【2019年版】東京の桜おすすめスポット11選!満開でお花見できる名所や穴場の見頃は?
まもなくお花見シーズン到来!東京では、例年3月下旬~4月上旬にソメイヨシノや八重桜、緑色した花びらが珍しい御衣黄(ギョイコウ)など、各所でさまざまな種類の桜が楽しめます。日本気象協会の予想によると、2019年は例年より早く3月20日(水)頃に開花予定。多くの花見客で賑わう名所から、ゆっくり桜が楽しめる穴場まで、東京のおすすめお花見スポット11選を開花予想や見頃情報も含めてご紹介します。

1.桜咲く川沿いは、散策もグルメも楽しい一押しスポット【目黒川】

美しい春の景色を求めて多くの花見客がやってきますが、特に賑わいを見せるのは東急東横線・東京メトロ日比谷線の中目黒駅付近。定番の焼きそばやたこ焼きなどはもちろん、ワインやシャンパンを提供するおしゃれな屋台も数多く出店されており、桜を眺めながら食べ歩きを楽しむスタイルが人気です。

桜も食事もゆっくり満喫したいなら、川沿いのレストランやカフェがおすすめ。人気の窓際席は予約必至なので早めにお問い合わせを。
リストランテ カシーナ・カナミッラ
目黒川の満開の桜を眺めながらいただく絶品イタリアン(リンク先記事の内容は、2017年以前に取材したものです。メニューの内容が変更されている場合があります。)

人混みを避けて散策を楽しみたいなら、川幅の広い下流の目黒駅方面がおすすめ。遊歩道も整備され、混雑も緩和されるので比較的ゆっくりとお花見を楽しむことができますよ。
【目黒川までのアクセス例】
東急田園都市線・池尻大橋駅下車、徒歩すぐ(目黒川上流)
東急東横線、東京メトロ日比谷線・中目黒駅下車、徒歩約2分(目黒川中流)
JR山手線、東急目黒線・目黒駅下車、徒歩約5分 (目黒川下流)
目黒川の桜
東京都目黒区東山3-1付近から下目黒2-9付近
[ライトアップ]開催期間:2019年3月20日(水)~4月7日(日)、点灯時間:17:00~21:00
03-5722-6850(めぐろ観光まちづくり協会)

2019年3月31日(日)、4月5日(金)~7日(日)には、昼間に大人3,900円、小人2,500円(各税込)でお花見クルーズを開催予定です。
【発着場(天王洲ピア)までのアクセス例】
東京モノレール「天王洲アイル駅」より徒歩約4分
2. 遊歩道や水上から仰ぎ見る桜にうっとり【千鳥ヶ淵緑道】

2019年3月27日(水)~4月7日(日)に開催される「千代田のさくらまつり」期間中には、夜桜ライトアップならびに千鳥ヶ淵ボート場の夜間特別営業も予定されています。ライトアップされた桜が水面に映る様はとても幻想的!ぜひ、昼間とは違った雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

【千鳥ヶ淵(緑道入口)までのアクセス例】
東京メトロ半蔵門線、東西線、都営新宿線・九段下駅下車、徒歩約5分
東京メトロ半蔵門線・半蔵門駅下車、徒歩約5分
千鳥ヶ淵緑道
東京都千代田区九段南2丁目から三番町先
[ライトアップ]開催期間:2019年3月27日(水)~4月7日(日)、点灯時間:日没(18:00頃)~22:00(桜の開花状況によっては変更あり)
03-3556-0391(千代田区観光協会)
3.開放感いっぱいの都会のオアシスで多彩な桜を満喫【新宿御苑】

園内には早咲きのカンザクラのほか、ソメイヨシノやカスミザクラなど約65種・1,000本の桜の木があり、2月中旬から4月下旬までの長い期間で桜が楽しめます。
おすすめは新宿御苑の八重桜の代表品種・イチヨウが見ごろを迎える4月中旬。2019年は4月中旬~10日間程、八重桜のライトアップが予定されています。緑色の花びらが珍しい「御衣黄(ギョイコウ)」や黄色の桜「鬱金(ウコン)」も人気です。広々とした芝生でお弁当を広げ、ピクニック気分でお花見を満喫しましょう。
※「新宿御苑」は酒類持込禁止、遊具類使用禁止ですのでご注意ください。

【新宿御苑(新宿門)までのアクセス例】
東京メトロ丸ノ内線・新宿御苑前駅下車、徒歩約5分
東京メトロ丸ノ内線、副都心線、都営新宿線・新宿三丁目駅下車、徒歩約5分
JR各線、京王線、小田急線・新宿駅下車、徒歩約10分
新宿御苑
桜の名所「新宿御苑」。都会の真ん中で四季の移ろいを楽しむ
4.シャンシャン人気に沸く上野でお花見宴会!【上野恩賜公園】
2019年3月21日(木・祝)~4月7日(日)には「うえの桜まつり」が開催(桜の開花状況による)。期間中は、夜になると約1,000個のぼんぼりに明かりが灯され、宴会ムードを盛り上げます(※桜の開花後を予定)。昼夜を問わず園内のあちらこちらで賑やかな宴会が行われているので、仲間とワイワイ楽しみたい方におすすめです。

広い園内には、可愛い赤ちゃんパンダの人気に沸く「恩賜上野動物園」や、世界遺産「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕着な貢献―」の構成資産の一つである「国立西洋美術館」など、観光スポットも充実しています。花見と併せて訪れてみてはいかがでしょうか?

