京都・桜が見えるレストラン決定版!東山~四条河原町エリアでお花見しながら食事を楽しめる店3選

2018.03.27 更新

お花見の名所は全国に数あれど、京都の桜は別格!艶やかな桜が古き良き町並みを風情たっぷりに彩ります。そんな京都には桜の名所だけでなく、桜を愛でながら食事を楽しめるレストランも沢山あります。そこで今回は、観光客に特に人気の高いエリアである東山・四条河原町にある桜の絶景レストランを厳選してご紹介。運が良ければ間近に桜を望める席でお食事ができるかもしれませんよ!

▲「和牛焼肉 徳」の店内からの眺め

【祇園縄手】絵巻物のように広がる桜&最高級の近江牛!週末限定近江牛ひつまぶしランチも

京都市内を南北に流れる鴨川の東岸、川端通と大和大路通に挟まれた「祇園縄手」エリア。祇園町発祥の地とされ、昔ながらの風情ある町並みが残るこのエリアにあるのが「和牛焼肉 徳」です。上質なA4、A5ランクの近江牛のほか、和風テイストを取り入れた本格的な韓国料理を提供する焼肉店です。
▲大きな窓いっぱいに広がる夜桜

建物の2階に店を構えるこちらでは、店の前の広場に植えられた桜の花を目線と同じ高さから見ることができます。幅4m、高さ3mほどの大きな窓一面に広がる可憐で華やかな桜の眺めに感動すること間違いなし!
ベストポジションは、窓際にある堀りごたつ式のテーブル席と、角部屋にあたる個室。人気席のため事前予約で席を確保しておくか、当日21時以降に問い合わせたうえで来店するのがベターです。
▲掘りごたつ式テーブルからは、照明に照らされた優美な夜桜を眺めることができる

こちらで提供しているお肉は、滋賀県の畜産農家・中川畜産から一頭買いで仕入れる近江牛。中川畜産は滋賀県下でも指折りの畜産農家で、160年以上の歴史がある老舗です。「中川さんの牛だから食べる」とやってくるファンもいるほど、高品質な肉質が支持されています。
▲様々な部位がたっぷり食べられる「春の花見宴会コース」(税込6,000円※2名より受付)

単品でも注文できますが、「お花見にぴったりの料理を」とスタッフの金森駿(しゅん)さんが紹介してくれたのが、毎年3月1日~4月末まで提供している「春の花見宴会コース」。赤身肉やカルビ、上タンにホルモンなどの肉に、季節の食材を使った前菜や農園直送サラダなどがつく豪華なコースです。日本三大和牛のひとつ、近江牛の美味しさを思う存分味わえます。
▲ジューシーで甘い脂と肉本来の美味しさが凝縮したカルビ

きめ細かなサシと赤身のコントラストが美しい肉は、焼くと香ばしい香りとともにピンク色の肉汁がじんわり。自家製の醤油ベースのタレを少しつけて食べれば、脂の甘みと肉の旨みがどっと押し寄せてきます。
▲ランチ限定の「認定近江牛ひつまぶし御膳」(税込1,830円)も見逃せない。フタを開けるとおひついっぱいのお肉にテンションアップ!

気軽に利用したい場合は、土・日・祝日のみ営業のランチタイムがおすすめ。
ランチ限定メニューの「認定近江牛ひつまぶし御膳」は、一面にお肉が敷き詰められた贅沢な逸品です。表面のみ炙ってスライスした外モモ肉の下には、海苔をまぶしたご飯がたっぷり。
肉は薄切りと厚切りからチョイスできます。噛むとほどよい弾力と柔らかさがあり、赤身の肉に合わせた甘辛いタレとの相性も抜群。
▲特製の和だしのテールスープをかけても美味しい。別添の特製牛だしや、薬味、漬物などで味を変えながら楽しめます

ランチでは、高級部位の近江牛ヘレを使った「認定近江牛のひつまぶし御膳~極みヘレ~」(税込3,800円)や、「近江牛 極上ユッケと雲丹のひつまぶし御膳」(税込2,800円)など、1日5食限定のメニューも人気です。
こちらの店は、八坂神社や清水寺などの人気スポットからも徒歩30分圏内とアクセス良好。京都観光のおともに、リッチなお肉を食べながらお花見というのもおすすめです。
▲鴨川沿いがピンク色に染まる

