとてもよく絡みます。
どれも美味しいのですが、味噌だれが好きな筆者としては、濃厚な「田舎汁」がおすすめ!せっかくならグループで訪れて、3種類のつけ汁を食べ比べてみてください。
▲どんぶりからはみ出す穴子に圧巻の「三國天丼」!このボリュームで1,058円(税込)というのだから驚きです!

続いて紹介するのが「三國天丼」。特筆すべきは、そのボリューム!どんぶりから穴子や海老がはみでるほどのデカ盛りです!1日30食限定ということで、訪れた日にはタッチの差で完売……。ぜひ今度食べたいと思います!
ちなみに「三國家」では、天ぷら盛り合わせ2,160円(税込)も提供。名物「三國そば」とセットで天ぷら盛り合わせを注文する常連さんも多くいるのだとか。
▲「そば茶プリン」1個216円(税込)。甘さひかえめなので、〆のスイーツとして最高です!

「三國家」には隠れ絶品スイーツも。風味の強い韃靼そば茶を、贅沢に使用したなめらかな「そば茶プリン」です。“店主の気まぐれ”で出しているそうなので、出会えた人はラッキーかも!?

そばを打つ水には草津白根山の雪解け水を使用、つけ汁のだしには信頼ある鰹節問屋から仕入れた良質な鰹節を使用するなど、素材にも徹底的にこだわった「三國家」。お食事の後は「西の河原温泉」で巨大露天風呂を堪能してみるのもおすすめですよ。

奥深きジビエの世界が気軽に味わえる!絶品イタリアン「リストランテ アル・ロドデンドロ」

最後に訪れたのは、草津生まれのシェフがつくる絶品イタリアンのお店。湯畑から徒歩10分程度の別荘地にある隠れ家レストラン「リストランテ アル・ロドデンドロ」です。1969(昭和44)年に開業した日本で最初のペンション「綿貫ペンション」の1階にあるこちらのお店では、地元の食材にこだわった本格イタリアンのコース料理を楽しむことができます。
▲「日本最初のペンション:綿貫」の看板が目印です
▲半地下にある店内。薪ストーブに火が点り、まるで隠れ家に訪れたよう

ランチは1,650円、2,600円、3,800円、5,400円の4種類のコースから選べます(全て税込、予約をおすすめします)。今回は前菜(スープ付)・パスタ・デザートによる2,600円(税込)コースをいただきました。どのお料理にも地元でとれた食材がふんだんに使われています。
ちなみに、このお店の自慢は、通年で提供される“ジビエ料理”。鹿や猪といった野生肉の料理をコースの中で堪能できます。
▲この日の2,600円コース(税込)。ひとつひとつが丁寧に作られていて、ボリュームも満点。※その日の食材によって料理の内容は多少異なります

前菜は、旬の食材に合わせてその都度メニューを変える “シェフのお任せプレート”です。地元産のじゃがいもを使ったチップスやイタリア産の生ハムなど9種類もあり、どれから食べようか迷ってしまうほど。
▲ちょうど食べごろになった「猪の生ハム」を入れてもらいました

猪は地元の猟師さんからまるまる1頭購入し、解体から熟成まで全てシェフが行った渾身の逸品です。「1頭仕入れると、料理に合わせた肉の切り方ができるのが良いですね」とオーナーシェフの綿貫龍秀さん。熟成された生ハムは噛めば噛むほど味が深くなり、ワインとの相性もピッタリです。
▲イタリアとフランスで計3年間ほど修行した綿貫さん。お話がとても面白く、ジビエの調理法など、裏話をたくさん聞かせていただきました

そもそも、綿貫さんは「もっと手軽に美味しいジビエを味わってほしい」という想いからこのお店をオープンさせたそう。初心者はなかなか入りにくい“ジビエ”の世界。そんな方でも美味しく食べられるように、綿貫さんはクセや臭みが少なく、美味しく食べられるジビエ料理を季節ごとに厳選して提供してくれます。
なかでもランチコースでおすすめなのが、メインのジビエを使ったパスタ!
▲地元産の鹿肉と地元で採れた天然キノコのスパゲティー

ミンチされた鹿肉がイタリア産パスタとよく絡みます♪食べてみると、たしかに臭みがまったくありません!
ちなみにキノコは、綿貫さんのお父さんで、綿貫ペンションのオーナーでもある綿貫昭男さんが地元の山で採取した“シモフリシメジ”。マツタケよりおいしいと言われている天然キノコです。
▲群馬県産の小麦を使用した自家製パン。細長いグリッシーニが緑色なのは、群馬でよく採れる“熊笹”という野草を練りこんでいるから

お客さんの到着に合わせて焼いているという3種のパンには、5種類の香草とフランスの海塩入りの自家製ラード、またはイタリア産黒トリュフ風味のオリーブオイルを付けていただきます。自家製ラードはバターより濃厚で塩気もちょうどよく、パンとの相性バツグンです!
▲シェフ特製デザートと自家製の小さなお菓子。ドリンクもセットになっています

デザートは4種類からチョイスできます。ベルギー産チョコレートケーキは、濃厚なチョコレートの味わいがエスプレッソと良く合いました。青いお皿にのっているのは、メインのデザートと一緒に提供される焼き菓子と群馬産の花豆煮です。

野菜からジビエまで地元産にとことんこだわり、丁寧に作られたランチコースにおなかも心も大満足!温泉とイタリアンという組み合わせも新鮮で、草津の新しい一面も楽しむことができました。ぜひ“美味しいジビエ”を食べに訪れてみてください。
以上、草津温泉の絶品ランチ店3選をお届けしました。草津温泉は全国的に有名な温泉地ですが、美味しいグルメの宝庫でもあります。温泉でゆったりしつつ、絶品ランチを味わってみてくださいね!
takeko

takeko

普段はIT系ディレクター、時々ライター。趣味は美味しいお店開拓(でもすごく方向音痴です…)。学生時代は一人海外旅行が大好きで、行く先々ですぐ友達を作っちゃうタイプでした。社会人になり全国各地へ出張に行く度に、その土地の美味しいグルメと人に会う楽しみを覚え、現在も休みがあればどこかしらに旅に出ます。最近のブームは日本酒。いつかマイボトル酒が作りたい!と思ってます。

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