湯河原でランチをするならココ!人気洋食レストラン「キッチン by イトウスタイル」で絶品グルメに舌鼓
都会の喧騒を離れた温泉地、湯河原に大人のための隠れ家風洋食レストランがあります。その名も「キッチン by イトウスタイル」。おいしい料理がリーズナブルに味わえるとあって、このレストランを目当てに湯河原を訪れる方も多いそう。どんな食事が楽しめるのかさっそく訪ねてみました。

まるでオアシスのような大人の隠れ家レストラン
こちらでは、ハンバーグやトンカツ、カレー、パスタなど、オーソドックスな洋食メニューの中に隠されたフランス料理と和食のテクニックを織り交ぜて提供しています。

道路に面した入口には、暖簾が掲げられ、一見すると温泉宿のような雰囲気。思わず通り過ぎてしまいそうな店構えです。


和を基調とした店内は、バリ調のインテリアをアクセントとした落ち着いた雰囲気。友達やパートナーと、食事をしながらゆっくり過ごすのにぴったりです。

和とフレンチを融合した新しい洋食。
ボリューム満点のコースで贅沢ランチタイムを
まずは、1品目のアミューズが運ばれてきました。サラダ感覚でマリネのような「小田原産のキャロットラペ」と、サクサクのシューにサンドされた「静岡県・函南(かんなみ)産のイノシシのリエット」の2品。どちらも程よい塩加減なので、食欲を刺激します。

カウンター席では寿司や和食レストランのように、シェフが料理を仕上げる姿を目の前で見ながら食事をいただけます。

次に運ばれてきたのは、前菜3品の1品目「ピーナッツ豆腐にえびとゴマ油のソース~自家製カラスミ添え~」です。小田原の落花生と和食のように丁寧にとった昆布の出汁をベースに作ったピーナッツ豆腐は、深い旨みとコクを楽しむことができます。

前菜2品目は、低温でコンフィしたフランス産ホワイトアスパラに、5種類の貝(ホタテ、ツブ貝、北寄貝、サザエ、鮑)とイクラを合わせ、その上にハマグリと鰹の出汁で作ったゼリーシートを被せた料理。柚子とすだちの白ぽん酢と黄身酢ソースをかけていただきます。
シソ風味の花がちりばめられ、見た目も春らしい華やかな一品です。魚貝の出汁をしっかりとったゼリーシートが具材を包み込み、香りも良くあっさり食べることができます。

前菜のラストを飾るのは、一口サイズのメンチカツです。山形県産の牛肉、愛知県産の秀麗豚、函南産のイノシシ肉の合い挽き肉を使用したメンチカツは、シイタケと一緒に揚げたもので、プチベールと菜の花を添えています。少し酸味のきいたベリーと赤ワインのソースに粒マスタードを入れたオリジナルソースが、お肉とシイタケの味を引き立て、小さいながらもしっかりした味で食べごたえ充分。

すでに4品食べて、かなり満足度が高くなっているところに運ばれてきたのは、新ジャガイモのポタージュスープ。北海道産の新ジャガイモと牛乳、小田原産のシャモのブイヨンで作られています。一口飲むと、ジャガイモのとろっとした濃厚さと優しい味が口に広がります。

いよいよ待望のメイン料理が席に運ばれてきました。今回、メインディッシュメニューから選んだ料理は、「山形牛ハンバーグステーキ(150g)」(単品価格1,944円)。山形県産のA4ランクの牛肉を使用した、ふんわり食感のジューシーなハンバーグステーキで、お店一番の人気メニュー。




一口食べたら、そのおいしさにびっくり!肉は火が通っているのにふわっと柔らかい食感で、舌の上でとろけるよう。しっかりとした下味で肉本来の旨みが引き立ち、溢れる肉汁と共に濃厚なソースに絡めて食べると、驚くほどご飯も進み、食べ終わるのも一瞬でした。

