札幌オリンピックミュージアムでスキージャンプ選手気分を体験!

2018.02.15 更新

「札幌大倉山展望台」は、1972(昭和47)年に冬季五輪札幌大会のスキージャンプ競技が行われた会場。今も現役施設ですが、競技などがない日は選手が使うリフトに乗ってジャンプ台の上から選手の目線で競技場と札幌の市街地を一望できるんです!さらに、ジャンプ台下にある「札幌オリンピックミュージアム」では、スキージャンプやボブスレーなどのリアルな疑似体験も!さあ、選手気分でテイクオフ!

▲(写真提供:札幌振興公社)

大倉山ジャンプ台の上へ行ってみよう!

札幌大倉山展望台は、札幌市西側の山の斜面にあるスキージャンプ台を活かした観光スポット。JR札幌駅から車で約20分、もしくは地下鉄東西線・円山公園駅からバスと徒歩合わせて約20分で行くことができます。
▲斜面にあるため駐車場から施設入口まで長いエスカレーターで上へ。雪国らしく、風雪から守るためドーム型のガラスのシェルターで覆われています
▲エスカレーターを降りシェルターを出ると札幌市街地が眼下に!

展望台まで上がるともっと景色がよさそう!ちょっとテンションが上がります。軽く記念撮影をして先へ進むと、ジャンプ台が目の前に!
▲スキージャンプ選手といえばあの人、とぱっと思いつく方々がみなここを飛び、記録を作ってきたと思うと感慨もひとしお!

ここはジャンプ台の下から眺めるだけではなく、ぜひ標高307mのジャンプ台の上にある展望ラウンジへ行って選手目線を体感したいです!早速行ってみましょう!
▲大会や公式練習がない日は、ジャンプ台の横にあるペアリフトでジャンプ台の上まで行けます(リフト料金往復:中学生以上500円、小学生以下300円)
▲頂上まで乗車時間は約5分。しばし空中散歩を楽しみます
▲進行方向右手にはジャンプ台が。選手はこんな急斜面に着地しているのですね!びっくり!
▲選手が踏み切る場所には五輪の紋章。ここがかつて会場だった証です
▲上へ行くにつれ少しずつ札幌市街地が一望できるように。でもリフト上では振り返りにくいので眺望の楽しみは展望ラウンジで

市街地を見渡す絶景とスキージャンプの迫力を楽しもう!

リフトの終点で降りると、右手に屋外の展望スペースと、屋内の展望ラウンジがあります。まずは展望スペースへ。
▲展望スペースからは札幌市街地を見渡す絶景が広がります!選手のスタート地点が眼下に。こんな急勾配に挑むのですね!改めてびっくり!
▲夏の景色も絶景!(写真提供:札幌振興公社)

次に、展望スペースより一段高い場所にある屋内の展望ラウンジへ入ります。
▲展望ラウンジからもガラス越しに絶景を楽しめます
▲テレビモニター型の電子望遠鏡もあります(約100秒間・200円)
▲札幌市街地にある「大通公園」と「さっぽろテレビ塔」を発見!

展望ラウンジ内の売店ではコーヒーやソフトクリームなどを販売しています。景色を眺めつつ、軽くひと息入れられます。
▲景色を眺めながら「夕張メロンソフト」を。このほかバニラと、バニラ+夕張メロンのミックスがあります(各350円)

スキージャンプ選手の目線で見渡す札幌市街地の絶景と、見下ろすジャンプ台の迫力。
選手はこの絶景を楽しむ余裕はあるのかしら?急斜面を見て足がすくんだり怖気づいたりしないのかしら?選手の勇気と度胸と根性に感服!ただただ、驚くばかりです。

「札幌オリンピックミュージアム」で選手気分を体感!

次はジャンプ台下にある札幌オリンピックミュージアムで、スキージャンプやボブスレーなどの模擬体験にチャレンジ!
▲札幌オリンピックミュージアムの入口は、駐車場から上ってきたエスカレーターを降りてすぐ左手にあります
▲館内の受付で入館料(高校生以上600円、中学生以下無料)を支払い、中へ

札幌オリンピックミュージアムは、オリンピックとパラリンピックの歴史を楽しみながら学べる施設。
▲2017年にリニューアルした展示ゾーンには、さまざまなウィンタースポーツ選手の用具や資料などが展示されています
▲映像でも知ることができます

ここで絶対楽しみたいのが、ウィンタースポーツの模擬体験!6種類あり、どれも無料。所要時間は1~3分とお手軽です。

大ジャンプなるか!スキージャンプの疑似体験にチャレンジ!

6種類のうち一番目立つのが「スキージャンプ大倉山」。大型映像スクリーンの前に立って、スキージャンプ選手の視点でラージヒルジャンプの疑似体験ができるシミュレーターです。
▲1階から2階まで吹き抜けのフロアの中央に位置する「スキージャンプ大倉山」

ジャンプ動作のタイミングやスキー板の動かし方など、一連の動きから飛距離や得点が発表されます。さて、大ジャンプなるか。いざ挑戦!

スキー板の上に立ち、両手で脇の棒を握り身体を前傾姿勢にしたら、係員の合図とともにスタート!
目の前の映像はジャンプ台を猛スピードで滑降中。踏み切るポイントに来たらジャンプ!ここではジャンプ動作のかわりに素早く身体を起こします。すると、映像は空中を滑降している風景に変わるので、すぐ足をV字に広げしばし空中飛行!
▲実際に飛んでいるわけではないのに、映像を見ていると本当に空中飛行しているみたい!

空中から見下ろす斜面の風景が近づいてきたら、両足を平行に揃えて片足を前に出すテレマークという着地動作をとります。無事着地をすると映像は斜面を滑り下りる様子に。少しずつ両足の前後を揃えるとジャンプ台の映像が終わり、ジャンプした結果が表示されます。

▲大ジャンプ!?の様子をここに公開!

