オーシャンビューを楽しむ、熱海の隠れ宿。「月のあかり」が全室専用温泉付きで大人カップルにおすすめ!

2018.03.16 更新

熱海の高台に立つ温泉宿「隠れ湯の宿 月のあかり」は、全室専用温泉付き、素晴らしいオーシャンビューを楽しめる宿として、特に若い世代から人気を集めています。大人心をくすぐる隠れ家的存在でありながら、連日ほぼ満室になるほど。今回は、この宿の人気の理由を探りに行ってきました!

18歳以上だけが泊まれる、大海原を眺める宿

「隠れ湯の宿 月のあかり」(以下、月のあかり)は、東名高速道路・厚木ICから小田原厚木道路と国道135号線を経由して約1時間40分、JR伊東線・網代(あじろ)駅からタクシーで約7分の場所にあります。
熱海の市街地から海沿いを走る国道135号線を伊東方面へ進んでいくと、小さく急なカーブが連続したその先の右手に、入り口を示す大きな看板があります。この看板を見逃さないように高台へ伸びる道を上っていくと、「月のあかり」と書かれた小さな木の看板が。
高台にあるこの宿は、駐車場からの眺めですでにこの美しさ!部屋から見える景色にも期待が高まります。
植栽が美しいアプローチから、宿の中へ。和の佇まいが、落ち着きを感じさせます。こちらの宿には本館と新館があり、本館は2007年2月に建てられました。新館は2017年4月にオープンしたばかり。
客室は本館と新館合わせて全15室あり、うち海が見える14室全てに露天風呂または半露天風呂がついています。宿泊できるのは18歳以上。日常を忘れてのんびりできる、大人のための静かな宿なのです。
入り口のドアを開けたすぐ正面がフロント。宿泊する部屋が本館でも新館でも、こちらでチェックインを済ませることができます。
ところで、右手にある白い貼り紙のようなもの、気になりませんか?何が書いてあるのだろうと見てみると…
翌日の日の出の時間!この宿から見える相模湾は東に位置しており、天気が良ければ、大海原の向こうに見える水平線からエネルギーに満ちた太陽が昇ってくる様子を眺めることができるんです。
取材に伺ったのは2月中旬。その翌日は、朝6時32分が日の出の時間でした。日が長くなる夏はもっと早い時間に日の出を迎えるので、早起きは必須ですね!

宿は高台に沿って建てられているので、登りきった場所にあるフロントから客室へは、階段を下って向かいます。
和紙のシェードが放つ柔らかい光が、階段を一段降りるたびに日常から離れていく、そんな気がして、心が解き放たれていくのがわかります。
▲途中には、お手玉が詰まったカゴが置かれていました
足元を照らすのは、間接照明。石畳の廊下に陰影をもたらし、和のムード満点です。

本館の客室は全室温泉とテラス付き!

客室からは、一体どんな景色を楽しめるのか楽しみ!まずは階段を降りてすぐの本館の客室を見せてもらいました。
扉を開けると、踏込の棚の上に、炭が入れられた小さな陶器のかごが置かれていました。和の素材を組み合わせたディスプレイが、なんともかわいらしいですよね!
本館には全6室の客室があり、そのすべてが露天風呂付きの和室8畳タイプ。くつろぐためのテラスもついています。畳に寝そべってごろごろするのも気持ちいいです。

窓の外に目を向ければ、青々とした風景が広がります。相模湾と初島、ずっと向こうに水平線が見えます。紺碧の海に波が立ってゆらゆらと揺れる様子は、ずっと眺めていても見飽きることはありません。

それでは早速、お風呂を見に行って見ましょう。踏込の先に脱衣所、さらにその先にお風呂があるのですが…。
▲青々とした大海原。右に見える島が初島

お風呂より先に、海に目を奪われてしまいます(笑)。
少しだけ身を乗り出して左手を見ると、高台のホテルの下にさっき通った国道135号線が見えました。遠くに見える船は、熱海と初島を結ぶ高速船。白い航跡を残しながら、初島へと向かって海面を滑るように走っていきます。

青々とした海の眺めを堪能し、今度こそお風呂をチェック。
▲四角い湯船には、無色無臭の温泉がたっぷり。湯口からも温泉がさらさらと流れ落ちます
泉質は、低張性弱アルカリ性泉、カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。効能は筋肉痛や神経痛、冷え性という無色透明のさらりとしたお湯は、肌触りが柔らかいのが特徴です。
▲本館の別の部屋。こちらのテラスからの眺めも素敵

また、本館の各部屋には、お風呂のほか、テーブル&チェアが置かれたテラスが併設されており、伊豆の海風を感じながらリラックスすることもできます。火照った頰を撫でる風と眺めに、時間を忘れて、いつまでもゆるゆると過ごしたくなります。

ところで。先ほどフロントに出ていた日の出の時間には、一体どんな眺めが楽しめるのか、気になりますよね…!朝の時間の写真を、宿にお願いしてお借りしました。それがこちら!
赤、オレンジ、黄色、紫、青…自然が生み出す美しい色のグラデーションを、二人占め。2度と同じ景色は見られないからこそ、天気のいい日には早起きするのがおすすめです!
次は新館へ行ってみましょう。先ほど通った間接照明の空間を抜けた先にある渡り廊下を渡って向かいます。
これから向かう建物の窓に海が写り込んでいました。「あっ!」と思い、廊下から左手を見ると…
ここからも紺碧の海!向こうには、初島も見えます。宿が高台にあるせいなのか、風向きのせいなのか、波の音はさほど聞こえないのに、すぐ目の前に美しい海の景色が広がっているのがなんとも神秘的。引き込まれるようにしばらく見入ってしまいました。

2017年4月オープンの新館をチェック!

