【2019年版】大阪の桜名所10選。地元ライターおすすめの花見スポットはここ!

2019.03.15 更新

待ちに待った桜の季節が到来!大阪の桜は例年3月下旬~4月上旬に見頃を迎えます。今回は大阪府内に数ある桜の名所の中から、さまざまな種類の桜を見物できる場所、桜の下で遊べる場所などおすすめの花見スポットを地元ライターが厳選してご紹介。緑豊かな公園やテーマパーク、歴史ある名刹などさまざまなスポットがありますよ。

1.桜を愛でた太閤秀吉のお膝元「大阪城公園」

大阪の観光名所といえば、ここ大阪城です。年間を通じて多くの観光客が訪れる人気スポット。周辺は約100haの敷地面積を誇る公園になっていて、春は約3,000本の桜が園内を埋め尽くします。
▲桜の花が咲き誇る大阪城周辺で、思い思いに過ごせる Ⓒ (公財)大阪観光局

「大阪城公園」へのアクセスは、JR大阪城公園駅または森ノ宮駅から徒歩15~20分。広い園内のあちこちで桜を愛でることができますが、特に天守閣の南側にある空掘周辺は絶好の観賞ポイントです。見事な城の石垣と、水の入っていないお堀の緑に、ソメイヨシノの薄いピンクが絶妙なコントラストで映えます。
▲大阪城と夜桜の競演は、迫力がありつつ幻想的です(写真提供:大阪城パークセンター)

2019年3月23日(土)~4月14日(日)の期間中、大阪城西の丸庭園を会場に「観桜(かんおう)ナイター」が開催されます。ソメイヨシノを中心に約300本の桜と、ライトアップされた大阪城が同時に楽しめるイベント。西の丸庭園は、かつて豊臣秀吉の正室ねねや、弟・秀長の屋敷があった場所です。この時期、大阪城ならではの幻想的な春の景色を味わってみてはいかがでしょうか。

2.さまざまな種類の桜が楽しめる!桜の通り抜けで有名な「造幣局」

「造幣局」は、大阪のお花見ランキング1位にも度々選ばれる定番の花見スポット。日頃は敷地内に入ることはできませんが、「桜の通り抜け」の期間限定で開放されます。約560mの遊歩道を歩きながら、ヤエザクラを中心に134品種338本もの桜の花を見物できます。
▲一本一本異なる品種の桜が植えられているので、自分好みの花を見つけてみては?(写真提供:造幣局)

「造幣局」へのアクセスは、JR東西線・大阪天満宮駅または大阪城北詰駅から徒歩約15分。大阪市営地下鉄・天満橋駅から徒歩約15分です。
「造幣局」では、敷地内の桜に親しんでもらうため、数多くの桜の品種の中から毎年1種を「今年の花」として選んで発表しています。2019年の花に選ばれたのは「紅手毬(ベニテマリ)」。また、2019年は新たに「御座の間匂(ゴザノマニオイ)」も登場します。多くの花の中から探してみるのも楽しいですね。
▲夜間はぼんぼりが灯り、昼間とはまた違う表情の桜が。飲食は終日できませんが、だからこそ桜の香りまで十分楽しめます(写真提供:造幣局)

「桜の通り抜け」は、2019年4月9日(火)~4月15日(月)にかけて開催予定。週末や夜間は混雑しますが、平日の日中だと比較的空いているそうです。入場は南門からの一方通行になっていますが、これだけ数多くの種類の桜を一度に見られるのが人気の秘密。ゆっくり楽しみたい方は、ぜひ平日の昼間にトライしてみて。

3.満開の桜と太陽の塔の競演!「万博記念公園」

「万博記念公園」といえば「太陽の塔」(岡本太郎・作)で有名ですが、春は「日本さくらの名所100選」にも選ばれるほどの桜の名所であることをご存じですか?園内では例年3月中旬頃からヒガンザクラやカンヒザクラが咲き始め、特に「太陽の塔」へと続く東大路沿いは9種類・約5,500本の桜で埋め尽くされます。
▲園内の南東部に位置する東大路の桜並木。野外イベントの会場になる「東の広場」と、太陽の塔のふもとにある「お祭り広場」をつなぐ道路です(写真提供:大阪府日本万博博覧会記念公園事務所)
▲2018年3月19日から内部公開が始まった「太陽の塔」(入館料:大人700円、小・中学生300円 ※ともに税込)。お花見とともに楽しみたい(写真提供:大阪府日本万博博覧会記念公園事務所)

「万博記念公園」へのアクセスは、大阪モノレール万博記念公園駅または公園東口駅の利用が便利です。2019年3月20日(水)~4月14日(日)まで開かれる「桜まつり」期間中は、開園時間が21:00まで延長(通常は17:00閉園)。ライトアップされた東大路の夜桜の美しさをたっぷり満喫できますね。

