湯河原でランチをするならココ!人気洋食レストラン「キッチン by イトウスタイル」で絶品グルメに舌鼓

2018.04.16 更新

都会の喧騒を離れた温泉地、湯河原に大人のための隠れ家風洋食レストランがあります。その名も「キッチン by イトウスタイル」。おいしい料理がリーズナブルに味わえるとあって、このレストランを目当てに湯河原を訪れる方も多いそう。どんな食事が楽しめるのかさっそく訪ねてみました。

まるでオアシスのような大人の隠れ家レストラン

都心から約1時間半、JR湯河原駅から箱根方面に向かう奥湯河原に、湯河原の有名フレンチレストラン「エルルカン・ビス」の伊東シェフがプロデュースした洋食店「キッチン by イトウスタイル」があります。周りは山や自然の緑に囲まれた静かな環境。落ち着いた雰囲気の中、リーズナブルにおいしい食事ができるとあって人気のレストランです。

こちらでは、ハンバーグやトンカツ、カレー、パスタなど、オーソドックスな洋食メニューの中に隠されたフランス料理と和食のテクニックを織り交ぜて提供しています。
▲門には白い暖簾が掲げられ、お客様をお迎えします

道路に面した入口には、暖簾が掲げられ、一見すると温泉宿のような雰囲気。思わず通り過ぎてしまいそうな店構えです。
暖簾をくぐり階段を数段上ると、おしゃれで和モダンな建物が見えてきました。入り口には、近未来的なデザインのロボットがお出迎え。これからどんな料理に出合えるのか、期待が高まります。
▲まるでSF映画のキャラクターを彷彿とさせる存在感!

和を基調とした店内は、バリ調のインテリアをアクセントとした落ち着いた雰囲気。友達やパートナーと、食事をしながらゆっくり過ごすのにぴったりです。
▲開放感のある店内

和とフレンチを融合した新しい洋食。
ボリューム満点のコースで贅沢ランチタイムを

今回は、お店の一番人気というランチコース(4,520円)をオーダー。アミューズ・前菜3種・スープ・メイン料理・デザート・コーヒーのセットで、メインはメインディッシュメニューの中から好みのものを選べます。本格的なコース料理をリーズナブルに堪能できる、贅沢なランチです。※メニューの内容は、仕入れやシーズンで異なります。

まずは、1品目のアミューズが運ばれてきました。サラダ感覚でマリネのような「小田原産のキャロットラペ」と、サクサクのシューにサンドされた「静岡県・函南(かんなみ)産のイノシシのリエット」の2品。どちらも程よい塩加減なので、食欲を刺激します。
▲一口サイズで盛り付けられたアミューズは彩りもかわいい

カウンター席では寿司や和食レストランのように、シェフが料理を仕上げる姿を目の前で見ながら食事をいただけます。
▲プロの技をじっくりと見ることができます

次に運ばれてきたのは、前菜3品の1品目「ピーナッツ豆腐にえびとゴマ油のソース~自家製カラスミ添え~」です。小田原の落花生と和食のように丁寧にとった昆布の出汁をベースに作ったピーナッツ豆腐は、深い旨みとコクを楽しむことができます。
▲鹿児島県・阿久根産の赤海老、北海道産のズワイガニなど、贅沢な食材をたっぷり使った一品。クリーミーな豆腐と全体的にあっさりした味付けで上品な味わい

前菜2品目は、低温でコンフィしたフランス産ホワイトアスパラに、5種類の貝(ホタテ、ツブ貝、北寄貝、サザエ、鮑)とイクラを合わせ、その上にハマグリと鰹の出汁で作ったゼリーシートを被せた料理。柚子とすだちの白ぽん酢と黄身酢ソースをかけていただきます。
シソ風味の花がちりばめられ、見た目も春らしい華やかな一品です。魚貝の出汁をしっかりとったゼリーシートが具材を包み込み、香りも良くあっさり食べることができます。
▲コリコリした食感の貝類を、ぽん酢でさっぱり。いくらでも食べられそうな上品な薄味です

