小浜温泉に行ったら立ち寄りたい!人気レストランからオシャレな雑貨店まで

2018.04.06

長崎県・島原半島の西側、橘湾沿いに広がる「小浜温泉」。20軒ほどの宿が立つ小さな海辺の温泉町は、いたる所で湯けむりが立ち上り、風情たっぷり!メイン通りから一本入ると、石垣が続く路地が広がり、昭和が薫るエキゾチックゾーンです。歩けばちょっぴりワクワクする温泉町には、実はオシャレスポットがいっぱい!そこで、湯めぐりを楽しみながら立ち寄りたいおすすめ店をご紹介します。

酪農家レストランならではの贅沢!フレッシュチーズたっぷりのピザランチを

まずご紹介するのは、チーズやヨーグルト、バターなど搾りたてミルクを使ったアイテムが並ぶ「パインテールファーム」です。小浜温泉からは車で15分ほどの場所にあります。
▲「パインテールファーム」。ロバのお散歩シーンに出合えることも!

その道中は、車1台がやっと通るほどの狭い林道で、「この先にホントにあるの?」と不安を覚えるほどですが心配には及びません。林道を2kmほど進むと視界が開けて一軒家が見えてきたら到着です。
▲お店の看板を頼りに狭い林道をとにかく進む

出迎えてくれるのは、オーナーの松尾さんご夫婦と35頭の牛、そしてポニーやロバなど“おもてなし係”の動物たちです。
▲松尾さんご夫婦とポニーのはなちゃん

「パインテールファーム」は、酪農を営んでいた松尾さんご夫婦が廃棄処分される牛乳を有効活用しようとチーズを作ったのがはじまり。「独学やけん、一般的なチーズとは作り方も味も違うとよ」と松尾さん。でもコレが「こんなチーズ、初めて!」と大好評。関東・関西のデパートなどの催事で出店すればたちまち完売する、知る人ぞ知る人気商品に。
▲右上から時計回りに、熟成チーズ「ドゥ」1,000円、デザートチーズ「シュクレ」800円、木の実たっぷり「アン」800円、「つくりたてチーズ」1,000円(いずれも税込)

牧場に併設する直売店&レストランは2017年3月にオープンしました。決して好立地といえない場所にも関わらず、営業日の週末は終日お客さんが絶えません。チーズ購入とともに、自家製チーズを豪快に使ったピザもお楽しみ。
▲「トマトピザ」1,000円(税込)。熟成チーズ「ドゥ」と「つくりたてチーズ」の2種を使用

ご主人が薪窯で焼くピザは6種類。それぞれで使うチーズが異なります。チーズ好きなら、あえてソースなし、チーズの美味しさをダイレクトに楽しめる「スペシャルピザ」がおすすめ。少量生産のため販売はしていない、青カビと白カビ、2種のチーズをたっぷり使っています。
▲「スペシャルピザ」1,200円(税込)。青カビ、白カビチーズは特有の香りが食欲をそそる

食べれば、チーズのミルキーな風味が口いっぱいに広がります。チーズにありがちな“食後のずっしり”感がないのも特徴です。地元パン屋さんに特注しているという、カリッと香ばしい生地も相まって1人1枚は軽くイケます。
▲ピザのお供には「ホットミルク」200円(税込)。甘くて濃厚!

チーズを購入する前に試したいのが「チーズ盛り合わせ」です。内容が異なる場合もありますが、先に紹介した人気商品4種がちょっとずつ楽しめます。
▲「チーズ盛り合わせ」300円(税込)。右から、ドライフルーツ入りのデザートチーズ「シュクレ」、ミルキーさが楽しめるフレッシュな「できたてチーズ」、口どけの良さに驚くクリームチーズ「アン」、熟成チーズ「ドゥ」

筆者のお気に入りは「シュクレ」。口どけの良いクリームチーズにドライマンゴーとドライトマトを加えたもので、自然な甘みが後ひく美味しさ。トーストに塗るのもいいですが、私はそのまま。赤ワインが進みそうです!

チーズ購入の際には保冷剤を入れてくれますが、保冷バッグやクーラーボックスなどを持参していくことをおすすめします。

モダンデザインの雑貨がズラリ!住宅街の隠れ家ショップ

次にご紹介するのは、温泉宿が並ぶ国道57号から少し入った場所にある「刈水庵(かりみずあん)」です。車が通れない住宅街にあるので、車は公共駐車場に止めましょう。「マリンパーク」駐車場を利用すれば徒歩5分ほどです。
▲住宅街を歩いて向かう。看板を見落とさないよう

途中、ぜひ立ち寄りたいお楽しみスポットがあります。約100度の高温泉が湧く小浜では珍しい、21度の「冷泉」です。しかも、硫黄が香る珍しい「炭酸泉」。
▲住宅地に突如現れる炭酸泉スポット

かつては銭湯として利用されていたそうですが、現在は浸かることはできません。手湯として楽しみましょう。ボコボコと音を立てながら湧きだす様子は迫力満点です。
▲近づくと硫黄がふんわり香る炭酸泉。飲泉は不可

