今年こそ行きたい!野外フェス 第2回 キャンプインフェスのお役立ちグッズ

2015.06.17

前回の記事でキャンプインフェスの基本が分かったところで、次は持ち物を考えよう。2回目の今回はキャンプインフェスにぴったりのウェアや道具選びについて。ポイントは、「自然条件に合わせる」こと。条件がいいときは、それこそ裸でもいいけれど、ひとたび雨が降るとそうも行かないわけで……。機能性の高いアウトドアブランド、登山用の道具から選んで「基本」を押さえ、そのうえで「遊び」を取り入れてみよう。


※本記事はアウトドアカルチャーのニュースサイト「A kimama」との共同企画です。

キャンプインフェスの「衣」

穏やかに晴れているときは、コットンやヘンプなど、肌触り、ファッション重視でもOK。日差しが強い場合に備え、つばの広い帽子や肩にかけるストールなど薄手の大きな布を用意しておこう。登山用の化繊シャツは汗をすばやく吸い取り、乾きが早い。メリノウール製のものは、肌触りがよく、体温を一定に保ってくれる。また、素材自体に消臭効果が備わっている。
絶対に忘れてはいけないのが登山用のレインウェア。「ゴアテックス」など、雨や風を通さず、内部の蒸れを逃がす防水透湿素材を使った製品を選ぼう。これらは2万円以上するなど高価だけど、はっきり言ってマスト! 標高の高いところでは、夏でも気温が低く雨にからだを濡らせば体温が奪われる。低体温症などの心配も高機能のジャケットを着ていれば、リスクを軽減することができる。
舗装されていないキャンプ場などで行なわれるフェスでの足元は、ソールのやわらかいトレッキングシューズがベスト。荒れた道でもしっかりグリップし、足を保護してくれる。ウェアと同様「ゴアテックス」製のシューズならば、少々の水たまりでもへっちゃら! 
「フジロックフェスティバル」など、足場の悪いフェスでは長靴があると大活躍する。もちろん晴れた日にはサンダルが欲しくなるのだが、スリッパタイプのビーチサンダルはNG。広いフェス会場をぐるぐる歩きまわるのには、スポーツサンダルが快適だ。

キャンプインフェスの「食」

キャンプインフェスといえば屋台めし!そう言ってもいいほど、いずれのイベントも「食」が充実している。開催地域の食材を使った郷土料理から、アフリカ、南米、アジアまで、幅広い国々の屋台めしを楽しめるフェスも珍しくない。実際、気になる店がありすぎて、開催期間中にすべての店をまわれない場合がほとんど。
一方で、自炊ができるフェスもある(キャンプサイトの注意事項を要確認!)。そんな場合、食材はもちろん、ストーブ(キャンプ用の小型ガスバーナー)やクーラーボックス、場合によっては七輪やBBQグリル、炭などを用意しよう。仲間と食事をつくったり、焚き火を囲んだり、さらに気持ちのいい時間が過ごせる。
いずれにしても用意しておきたいのは、マイ箸、マイカップ、マイボトルの3点セット。食事を店ですませる場合も、ゴミがでないよう、これらを持参したい。また、大きい水筒に水を汲んでおくと、水場が遠い場合の洗面や歯磨きに重宝する。

キャンプインフェスの「住」

キャンプ中の我が家となるのがテントだ。中で立てるぐらいの高さがあるテントは、居住性はよいが耐風性では劣る。風や雨に強いのは、登山用の小型ドームテント。将来的にアウトドアを楽しみたいという思いがあるならば、迷わずこちらを選ぼう。アウトドア専門店、登山用具専門店で取り扱っているテントであれば耐水性があり、剛性も十分だ。
テント設営のポイントは、平らで水はけのよい場所を選ぶこと。そして、すべての張り綱をきちんと張り、きちんとペグ(張り綱やテントを固定する杭)を打つこと。そうすることで初めてテント本来の剛性が発揮される。テントはシワなく張りが出て、風を受けても倒れず、雨が降っても浸水しにくくなるのだ。また、仲間とともにキャンプの時間も楽しみたい、という場合に重宝するのがタープ。タープがあればそこがみんなのリビングになる。フェスによってはタープ禁止!なんていう場合もあるので、注意事項を必ずチェックしておこう。
シュラフ(寝袋)は小さくたためるマミー型が便利。中綿が化繊のものは濡れに強く、ダウンのものはより温かく、コンパクトになる。忘れてはいけないのがマット。多少のでこぼこや、水濡れ、地面からの湿気や冷たさから背中を守り、安眠へと誘ってくれる。そして、あると便利なのが、小さな折りたたみチェア。一度濡れた地面は乾きにくいので、テントまわりで和むとき、会場の後方でまったりとライブを楽しむときにもグッド!

「キャンプインフェス7つの基本」、「キャンプインフェスのお役立ちグッズ」と2回にわたってお送りしてきましたが、いかがでしたか。雰囲気がつかめてきたところで、次回は2015年におすすめのキャンプインフェスをご紹介します。

今年こそ行きたい!野外フェス
麻生弘毅

麻生弘毅

カヤックやバックパッキングの旅が好きなアウトドアライター。アマゾンや北極圏など、でかい空が広がる世界でよろよろと旅をしてきた。お気に入りのフェスは「朝霧JAM」で、憧れは「バーニングマン」。フェイバリットバンドは怒髪天。著書に『マッケンジー彷徨』(エイ出版社)がある。

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