前菜のラストを飾るのは、一口サイズのメンチカツです。山形県産の牛肉、愛知県産の秀麗豚、函南産のイノシシ肉の合い挽き肉を使用したメンチカツは、シイタケと一緒に揚げたもので、プチベールと菜の花を添えています。少し酸味のきいたベリーと赤ワインのソースに粒マスタードを入れたオリジナルソースが、お肉とシイタケの味を引き立て、小さいながらもしっかりした味で食べごたえ充分。
▲春の大地をイメージして、仕上げにはカカオのパン粉を振りかけています

すでに4品食べて、かなり満足度が高くなっているところに運ばれてきたのは、新ジャガイモのポタージュスープ。北海道産の新ジャガイモと牛乳、小田原産のシャモのブイヨンで作られています。一口飲むと、ジャガイモのとろっとした濃厚さと優しい味が口に広がります。
▲仕上げにオリーブオイルをかけることで、コクが増し、さらにまろやかで絶妙な味わいに

いよいよ待望のメイン料理が席に運ばれてきました。今回、メインディッシュメニューから選んだ料理は、「山形牛ハンバーグステーキ(150g)」(単品価格1,944円)。山形県産のA4ランクの牛肉を使用した、ふんわり食感のジューシーなハンバーグステーキで、お店一番の人気メニュー。
▲A4ランクの牛肉を使った味わい深いハンバーグ
▲厨房では、手際よく、フライパンで表裏をじっくり焼いてから…
▲スチームコンベクションオーブンで10分間、芯までしっかり焼きます。蒸気で焼くのでジューシーに仕上がるそう
▲ここで、ライスも一緒に運ばれてきます

一口食べたら、そのおいしさにびっくり!肉は火が通っているのにふわっと柔らかい食感で、舌の上でとろけるよう。しっかりとした下味で肉本来の旨みが引き立ち、溢れる肉汁と共に濃厚なソースに絡めて食べると、驚くほどご飯も進み、食べ終わるのも一瞬でした。
▲ハンバーグにナイフを入れると全体から湯気が立ち上り、しっかりと火が通っていることがわかります

最後に出てきたのは、自家製プリンとフランス産の栗のティラミスにほうじ茶の自家製アイスのスイーツ。そして、コーヒーが苦手な方でも飲みやすいと人気の「森のコーヒー」をいただきました。
卵、ココナッツミルク、生クリーム、練乳のみで作られた自家製プリンは、旨みが強く、家庭で作られたようなどこか懐かしい味わい。ここでしか味わえない絶品プリンは外せません。
▲デザートは2品もあって、最後の最後まで贅沢!

コース料理は品数が多いから食べきれるかな、と心配していましたが、前菜は和食と同じようにしっかりと出汁をとった丁寧な味付けの料理だったので、あっさり食べることができました。
一方、メインのハンバーグステーキは、肉のうまみが詰まったコクのある味付けで大満足!前菜とメインディッシュの相反する味の組み合わせが、お互いの料理を引き立たせていました。ラストのオリジナリティあふれる美味しいデザートまで、味も見た目も楽しめるひと時が過ごせました。

魚料理や鶏肉料理などバラエティー豊かな料理は、単品オーダーでもOK

コース料理は食べきれないという方は、メインディッシュを単品でオーダーする方法もあります。その中でもチェックしたいメニューが、先ほどいただいたハンバーグと人気を二分する「秀麗豚ロースの厚切り豚カツ(150g)」(単品価格1,944円)です。海藻を食べて育った愛知県産の秀麗豚を使ったトンカツは、あっさりとしてヘルシーな味わいで脂身もおいしく食べられると評判です。
▲さすが厚切り豚カツというだけあって、分厚い肉が特長

厚切りにした豚肉は160度の油に入れ、少しずつ温度を上げていくことで、中までじっくり火を通して揚げます。下味がしっかりしていることで、冷めても美味しく、油っぽさがないまま食べることができます。

天然塩につけて食べるのもとってもおいしいのですが、おすすめの食べ方は、赤ワインとポルトガルの甘いワイン、玉ねぎ、りんごを混ぜて作った特製ソース。ソースをつけることで濃厚な味わいが楽しめるのにしつこくなく、1皿をあっという間に完食してしまいました。
▲サクサクの衣にしっとりジューシーな肉!