2017年にオープンした新館は、全9室。本館の部屋はすべて同タイプですが、新館の客室は「海側カジュアル」と名前は同じでも、広さやお風呂にバリエーションがあります。なかには、寝室としてもうひと部屋用意されている客室もあるんです。

最初に見せてもらったのは、和室6畳に半露天風呂がついている客室。踏込と和室を仕切る襖を開けて室内へ。
▲建具の細工が洗練されていて素敵
和室の窓のすぐ向こう側に大海原が広がるので、部屋からもお風呂からも同じように、オーシャンビューを楽しめます。
半露天といっても、侮るなかれ。その眺めは最高!
まるでお風呂と海が一続きになっているような、そんな錯覚に襲われます。
朝焼けもきれい。明け行く空の美しい色を背景に、初島が見えます。窓がついているので、天気に合わせて開閉できますよ。

この他、岩のお風呂がついている客室が2部屋あります。
▲岩露天風呂付き客室例

岩露天風呂のある客室の和室は先ほどの客室と同じ6畳ですが、お風呂スペースが広くゆったりとしており、部屋の先にお風呂場が広がります。
▲岩露天風呂のうち、1つは、湯船が床の上に設置されているタイプ
▲もう1つは、床よりも低い位置に湯船が設置されているタイプ
▲岩露天風呂を覆う屋根の向こうに、青い海と初島が見える

どの部屋も景色がよいので、一体、数ある客室のなかで最も景色がいいのはどの部屋なのか、気になりますよねぇ。

個人的にイチ押しの部屋は、新館の角部屋タイプ。和室、半露天風呂に寝室が追加されている広い客室は、角部屋だからこそ見える海の広さがひと味違います
▲L字型の窓一面に、海が見える!

まるでパノラマのような広い景色を一望できるのは、新館の9室のうち2室の角部屋タイプだけ!この迫力たるや、他の追随を許しません。

さらに嬉しいのが、寝室スペースがあること。他の部屋では和室に布団を敷いて眠りますが、角部屋タイプは、寝室スペースのベッドにごろんと横になれます。チェックイン後、夕食前にふかふかのベッドで少しうとうとできたら、ここまでの旅の疲れも吹き飛びます。
▲浴室には窓がついており、天候に合わせて開閉できます

お風呂は半露天。御影石の湯船からは海と初島しか見えないという贅沢さ!
朝焼けの時間は太陽が生み出す美しい色が海面と温泉の水面に映し出され、大自然との一体感を味わうことができます。

もう1つの楽しみ、料理をチェック!

温泉宿の楽しみといえば、温泉と料理。今度は料理をチェックしてみましょう。

伊豆半島の東の玄関口・熱海にある温泉宿だけあり、旬の素材と地魚がふんだんに使われた「くずし懐石」を味わうことができます。くずし懐石とは、伝統的な懐石料理にフランス料理やイタリア料理の要素をプラスした料理のこと。
▲月替わりのくずし懐石の一例

八寸、造り、お碗…と順に供されるから、食事はゆったり、1時間~1時間半ほどかけて楽しむ人が多いそう。

「伊豆の幸贅沢プラン」や「伊豆食べつくしプラン」など、金目鯛やアワビ、伊勢海老といった豪華食材を味わえる宿泊プランも用意されています。

なお、新館では、夕・朝食ともに食事処でいただきますが、本館では、全室、夕食をお部屋に用意してくれるんです。食事処でいただく朝食の時間まで、ほかのお客さんと顔を合わせずに済むので、より一層リラックスして過ごせますね!
部屋選びのポイントは、広さとお風呂の造りと、食事の場所。予約時、部屋番号を指定することはできませんが、部屋のタイプを指定することはできますよ。どのタイプの部屋にしようか、大切な人と一緒に考える時間も楽しい!

オーシャンビューを二人占めできる、絶景の宿「月のあかり」。
大海原に抱かれながら過ごす静かな時間が、大切な人との絆をより深めてくれるはずです。
永井理恵子

永井理恵子

日大芸術学部写真学科卒のフリーライター。食いしん坊(飲んべえでもある)。東京の荒波に15年揉まれて気づいたのは、生まれ育った静岡県と御殿場市が思いのほか素敵な場所だったってこと!地元のいいところを発信すべく鋭意活動中。

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