倉敷美観地区の夜をロマンチックに彩るライトアップナイトツアー

2017.12.19 更新

岡山県が誇る観光地、倉敷美観地区は「夜」もおすすめです。江戸時代の天領の面影を今に残す町並みが美しくライトアップし、昼とは違う町の表情にグッと大人の倉敷を垣間見ることができます。創作フレンチにショットバーなど、デートにもおすすめな夜ならではの楽しいスポットをご紹介します。

▲キャンドルの灯りでいただく絶品創作フレンチもご紹介

夕暮れまでのひと時、美観地区を散策

取材は10月の中旬。ライトアップをより楽しむため、夕方になる少し前に倉敷を訪れました。

かつて江戸幕府の直轄領(天領)だった倉敷。倉敷川を中心とする川沿い一帯には、塗屋造りの町家や白壁土蔵造りの町並みが多くつくられました。今では「美観地区」として大切に保存され、その風景を楽しむことができます。

そんな美観地区に、夕暮れまでの時間を過ごすのにもってこいのスポットがあるんです。
倉敷川沿いの備前焼専門店「陶慶堂本店」の脇にある狭い小路を入ると、隠れ家のように佇むおしゃれな建物が見えてきました。こちらが、「くらしき宵待ちガーデン」。夕方以降に楽しめるスポットとして2015年にオープンしました。
▲1階にある「パーラー果物小町」。岡山自慢のフルーツを使ったソフトクリームをはじめとしたスイーツメニューが充実
▲朝採りいちごのトライフル(1,000円・税込~)
▲フォトジェニック!「パンケーキフルーツ添え」(900円・税込~)

スタッフの衣装は大正ロマンな雰囲気で、レトロなおしゃれ感も楽しめておすすめです。

※フルーツの種類は時期により写真と異なります。
くらしき宵待ちガーデンの施設内には、このほかにイタリアンレストランやギャラリー、散策できる竹林庭園もあります。
▲庭先にある竹林

夜間にはライトアップもされており、22:30まで開放しているそうなので、後でまた見に来たいと思います。

マジックアワーからぐっと表情を変える天領のまち

時刻は17:30。夕焼けが西の空に沈み、美観地区が闇に包まれるころ、倉敷はまた違う美しさをみせはじめます。
倉敷美観地区のライトアップ(夜間景観照明)は、世界的に有名な照明デザイナーである石井幹子(いしいもとこ)さんのプロデュースによるもの。倉敷市と周辺住民との協力によって定着してきたそうです。
▲タイムトリップしたような錯覚を覚える路地裏。白壁となまこ壁が美しい

とことこ歩いているうちに、気づけば辺りの暗さは一層濃くなり、いよいよ夜間照明の美しさが際立ってきました。なんだかワクワクした気持ちになります。
▲倉敷美観地区がある本町や東町界隈は、町並み保存地区でありながら暮らしの場でもある。約200世帯がこの地で住まいを構える
▲倉敷川の水鏡に映る町並みの美しさを独り占め
先ほど訪れたくらしき宵待ちガーデンも素敵にライトアップ。竹林の灯りが幽玄な雰囲気を醸し出します。

キャンドルの下で楽しめる絶品フレンチ「キャンドル卓 渡邉邸」

お散歩していたら、おなかがすきました。倉敷美観地区のメインストリートから10分ほど倉敷駅方面へ歩くと、見えてきました、大正ロマンあふれる蔵が。
「キャンドル卓 渡邉邸」は、古民家を改装した一軒家レストラン。キャンドルのあかりの下、フレンチをベースにした月替わりの創作料理がいただける完全予約制のレストランです。あたたかな灯りに誘われるよう、門をくぐると…。
はわー!照明のほとんどがキャンドルです。その数100個以上!あたたかい光は物理的にもふわっとぬくもりを感じます。ここでフルコースをもてなされるなんて、スーパーロマンチック!
食前酒にいただいたのは、岡山の地ビール「真備竹林麦酒(まびちくりんばくしゅ)醸造所」のフルーティーですっきりさわやかな味わいの「ささ」、黒ビール風のオリジナルである「やた」です。(写真のグラスは「やた」、ともに864円・税込)

