徳島・鳴門の絶景フレンチレストラン「カリフォルニアテーブル」で、芸術的なランチコースを堪能

2018.08.22 更新

関西方面から車で約2時間、徳島の玄関口でもある鳴門市の小高い山に、レストラン「カリフォルニアテーブル」があります。県内からはもちろん、県外からの観光客のリピーターも多いことでも知られている人気のお店なんです。どんなロケーションや料理が楽しめるのか、調べてきました。

見渡す限り澄み切ったブルー!鳴門の海と空をひとり占め

神戸淡路鳴門自動車道の鳴門ICから車で約25分、徳島阿波おどり空港からは車で約20分、徳島市内からは車で約45分。鳴門海峡や内の海など、鳴門の誇る景観をめぐるドライブコース「鳴門スカイライン」を走り、自然豊かな鳴門公園の中でも一番高台に位置する高級ホテル「Hotel RIDGE(リッジ)」。そこに隣接するレストランが、今回ご紹介する「California Table(カリフォルニアテーブル)」です。
▲緑に囲まれた、ちょっと隠れ家的な雰囲気のある建物です

ドキドキワクワクしながら店内に入ります。
そして1歩、2歩と進んでいくと大きな窓があり、目に飛び込んでくるのが美しい絶景!
▲テラス席からは瀬戸内海が一望!

テラスに出てみると、「わぁー!」。目の前に広がるパノラマビューに、思わず感動の声をあげてしまいました。

遠くに見えるのは鳴門大橋。
高台にあるため、視界をさえぎるものがありません。空と海が織り成すブルーの世界を堪能することができるんです。
▲先の方に見えるのは淡路島。肉眼だと風車が回る様子も望めます

どこからか鳥のさえずりも聞こえてきて、いつの間にか日常の慌ただしさから抜け出し、リゾート地に来たかのような気分になります。
▲テラス席は全部で28席。外でも過ごしやすい春や秋は、この席を目当てに訪れるお客さんが増えるそうです
▲店内は全面ガラス張り。店内からも美しい景色を眺めることができます
▲暑い夏場は、屋内から鳴門の海を楽しむのがおすすめ

この絶景を見ただけでも「ここに来てよかった…」と思ってしまいます。
しかし!このレストランの魅力は、これだけではありません。

まるで食べるアート!世界的画家をイメージしたランチコースに舌鼓

こちらのレストランでお昼にいただけるのが3種類のランチコース。
それぞれ「ゴッホコース」「フェルメールコース」「レオナルド・ダ・ヴィンチコース」と名付けられています。

実はこのレストランの近くには陶板名画の展示で有名な「大塚国際美術館」があります。そのため、世界的に有名な画家にちなんだコースがあるんです。

今回チョイスしたのは、映像のような写実的な手法と光と影を巧みに使った絵画で知られる、「フェルメール」のコース(3,500円・税別)。アミューズ、前菜、スープ、肉料理か魚料理、デザートの5品が楽しめます(パン、コーヒー付き)。

まずはアミューズ。
右から、黒にんにくを練り込んだヴォナシエンスというじゃがいものクレープ。クリームチーズとイベリコ豚の生ハムをサンドしています。
ゴルゴンゾーラなど数種類のチーズを使った白いソースをつけていただきます。

グラスには、とうもろこしのムースの上にサザエと、フレンチキャビアと呼ばれる鱒の卵をコンソメゼリーで固めたものが入っています。

チーズのコクが口中に広がるクレープと、魚介の旨味が凝縮したゼリーは、コースのはじまりにふさわしい華やかな美味しさに満ちています。一品目から目に舌にと楽しませてくれるとは…。さすが!

続いてはオードブル。
旬のカンパチにスモーク風味をつけたマリネの上にイベリコ豚の生ハム、そして枝豆のムース、うずらの卵、赤カイワレやラディッシュなどを盛り付けています。
バルサミコ酢と、はちみつやレモン、ライム、スイートチリ、タバスコなどを合わせたソースと絡めて、サラダ感覚でいただきます。

脂ののったカンパチと甘酸っぱいソースがマッチ! いろんな食感の野菜がアクセントになって、さっぱりと食べ進められます。
▲鮮やかな彩りも食欲をそそります

お次はスープ。
▲徳島産のフレッシュスイートコーンの冷たいスープ。あしらいにとうもろこしの皮やひげを使っていて、新鮮さを物語っています

スープの上にはコンソメゼリーがのっています。スプーンにのっているグリルしたコーンをトッピング。
旬のとうもろこしの甘みがギュッと凝縮しています。おいし~!

