山梨でプライベートエリア制のいちご狩り!「グルメいちご館前田」で5種のいちごを食べ比べ

2018.02.20

「フルーツ王国」として知られ、ぶどう、もも、すももの栽培面積や生産量が日本一と言われる山梨県(※1)。実はいちご栽培も行われていて、いちご狩りスポットが意外に多くあるのです。なかでも注目したいのが、残留農薬ゼロでいちごを栽培している「グルメいちご館前田」。12月から食べごろを迎えたといういちごを求め、甲府盆地の中央南部に位置する中央市へ向かいました。

※1)農林水産省「平成28年産果樹生産出荷統計」

時間制限なしで5種類のいちごを食べ比べ!

中央自動車道・甲府南ICから南アルプス市方面へ車で走ること約10分、広々とした田園地帯の中に見えてきたビニールハウスが「グルメいちご館前田」です。
▲グルメいちご館前田に向かう道路沿いにはこんな看板もあります

グルメいちご館前田がオープンしたのは2001年。館長である前田克己さんの「時間制限にとらわれず美味しいいちごをゆっくりと食べることはできないか?練乳をつけなくとも満足できるいちごはできないか?」という想いから、自分が行きたいと感じるいちご狩り農園を作ろうと決意したことに始まります。
▲3,000平米あるという大きなビニールハウス

同施設の魅力は4つ。「時間制限がない」「プライベートエリア制である」「9種類ものいちごを栽培している(別料金での試食も含む。年によって種類変動あり)」、そして何より「残留農薬ゼロのいちごである」ということです。
それでは早速、いちご狩りを体験してみましょう。
▲ワクワクしながら入り口の扉をくぐります
▲青々としたいちごの葉がどこまでも続いています!

ハウス内には、甘~いいちごの香りが広がります。前田館長曰く、「無農薬栽培でしか出せないいちご本来の香り」なんだそう。

受付を済ませると、ビニール袋とハサミを受け取ります。そのままでも十分甘いこちらのいちご。そのため、もちろん練乳はありません!園の楽しみ方やルールの説明を受け、いちご狩りのスタートです。
▲館長が自ら、こだわりや園のルールを説明してくれます

全てのお客さんを1人で案内している前田館長。忙しくて案内できないときでもお客さんに園の想いを理解してもらう為、ハウス内の所々に、可愛いポップを貼り出しています。
▲食べ方を分かりやすく説明してあります
▲お願い事項も掲示してあります

「農薬を使わずに栽培したいちごは、香りや味が格別です。その風味に驚かれるお客さんも多くいるんですよ。真面目に栽培していることを証明したくて毎年残留農薬検査も行っています。当園のいちご狩りは時間制限もないので、どうぞゆっくりと好きなだけいちごを味わって下さいね」(前田館長)
▲館長のモットーも掲げてあります

グルメいちご館前田のいちご狩りは、時間制限のないプライベートエリア制。ゆっくりと自分のペースで食べ比べを楽しんだり、写真を撮ったりできます。

ハウス内は右と左に大きく順路1と順路2のエリアに分かれています。この2つのエリアを順番に回ります。順路1では「章姫」を、順路2では「かおり野」「紅ほっぺ」「アスカルビー」の3種に加え、「ホワイトレディー」または館長が開発したという「ホワイトベリー」のいずれか1種を食べることができます。
▲各エリアを順番に回ります。順路2へ移動すると順路1に戻ることはできないのでご注意を

なお、ハウス奥にある順路3は、希望者のみ追加料金で利用可能なエリア。都内なら一粒800円程度で販売されているという希少価値のある「あかねっ娘」「愛ベリー」「サラダイチゴ」を1粒150円(税込・1品種につき1粒まで)で食べることができます。
▲全部で9種類のいちごを栽培。左上から「章姫」「かおり野」「紅ほっぺ」「アスカルビー」、左下から「ホワイトレディー」「ホワイトベリー」「あかねっ娘」「愛ベリー」「サラダイチゴ」

システムを理解したところで、早速いちご狩りスタート!まずは、順路1で「章姫」を楽しみます。
▲順路1「章姫」エリア。高設栽培なのでベビーカーや車いすでもゆったり通れる上、立ったまま綺麗ないちごを食べることができます

収穫のコツは全体が色付いたいちごを選び、優しく持ってヘタの上をハサミで切ること。ヘタを取って、ヘタの付いていた方からその場でパクリ。甘~い!果汁もたっぷりでみずみずしいです。子どもたちも自然と笑顔が溢れますね。
▲全体が赤く綺麗に色づいたいちごが食べごろです
▲収穫したいちごは見た目も美しい!