【四条河原町】京都ならでは!出汁の効いたおばんざいと高瀬川の桜を京町家で堪能

京都を代表する繁華街・四条河原町にほど近い木屋町(きやまち)を南北に流れる高瀬川沿いには、約200本のソメイヨシノが連なり、隠れた桜の名所として知られています。周辺には様々な飲食店も立ち並んでいるので、買い物帰りや食事のついでに立ち寄れる気軽さも魅力。川沿いの照明に満開の桜がぼんやりと浮かび上がり、ロマンティックな表情を見せてくれます。
▲幅2〜3mほどの小さな川沿いに、約1kmの桜並木が続く

その高瀬川と平行する、人ひとりが通れるほどの小さな路地に「高瀬川 くりお」はあります。狭い間口と奥行のある空間が特徴的な「京町家」を改装したお店です。
▲店頭に置かれた京野菜・九条葱が目印。阪急電鉄・河原町駅より徒歩約2分、京阪電気鉄道・祇園四条駅より徒歩約5分

桜が見える特等席は、高瀬川沿いにあたる窓際。1階席では足元に高瀬川が、見上げればソメイヨシノの枝が目の前に迫ってくるような感覚を味わえます。
一方の2階席では、視線と同じ高さにソメイヨシノの花が見え、まるで木に登っているような感覚に。階によって花の見え方が違うので、好みの席を探してみるのも楽しいですよ。
▲2階席では、手が届きそうなほど間近に桜を感じられる

同店の料理は、旬の美味しさを出汁で際立たせる和食スタイル。中でも8品の料理が並ぶ「京の伝統野菜と名物土鍋豆腐コース」(税込4,298円)では、筍や菜の花など季節の京野菜を使った煮びたしや葱ゆず雑炊をはじめ、出汁で味に深みをもたせた手のこんだ料理を味わうことができます。
▲日替わりの「京都で採れたお野菜の煮びたし」単品価格:税込918円(左から九条葱、さつまいもとゴボウ、人参と水菜、筍と菜の花、里芋)

5つの小鉢で登場する京野菜の煮びたしは、小鉢ごとに出汁や調理法を少しずつ変えるこだわりよう。昆布、鯖節、かつお節からとった基本の出汁に、九条葱の場合はみりんと醤油を足してやや甘口に仕上げています。一方のさつまいもは、そのまま火を通すとデンプン質や風味が煮汁に溶けてしまうため、予めグリルし表面を固めてから煮るといった具合に。
▲「名物 出来たての土鍋とうふ」単品価格:税込1,026円。外側は固め、内側はゆるゆるに仕上がる

「名物 出来立ての土鍋とうふ」も店主自慢の一品。13~14%の濃度の豆乳を使用した、濃厚な風味が特徴です。最初はそのままで、その後は別添の岩塩やだし醤油、九条葱を好みでかけていただきます。やわらかな口どけにほっとする味わいです。
▲「名物 葱ゆず雑炊」単品価格:税込1,026円。湯気の向こうに大きなゆずが見える

〆で提供される、期間限定の葱ゆず雑炊もまた絶品。鯛のアラを焼いて臭みを取り除き、昆布と合わせて2時間煮ると、昆布と鯛の極上の旨みが溶け込んだ “御馳走”スープが出来上がります。そこにごはんと九条葱、特大サイズのゆずを丸ごと入れて炊き上げれば完成。

隠し包丁を入れたゆずを好みでつぶし、ご飯と一緒に口に入れると、ゆずのさわやかな香りと果汁がご飯と溶け合い、えも言われぬ美味しさに。あっさりとした風味でいくらでも食べられます。
▲ディナー営業のお店なので、入店前に高瀬川沿いを散策してお花見するのもおすすめ

ほかにも黒毛和牛を使用したすき焼きコース(税込4,298円)や、京都の野菜を使ったお野菜のしゃぶしゃぶ(税込1,814円)などもおすすめです。
出汁の優しい風味にほっこり、高瀬川の桜にうっとり。せっかく京都を訪れたなら、和食で京都気分に浸りたい人もいるはず。そんな人に利用してほしいお店です。

