サメとマンボウだけじゃない!「アクアワールド茨城県大洗水族館」をリピートしたくなる6つの理由

2018.07.08 更新

茨城県大洗町の「アクアワールド茨城県大洗水族館」は、県民ならおそらく誰もが一度は行ったことのある、超有名観光スポット。2002年の大規模リニューアル以降は、県外からの来館者やリピーターの多さでも知られています。毎年100万人以上を惹きつける、巨大水族館の人気の秘密を探ります!

見どころ盛りだくさん!親子でもカップルでも楽しめる水族館

ひたちなか海浜鉄道・那珂湊(なかみなと)駅からバスで約7分。太平洋に面した海岸沿いに「アクアワールド茨城県大洗水族館」はあります。
▲水族館入口にある「出逢いの鐘」

毎日大勢の来館者で賑わう理由は、ここアクアワールドならではの魅力にあります。サメやマンボウといった水族館の「顔」はもちろん、巨大水槽に、生き物の素顔が見えるイベント、そして誰もが笑顔になるダイナミックなショーなど、とにかく盛りだくさんなのです。今回はその魅力を6つのポイントに分けて、ご紹介していきます。

1.「出会いの海の大水槽」で約80種、20,000匹の魚たちと泳ぐ「アクアウォッチング」

館内に入るとすぐ現れるのが、「出会いの海ゾーン」です。ここでの注目は何と言っても、茨城の海を再現した「出会いの海の大水槽」。水量はなんと1,300t!25mプール3杯分もの水の圧力を、厚さ55cmのアクリルガラスが支えています。
水槽で飼育されているのは、10,000匹ものマイワシの群れ、様々な種類のサメ、エイなど。
▲アオウミガメ(中央上)に混じって、全国7水族館にしかいない珍しいクロウミガメ(中央)の姿も

青く光る水槽の中でゆったりと泳ぎ回る魚たちの姿は幻想的で、いつまでも見ていられる美しさ。別世界を味わえます。

この水槽では1日4回、飼育員さんがダイバーとなって水槽の中から魚たちを紹介してくれる対話型のショー「アクアウォッチング」が行われるのですが、これが最高に楽しい!
▲ダイバーはそれぞれ専門分野が違うため、毎回違った内容が楽しめる

水中カメラを手にしたダイバーが話しながら水槽内部の様子を実況中継、映像は水槽脇のスクリーンに映し出されます。たとえば、マイワシがなぜ群れで行動するのか、その理由をこんなふうに解説してくれるんですよ。

このほか「質問コーナー」では、会場からの質問やリクエストに水中にいるダイバーが答えてくれるという、ライブならではの臨場感が!「あの魚をもっと間近で見たいな…」「水槽の底には何がいるの?」と尋ねれば、水槽の外からでは観察しにくい生き物についても、スクリーンに映しながら解説してくれますよ。
「アクアウォッチング」の所要時間は約15分。ラストにはスペシャルイルミネーションが灯り、大水槽の中では大量の泡が一斉に噴射される演出も。まるでショーのような華やかさです。
▲「アクアウォッチング」のラストを飾るイルミネーション!大水槽は上の階からも楽しむことができる

2.飼育種類数、日本一! サメの楽園

「アクアワールド」といえば、サメ!「世界の海ゾーン」を中心に飼育されているサメは、なんと50種類以上にも及び、飼育種類数は日本一を誇ります。強面のシロワニやレモンザメをはじめ、シュモクザメやネコザメなど、様々な種類の迫力満点のサメを見ることができます。
▲ザ・シャーク!といった風情のシロワニ
▲おとなしいトラフザメは斑点模様が目印

大人のサメの水槽を見るだけでも十分興奮するのですが、さらに興奮度をアップさせるのが、サメの卵と赤ちゃんのコーナー。
サメの卵がどんな形をしているか、ご存知ですか?
驚くなかれ、これ、卵です。
潮に流されて敵に食べられないよう、岩の間に入り込みやすくするために、ネコザメの仲間の卵はこんな形になったと言われています。

そして、右の「ネコザメ」の卵から生まれたのが、こちらの赤ちゃん。
口元が笑っているようで、かわいいですよね!

