外国人も殺到する秘湯「宝川温泉 汪泉閣」は天下一の大混浴露天風呂だった!

2018.03.13

群馬県・みなかみ町に、外国人観光客も殺到する秘湯があるのをご存じでしょうか。有名映画のロケ地に使われ、世界的に有名なガイドブック『ロンリープラネット』で「日本の温泉トップ10」1位に選ばれた名湯は、“天下一の大混浴露天風呂”!そんな超有名温泉を有する旅館「宝川温泉 汪泉閣(おうせんかく)」にモデルの“ひこ乃”ちゃんと訪れました!

4つの巨大露天風呂を有する老舗温泉旅館

▲有名映画のロケ撮影でも使われた「子宝の湯」(写真提供:宝川温泉 汪泉閣)

一級河川・宝川の渓流沿いに4つの巨大露天風呂を有し、その延べ面積は約470畳という驚愕のスケールを誇る「宝川温泉 汪泉閣」。2014年に公開された映画「テルマエ・ロマエII」のロケ地になったことで、その名を知った人も多いのでは?
今回は、モデルで人気インスタグラマー(@hikonyan0909)のひこ乃ちゃんと一緒に、湯けむりたっぷりの温泉レポートをお届けします!
JR上越線のみなかみ駅から無料送迎バスに乗って約30分。連日の降雪ですっかり雪に覆われた「宝川温泉 汪泉閣」(以下、汪泉閣)に到着しました。正面入り口にある大手門には、つららがびっしり(訪問日は1月下旬)!
▲「うわあ!素敵なエントランス。すでにテンションあがりますね」

海外でも人気の宿というだけあって、この日も送迎バスには外国人観光客がいっぱい。英語が堪能な旅館スタッフも多く、入り口から英語が飛び交う光景に、まるで海外に来たかのかと錯覚してしまいました。

チェックインを済ませたら、まずは館内用の浴衣を選びます。色や絵柄のバリエーションがたくさんあって迷っちゃう!
▲ひこ乃ちゃんは、大好きなピンク色の大きな花が描かれた浴衣をチョイス
汪泉閣の客室は、本館・東館・旧館・第一別館の4棟からなっており、それぞれの棟が長い渡り廊下でつながっています。昭和40年代の建物なのだそうですが、メンテナンスが行き届いていて清潔感たっぷり。いたるところに大正・昭和建築を感じさせるノスタルジックな雰囲気が漂います。
▲今回宿泊したのは、昭和40年代に造られた東館4階にある和室。縁側もあってかなり広いお部屋でした!

絶景の雪見風呂が楽しめる露天風呂めぐりに出発!

「テルマエ・ロマエII」の作中で阿部寛さん演じる主人公ルシウスが入浴していたのが、4つある中で一番大きな露天風呂「子宝の湯」です。その大きさは驚愕の約200畳!
早速、うわさの露天風呂に行ってみましょう。
露天風呂は他に「摩訶(まか)の湯」「般若(はんにゃ)の湯」「摩耶(まや)の湯」の3つがあり、すべて宝川にかかる吊橋を渡って向かいます。眼下にゴオオオオと壮大な音を響かせて流れる宝川を眺めながら、ちょっとしたアトラクション気分を味わえます。
▲「うわ~こんな山に囲まれた温泉地にあるんですね~。まさに白銀の世界♪」

そうなんです、汪泉閣があるのは風光明媚な山間部。ダイナミックな自然をいっぱいに感じながら開放的な露天風呂が楽しめる、まさに“群馬の秘湯”なんです。
▲橋をわたると「日乃本一の大露天風呂」という案内石を発見

