札幌でスープカレー食べるならここ!地元ライターおすすめの3軒

2018.06.03

スープカレー発祥の地といわれる札幌には数多くのスープカレー店があります。お店により味わいや雰囲気などは千差万別、人により好みも分かれます。今回は、地元在住の筆者が日々市内のスープカレーを食べ歩いた中で、個人的にここは絶対おすすめというお店を3軒紹介します。どのお店も多くの人が訪れる人気店。それぞれスープの味わいや具材も異なり、特徴のあるお店ばかりです。ぜひ一度食べ歩きしてみて下さい!

札幌スープカレーおすすめ その1「Suage+」

1軒目は、札幌市内の繁華街にある「Suage+(スアゲプラス)」本店。地下鉄南北線・すすきの駅から歩いて約3分で行くことができます。隣のビルに2号店、郊外の円山地区に3号店もあります。
▲落ち着いた雰囲気の店内。スープカレーのいい匂いがふんわり漂っています

おすすめのポイントは、スープが美味しいのはもちろん、店名のごとく素揚げした野菜やお肉、さらにライスが絶品なんです。
野菜はゴロゴロッと大きなサイズで、一部の具が串に刺さっているのが「Suage+」のスタイル。
▲串揚げや串焼きを食べる感覚でパクリ

食材は北海道産に極力こだわっているそうです。野菜は、冬場など収穫がない時期をのぞいてほぼ北海道産。ライスも北海道産をメインに、美味しさと栄養バランスを考え、お店で精米した白米と玄米、古代米の一種で赤褐色をした赤米の3つをブレンドしたものを炊いて提供しています。
▲赤米が混ざっているのがわかります。ちなみに、スープカレーの食べ方にルールは特段ありませんが、一般的にはライスをスプーンですくいスープに浸して食べることが多いようです

では、早速オーダー。頼み方は以下の順番で。
1:鶏肉や豚肉など主に具材の違いで分けられたカレーメニューの中から1つを選ぶ
2:2種類あるスープ(すあげスープとイカ墨ベースの黒スープ)から好みの味を選択
※イカ墨ベースの黒スープは本店のみ。他店では黒スープのかわりに2号店はエビベースの赤スープがあり、3号店はココナッツベースの白スープがあります。
3:辛さとライスの量を指定し、好みでトッピングを追加

今回は、定番メニューの「パリパリ知床鶏と野菜カレー」をすあげスープで、リピーターに人気の「ラベンダーポークの炙り角煮カレー」を黒スープで味わってみます。辛さは一般的な中辛レベル、ライスは普通盛です。
▲定番の人気メニュー「パリパリ知床鶏と野菜カレー」(1,150円)。具材は、焼いた知床鶏と、ジャガイモ、ニンジン、カボチャ、ナス、マイタケなど
▲「ラベンダーポークの炙り角煮カレー」(1,150円)。主な具材は、ラベンダーポークの角煮、ジャガイモ、カボチャ、ナス、ヤングコーンなど
▲本店のホールマネージャー・佐々木寿紗実(ひさみ)さんと本店スタッフのイチオシは、イカ墨ベースの黒スープ!

「Suage+」の元となるスープは、タマネギを中心に、トマトペースト、ベーコン、ニンジン、脱脂粉乳などをミキサーで粉砕し、オリジナルのスパイスを入れて火にかけたのち、一晩寝かしています。

すあげスープは一晩寝かしたスープをそのまま使用しているので、タマネギなど砕いた野菜の食感や風味を感じ、野菜の甘さを楽しめる味わい。
▲オリジナルのすあげスープ。赤っぽい色をしているのが特徴
▲どろっとしたスープに野菜やお肉が絡むような感覚。知床鶏は、炭火で焼いているので皮がパリッと香ばしく、中のお肉は身がしまっていながら軟らかくてジューシー!

一方、イカ墨ベースの黒スープは寝かしたスープを濾してサラサラな状態にし、イカスミとバターを入れているそうです。さらっとした口あたりながらコクとうま味を感じる味わいです。
▲本店限定のイカ墨ベースの黒スープ。名前のとおり、黒っぽい色をしたスープです
▲お肉は、上富良野町産のラベンダーポークの角煮を炭火で炙っています。とろける舌ざわりと香ばしさを感じる角煮は“うまとろ”!

スープはどちらも絶品!甲乙つけがたいので、もしも2人で訪問するならお互い別のスープをオーダーしシェアするのがおすすめ。

さらに、これから先もリピートして訪れたいという方は、こちらのステッカーを購入するとお得なんですよ。
▲「Suage+ステッカー」(300円)。来店時にこのステッカーを見せると、コーヒーやチャイなどのドリンクをステッカー1枚に対し1杯サービス。有効期限はなんと永久!3店舗共通で利用できます

たしかに、リピートして食べたくなる美味しさ!野菜など素材の美味しさを感じるスープカレーです。

札幌スープカレーおすすめ その2「アジャンタインドカリ店」

次に紹介するのはスープカレーの老舗店、「アジャンタインドカリ店」。札幌市電・石山通電停から歩いて10分少々、住宅街の中にあります。
▲長いこと別の場所に店を構えていましたが、2017年春に現在の場所へ移転しました
▲オープンキッチンなのでカウンター席だと作る様子もよく見えます