【東山】目の前が桜色に染まる!自慢の情景とホテルメイドのイタリアン

京都国立博物館や清水寺など、文化施設や歴史的建築物が数多く点在する東山界隈。桜の時期も大変賑わう一大観光エリアに構えるラグジュアリーホテル「ハイアット リージェンシー 京都」2階には、とっておきの桜を見られるイタリアンレストラン「トラットリア セッテ」があります。
▲桜を間近に見られる特等席(撮影日:2018年3月26日)

2階にある店内の窓からは、ホテル内の庭園に植えられた立派な桜のダイナミックな枝ぶりをたっぷりと眺めることができます。特等席は店内奥の4名用テーブル席。桜が見ごろを迎える時期は、特に人気の席になるのだそう。
▲ライトアップされた桜が目の前に迫ってくる。運が良ければこの席に通してもらえるかも?
▲大きな窓からたっぷりと光が入る開放的な店内。レストランは七条通りに面しているので、ホテル内を通ることなく七条通りから直接入店することも可能

トラットリアセッテの料理は、素材の味を活かしたシンプルな味付けが特徴です。例えば、前菜、ミネストローネスープかパスタ、魚料理か肉料理、デザート、コーヒーか紅茶がつくランチ「プランツォ」(税込3,888円※サ別)では、週替わりで前菜を変更したり、日替わりでパスタやメインを提供したり。いつ訪れても旬のものを美味しく食べられます。
▲この日の肉料理は、はちみつでキャラメリゼした鴨肉のローストにコショウをトッピング。香ばしいはちみつの甘みと、鼻にぬけるコショウのスパイシーな香りがたまりません
▲この日の魚料理は鯛の蒸し煮。ふっくらと蒸しあがった鯛と、その下に敷かれたグリーンピースのピュレがベストマッチ

そしておすすめがもう一つ。ランチ、ディナーともにオーダーできるカスタムメイドのピザ「デザイナーピッツァ」(税込2,700円※サ別)は、3種の生地、12種のトッピング、3種のソースから自由に組み合わせができるという楽しいメニューです。
▲20年以上もピザ職人として経験を積んできたシェフが、1枚ずつリクエスト通りに作ってくれる

特製ピザ窯で焼き上げる生地は、表面はパリッと軽快ながら、中はふっくらもちっとした食感。エキストラバージンオリーブオイルを加えて24時間じっくり発酵させるなど、オリジナルの製法で仕上げているそうです。このオリジナルの生地にイカスミやローズマリーを混ぜ込んだバージョンも美味。
▲このピザにはイカスミの生地をチョイス

香り豊かなバジルソース、ゴルゴンゾーラチーズやズッキーニ、パルマ産生ハムなどイタリアらしい食材をトッピングすれば、自分だけのオリジナルピザが完成!素材それぞれの美味しさが一体となり、満足度の高い味わいになっています。
▲レストラン併設のペストリーブティックで販売しているケーキやパンをイートインすることもできるので、このストロベリーパイ(税込500円)を飲み物と一緒にいただくのもいい

出逢う人々を喜ばせたい、楽しく過ごしてほしい。そんなホスピタリティを肌で感じられるホテルならではのレストランで、シェフ自慢の料理に舌鼓を打ちながら美しい桜を愛でる特別な時間を過ごしてみませんか。
▲ホテルの隣にある、三十三間堂も桜の名所。時間が許す限り足を運びたい
時間が経つのを忘れるほど、美しく幻想的な京都の桜。2018年は、早ければ3月下旬から見頃を迎えそうです。一年で最も華やぐこの季節、恋人や友達を誘って京都のレストランで優雅に花見を楽しんでみませんか?
▲京都・東山を代表する桜の名所、清水寺

※桜の写真は一部を除いて2017年以前のものです。
※店舗によっては桜が充分に見えない席もあります。また予約時に花見席を確約できない可能性もあります。
中河桃子

中河桃子

編集・ライター、京都出身滋賀育ち。大学在学中に京都でライター業を開始。以後、関西・東京の出版社や制作会社で、グルメ・エンタメ・街情報を中心に18年以上携わる。新しいもの・おいしいもの・興味のあることは自分で体感しないと気が済まない現場主義。今は酒蔵巡り・和菓子作り・美術鑑賞・旅にハマり中。

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