沖縄の最新おしゃれスポット!港川ステイツサイドタウンでカフェ&雑貨店めぐり

2018.04.11

沖縄には、おしゃれなカフェや雑貨店が近年急増中。中でも人気なのが、浦添(うらそえ)市の「港川(みなとがわ)ステイツサイドタウン(港川外人住宅街)」。「外人住宅」と呼ばれる家屋をリノベーションしたお店が軒を連ね、絶好のお散歩スポットとなっています。今回は、この外人住宅街でも特に人気の高い3軒のお店をご紹介。どこを切り取っても写真映え抜群!かわいくておしゃれな街歩きへご案内します。

まるでリトルアメリカ。古き良き街並みが広がっています

沖縄には、「外人住宅」と呼ばれる住居が数多く残っています。これは戦後米軍統治下時代に軍人やその家族が暮らした住居で、1960年代前後に主な米軍基地の近くにまとまって建てられました。那覇から車で約20分の場所にある浦添市の港川エリアもその一つ。
▲港川ステイツサイドタウンには2018年3月現在、約60棟の外人住宅が残っています。一棟ごとに貼られたハウスナンバーのプレートにさえも風情を感じます

徐々にアメリカ軍の関係者は住まなくなりましたが、その外国風の作りや広々とした間取りなどが人気となり、沖縄の人たちが住み始めるようになりました。
▲多くの外人住宅が元の姿を生かしつつリノベーションされています

そして2008年頃から、古き良き外人住宅の雰囲気を生かした店が次々とオープン。レトロな景観とセンスのいいお店を求め、多くの人が訪れるようになったのです。

【oHacorte】直径7cmの甘い誘惑。フルーツタルト専門店

港川ステイツサイドタウンに行ったら、まず訪れたいお店が「oHacorte(オハコルテ)港川本店」。この地に店が増え始めた頃からオープンしていた、外人住宅カフェのパイオニア的存在です。
実は店名は、この建物のハウスナンバーである「18番=おはこ」に由来しているそう。オハコルテの原点が、ここには残っているのです。
▲店内には「オハコブルー」と呼ばれる青色が多く使われています
▲外人住宅の特徴は、部屋数が多いこと。その部屋を生かしたイートインスペースが充実しています
▲晴れた日にはテラス席も開放されています。手作りの小屋は人気席なので予約がおすすめ
オハコルテの代名詞といえば、何といってもフルーツタルト。直径7cmという、大き過ぎず小さ過ぎない絶妙なサイズに作られたタルトの上に、旬のフルーツがたっぷり乗っています。焼き立てのタルトを求め、11時半の開店前から行列ができることもしばしば。
▲「八朔(はっさく)のタルト」と「季節のいろいろフルーツタルト」(いずれも734円)。八朔タルトは冬季限定。紅茶はポットで提供しています(ドリンクセット648円~)
▲キラキラと輝くような、日本中から厳選した旬のフルーツ。季節によってフルーツは変わります

オハコルテのタルト生地はとてもサクサクしているのが特徴。これは、上に乗るフルーツやクリームの水分で軟らかくならないよう、何度も焼いているため。出来上がってからしばらく時間がたっても、サクサクの食感を楽しめるのです。

さすがにタルトを飛行機で持ち帰ることは難しいですが、オハコルテには他にもたくさんの焼き菓子があるのでご安心を。かわいいオリジナルのパッケージはお土産に喜ばれそうですね。
▲「しあわせをはこぶとりサブレ」(6枚入り・777円)。バターの香りと優しい甘さが間違いのないおいしさ
▲「ヒラミーレモンケーキ」(5個入り・1,080円~)。ヒラミーとはシークヮーサーのこと。酸味の効いた大人のレモンケーキです

オハコルテはパッケージにもこだわります。レモンケーキはレモンイエローが美しい箱に、サブレやタルトはオハコブルーの効いた紐付きの箱を使うなど、捨てるのがもったいないものばかり。箱も含めて、素敵なお土産になりそうですね。