【上野恩賜公園までのアクセス例】
JR各線・上野駅下車、徒歩約3分
京成線・京成上野駅下車、徒歩約3分
東京メトロ銀座線、日比谷線・上野駅下車、徒歩約5分
上野恩賜公園
東京都台東区上野公園
[開園時間]5:00~23:00
[休園日]なし
[入園料]無料
[ライトアップ]開催期間:2019年3月21日(木・祝)~4月7日(日)、点灯時間:17:00~20:00
03-3833-0030(上野観光連盟)
5.東京に春の訪れを告げるソメイヨシノを愛でる【靖國神社】

2019年4月2日(火)~4月4日(木)には、「第27回奉納 靖國神社 夜桜能」を開催(要チケット)。130年余の伝統を有する「能楽堂」を舞台に、能楽師や狂言師があでやかに舞う幻想的な薪能(たきぎのう)を楽しみながら雅な夜を過ごすのも一興です。

【靖國神社までのアクセス例】
東京メトロ東西線、半蔵門線、都営新宿線・九段下駅下車、徒歩約5分
東京メトロ有楽町線、南北線、都営新宿線・市ヶ谷駅下車、徒歩約10分
東京メトロ東西線、有楽町線、南北線、都営大江戸線・飯田橋駅下車、徒歩約10分
JR中央線、総武線・飯田橋駅または市ヶ谷駅下車、徒歩約10分
靖國神社
東京都千代田区九段北3-1-1
[参拝時間]6:00~18:00(11~2月は~17:00)
03-3261-8326
6.池のまわりを覆い尽くす桜は息を呑む美しさ!【井の頭恩賜公園】
園内にはソメイヨシノやヤマザクラなど約500本の桜の木がありますが、圧巻なのは「井の頭池」の周囲を取り巻く約250本の桜。池の中央に架けられた「七井橋」からの眺めが評判で、水面近くまで枝を延ばした桜が池の周囲を覆いつくす様子は圧倒的な美しさです。

井の頭恩賜公園では、本格的なライトアップは行われませんが、園内にある街灯の明かりで夜桜見物も楽しめます。ほんのり控えめに照らされた桜は神秘的な雰囲気をまとい、うっとりするような美しさです。

【井の頭恩賜公園までのアクセス例】
京王井の頭線・井の頭公園駅下車、徒歩約1分
JR中央線、京王井の頭線・吉祥寺駅下車、徒歩約5分
井の頭恩賜公園
東京都武蔵野市御殿山1-18-31
散策自由
0422-47-6900(井の頭恩賜公園管理所)
7.東京スカイツリーと桜の競演!【隅田川】

隅田川沿いに広がる「隅田公園」では、2019年3月16日(土)~4月7日(日)に「隅田公園桜まつり」を開催。日が暮れると、桜の木のライトアップやボンボリの点灯も行われ、幻想的な夜桜を楽しむことができます。
【隅田公園(台東区)までのアクセス例】
東京メトロ銀座線、東武スカイツリー線・浅草駅下車、徒歩約3分
都営地下鉄浅草線・浅草駅下車、徒歩約5分
つくばエクスプレス・浅草駅下車、徒歩約12分
隅田公園
東京都台東区花川戸1-1、花川戸2-1、浅草7-1
散策自由
[ライトアップ]開催期間:2019年3月16日(土)~4月7日(日)、点灯時間:桜の木のライトアップは18:30~21:30、ボンボリの点灯は日没~22:00
03-3844-1221(浅草観光連盟)
8. 大きなしだれ桜は見ごたえ抜群!夜は幻想的な雰囲気に【六義園】
なかでも高さ約15m、幅は約20mにおよぶしだれ桜は迫力満点。写真のフレームに収まりきらないほどの大きさは、一見の価値があります。

ライトアップ期間中は、軽飲食が楽しめる「さくら茶屋」や抹茶と和菓子をいただける「抹茶茶屋」も20:00まで営業(通常は16:45まで)。幻想的な夜の庭園で、しっとりとお花見を楽しんでみてはいかがでしょう。