メインは魚か肉を選べます。
▲この日のお魚料理にはタチウオを使用

ポワレしたタチウオの上には、粒状のパスタ・クスクス、ムング豆、ズッキーニやそら豆などの夏野菜がのっています。
ソースは焦がした砂糖に赤ワインビネガー、グレープフルーツジュース、バターなどを使ったヴィラガード。
コンソメで炊いたバターライスと一緒にいただきます。

皮目はカリッと、中はふわっと柔らかなタチウオに、野菜とほんのり甘みと酸味を効かせたソースのマリアージュがたまりません。ワインが欲しくなります!
▲お野菜たっぷりなのでヘルシーなのもうれしいポイント
▲この日のお肉料理は、金時豚のグリル

黒胡椒でマリネした阿波の金時豚を、ゴマ風味のソースを絡めながらグリル。ごぼうのチップスなどをあしらって、仕上げに黒&赤胡椒とパルメザンチーズを散りばめた一品です。
▲噛むほどに旨みが広がるブランド豚に、胡椒のピリッとした刺激とチーズのまろやかさが絶妙にマッチ

最後はデザート。
▲ため息が出るほど美しい!

酸味があって香りが強い徳島県産の若桃をコンポートにして、バナナ・チョコ・クリームのムース、桃のゼリーと合わせて。
日によってアイスクリームがトッピングされることもあるそうです。
▲爽やかな香りとしっかりした果肉の桃に、クリームがほどよく甘みをプラスしてくれます。なんとも上品なデザートです

これらに、パンとコーヒーが付いた大満足のコースになります。
▲さすがは「フェルメールコース」。一皿ごとに絵画のような美しさがありました

どれもセンスがキラリと光る料理で、次回はぜひワインやシャンパンと一緒に楽しみたい!と切実に思いました。

美味しい料理を食べながら、美しい景色を眺める。
非日常的で贅沢な時間、ずっとここにいたいなあ…。
▲お腹も心も満たされて、ほんと、し・あ・わ・せ…

こちらの料理を手がけるのは料理長の槇さん。
▲フランス料理をベースに、スペイン料理やイタリア料理のエッセンスを取り入れたメニューを提供する牧さん

すべての料理に共通して意識しているのは、地産地消。
「豊かな食材の宝庫・徳島県の魅力を、このレストランから発信できたらと思っています」と語ってくれました。

こちらのランチコースがいただけるのは11時から15時まで。
14時からはカフェタイムとして気軽に楽しめるメニューを提供しています。
▲チーズバーガーセット(1,800円・税別)

ジューシーなハンバーグと一緒にスモークベーコンやチェダーチーズをサンド。
オニオンリングとポテトフライがナイスコンビ!
▲こちらは「アフタヌーンティーセット」(1人前1,800円・税別)。写真は2人分※イメージ

自家製スコーン、スイーツ、その日ごとで変わるアミューズ盛合せとボリューム満点のセット。どちらもシェフが研究を重ねて手作りした渾身のカフェメニューです。

「このレストランは地元の人がコーヒー一杯でも気軽にお越しいただける場所をとオープンしたお店です。ただ場所柄もあって、価格や敷居が高そうというイメージを持っていらっしゃる方も多かったようです。そこで、オープン時のアメリカ西海岸スタイルという原点に立ち返り、お客様との距離を近づけ、リラックスして心豊かな時間を過ごしていただきたいと新たに作り出したメニューなんです」と、サービスマネージャーの新屋さん。

特別感はありつつも、気軽に訪れることができる価格帯とメニュー構成。
若いお客さんが増えているというのも納得です!
▲取材なのを忘れて、ゆったり過ごした時間。か、帰りたくないよう!

ランチコースはディナータイムでもいただけます。
ディナーは予算に合わせた内容を用意することもできるそうです。
誕生日や記念日のお祝いにはもちろん、サプライズなんてのもいいかもしれませんね…!

週末やお盆休み、大型連休などは、ほぼ予約で満席になるそうです。訪れる前には事前予約がベターですよ。

美しい自然と美味しい食材。
徳島らしさをダブルで満喫できる絶景レストランで、ぜひ至福のひとときを過ごしてみてくださいね。

レストランを堪能したあとは、近くの「大塚国際美術館」や「渦の道」などの観光スポットも併せて楽しんでみてはいかがでしょうか?
野々村まり

野々村まり

大学卒業後に徳島のタウン誌「あわわ」に入社。営業部・編集部を経験したのち4誌の編集長を務め、現在は編集統括マネージャーに。管理職になるも未だに月30件の取材をこなす現役バリバリアラフォー編集者。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
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