順路1を堪能した後は、そのまま順路2へ移って4種類のいちごを思いおもいに食しましょう。甘みの強いものや、香りと酸味のバランスの良いものなど種類によって味も風味もさまざま。
▲5種類のいちごを栽培している順路2(食べられるのは4種類です)
▲白いちご「ホワイトレディー」を収穫します。香り豊かで酸味もたっぷり!
▲ジューシーで甘いいちごに思わず笑顔が溢れますね

大粒な実の「紅ほっぺ」は、果汁が滴るほどのみずみずしさ。甘さやコクのバランスが抜群です。また、「かおり野」はさっぱりとした上品な味わいで女性に人気があるそう。
▲形も美しい「紅ほっぺ」
▲こんなに大きないちごも見つけました!
▲無駄なく大切に食べることも学びます

「いちごによって風味や味も全然違います。その違いを楽しんでみてください。お子さんや男性は、甘みの強い章姫や紅ほっぺ。女性は香りや酸味のあるいちごが好みの方が多いですね」と前田館長。
▲食べ頃を教えてくれる前田館長

順路3を希望する場合は、再び受付へ申し出て、館長の案内で向かいます。食べ頃を教えてもらいながら収穫しましょう。「愛ベリー」は、比較的粒も大きく艶があるのが特徴で、「サラダいちご」は、珍しい食感と甘すぎない味が人気。高級ないちごを自分の手で収穫できるのも貴重な体験です。
▲「あかねっ娘」は、別名「ももいちご」とも呼ばれていて、香りと甘みが強く贅沢な口当たりでした

ここでしか食べられない絶品スイーツも!

いちご狩りで満足してはいけません!ここでしか食べられないスイーツがあることもお忘れなく。
ハウス内の中央にある飲食スペースでは、「チョコレートフォンデュ」や、高級いちご「愛ベリー」とミルクジェラートを混ぜていただく「愛ベリーのジェラート」をいただくことができます。
▲国産のチョコレートを使用したチョコレートフォンデュ(1人500円・税込)
▲いちごとチョコレートの相性は抜群です

「愛ベリーのジェラート」は、香りと甘みと食感がたまらないまさに絶品スイーツです。提供されるのは、ミルクジェラートと愛ベリー3粒。まずはミルクジェラートだけを1/5ほど食べましょう。その後、ジェラートのフタの上でスプーンを使って愛ベリーを小さくカット。カットした愛ベリーをジェラートにのせて混ぜていき、いちごの香りが広がってきたらジェラートの完成!
旨みがギュッと詰まったさっぱりとしたジェラートは、人気があるのも納得の味わいです。
▲「愛ベリーのジェラート」(500円・税込)
▲混ぜながらちょうど良い食べどきを探してみてください
▲自分たちでやることがまた楽しいですよね
▲いちごの直売もあります。お土産にぴったり

いちご本来の美味しさを伝えていきたい

「本来のいちごの美味しさを伝える為に、ゆっくりと味わえるいちご狩り農園を作りたかったのです。プライベートエリア制なので、小さいお子さんを連れてくるファミリーが遠慮がちに過ごすことも、車いすが入れないなんていうこともここではありません」と前田館長。
「多くの人に無農薬いちごの魅力を知ってもらいたい」という思いから、4・5月は日中だけでなく夜営業(入園受付18~19時半)も実施しています。日中なかなか訪れることの出来ない若い世代を中心に、多くの人がいちご狩りを楽しめるのもこちらの魅力の一つでしょう。
「グルメいちご館前田」では、周りの人や時間を気にすることなく思う存分いちご狩りを楽しめます。無農薬栽培で育てたいちご本来の美味しさをたっぷりと味わいに出かけてみては?

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堀内麻実

堀内麻実

anlib代表。編集者/ライター。山梨県のおもしろくてかわいいモノ・コト・ヒトを女子目線で発信しています。 (編集/株式会社くらしさ)

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