ブセナ海中公園で手軽に海を楽しもう!グラス底ボートで海中散歩

2018.03.26 更新

沖縄本島の中でも、ひときわ美しい海が広がる「部瀬名(ぶせな)岬」周辺。さまざまな海の生物が生息し珊瑚礁が発達するこの場所は、沖縄海岸国定公園に指定され、手つかずの自然が多く残ります。そしてこの海を、季節問わず、誰でも気軽に満喫できる方法がグラス底ボート。船にゆったり揺られながらの海中散歩へ、いざ出発!

▲(写真提供:ブセナ海中公園事業所)

無料シャトルバスから眺めるブセナの海

部瀬名岬のある場所は、沖縄県北部の名護市。東シナ海に突き出たこの岬には、大型ホテルや国際会議が開かれる施設などが集まり、沖縄を代表する一大リゾートエリアになっています。その中にある「ブセナ海中公園」は、1970(昭和45)年にできた老舗のレジャー施設です。
▲(写真提供:ブセナ海中公園事業所)

ブセナ海中公園の目玉施設が上の写真の「海中展望塔」と「グラス底ボート」の2つ。中でもグラス底ボートは、季節や年齢問わず、気軽に、しかもたっぷりと海の中を見られるおすすめアクティビティです。
まずは券売所でチケットの購入を。グラス底ボートの乗船は大人1,540円、中人(高校・大学生)1,230円、小人(4歳~中学生)770円です。海中展望台も観覧する場合はセット料金(大人2,060円、中人1,650円、小人1,030円)があるのでお得です。
▲バスのスピードはゆっくりなので車窓を楽しめます

グラス底ボート乗り場までは、シャトルバスで行くのが便利!部瀬名岬を巡回している無料バスで、乗り場はチケット売り場から目と鼻の先。毎時0分、20分、40分に出発しています。もちろん徒歩でも乗り場までは行けますが7分ほどかかります。天気がいい日であれば、歩いてみるのもおすすめです。
バスに揺られること約3分、グラス底ボートが見えてきました!このボートはクジラ型なのが特徴。写真は黒クジラですが他に白クジラの船が1隻あり、2頭共々愛嬌たっぷりに出迎えてくれます。

約20分の海の旅へ出発!

▲ついにグラス底ボート乗り場へ到着。桟橋を渡り、船の中へ!
最大36名まで乗れる船内は広々。中央のグラス底からは、すでにエメラルドグリーンの海が見えています!しかし驚くのはまだ早い。ここからが本番、約20分の船の旅へ出発!
船が魚の多いポイントまで進みます。その最中でも海中にはさまざまな魚が泳いでいますが、焦りは禁物。下を見ながら揺られていると、船酔いしやすくなりますのでご注意を。酔いやすい筆者は、外を見て気分転換中。
▲沖合へ進むこと約5分、ついに停泊。グラスから海を覗いてみると、いました!たくさんの魚が!
▲ここでガイドさんによる魚の解説が始まりました。少し大きめの魚がハマフエフキ。沖縄ではタマンと呼ばれ、刺身で食べると美味しい高級魚とのこと。縞柄の魚はオヤビッチャです
まるでシュノーケリングしているかのように、鮮明に、すぐそばで泳ぐ魚の姿を見られます。子供はもちろん、大人も大興奮間違いなし!
▲ふと外を見ると、船の周りに魚が群れをなして泳いでいる姿が
▲天気が良ければ追加料金200円で魚の餌付けを体験できます(写真提供:ブセナ海中公園事業所)

さらに船は別のポイントへ進みます。先ほどとは違った海の風景が広がり始めました。
▲こちらはサンゴが多く見られるポイント。ブセナの海のサンゴはグレーなのが特徴で、水深約10mの場所に、大きさも形もさまざまなサンゴが広がっています
▲よく見ると魚の姿も。ツノダシという、鮮やかな黄色がきれいな熱帯魚が泳いでいました

いよいよ、船の旅もラストスパート。岸へと少し戻りながら、別のスポットへ進みます。
▲小さくて宝石のように青く美しい魚がたくさん!浅いサンゴ礁に生息するルリスズメダイで、沖縄の海ではポピュラーな熱帯魚の一種

この海全体が国定公園で魚を獲ることが禁じられているため、魚の数も種類も豊富。季節によって見られる魚は変わりますが、延べ100種類ほどが生息しているそうです。約20分と短時間ながらも透明度抜群の海で多くの魚が見られるので、大満足の船旅を楽しめます。
▲船を降りて桟橋を歩いていたところ、水面付近にいたアバサー(ハリセンボン)を、ガイドさんがひょいとすくって見せてくれました

穴場の絶景カフェ「万国津梁館カフェテラス」

グラス底ボートを堪能した後、休憩にぴったりのスポットが「万国津梁館(ばんこくしんりょうかん)カフェテラス」です。
▲ボート乗り場のそばに入り口があるので、下船後すぐに立ち寄れます。ただし坂を登りますので、面倒な方は車で正面から入ってくださいね
こちらが正面。白い外壁と赤瓦の屋根が、青い空と海に映える美しい建物です。
実はこのカフェ、全部で6棟からなる万国津梁館という大きな施設の一部。2000(平成12)年に開催された九州・沖縄サミットのメイン会場だった万国津梁館が、今では国際会議や結婚式の会場になっており、その一部がカフェとしてオープンしています。
一歩足を踏み入れると、まず建物の立派な造りに圧倒されます。次に目を奪われるのは、何といってもこの景色!
▲どこまでも続く青い海と空、水平線が目の前に広がり、まさに絶景!
▲人気のテラス席。ハイシーズンには、テラス席の空きを待つ行列ができることも

このカフェは大々的に宣伝されているわけではなく、表通りに面しているわけでもないので、ハイシーズン以外で混雑することはほとんどありません。沖縄の海カフェの中でも穴場といえそう。メニューには沖縄そばタコライスなどの食事から、デザートやドリンクまで揃います。
▲一番の人気メニュー「琉球トリコロールパンケーキ(コーヒーまたは紅茶付き)」1,296円。紅芋アイスと黒糖アイス、マンゴー果肉ものってボリューム満点
▲こちらも人気!「ココナッツマンゴーアラモード」745円

ココナッツアイスがさっぱりとしているので、一人でもペロリと完食できるほど。特製のマンゴーソースが味をさらに引き立てます。
沖縄の透明感あふれる海を、お手軽に楽しめるグラス底ボート。そして美味しい食べ物と一緒に絶景を楽しめる万国津梁館カフェテラス。どちらも沖縄らしさが詰まった場所なので、ぜひ足を運んでみてください!

※記事内の料金・価格はすべて税込です
仲濱淳

仲濱淳

WORD WORKS OKINAWA シニアライター。東京で出版・イベント会社に勤務後、沖縄に移住。沖縄では観光情報誌やウェブマガジンの営業・編集を担当。沖縄本島のあらゆる観光情報を長年かき集め続けた経験を生かして、沖縄の魅力を発信すべくライター業を目下邁進中。

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