この日、その時点でのトップの得点は160.5点で、以下158.4点、154.2点と続きます。私の記録は131.5点。残念、表彰台には届かず…!

まだまだ体験!目指せ、金メダル!?

スキージャンプ競技では、空中へ飛び出す直前の踏み切るタイミングが重要で、飛距離に大きく影響すると言われています。そのタイミングを選手になったつもりで体験できるシミュレーターが、「テイクオフ・タイミング」。
▲前傾姿勢で滑降風景が流れる映像を見つめ、踏み切るポイントが来たら実際にジャンプして床面の白地部分に着地!

ジャンプするタイミングがよいと映像には選手がジャンプに成功して喜ぶ場面が流れ、タイミングが悪いと選手が頭をかかえしゃがみこんでしまう場面が流れます。

私、5回も6回も連続してやってみたのですが、選手が頭をかかえこむ場面しか見ることができませんでした…。スキージャンプの素質と才能はないのかも…。

気を取り直し、残り4つの模擬体験にチャレンジ!
1つ目は、迫力と俊敏性を楽しむ「アイスホッケーゴールキーパー体験」。
▲アイスホッケーのゴールキーパーは全身各所に防具をつけてかなり重装備。こちらの体験では防具を装着しませんが、シュートの速さや迫力を体感!

シュートされたパック(球)が飛ぶ方向へ手や足を上下左右に動かし、方向が同じならセーブ、違っていたらゴールです。
▲映像の中のアイスホッケー選手が放つシュートを防ぎ、ゴールを守ります

1回の体験でシュートは5本。最後に何本防げたかの防御率が表示されます。
2回やってみた結果、ともに防御率80%!まずまずの結果!?

次は「ボブスレー滑走」に挑戦。
▲実物大の4人乗りボブスレーに乗り、正面の映像に合わせて体重移動でボブスレーを左右に動かしコーナリングを楽しみます
▲スタートすると、時速130kmで滑り降りる迫力ある映像が流れるとともに、壁から風が吹き出してくるんです

これは記録に挑戦するというより、選手視点で楽しむ競技の迫力が魅力!模擬体験といえどもこのスピード感は恐ろしくなるほどです。

▲風をきって滑走!

最後の2つは、スポーツの模擬体験らしく、ちょっと体力を使うシミュレーション。
1つ目は、実際に仲間同士で競い合うことを楽しめる体験、「クロスカントリースキー・レース」。
▲雪上のマラソンといわれるクロスカントリースキーの模擬体験。2、3人同時に参加すれば順位を競うことができますし、1人で参加して自分との闘いを楽しむのもアリ!

ストック代わりに左右のスティックを握り、スキー板を前後に動かし続けると前進。すると、正面映像内のコース全体図に表示されている自分のマークが、スタート地点からゴール地点へと動いていきます。動きを弱めると移動も遅くなり、一生懸命前後させると移動が速くなります。
これは仲間同士で競うとかなり燃えそう!

最後は、「スピードスケート・トレーニング」。
▲靴の上からかぶせる上履きを履き、上着を脱ぎ、気合を入れてスケーティング!

スピードスケートのトレーニング用スライドボードを使って、スピードスケート選手の運動量を実際に体感するというシミュレーション。たかが30秒の体験ですが、終わるともうヘロヘロ…。選手の体力はハンパないのですね。

スキージャンプをはじめ模擬体験をやってみると、テレビの中の世界しか知らなかったウィンタースポーツがとても身近に感じました。五輪競技の応援も力が入りそうです!

ランチにおすすめ!ジンギスカン&ラム料理

選手気分を思う存分楽しんだら、札幌オリンピックミュージアム向かいにある「クリスタルハウス」へ。1階にはお土産が買える売店、2階にはジャンプ台や札幌市街地を眺めながら食事を楽しめるレストラン「ラムダイニング大倉山」があります。
▲売店には北海道内のお菓子類のほか、オリジナルグッズも。こちらは販売額の一部が女子スキージャンプ選手の育成基金に活用される「美翔女(びしょうじょ)オリジナルタオル」(2,000円)
▲ラムダイニング大倉山からはジャンプ台が目の前に!(写真提供:札幌振興公社)

ここでは、上質なラム肉を焼いて、オリジナルのタレと薬味で味わえます。
▲ラム肉の厚切りロースとショルダーなどを楽しめる「生ラム2種と牛肉の盛り合わせ」(数量限定、1,900円)が一番人気!(写真提供:札幌振興公社)
▲夜になると、日本新三大夜景の一つに選ばれた札幌夜景の穴場スポットに!(写真提供:札幌振興公社)

※メニューは季節によって変更になる場合があります

スポーツにハマるかも!

各所見学し終えると、自分も何かスポーツを始めたい気分になります。
▲模擬体験をすると、もしかしたら自分も表彰台に上れるかも、なんて勘違いも!?

スポーツを身近に感じ、アスリートの凄さを実感!平昌(ピョンチャン)五輪の中継を見るのもより楽しくなります。冬季五輪札幌大会が開かれたこの地で、ウィンタースポーツの迫力を体感しましょう!
※記事内の料金・価格はすべて税込です
川島信広

川島信広

トラベルライター・温泉ソムリエ・イベントオーガナイザー/横浜市出身、札幌市在住。北海道内の全市町村を趣味で訪ね歩くうちに北海道の魔力に惹かれ、都内での雑誌の企画営業と執筆業務を経て北海道へ移住し独立。紙媒体やweb媒体などで主に観光や旅行、地域活性をテーマにした取材執筆と企画・編集を手がける。スイーツ好きの乗り鉄、日光湿疹と闘う露天風呂好き。

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