4.水都大阪を実感できる「毛馬桜之宮公園」

「毛馬桜之宮(けまさくらのみや)公園」は、淀川と大川が合流する毛馬洗堰(あらいぜき)から、下流の天満橋までの約4.2kmの河川敷を利用した都市公園。近所には大阪取引所がある北浜の金融街やオフィスビルが立ち並び、都会のオアシスのような存在です。

特に、天満橋から桜之宮橋(銀橋)あたりを中心にした桜並木は圧倒的な美しさ!ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラなど約4,800本が約1.3kmにわたって植えられていて、例年3月下旬~4月中旬の桜のシーズンには、夜遅くまでたくさんの花見客で賑わいます。
▲大川の川岸をピンク色で埋め尽くす桜並木 Ⓒ (公財)大阪観光局

桜之宮橋の近くには、桜の通り抜けで有名な「造幣局」や、大阪最古の洋風建築「泉布観(せんぷかん)」など、明治初期を代表する建築物があります。お花見のついでに、大阪が大切にしてきたモダン建築を見に足をのばしてみるのも良いですね。
▲大川をいく水上バス「アクアライナー」。船から鑑賞する桜並木もおすすめ Ⓒ (公財)大阪観光局

川の多い大阪は、昔から「水の都」と呼ばれ、商品や日用品などを運ぶ船の往来が活発でした。桜を眺めながら川辺を散策するのもすてきですが、遊覧船や昔ながらの屋形船に乗って、川の上から桜並木を眺めるのも乙ですよ。

5.桜にぐるりと囲まれる「念法眞教 金剛寺」

花博記念公園鶴見緑地」に隣接する「念法眞教 金剛寺」。鶴見区にあるこの金剛寺は、1925(大正14)年に開祖された念法眞教の総本山です。
▲金剛寺拝殿。境内には複数の伽藍(がらん)や山水庭園もある(写真提供:念法眞教 金剛寺)

広い境内はたくさんの花に彩られており、春はソメイヨシノなど約150本の桜の花が咲き誇ります。桜の木にぐるりと取り囲まれた拝殿広場の中心に立てば、まるで桜の雲海の中に佇んでいるような心地よさ。
▲境内を染めるピンク色と、伽藍の朱色が華やか(写真提供:念法眞教 金剛寺)

桜が見頃を迎える例年3月下旬~4月には、拝殿へ向かう「木漏れ陽の道」の周りで約2,000本のチューリップや20~30本のハナモモも愛らしい花をつけます。咲き競う花々や心地よい風の中で、ゆったりと穏やかなひとときを過ごせそうですね。
▲2019年4月7日(日)には、お釈迦様の誕生日を祝う「花びより金剛寺」を開催。花まつりや甘茶かけなどの行事によって仏様をより身近に感じられます(写真提供:念法眞教 金剛寺)

境内には無料駐車場やお手洗いも完備(身障者用もあり)されているので、安心してゆっくり参拝やお花見が楽しめますよ。

6.桜の中をアトラクションで駆け抜けよう!「ひらかたパーク」

「ひらパー」の愛称で親しまれている、枚方市の「ひらかたパーク」。年間を通じて子どもも大人も楽しめる遊園地です。例年3月下旬~4月上旬には、約300本のソメイヨシノなどの桜の花で園内がピンク色に染まります。
▲最頂部約80mの大観覧車「スカイウォーカー」に乗れば、ピンク色に染まるパーク内の風景を独占できます(写真提供:ひらかたパーク)

京阪電車・枚方公園駅を出てすぐのところにある「ひらかたパーク」は、年間来場者数120万人(2017年度)を誇る、関西屈指の遊園地。約16万平方メートルの敷地内には40以上のアトラクションがあります。
▲「あたま系アスレチック ヤッテミ~ナ」のコース内でも桜を楽しめる(写真提供:ひらかたパーク)

園内の桜並木を散策しながらお花見ができるのはもちろん、アトラクションに乗りながら桜を眺められるのがひらパー最大の魅力。なかでもジェットコースターの「レッドファルコン」は、加速しながら桜の木のすぐそばを通り抜けるので、ひと味ちがった迫力のお花見を体験することができますよ。
▲ジェットコースター「レッドファルコン」で桜の間を走り抜けろ!(写真提供:ひらかたパーク)

7.山一帯が35,000本もの桜でピンク色に染まる「五月山公園」

池田市の中央部、阪急電鉄・池田駅から徒歩約15分のところにある「五月山公園」。標高315mの五月山の一帯に広がる広大な公園で、例年3月下旬~4月にかけてはソメイヨシノやヤマザクラなど約35,000本もの桜が咲き誇る、桜の名所として知られます。なかでも、園内に点在する展望台から望む大阪平野は絶景!
▲桜と大阪平野の眺望を、同時に楽しめますよ