今回は「10月のシェフおまかせコース(6,156円・税込)」をいただきました。
▲旬魚の大根ロール カリフラワーソース

まずは小前菜。旬の鰆(さわら)の刺身に大根をはじめとしたフレッシュな野菜が彩られ、食欲をそそります。
▲ホタテとビーツのパイ焼き

前菜には、焼いたホタテとビーツの下にパイ生地を敷いた、こちらもビーツの彩りがおしゃれな一品。ホタテとビーツの柔らかさとパイのさくさく感で、食感も楽しめました。
▲南瓜のスープ アールグレイとラベンダー

続いては、さっぱりしたかぼちゃのスープに、アールグレイの茶葉とラベンダー、そしてカモミールのムースを浮かべています。口に運んだときにふわっと香るアールグレイとラベンダーがかぼちゃの甘さを引き立たせます。
▲ポーククロティー・プリンスオルロフ

メインはジューシーで柔らかいポークのロースト。シンプルですが味わい深く、一口ひとくち、ゆっくりと頂きました。
▲栗のマルジョレーヌとカシスソルベ

最後にデザート。繊細なパイの層にたっぷりクリームが挟まったミルフィーユと、隣には甘酸っぱいラズベリーシャーベットが添えられていました。

皿数が多くいろいろと楽しめて、分量もちょうどよく、ほどよくおなかが満たされました。はじめてキャンドルの灯りがメインの空間でごはんを食べたのですが、想像よりもずっと素敵で、料理もキャンドル効果でより美しくテーブルに映えました。

倉敷の真髄はバーできわめる「Salon de Ric's」

食事の後、さらに夜を楽しもうと、今度はバーに向かいます。

大人の表情を見せる「倉敷美観地区」に心から酔いしれたい。そんな女子におすすめのバーが「Salon de Ric's(サロンドリックス)」。
▲倉敷川沿い、奥まったところにある隠れ家バー

古民家の蔵を再生した、雰囲気の良いショットバー「Salon de Ric's」は、照明もあたたかい色で明るく、女性ひとりでも訪れやすいと評判です。
▲気さくなマスターが好みぴったりのカクテルでおもてなししてくれる
▲秋のおすすめカクテルは「和梨のレンチ75」(左/1,600円・税込)と「ほうじ茶香るモンブラン・カクテル」(右/1,300円・税込)

旬のフルーツなどを使うため、季節によってメニューが変わるオリジナルカクテルは選ぶのも楽しい!ほかにもウィスキーをはじめ、たくさんの種類のお酒が揃っています。
美味しいお酒とマスターとの程よい会話に心がほどけます。

新たな縁が広がるゲストハウス「有鄰庵」

ほろ酔い気分で今宵の宿へ。ゲストハウス&カフェ「有鄰庵(ゆうりんあん)」は築100年の古民家を活用した宿泊施設。日本だけでなく世界各国から旅人が集まっていて、今晩はハンガリー人のバックパッカーと同室でした。

訪れた人たち同士の出会いと交流を最も大切にしており、入り口兼カフェスペースは夜遅くまで宿泊客が集います。お互いの旅を語り合い、倉敷の夜は深まっていきました。

番外編:倉敷美観地区は朝もサイコー!

おはようございます!朝のお散歩に出たら、有鄰庵の目の前で野菜の朝市が。倉敷近隣は農業が盛んな地域。とれたて新鮮野菜を買いに近所のひとたちが集まっていました。わたしもジモピーぶって、サトイモとレモンを買いました。
▲倉敷美観地区のシンボル・アイビースクエアも朝日を浴びてとてもきれい!

このように、倉敷美観地区の早朝も、とーーってもおすすめ。つまり、倉敷美観地区はぜひ宿泊してほしいスポットなのです。日中の賑わいはもちろん楽しいですが、夜の倉敷美観地区もぜひ滞在していただきたい魅力に溢れています。

撮影:片岡杏子
ココホレジャパン

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