最後に出てきたのは、自家製プリンとフランス産の栗のティラミスにほうじ茶の自家製アイスのスイーツ。そして、コーヒーが苦手な方でも飲みやすいと人気の「森のコーヒー」をいただきました。
卵、ココナッツミルク、生クリーム、練乳のみで作られた自家製プリンは、旨みが強く、家庭で作られたようなどこか懐かしい味わい。ここでしか味わえない絶品プリンは外せません。

コース料理は品数が多いから食べきれるかな、と心配していましたが、前菜は和食と同じようにしっかりと出汁をとった丁寧な味付けの料理だったので、あっさり食べることができました。
一方、メインのハンバーグステーキは、肉のうまみが詰まったコクのある味付けで大満足!前菜とメインディッシュの相反する味の組み合わせが、お互いの料理を引き立たせていました。ラストのオリジナリティあふれる美味しいデザートまで、味も見た目も楽しめるひと時が過ごせました。
魚料理や鶏肉料理などバラエティー豊かな料理は、単品オーダーでもOK

厚切りにした豚肉は160度の油に入れ、少しずつ温度を上げていくことで、中までじっくり火を通して揚げます。下味がしっかりしていることで、冷めても美味しく、油っぽさがないまま食べることができます。
天然塩につけて食べるのもとってもおいしいのですが、おすすめの食べ方は、赤ワインとポルトガルの甘いワイン、玉ねぎ、りんごを混ぜて作った特製ソース。ソースをつけることで濃厚な味わいが楽しめるのにしつこくなく、1皿をあっという間に完食してしまいました。

単品でメインディッシュを食べたけど、スイーツも食べたい!という方におすすめなのが、「デザート盛り合わせ」(1,620円)です。その日用意されているデザートが、ワンプレートで提供されます。あれもこれも食べてみたい、と思っていた欲張りな私も大満足の内容。

美味しい料理はもちろん、食事を楽しむ優雅なひと時を過ごせます

全てのお客様に満足してもらうため、お客様に合わせたサービスを提供されているそうです。今回紹介したランチコースも、たくさん食べられない、という場合は品数を減らしてショートコースにすることも可能だとか。希望があればシェフに相談するといいですよ。


店内には、カウンター席とテーブル席があります。また、大きな窓が多く、そこから見える庭の景色がとても綺麗。春の桜や新緑、初夏の紫陽花や秋の紅葉、冬の雪景色など、1年を通して四季折々の自然を楽しむことができます。

庭の樹木や花は、ここがレストランになる前に植えられていたものをそのまま残しているそう。庭は誰でも散歩できるので、食後に少し庭を歩いて、自然を満喫して帰るのもおすすめですよ。

ディナーはもちろん、リーズナブルにおいしい食事が楽しめるランチは特に人気なので、来店する際は予約がおすすめ。「金曜のランチは比較的空いている印象なので、狙って来店されるのも良いかもしれません」と、大里シェフ。

時間にゆとりがある大人のランチにおすすめの「キッチン by イトウスタイル」。友達やパートナーとゆっくりと食事を楽しみたいならば、湯河原まで足を伸ばす価値のあるレストランです。自然を楽しみながら非日常感を味わいたい方、休日のランチをちょっと贅沢に過ごしたい方、湯河原に温泉旅行で訪れる方は、ぜひ行ってみてください。
※記事内の価格はすべて税込です。
KITCHEN BY ITO STYLE キッチン by イトウスタイル
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上683-5
[営業時間]11:30~14:00L.O.、18:00~21:00
[定休日]水曜
0465-63-7070

岸 久美子
東京在住フリーライター。好きなことは海・山・ビールにワイン、たまにスポーツ観戦。気になる場所には行ってみないと気がすまない性分で、ちょっと暇ができると旅に出るフットワークの軽さがウリ。知らない文化に触れ刺激を受け、一緒に暮らすウサギに癒される日々。(制作会社CLINK:クリンク)
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
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