一方、こんな形の卵もあります。
こちらは上下についた紐のようなものを海藻に絡ませて固定させる仕組みです。よくできていますよね。

このほか、サメの中には「胎生(たいせい)」と言って、卵ではなく、そのまま子どもを産む種類もいるのだそう。
卵や交接などサメの不思議な生態について知りたくなったら、「ミュージアムゾーン」へどうぞ。雄には交接器があるなど、ちょっとしたポイントを押さえれば、水槽の中のサメの雄・雌もすぐ見分けられるようになります。観察の楽しみがアップしますよ!
また、毎日午前中に1回、「サメの海水槽」ではサメたちに飼育員が餌をやる「シャークウォッチング」も開催されています。意外とおとなしいというサメのお食事風景も要チェックです!

3.日本最大の水槽で暮らすマンボウたち

アクアワールドが力を入れているもう一つの飼育動物が、マンボウです。
270tの水槽はマンボウ専用としては日本最大!複数のマンボウがのんびり泳いでいます。ひたすらゆったり、時には体を縦にしたり横にしたりして水の中を漂う姿や、大きな体ととぼけた顔つきを見ていると、なんだか気持ちもおおらかになってきます。

そんなマンボウですが、実は飼育は非常に難しく、アクアワールドのように複数匹を飼育展示している水族館は珍しいといいます。体が傷つきやいため、フィルム製の衝突防止シートを設置するなど、様々な対策を施しています。
▲マンボウの「お食事タイム」

マンボウのデリケートぶりを確認できるのが、1日2回の「お食事タイム」です。複数匹のマンボウが干渉しあってストレスを抱えたり、接触したりしないよう、なんと3名の飼育員が分担して注意しながら餌を与えているのです。

餌づくりにも気を使います。マンボウは本来、大量のクラゲを食べていますが、水族館で用意するのは大変です。そこでクラゲの食感に近づけるため、魚介類のミンチに水とビタミン剤を加えてゼラチンで固めた餌を与えています。体調によっては整腸薬の「ビオフェルミン」を餌に混ぜることもあるのだそう!本当に繊細なんですね。

「ミュージアムゾーン」には、全長3m、世界最大級のウシマンボウの剥製も展示されているので、ぜひチェックしてみてください!
▲体重2,000kg以上あったウシマンボウの剥製。隣のマンボウと比べるとその巨大さは歴然!

4.大人も子どもも大興奮!「イルカ・アシカ オーシャンライブ」

さて、子どもの頃、水族館といえばイルカやアシカのショーが楽しみだった、という方も多いのではないでしょうか?

アクアワールドの「オーシャンライブ」は、太平洋の大海原をバックに3種類のイルカとカリフォルニアアシカたちがダイナミックに繰り広げる約25分間のショーで、子どもから大人まで大人気!屋内型のシアターなので、雨の日でも安心です。
▲体調4mのオキゴンドウのジャンプは迫力満点!水しぶきを浴びる前のほうの席に座れば、イルカたちと一体になれる楽しみも
▲イルカの上にアシカが乗って、仲良くランデブー♡

イルカやアシカは交代で出演しています。それぞれ特技も違うので、お目当ての子の演技を見に、何度も通うリピーターも多いのだとか!確かにどの子も健気でかわいい……リピートしてしまう気持ちもわかります。
▲キュートな演出が多く、カップルでも楽しめることうけあい!

ショーは1日数回行われており、開演30分前から入場可能。混雑することが多いので、入館したらスケジュールをチェックして、早めの入場を!