ひこ乃「温泉どこかなー?早く入りたいよ~」
そりゃそうだよね、外はマイナス3度の極寒だもんね(笑)
▲身長をはるかに超える雪が積もった真っ白な散策路も絵になります。露天風呂はこの先、徒歩2分ぐらいのところにあります
▲「……あっ!!」
目の前に湯けむりが立ち込める大きな湯船を発見!中央を流れる宝川を隔てて左手に見えるのが、約200畳を誇る「子宝の湯」です。右奥に見える木の柵で仕切られた部分に「般若の湯」があります。
▲早速「子宝の湯」を堪能するひこ乃ちゃん。「あぁ、お湯が体にまとわりつく~」

汪泉閣は4種類の自家源泉をほどよくブレンドした源泉掛け流しの温泉です。しかも毎分1,800リットルという豊富な湯量を誇り、総面積約470畳の大露天風呂にたっぷりと湯を満たしています。泉質は女性にうれしい“弱アルカリ性”の単純温泉。美肌効果が期待できますね!
▲宝川との距離がとても近いので、川のせせらぎがよく聞こえます。視界を遮るものもなく、大自然を満喫できる“野天風呂”に身も心もすっかり開放的に♪
▲露天風呂は24時間入浴できます。日が落ちてライトアップされた中で入る雪見大露天風呂は、昼とは一味違った趣がありますよね

他の3つの露天風呂もそれぞれに特徴があります。約120畳の「摩訶の湯」は、雑誌やポスターなどで頻繁に登場する「汪泉閣」を代表する露天風呂。約50畳の「般若の湯」は、湯船が浅めになっているので小さい子どもでも安心して入ることができます。さらに約100畳の「摩耶の湯」は女性専用なので、混浴に抵抗がある人にはうれしい限り。シーンや好みに合わせて色々選べるもの汪泉閣の醍醐味ですね。
▲「摩訶の湯」。秋にはこんな素敵な紅葉風呂が楽しめます(写真提供:宝川温泉 汪泉閣)
▲4つの中で一番小さな「般若の湯」は、小さな子ども連れの家族におすすめ
▲女性専用とはいえ、約100畳とかなり大きい「摩耶の湯」。満天の星や月を眺めながら、ひこ乃ちゃんとガールズトークがはずみました(写真提供:宝川温泉 汪泉閣)

初めは「混浴ってちょっと恥ずかしいな……」と思っていたひこ乃ちゃんと筆者。でも一度入ってしまえば、恥ずかしさも何処へやら。お互い「次どこいく~?」と、まるでスタンプラリーのように楽しみながら全ての大露天風呂を制覇しました。お湯の肌ざわりもとても良くて、体も芯までポカポカ!「温泉に入ったら、お肌がすべすべになった気がする!」と、ひこ乃ちゃんにも高評価でした。
▲女性には可愛い湯あみ着が用意されているので(宿泊者限定)、混浴初心者さんも安心です
▲内湯も男女1つずつ用意(24時間利用可能)。外の大露天風呂には専用の洗い場が備わっていないので、顔や身体を洗う場合はこちらへどうぞ

温泉を堪能した後は、宿自慢の「竹庭」コースでおなかも満たされて

お風呂から出た後は、温泉旅館の名物グルメに舌鼓を打ちましょう♪
汪泉閣では食事処「月光」でのハーフバイキングか、11室の個室が完備された「竹庭(ちくてい)」でのコース料理を選択できます。せっかくなので、今回は「竹庭」のコース料理をチョイス!
▲和モダンな雰囲気のプライベート空間でゆったり夕食を楽しみたい方は「竹庭」がおすすめ
▲地元ブランド・赤城牛のすき焼き、名物の熊汁(くまじる)、岩魚(いわな)の塩焼きなど、山や川の恵みを生かした滋味溢れる夕食が並びました!
▲まずは赤紫蘇の食前酒で「カンパ~イ!」

赤紫蘇の酸味と甘みが絶妙にマッチしておいしい~。ビタミンたっぷりで、まるで飲む美容液というレベル。ひこ乃ちゃん、気に入って2杯目をお部屋へお持ち帰りしていました(笑)
▲「ん!?このお肉なんだろう!?」