ここがおすすめの理由は、スパイスとオイルが効いた、元祖スープカレーの味わいを楽しめるから。

スープカレーは1970年代に薬膳カレーとして登場し、その後スープのテイストや具材などさまざまな創意工夫がなされたものが続々と現れ広まっていった、と言われています。
アジャンタインドカリ店は、スープカレー黎明期から続く草分け的な存在。約40年前に登場した薬膳カレーのスタイルと大きく変わることなく元祖スープカレーを提供し続けています。
▲インドの雑貨などが並ぶ店内奥にある棚は、移転前のお店で長年飾られていたもの。常連さんが懐かしむそうです

はじめてこの店へ訪れるなら、看板メニューの「とりカリ」をオーダーしましょう。
▲「とりカリ」(1,100円)。具材はシンプルで、鶏モモ肉とニンジン、ピーマンのみ
▲ごはんの上にラッキョウが添えられているのがこのお店の特徴
▲鶏肉大きい!
▲鶏肉はかぶりついてもよし、ナイフを使ってほぐして食べてもよし

40種類以上のスパイスや薬膳の素材から作るスープは、オイルたっぷりにもかかわらず、かなりさらっとしています。スパイシーながら辛さもほどよくクセになる味!

リピーターに人気のメニューが「らむカリ」。
▲「らむカリ」(1,200円)。具材はラム肉とニンジン、ピーマンのみ
▲オイルたっぷり、うま味もぎっしり!
▲ひと口サイズのラム肉は軟らかくてジューシー。ラム肉特有の臭みも感じません
▲とりカリ同様、らむカリにも巨大なニンジンが入っています。ナイフでカットして食べます

らむカリのスープは、とりカリのスープにラム肉を入れて煮込んで作っています。ラム肉の出汁がたっぷりスープに溶け込んでいるため、とりカリとは全く違う味わい!スパイシーさは感じつつも、とりカリに比べるとかなりマイルドに変わっています。
▲もっと辛さを加えたい場合は卓上のマサラパウダーで好みの辛さに調整できます

オーダーの際に辛さ控え目、ライス少な目、オイルダク(増し)などの要望も可能ですよ。
▲元祖スープカレーは、オイルとスパイスを食べる(飲む!?)感覚!

昔ながらのテイストと味わいを受け継ぐアジャンタインドカリ店のスープカレー。わざわざ食べに行きたくなる伝統の味です。

札幌スープカレーおすすめ その3「スープカリー yellow」

最後に紹介するのは、繁華街の一角にある「スープカリー yellow」。地下鉄東豊(とうほう)線・豊水(ほうすい)すすきの駅から歩いて1分程度です。
お店の中にはDJブースやミラーボールがあり、スープカレーのお店とは思えない雰囲気。店内で音楽イベントを開いているわけではなく、オーナーの趣味だそうです。だからこそ、店内のBGMは音がいい!
このお店がおすすめという理由は、夜遊び気分の雰囲気を楽しめるということと、クリーミーで黄色いスープが味わい深く、うま味がとてつもなく濃厚ということ。
▲人気ナンバー1の「チキン野菜カリー」(1,200円)。スープもライスも黄色!

高圧釜を使用し、豚骨、鶏ガラ、香味野菜を126度・3.2気圧で調理。骨の髄まで素材のうま味を抽出し、さらに魚介出汁をブレンドしてうま味をプラス。そこへ13種類のスパイスを加え、唯一無二な黄色いスープを作っているそうです。
▲スープをスプーンですくってみると白っぽく見えます

ライスは白米のほか大麦、黒米、アマランサス、ターメリックなどをブレンドした9穀米。ライスにレモンを軽く絞り、白湯(ぱいたん)ベースの濃厚なスープに浸して食べると、さまざまな食感とうま味が口の中に広がります!
▲お酒を飲みたくなるような雰囲気のお店で、うま味がつまった極上のスープカレーを!
▲「チキン野菜カリー」には、骨付き鶏もも肉がどーんと1本!

チキンのほか、豚角煮や豆富、もつ鍋風などさまざまなメニューがあります。なかでもおすすめしたいのはこちら!
▲「殻ごと食べられる海老カリー」(1,300円)

ソフトシェルシュリンプのほか、むき海老や海老団子も入った、海老づくしのスープカレー。さまざまな海老を一度に楽しめます。
▲ソフトシェルシュリンプはタイ料理やベトナム料理などによく使われる、名前のとおり軟らかい海老。殻ごと頭からパクッ!

好みの具材のメニューを選び、濃厚なスープに浸して味わえる「スープカリー yellow」のスープカレー。みなさんなら何をチョイスしますか?
ラーメンが人によって好みのお店や味わいが異なるように、スープカレーも人により好みのお店やテイストは異なります。どこがいい・悪いではなく、嗜好の違い。今回紹介したお店・メニューも、筆者の個人的主観、好みです。
みなさんも自分好みのお店が見つかるといいですね!そのためにも、ぜひ各店巡って食べ比べをしてみて下さい!
※記事内の料金はすべて税込です
川島信広

川島信広

トラベルライター・温泉ソムリエ・イベントオーガナイザー/横浜市出身、札幌市在住。北海道内の全市町村を趣味で訪ね歩くうちに北海道の魔力に惹かれ、都内での雑誌の企画営業と執筆業務を経て北海道へ移住し独立。紙媒体やweb媒体などで主に観光や旅行、地域活性をテーマにした取材執筆と企画・編集を手がける。スイーツ好きの乗り鉄、日光湿疹と闘う露天風呂好き。

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