園内には広場や大型複合遊具もあり、隣接する広さ3,000平方メートルの五月山動物園では、日本国内で10頭弱しか飼育されていない希少種のウォンバットにも出合えます。桜や動物など、いろいろな楽しみ方がある広い園内で、家族で一日中遊べますね。
▲2019年3月23日(土)~4月7日(日)には、日没後〜22:00まで提灯が灯ります。夜桜見物もいいですね(写真提供:池田市)

8.電車で行ける大阪の峡谷「摂津峡公園」

高槻市を流れる芥川上流に広がる峡谷・摂津峡(せっつきょう)は、奇岩や断崖が続く景勝地。周辺はハイキングコースやキャンプ場を備えた公園として整備されており、四季を通じてさまざまな楽しみ方ができるスポットです。
中でも3月下旬~4月は、ソメイヨシノなど約3,000本の桜が谷を彩り、訪れる人の目を楽しませます。
▲谷間をピンク色に染める桜の木の迫力と美しさに息をのむ。JR高槻駅からバスで約15分の「塚脇」下車、そこから徒歩約10分。車の場合は高槻ICから約15分(写真提供:高槻市)

毎年恒例の「さくら祭り」は、2019年3月30日(土)~4月14日(日)に開催。期間中の金・土・日曜の夜は、ぼんぼり点灯および桜のライトアップも実施されますよ。
▲昼は開放的な空間だが、夜はぼんぼりに灯がともって幻想的な雰囲気に(写真提供:高槻市)

さらに4月6日(土)・7日(日)の2日間にわたって特別イベントも開催。高槻太鼓やバンドによるライブ演奏などが行われます。飲食店ブースも開設され、とても賑やかなイベントです。

9.花見とともに勝運祈願!遅咲きシダレザクラでピンクに染まる「勝尾寺」

箕面市にある「勝尾寺(かつおうじ)」は、平安時代に清和天皇より「勝王寺」の称号をいただいて以来、試験やスポーツ、厄除け、商売などあらゆる勝負ごとにご利益がある「勝運(かちうん)の寺」として信仰されてきた名刹。勝運を得た証として、多くの「勝ちダルマ」が奉納されています。寺は後に「王」から「尾」に名を変え、「勝尾寺」と号しています。
▲北大阪急行電鉄もしくは大阪高速鉄道大阪モノレール・千里中央駅よりバスで約30分の場所にある「勝尾寺」

実は「勝運の寺」としてだけでなく、隠れた桜の名所としても知られているこちら。約8万坪の広大な境内には、早咲きや遅咲きなどさまざまな種類の桜の木があり、長い間桜の花を楽しめることで有名です。特に例年4月中旬頃~5月に咲く薄桃色のシダレザクラは、新緑に染まる山の緑や朱色の伽藍をバックに見事なコントラストを描き、迫力の美しさです。
▲まるでシダレザクラのトンネル。手前には「勝ちダルマ」の奉納所が
▲境内にある広い池に浮かぶ弁天堂。池の周囲も桜のピンクに染まります

10.知る人ぞ知る桜の名所!熊取町の「永楽ダム」

最後にご紹介するのは、大阪府南部の熊取町にある「永楽ダム」。隣接する「永楽ゆめの森公園」とともに、約1,000本の桜が咲く名所です。ダム湖周辺の散策は自由。湖面を渡る風を感じながら桜のピンクと山の緑に染まった風景を眺めれば、きっと心が癒されることでしょう。「永楽ゆめの森公園」には、大型すべり台やスケートボード広場など遊具設備も充実しているので、家族で楽しめそう!
▲「永楽ダム」周辺は、美しい桜とともに「大阪みどりの百選」「水源の森百選」にも選定された緑豊かなスポット(写真提供:熊取町)

2019年3月30日(土)~4月7日(日)は「永楽さくら祭り」を開催。まつり期間中、ライトアップされた夜桜も楽しめます。4月7日(日)には「永楽ゆめの森公園」で軽食や花苗販売などのイベントもありますよ。
▲ライトアップ期間は、桜の開花状況により延長する可能性もあります(写真提供:熊取町)

「永楽ダム」へのアクセスは、JR熊取駅から南海バス「つばさが丘北口」行きに乗り約20分、「成合口」下車で徒歩約20分です。日帰りで自然を満喫できるスポットとして人気ですよ。
大阪で人気のお花見スポットは、城やお寺、または広い公園や自然の中などでゆっくり楽しめるのが魅力です。何カ所か巡り、さまざまな表情の桜を見て歩くのも面白そうですね。

※写真は2017年以前のものです。
※花の開花状況により、イベントの開催期間・内容が変更となる場合があります。詳しくは公式ホームページをご確認ください。
國松珠実

國松珠実

大阪エリアの女性ライターズオフィス「おふぃす・ともとも」所属。人と話すのが好きで店舗や企業取材を得意とする。また旅行好きが高じて世界遺産検定1級を持っている。 編集/株式会社くらしさ

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

こちらもおすすめ

もっと見る

関連エリア

PAGE TOP