これは汪泉閣名物の熊肉を使ったお汁。昔の人がよく食べていたそうで、冬眠に備え栄養をたっぷり蓄えた熊の肉は栄養価の高い滋養食だったそう。お味はいかが?
ひこ乃「まったく臭みがないし、熊肉って意外と軟らかいんですね♪」
▲漬けまぐろの上にのっているカマボコには、「宝川温泉」と型抜きされた昆布が!こういう細部にこだわった演出がにくいな~。ちなみにこの昆布は……そう、群馬県の形です!
▲メインの赤城牛のすき焼きは、甘辛いタレがお肉とよく合う!溶いた卵にしっかり絡めていただきます
▲「お肉がとろける~~~~~♪」。さすが群馬のブランド牛!あまりに美味しくてほっぺた落ちそう
▲専用の釜で炊かれた鶏五目ごはん。ほっかほかの炊き立てごはんは超美味でした!

群馬の地の物をふんだんに使った「竹庭」のコース料理。ところで、ひこ乃ちゃん何が一番おいしかったかな?
▲「私は、これですね!塩加減がちょうどよくて何匹でも食べられそう」
▲ひこ乃ちゃんのお気に入りは岩魚の塩焼き!鮮度の高い岩魚を仕入れ、囲炉裏でじっくり焼いて提供されます(料理の内容は季節ごとに変更になる場合があります)

一方、食事処「月光」では、「竹庭」と共通の赤城牛のすき焼きをメインに、野菜やデザート、副菜やカレーなどをハーフバイキング形式で味わえます。好きな種類を好きなだけ食べたい方にはこちらがおすすめです。
▲地の野菜や旬の素材を使った料理を好きなだけ楽しめる(写真提供:宝川温泉 汪泉閣)

ひこ乃ちゃんも大満足の「宝川温泉 汪泉閣」。素敵な外国人のおにぃさまたちに囲まれた雪見風呂もちょっと非日常体験でした(笑)。
▲「汪泉閣、すっごい良かったな。また来たいな~」

ちなみに、汪泉閣は宿泊専用の宿ですが、日帰りで露天風呂を楽しみたい場合は大手門近くに立つ日帰り施設の「宝川山荘」へ。汪泉閣にある4つの大露天風呂をスキーやスノボ帰りに気軽に楽しめます!(大人1,500円、小学生1,000円※いずれも税込。内風呂は「宝川山荘」内のもののみ利用可)
▲「宝川山荘」には休憩できる大広間や、山菜うどん・そばなどの軽食を食べられる食堂もあります

自然豊かな宝川温泉は、花見や新緑、紅葉など四季折々の景観とともにゆったりと露天風呂を楽しめるのも魅力です。旅館の方いわく「初夏の新緑のシーズンが最高」なのだそう。
▲新緑に包まれた露天風呂は癒し効果抜群です(写真提供:宝川温泉 汪泉閣)
▲春は満開の桜を愛でながら花見風呂も堪能できますよ(写真提供:宝川温泉 汪泉閣)

山間部にある秘境の温泉旅館ではありますが、宿泊客ならJRみなかみ駅もしくは上毛高原駅からの無料送迎(宿泊者限定)にも対応してくれるので、移動も楽チン。ぜひ絶景の大露天風呂を味わいに訪れてみてください!

ひこ乃

モデルやinstagramerとして活動しながらInstagram運用講師などのSNSコンサルティングやフォトジェニック空間のデザインも手掛ける。

takeko

takeko

普段はIT系ディレクター、時々ライター。趣味は美味しいお店開拓(でもすごく方向音痴です…)。学生時代は一人海外旅行が大好きで、行く先々ですぐ友達を作っちゃうタイプでした。社会人になり全国各地へ出張に行く度に、その土地の美味しいグルメと人に会う楽しみを覚え、現在も休みがあればどこかしらに旅に出ます。最近のブームは日本酒。いつかマイボトル酒が作りたい!と思ってます。

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