北菓楼 札幌本館で食べるべき限定スイーツ&ランチ!お土産探しも
札幌の有名観光スポット「赤れんが庁舎」や「大通公園」のすぐ近くにある「北菓楼 札幌本館」は、札幌観光でぜひ立ち寄りたいスポット。北海道土産の定番「北海道開拓おかき」や絶品のシュークリームをはじめ、ここにしかない限定スイーツなどがズラリ。カフェでは北海道の食材を使った素材感あるオムライスやキッシュなども必食!レトロで重厚な建物も写真映え間違いなし!札幌でのお土産探しやランチにここは絶対おすすめですよ。

北菓楼 札幌本館の最寄り駅は、札幌市営地下鉄の全路線が通る大通駅。歩いて5分もあれば到着します。このほか、JR札幌駅からは歩いて10分弱、観光名所の赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)は歩いて2~3分の距離なので、市内観光の際に立ち寄りやすい立地です。


北菓楼といえばシュークリーム!これはマスト、必食です!
お店に一歩入るときっと誰もがそう感じるはず!

さまざまなお菓子が並び目移りしてしまうのですが、ここはまずシュークリーム売り場へ。なぜなら、混雑する日は行列ができたり売り切れたりすることもあるからです。


数ある中からぜひ食べたいものが、札幌本館限定販売のこちら!

ひと口かじると、外はサクッと、中はしっとり。ギャップのある食感がよいです!カラメルがかかったアーモンドもいいアクセント。


スイーツ好きの人はさらにもう一品いかが?特にクリーム好きの人におすすめですよ。

実はこちら、北菓楼ブランドが北海道土産の定番になったきっかけの商品なんです。
北菓楼はお菓子の街として知られている北海道砂川市に1991(平成3)年オープン。その2~3年後に新千歳空港内にも進出しました。すると、キャビンアテンダントやパイロットが「北の夢ドーム」をお土産に何箱もまとめ買いするようになり、その様子を見ていた一般の人たちが注目し、口コミで広まっていったのです。

お土産にも自宅のおやつにも!おすすめ定番商品はこれ!
札幌本館では北菓楼製品のほぼ全種類が揃います。数ある商品の中からおすすめの定番商品を2つ、札幌本館限定商品を2つ紹介します。
定番商品の1つ目は、北菓楼でこれはゼッタイ外せないというこちらのお菓子。

「北海道開拓おかき」は北海道の素材を使ったおかき。2018年春現在で全7種類あり、さらに別途、期間限定で「野付(のつけ)北海シマエビ」味が販売されることもあります。ちなみに野付は知床と根室の間にあり、北海シマエビやホタテなどの産地です。

噛めば噛むほど味がじんわり湧いてくるような濃厚な味わいが特徴。その秘訣は、もち米に素材を練り込み一緒に杵でついているから。その後、乾燥や熟成、揚げなど7日間かけ手間暇かけて作っているそうですよ。

今回試食したのは、「えりも昆布」と「枝幸(えさし)帆立」と「増毛甘エビ」。それぞれ昆布やホタテの味わい、甘エビの濃厚なうま味などが口の中にじんわりと広がります。これはクセになる!
続いて紹介する人気の定番商品はこちら!

北海道産の小麦粉や生クリーム、風味の豊かな卵などを使い、職人が一本一本手作業で焼き上げるバウムクーヘン。焼き上げてから一晩寝かせて熟成させているそうです。
ふわっとした食感がありながら、かなりしっとり。パサパサ感がなく、これは革命的な味わい!
札幌本館の限定品もチェック!

ビターなチョコレートに、フルーティーなアプリコットの香りがふんわり広がるオトナな味。しっとりとした食感の濃厚チョコレートケーキです。濃い目のブラックコーヒーと相性よし!
もう一品は、ちょっと読みにくい商品名。

濃厚なキャラメルソース入りのスクエアチョコレートと、キャラメル風味が香ばしいラング・ド・シャクッキー。別々に食べてもよいですし、クッキー2枚でチョコレートをサンドして食べてもよし。1箱で2パターン味わえるんです!

滑らかなチョコレートとサクッとしたクッキーが混ざり合い、まろやかな味わいに!

ところで、このチョコサンドクッキーはなぜ「北海道廳立圖書館」という難しい漢字で図書館という名前なのでしょうか?
その答えは、この先を御覧あれ!
重厚な建物が美しすぎる!

長らく図書館として使われ、その後美術館などに活用された後、近年まで北海道庁の行政文書の保管庫になっていました。

その後、南側と西側の壁面と旧玄関ホールを補修・補強して保存。それ以外の部分は耐震性の問題から取り壊したうえで、建築家・安藤忠雄氏のデザインで新築。2016年3月に北菓楼 札幌本館としてオープンしました。


1階の売り場から2階のカフェに行くとき、大正時代にできた旧玄関ホールにある階段を利用できるのです!ここは歴史の趣を感じる絶好の撮影スポット!





建物鑑賞と記念撮影を終えたら2階のカフェへ。
絶品ランチとスイーツを食べ比べ!


ランチメニューはどれも北海道の食材を使った素材感あるものばかり。その中から3品を紹介します。
1品目はこちら!

お肉もキノコも、卵もライスもみーんな北海道産のオムライス。オーダー時に、卵を片面しっかり焼いたものか、半熟に焼いたものかを選べるのが嬉しいです。


続けて2品を紹介。

北海道産小麦とバターを使ったパイはサックサク!しっかり焼き上げられた中身は一つがベーコン&オニオン、もう一つは春夏がアスパラとコーン、秋冬がキノコ。ライトなメニューながらも素材感がズシッとくる一品です。

野付産のホタテが豪快に盛られたスパゲティ。クリームソースにもホタテの濃厚なうま味が凝縮、まさにホタテ尽くし!
最後にデザートメニューを2品紹介します。

選んだケーキは「和栗のモンブラン」(単品の場合は350円)。渋皮栗をまるごと生クリームで包み、しっかりした味わいの和栗ペーストを絞った、栗の存在感いっぱいのモンブラン。栗好きにはたまりません!

何層も重なった生クリームとソフトクリームに、チョコレートアイスクリームとともにバナナをトッピング。器の中の北菓楼特製コーヒーゼリーが心地よいビター感でよいアクセント!

北菓楼 札幌本館
北海道札幌市中央区北1条西5-1-2
[営業時間]1階店舗10:00~19:00、2階カフェ10:00~18:00(L.O.17:30)※ランチ(食事メニュー提供)は11:00~15:00
[定休日]1月1日
0800-500-0318
2018年4月、北菓楼の新店舗「KITAKARO L」がオープン!

「KITAKARO L」のL(エル)は、LABO(ラボ) = 研究室という意味。北菓楼がこれまで培ってきた技術や経験をもとに今までとは違った世界観を探求し表現しているお店です。カフェはありませんが、イートインは可。定番品はもちろん、より進化した限定品などの買い物を楽しめます。札幌本館とともに、こちらもぜひ立ち寄ってみましょう!
KITAKARO L
北海道札幌市中央区北1条西17-1-1
[営業時間]10:00~19:00
[定休日]1月1日
011-555-3737

川島信広
トラベルライター・温泉ソムリエ・イベントオーガナイザー/横浜市出身、札幌市在住。北海道内の全市町村を趣味で訪ね歩くうちに北海道の魔力に惹かれ、都内での雑誌の企画営業と執筆業務を経て北海道へ移住し独立。紙媒体やweb媒体などで主に観光や旅行、地域活性をテーマにした取材執筆と企画・編集を手がける。スイーツ好きの乗り鉄、日光湿疹と闘う露天風呂好き。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
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