【Ptoots】沖縄の最新カルチャーが集まるセレクトショップ

次に紹介するのは、オハコルテの向かい側に立つ雑貨店「Proots(プルーツ)」です。このお店は言うなれば、沖縄の「今」がわかるセレクトショップ。オーナーが県内各地から探し出した選りすぐりの雑貨や加工食品が一堂に集まり、見ているだけでワクワクできる宝箱のようなお店です。
▲沖縄の焼き物であるやちむんや琉球ガラスなどの伝統工芸をはじめ、衣料品や小物、食品などがセンスよく陳列されています
定番土産の琉球ガラスも、プルーツの扱う商品は一味違う!老舗ガラス工房の「奥原(おくはら)硝子製造所」に特注したのがこちらのデザートカップ(1個・3,024円)。プルーツオリジナルのアイテムです。ぽってりとした厚みとラムネのビンのような水色が愛らしいカップは、手によく馴染みます。
こちらは、壺屋焼の窯元「育陶園」で作られている「kamany(カマニー)」というシリーズのやちむん(カップ&ソーサー各6,480円、丼各4,860円)。やちむんの伝統的な技法を取り入れつつ、現代の暮らしでも使いやすい重さと形に作られています。
個性派のお土産におすすめなのが、こちらの蝶ネクタイ。「HABERU(ハベル)」という沖縄のボウタイ・蝶ネクタイブランドが紅型(びんがた)作家の新垣(あらかき)優香さんとコラボレーションして作ったネクタイで、キッズから大人用のサイズまで揃います(1本・3,500円~)。親子で一緒に身につけてもおしゃれですね。
他ではあまり見かけないような加工食品も、数多く販売しています。文庫本にしか見えないこちらの商品は「沖縄食文庫」と名付けられた砂糖と塩。西表島(いりおもてじま)産のサトウキビでできた和三盆糖と粟国島(あぐにじま)の塩が、文庫本風のパッケージに入っています。各648円とリーズナブルなので、たくさん買って配るお土産にぴったり。
▲左から、黒糖せっけん(1個・900円)、波照間くろみつ(1個・500円)、黒糖ちんすこう(10袋入り・850円)

沖縄本島内ではプルーツでしか扱っていないのが、「波照間島(はてるまじま)星降る島の黒糖シリーズ」。上質な黒糖が使われたちんすこうやかりんとうなどのお菓子から石けんまで、幅広いラインナップが揃います。
▲左が黒糖かりんとう(600円)、右が黒糖ラスク(550円)
店内には喫茶スペースもあり、沖縄在住の作家による小さな展示会が随時開催されています。散歩の途中の休憩がてら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

【沖縄セラードコーヒー】コーヒー豆の専門会社が淹れる幸せの一杯

最後に紹介するのは「沖縄セラードコーヒー」。港川ステイツサイドタウンが人気の街になるずっと前からこの場所に店を構えるコーヒー専門店です。
▲座ってくつろぐカフェというよりも、気軽にテイクアウトできるスタンドスタイル

沖縄セラードコーヒーは、2018年で創業30年にもなる卸し専門のコーヒー会社。「美味しいコーヒーの淹れ方を知ってほしい」「自分の好みのコーヒーの味を見つけてほしい」という思いから、アンテナショップとして2015年にカフェをオープンさせました。
▲オオハシという中南米に生息する鳥が描かれたセラードコーヒーのパッケージは、沖縄のカフェなどでよく見かけます
▲大半のお客さんは豆の購入を目的に、この店を訪れます。まずは試飲して自分の好みの味を見つけてみて
▲店内で焙煎しているので、豊かなコーヒーの香りがいつも漂っています
▲注文があるたびに、一杯ずつハンドドリップで淹れてくれます
▲「ハンドドリップコーヒー」(480円)。好きなコーヒー豆を選べます

この店のコーヒーはほとんどが浅煎り。それは、浅煎りの方が豆の特徴をよりクリアに感じられるという考えから。セラードコーヒーらしい浅煎りの味を強く感じたいなら「セラードブレンドザセカンド」がおすすめです。豆の深みをしっかり感じながらも、すっきりと飲みやすく、苦いコーヒーが苦手な人でもゴクゴク飲めそう。
▲店長の末吉さん。今後は自社で栽培したコーヒー豆の販売も予定しているとか

「自分の好きなコーヒーの味がわかって、それを言葉にして伝えられれば、どこでも美味しいコーヒーが飲めます。そのお手伝いをしたい」と、店長の末吉さん。コーヒーの知識が豊富でとっても気さくな方なので、ぜひ気軽に質問を!
おしゃれでありながらも、そのレトロな佇まいに懐かしさをも感じられる街「港川ステイツサイドタウン」。沖縄にいながらにして異国情緒をたっぷり味わえる、不思議な魅力に満ちた場所です。今回紹介した以外にも素敵なお店がたくさんありますので、ゆっくり時間をとって散策してみてください。
※記事内の料金・価格はすべて税込です
仲濱淳

仲濱淳

WORD WORKS OKINAWA シニアライター。東京で出版・イベント会社に勤務後、沖縄に移住。沖縄では観光情報誌やウェブマガジンの営業・編集を担当。沖縄本島のあらゆる観光情報を長年かき集め続けた経験を生かして、沖縄の魅力を発信すべくライター業を目下邁進中。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

こちらもおすすめ

もっと見る
PAGE TOP