東京都庁の展望室は無料&予約不要で東京の街を一望できる!デートスポットにもおすすめ

2018.06.29 更新

東京都庁が、連日観光客でにぎわっているってご存知でしたか?お目当てはズバリ!地上約202mから見渡す眺望。なんと無料で楽しむことができるんです。レストランや土産店もありデートにもおすすめ。どんな空間が広がっているのか、レポートします!

▲北展望室にあるレストラン「グッドビュー東京」にて
東京都庁には、第一・第二本庁舎と都議会議事堂があり、展望室があるのは第一本庁舎になります。展望室は、北展望室と南展望室があるので、ぜひ両方訪れてみてください。予約は不要で、入室料も無料です。今回は、巨大ターミナルの新宿駅から展望室へと向かいます!

新宿駅から徒歩でアクセス可能。あっという間にシティビューを楽しめる!

新宿駅西口にある地下ロータリーから東京都庁方面へは「動く歩道」があるので、移動もラクチン。地上に出たら、「京王プラザホテル」を左手に見ながら3分ほど直進すると、左手に第一本庁舎へと続く通路があるので、「展望室」という案内を目印に進みます。
▲広い通路なので、「展望室」の案内があるのは嬉しい

西口から徒歩10分ほどで第一本庁舎に到着。45階の展望室には直通の専用エレベータ―で移動します。
▲第一本庁舎の正面玄関の横に「北展望室専用エレベーター」の入口がある
▲北展望室専用エレベーター

南展望室へのエレベーター入口も、正面玄関を挟んで反対側にあります。
▲南展望室専用エレベーター

なお、展望室の開室時間は以下の通りです。
〈北展望室〉
9:30~23:00《第2・4月曜日は休室》
〈南展望室〉
9:30~17:30(北展望室が休室の場合は23:00まで)《第1・3火曜日は休室》
※両展望室とも、入室締切は閉室時間の30分前

この日はまず、北展望室へ向かうことにしました。エレベーター前で手荷物検査を受けてエレベーターに乗り込むと、たった55秒で地上約202mの展望室へ到着!
▲北展望室。天井がドーム型になっていて、開放感いっぱい

北展望室で、くつろぎの時間を過ごす

窓からは太陽の光がやさしく差し込み、朝から多くの観光客でにぎわっていました。さっそく窓に近づくと…東京の街と空が一体となった、美しい景色が飛び込んできました。

富士山も見えるという北展望室。あいにくこの日は空気が霞んでいて見えませんでしたが、東京の街だけにとどまらず、横浜、伊豆、甲府、秩父方面へとつづく奥行きある景色も楽しめます。
▲ビルが立ち並ぶ向こうには、奥多摩、秩父、甲府の自然が広がっている

「東京スカイツリー®」や「東京ドーム」など、東京のシンボルとなる建物を探しながら窓を移動します。
▲景色の案内ボードがついているので、照らし合わせてみて

北展望室からの眺めを心ゆくまで満喫するには、レストラン「グッドビュー東京」がおすすめです。北展望室の窓の約半分がレストランスペースに利用されていて、とっても贅沢な設計なんです。
▲テーブル席のほか、ソファー席、カウンター席もある。どの席も、景色がよく見えるように配置されている
▲窓に近いほど、天空のカフェにいるような気分に

「グッドビュー東京」の魅力は、景色だけではありません。季節の素材を取り入れたランチやディナー、ドリンクメニューも充実。この日は、人気メニューのひとつ「アフタヌーンティーセット」をいただきました。「アフタヌーンティーセット」は、基本的には予約が必要ですが、当日の用意があれば注文できるそうです(提供は13:30以降で、数に限りがあります)
▲丁寧に作られたスイーツが贅沢に盛られた上・中段のお皿。下段のお皿には、厳選されたチーズと生ハム、温かくふわふわのマフィンが。1名2,800円(スパークリングワイン1杯とフリードリンク付・税抜)※写真は2名分

スイーツはどれも、甘すぎず上品な味。ベリー、ショコラ、クッキー…と、それぞれのおいしさを楽しめます。香り高いチーズと、旨味が凝縮された生ハムもゆっくり味わうと、幸せな気分に。
▲シティビューを眺めながらいただく優雅な「アフタヌーンティーセット」。癒されます…

「お誕生日など、記念日にご利用いただくことも多いですね。モーニングタイムは比較的すいていますので、よりゆったりと過ごすことができると思います。がらりと雰囲気が変わるディナータイムにも、ぜひお越しください」と店長の関根雅士さん。
▲ディナータイムはバーラウンジのような雰囲気に
▲「東京タワー」や「六本木ヒルズ」(写真右)など、夜景も美しい

北展望室は、東京土産も充実!

同フロアには、銀座に本店を構える玩具店「博品館TOY PARK都庁店」もあります。営業時間は、北展望室と同じで9:30~23:00、定休日は第2・4月曜日(月曜日が祝日の場合は営業、翌火曜日が休業)及び年末年始(1月1日は営業)です。
玩具のほかに、さまざまな東京土産をそろえているのが都庁店の特徴。売れ筋商品を教えてもらいました!
▲「東京水」(500ml、103円・税込)。なんと東京の水道水が人気。東京都水道局が管理する浄水場(金町・朝霞・三園・東村山)で高度浄水されている水道水は、国の安全基準よりも高い基準をクリアしている東京都自慢の水
▲「都庁クッキー」(12袋入り、648円・税込)。クッキーに「東京」「都庁」の文字と、都庁舎がプリントされている