5.まだまだあります!注目の「お食事タイム」と「水族館探検ツアー」

とにかくプログラムが豊富に用意されていて、飽きさせない水族館、アクアワールド。

海の動物の意外な生態を間近で観察できる「お食事タイム」も、ご紹介したサメとマンボウ以外に、フンボルトペンギン、ゴマフアザラシ、ラッコ、カピバラ、エトピリカ、カリフォルニアアシカを公開しています(各1日1~3回。動物の状態により、内容は変更・中止となる場合があります)。
▲餌を待つフンボルトペンギンたち

「お食事タイム」中の「質問タイム」では、飼育員さんに自由に質問することができます。
遠足で訪れていた小学生から、「餌をあげ忘れるペンギンはいないんですか?」との質問が飛ぶと、「餌をあげ忘れることはありません。羽の付け根につけた色バンドで個体を見分けているんですよ」と、明快に答えていました。
▲こちらはカピバラの「お食事タイム」。無表情で黙々と野菜に向かう様子もかわいい

そのほか、アクアワールドの裏側を探検する「水族館探検ツアー」(所要時間約50分)もおすすめ。サメ水槽やマンボウ水槽、出会いの海の大水槽を上から覗いたり、本物のサメの歯に触ったり。いつもは入れない水族館のバックヤードで迫力満点の世界を体験できます!

1日3回のツアーは、時間によって「解説員コース」と「飼育員コース」の2種類があるので好きなコースを選んで参加します(入場券があれば無料)。
定員は各回15名。毎日8:35~8:45に水族館入口で整理券を配布していますが、休日は開館後すぐ埋まってしまうことも多い人気のプログラムです。気になる方は早目に整理券をゲットしてくださいね。

6.アクアワールドに来たらコレ!充実のフードとお土産

1日たっぷり楽しめるアクアワールドは、お食事処も充実しています。
水族館を観覧中にお腹が空いたら、「ミュージアムゾーン」内の軽食コーナー、「マーメイドギャレー」へどうぞ。
オーシャンビューのテラスがあり、飲み物や軽食を楽しむことができます。
ここでチャレンジしていただきたいのは、アクアワールドオリジナルのサメを使った2品です。
まずはこちら、「鮫カレー」(650円)!
100%サメの肉だけを使ったアクアワールドオリジナルのカレーは、スパイスが効いていてさらっとした舌触り。サメの肉は淡白で臭みがなく、カレーによく合います。

もう一つ、こちらもサメ肉100%の「シャークナゲット」(300円)もぜひお試しを。
▲揚げたてのナゲットは、鶏肉に似た食感で違和感ゼロ
また、水族館入口の手前には10店舗もの飲食店が軒を並べるフードコートが。地元・大洗の新鮮な海の幸を使ったお店も多く、太平洋を眺めながら食事をすることができます。
▲飲食スペースの外には太平洋が広がる

こちらは水族館の外にあるので、展示を楽しんだ後、または入場前の腹ごしらえにぴったりです(当日であれば水族館への再入場も可能)。

お土産だって、サメづくしなのがアクアワールドです!
「マーメイドギャレー」の隣にあるミュージアムショップ「ガレオス」では、サメの飼育員が監修した「ほんわかシロワニぬいぐるみ」(1つ1,620円)が人気。前述した本物のシロワニの特徴をとらえつつ、かわいい仕上がりです。
館外フードコートの隣にあるスーベニアショップ「モラモラ」も、サメグッズであふれています!
▲「マーメイドギャレー」で提供されているのと同じ「鮫カレー」は、お土産としても人気(1袋500円)

いかがでしたか?ご紹介したほかにも、美しいクラゲ水槽など写真映えしそうなフォトスポットもたくさんあります。
親子でも、友人同士でも楽しめて、何度でも来たくなる。アクアワールドならではの魅力を味わいに、ぜひ訪れてみてください!
※記事内の価格はすべて税込です
髙松夕佳

髙松夕佳

編集者、ライター。茨城県つくば市のひとり出版社「夕(せき)書房」代表。『家をせおって歩いた』(村上慧著)、『山熊田 YAMAKUMATA』(亀山亮著)、『宮澤賢治 愛のうた』(澤口たまみ著)が好評発売中。ふるさと、茨城の魅力を再発見する日々。

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