単品でメインディッシュを食べたけど、スイーツも食べたい!という方におすすめなのが、「デザート盛り合わせ」(1,620円)です。その日用意されているデザートが、ワンプレートで提供されます。あれもこれも食べてみたい、と思っていた欲張りな私も大満足の内容。
▲この日の盛り合わせは、コーヒーゼリーとアーモンドのブランマンジェ、ショートケーキ、バニラアイス、プリン、ベイクドチーズケーキのクレームダンジュリ、柑橘のゼリー

美味しい料理はもちろん、食事を楽しむ優雅なひと時を過ごせます

シェフにお店のこだわりやおいしさの秘密などを伺いました。「ここでは、おいしい料理はもちろん、リラックスした中で食事を楽しむ時間を提供するのが一番のテーマです。全国からおいしい食材を集め、年配の方でも食べやすい味になるように工夫して提供しています」と、シェフの大里柾行(おおさとまさゆき)さん。
▲大里さんはイタリア料理と和食出身のフレンチシェフ。「エルルカン・ビス」でスーシェフを担当した後「キッチン by イトウスタイル」へ。和食の命ともいえる出汁を存分に生かしたメニュー開発をしています

全てのお客様に満足してもらうため、お客様に合わせたサービスを提供されているそうです。今回紹介したランチコースも、たくさん食べられない、という場合は品数を減らしてショートコースにすることも可能だとか。希望があればシェフに相談するといいですよ。
▲カウンターでは、お客様とお話をしながら料理をすることも。お客様の食べるスピードやお話の内容で、提供するスピードや内容も工夫しているそうです
▲こだわりの食材は、その時期においしいものを全国から産地直送で集めています

店内には、カウンター席とテーブル席があります。また、大きな窓が多く、そこから見える庭の景色がとても綺麗。春の桜や新緑、初夏の紫陽花や秋の紅葉、冬の雪景色など、1年を通して四季折々の自然を楽しむことができます。
▲カウンター席では正面の窓が、額縁のように景色を切り取り、まるで絵画を鑑賞しているかのよう

庭の樹木や花は、ここがレストランになる前に植えられていたものをそのまま残しているそう。庭は誰でも散歩できるので、食後に少し庭を歩いて、自然を満喫して帰るのもおすすめですよ。
▲テーブル席では個室対応もできるので、予約時に相談してみて

ディナーはもちろん、リーズナブルにおいしい食事が楽しめるランチは特に人気なので、来店する際は予約がおすすめ。「金曜のランチは比較的空いている印象なので、狙って来店されるのも良いかもしれません」と、大里シェフ。
▲ワインも充実しているので、ディナーもおすすめです

時間にゆとりがある大人のランチにおすすめの「キッチン by イトウスタイル」。友達やパートナーとゆっくりと食事を楽しみたいならば、湯河原まで足を伸ばす価値のあるレストランです。自然を楽しみながら非日常感を味わいたい方、休日のランチをちょっと贅沢に過ごしたい方、湯河原に温泉旅行で訪れる方は、ぜひ行ってみてください。

※記事内の価格はすべて税込です。
岸 久美子

岸 久美子

東京在住フリーライター。好きなことは海・山・ビールにワイン、たまにスポーツ観戦。気になる場所には行ってみないと気がすまない性分で、ちょっと暇ができると旅に出るフットワークの軽さがウリ。知らない文化に触れ刺激を受け、一緒に暮らすウサギに癒される日々。(制作会社CLINK:クリンク)

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