【六義園までのアクセス例】
JR山手線、東京メトロ南北線・駒込駅下車、徒歩約7分
都営三田線・千石駅下車、徒歩約10分
六義園
東京都文京区本駒込6-16-3
[開園時間]9:00~17:00(最終入園16:30)
※イベント期間中およびゴールデンウィークなどは時間延長あり。「しだれ桜と大名庭園のライトアップ」開催期間中は21:00まで開園(最終入園20:30)
[ライトアップ]開催期間:2019年3月21日(木・祝)~4月3日(水)、点灯時間:日没(18:00頃)~21:00
[休園日]12月29日~翌1月1日
[入園料]一般300円、65歳以上150円(小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料)※ともに税込
03-3941-2222(六義園サービスセンター)
9.広い園内でゆったり寛げる都内の穴場スポット【国営昭和記念公園】

なかでも、ソメイヨシノを中心とした約200本の桜が楽しめる「桜の園」は、大きな桜の木の下にシートを敷いてゆったりと寛ぐことができる穴場スポット。園のほぼ中央に位置し、近くには、公園のシンボルツリーとして知られる高さ20m以上の大ケヤキがあります。
ゆっくり寛いだあとは、残堀川沿いの桜並木を眺めながら散歩をしたり、風を感じながらサイクリングロードを自転車で走ったりするのもおすすめです。

例年3月末~5月末には、桜やチューリップ、ポピー、福寿草(フクジュソウ)、梅、菜の花、藤、スイレン、ツツジ類などが開花する「フラワーフェスティバル」を開催し、園内が一層華やかに。色とりどりの花が園内を鮮やかに彩る様子に、春の訪れを感じることができますよ。
【国営昭和記念公園までのアクセス例】
JR中央線・立川駅下車、徒歩約10分(あけぼの口)
多摩都市モノレール・立川北駅下車、徒歩約8分(あけぼの口)
JR青梅線・西立川駅下車、徒歩約2分(西立川口)
国営昭和記念公園
東京都立川市緑町3173
[開園時間]9:30~17:00(4月1日から9月30日までの土・日曜・祝日は~18:00、11月1日から2月末日は~16:30)
[休園日]12月31日、1月1日、2月の第4月曜とその翌日
[入園料]大人(15歳以上)450円、小人(小・中学生)無料、シルバー(65歳以上)210円 ※すべて税込
042-528-1751(国営昭和記念公園管理センター)
10.江戸時代より親しまれる花見の名所【飛鳥山公園】
現在の園内には、ソメイヨシノやサトザクラなど約600本の桜の木が植えられており、遊歩道を散歩したり、広場で宴会を楽しんだりする人々の姿で賑わいます。

2019年4月6日(土)、7日(日)には「北区さくらSA*KASOまつり」が開催されるほか、桜の開花期間中の夜間にはぼんぼりが灯り、夜桜観賞が楽しめます。
【飛鳥山公園までのアクセス例】
JR京浜東北線・王子駅下車、徒歩約1分
都電荒川線・王子駅前電停下車、徒歩約1分
東京メトロ南北線・王子駅下車、徒歩約3分
飛鳥山公園
東京都北区王子1-1-3
散策自由
[ライトアップ]開催期間:2019年3月22日(金)~4月7日(日)予定、点灯時間:17:30~21:00
03-3908-9275
11.洗練された都会の夜桜に酔いしれよう【六本木ヒルズ】

また、回遊式の日本庭園「毛利庭園」や、約400mにわたって延びる「六本木さくら坂」では、合わせて約90本のソメイヨシノがライトアップされ、夜の六本木を幻想的な華やかさで彩ります。
2019年4月5日(金)~4月7日(日)には「春まつり2019」が開催され、メイン会場となる「六本木ヒルズアリーナ」では、毎年好評のグルメ屋台や音楽・エンタテインメントパフォーマンスなどの企画も楽しめます。

【六本木ヒルズまでのアクセス例】
東京メトロ日比谷線・六本木駅直結
都営地下鉄大江戸線・六本木駅下車、徒歩約4分
東京メトロ千代田線・乃木坂駅下車、徒歩約10 分
六本木ヒルズの桜(毛利庭園、六本木さくら坂)
東京都港区六本木6-10-1
散策自由(毛利庭園の開園時間は7:00~23:00)
[ライトアップ]開催期間:2019年3月下旬~4月中旬ごろ(桜の開花時期により変動)、点灯時間:17:30 ~23:00(六本木さくら坂は~22:30 )
03-6406-6000(総合インフォメーションセンター)
日本気象協会の発表(2019年2月21日)によると、2019年の東京の桜の開花は3月20日。見頃・満開となるのは例年より早い予想となっています。
都内に数あるお花見名所や穴場スポットを訪れて、暖かな春の訪れを感じてみませんか。
※桜の写真は2017年以前のものです。
※本記事は2018年公開記事を一部更新したものです。
※花の開花状況により、催事期間・内容が変更となる場合があります。詳しくは公式ホームページをご確認ください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
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