炭酸泉から徒歩1分ほどで「刈水庵」に到着です。築80年以上、大工の棟梁が住んでいたという屋敷を改装したショップ&カフェです。
▲車が入らない細い路地が入り組む刈水地区にある

1階には、プロダクトや空間を手がけるデザイナーでオーナーの城谷耕生(しろたにこうせい)さんがセレクトした生活雑貨が並びます。長くイタリアで活躍されていたというだけに、どれもシャープかつシンプルなデザイン。もちろん、機能性も抜群!買い物ゴコロに火が付きます!
▲陶器やガラスの器、木製のカトラリーなど、日々の生活を楽しくするアイテムが揃う。九州各地の作家ものもある

値段をみてビックリ!1,000円台の商品がゴロゴロ!「“デザイナーズは高い”という概念を覆したくて」と城谷さん。
▲縁(リム)が特徴的な「RIM」シリーズはどんな料理にも合う人気品。プレート350円~1,400円、ボウル350円~1,610円(いずれも税込)
▲「CAST」シリーズ。左から耐熱ガラスティーポット(450ml)2,376円、マグカップM(220ml)648円、グラスL(350ml)540円(いずれも税込)
▲陶芸家である韓国人の奥様の作品。八角皿2,480円~、豆皿各種1,620円、カップ&ソーサー4,000円、湯のみ2,000円(いずれも税込)

2階はカフェスペース。心地よいジャズをBGMにのんびり寛げます。窓の外には小浜の温泉町、その先には海も望めます。
▲5種類のドリンクとお菓子のセット各600円、キーマやチキンなどのカレーセット各1,000円が楽しめる(いずれも税込)
▲のどかな小浜の風景が楽しめる窓際の特等席

思う存分買い物をして、のんびり寛いで。ここを訪れる際は時間に余裕をもって行きましょう!

小浜みやげの定番!海を望む絶景パティスリーの、ロールケーキ「元祖ぐるぐる」

▲地元小浜はもちろん、長崎県内に多くのファンをもつ人気店

小浜といえばその名が挙る人気パティスリー「オカモト・シェ・ダムール」。ロールケーキ「元祖ぐるぐる」(1本1,000円・税別)は店の名物スイーツであり、観光客もおみやげに持ち帰る小浜名物と化しています。
▲「もうひとつのふわふわぐるぐる」1本1,100円。ハーフ850円も。(いずれも税別)

その魅力は、2年の歳月をかけて追求した生地の“ふわふわもっちり”感。素朴な味わいがあとひく美味しさです。抹茶やチョコラ、キャラメルなど種類も豊富です。
筆者のおすすめは、卵の風味がより感じられる「もうひとつのふわふわぐるぐる」。生クリームとともにカスタードクリームも巻き込んでいるため、リッチな味わいが楽しめます。
▲ショーケースに並ぶ色とりどりのケーキは約50種!300円台がほとんど

そして「オカモト・シェ・ダムール」といえば、ファンが心待ちにしているイベントがあります。毎月10日間ほど行われるケーキバイキングです。ショーケースに並ぶケーキが2,500円(税別)で90分間食べ放題という太っ腹企画です。お菓子大好きオーナーシェフの「大好きなケーキを思う存分食べたい」という思いから生まれたものと言います。
▲イートインは海を望む2階カフェコーナーで。ケーキバイキングは9:30~18:30L.O.

ケーキバイキングは、1階のショーケースから好みのケーキをチョイスして海を望むカフェコーナーで楽しみます。コーヒーや紅茶など、2階にずらりと並ぶドリンクも飲み放題です。
▲ショートケーキ648円(ドリンクセット、税別)。生クリームたっぷりがオカモト流

ケーキバイキングは平日限定で不定期開催ですが、ホームページをチェックして毎月訪れるファンも少なくありません。ちなみに最高記録は35個!
食べ放題のほか、好みのケーキ4個1,204円、6個1,667円(いずれもフリードリンク付き・税別)もあります。もちろん、1個だけでもOK。その場合は、ドリンクとセットで648円~(税別)です。

橘湾を眺めながらおいしいケーキを味わう幸せをぜひ体感してください。
さて、町めぐりも堪能したし、そろそろ帰る?と、その前に、最後に楽しみたいスポットがあります。長さ105mを誇るロングな足湯「ほっとふっと105」です。
▲「ほっとふっと105」。利用は8:30~19:00(11月~3月は~18:00)。利用無料

小浜名物ともいえる、海に沈む夕日を足湯に浸かりながら楽しめる癒し処。最後にパワーを注入して帰路につきましょう。
いかがでしたでしょうか?小浜温泉の町めぐり。女心をくすぐるおいしい&ステキなものがいっぱいです。保湿効果が高いといわれる小浜温泉の湯めぐりと一緒にぜひ楽しんでください。
▲あちこちで湯けむりが上る小浜温泉
宮崎由希子

宮崎由希子

福岡在住のフリーライター。九州7県をメインに取材にかけずり回り、年間取材件数はのべ1000件以上。得意分野はグルメと温泉と旅。温泉好きが高じて、おんせん県おおいたが主催する「温泉マイスター」を取得。著書に『おいしい博多出張』(エイチエス出版)。

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