南展望室からも東京らしい景色が広がる

北展望室で朝からゆったりと、贅沢な時間を過ごすことができました。つづいて、いったん1階に下りて南展望室へと移動します。

北展望室と同じく、手荷物検査を受け45階へ。到着すると、目の前には円形のカフェが!
▲フロアの中央にあるカフェ「Tokyo Cafe 202」(営業時間9:30~17:30 ※北展望室が休室の日は23:00まで、定休日:第1・3火曜日及び年末年始 ※1月1日は営業)

カフェはフロアの中央に設計されているので、南展望室ではすべての窓をぐるりと一周しながら眺望を楽しむことができます。
▲広々としたスペースでは、不定期でイベントなどが開催される

南展望室も、観光客がいっぱい!外を覗いてみると、青々とした「明治神宮の森」が見えました。立ち並ぶビルと自然が融合した景色は、東京ならでは。
「東京タワー」や、「六本木ヒルズ」がよく見えるのも南展望室の特徴です。
▲右奥に見えるのが、「明治神宮の森」
▲「新宿パークタワー」(写真中央)、「東京オペラシティタワー」(写真右奥)、遠くには大山・丹沢方面の景色も見える。ふだんじっくり見る機会がない、さまざまなビルの建築デザインを見るのも面白い

北展望室から見える建物もありますが、角度が少し違うので比べてみるのも楽しいですよ。

南展望室では、「日本全国物産展」が2018年8月下旬(予定)まで開催されていて、全国各地のおすすめ品がずらりと並んでいます。北展望室では東京土産を、南展望室では日本のこだわりの逸品を見つけてみてはいかがでしょうか?
▲まだまだ知らない、各都道府県のおすすめ品が見つかる!

北・南の両展望室でどこまでも広い東京の景色を眺めたら、とってもリフレッシュしました。
▲展望室には、記念スタンプもあるので押してみよう(絵柄は北・南とも同じです)

都庁は、東京だけでなく全国各地の情報の発信地!

都庁の見所は展望室だけではないんです。
第一本庁舎1階にある「東京観光情報センター」は2018年2月に、「全国観光PRコーナー」は、2018年4月にリニューアルオープンし、東京はもちろん、全国各地のさまざまな情報を発信しています。展望室専用エレベーターの並びにあるので、気軽に立ち寄ることができます。
▲「東京観光情報センター」(営業時間9:30~18:30、定休日:年末年始・都庁点検日)。東京観光プランの相談ができる。意外と知らない東京の穴場スポットが見つかるはず
▲折り紙やけん玉など、日本文化を体験できる「文化体験コーナー」は外国人観光客に人気(不定期開催)
▲「全国観光PRコーナー」(営業時間9:30~18:30、定休日:年末年始・都庁点検日)。46道府県の地図や観光に関するパンフレットなどがそろっていて、無料でもらえる
▲出店スペースもあり、週替わりでイベントを開催。取材時は、千葉県富里市が特産品を販売していた

職員食堂も一般開放されています。第一本庁舎の職員食堂は、現在改修工事にともない閉鎖中(2018年秋頃オープン予定)ですが、第二本庁舎4階にある職員食堂を利用することができます。

庁舎の1階または2階で、一時通行証の受付をして入庁します。
▲第二本庁舎の職員食堂は2017年2月にリニューアルオープンしたばかり。明るく開放的な空間で、1フロアに776席ある

日替わり定食(500円~・税込)は10種類もあり、野菜たっぷりの「東京野菜ランチ」(690円・税込)のほか、うどん、ラーメンなどの単品、焼きたてパンなどメニューも充実。ランチタイムのあともカフェ営業しているのでブレイクタイムにも利用できますよ。

迫力ある建築も見所

庁舎内を満喫した後は、都庁を正面から眺めに第一本庁舎前の「都民広場」へ行きました。空へと向かって力強くそびえる都庁。地下3階、地上48階、高さ約243mの第一本庁舎は迫力があります。45階にある北・南展望室を見上げると、「あそこから眺めていたのか~」と、その高さを実感しました。
▲「都民広場」から見た第一本庁舎。左に少し見えるビルが第二本庁舎

現在の東京都庁は1990(平成2)年に完成した新庁舎で、建築家の丹下健三氏が建築を担当しました。小さな窓がピシッと整列したようなデザインが特徴です。東京の「文化性」と「先進性」をイメージし、それぞれ、縦繁障子(たてしげしょうじ)の組子に代表される木の構成パターンと集積回路のパターンで表現しているといわれています。
▲第一本庁舎の両脇に不思議なモニュメントが(2つ合わせて一つの作品)。これは作家・井上武吉(ぶきち)氏作の「my sky hole 91 Tokyo」。都庁の敷地内には、このようなアート作品が全部で38点設置されている
▲かわいい2匹のてんとう虫が並ぶ「TENTO MUSHI」(宮本信夫氏作)。都庁敷地内のどこにあるかぜひ探してみて

都議会議事堂も見学してみよう

第一本庁舎の向かい側には、都議会議事堂があります。都議会本会議が行われる議場や、予算などの審議を行う委員会室は見学が可能ということで、行ってみることにしました。
▲大きな弧を描くような建築が美しい地下1階・地上7階の建物。写真中央上の、円盤のような部分が議場
▲「都民広場」を包み込むような建築

議場と委員会室に入るには、入庁手続きが必要です。入口に記入台があるので、氏名や見学したい場所などを記入し、受付を済ませて入ります。

エレベーターで7階に行くと議場に到着します。都民から選ばれた議員が、本会議開会時にここに集まり、都政に関するさまざまな事柄を話し合います。
実際に会議が行われているときは、当日配布される傍聴券を手に入れれば傍聴が可能です。会議がお休みのときは、この日のように見学ができます。
▲議場。順路に沿って見学する(見学時間9:00~17:00、定休日:土・日曜、祝日、年末年始)
▲議場外の廊下の窓から、都庁がよく見えた!

都議会において実質的な審議は委員会室で行います。6階にある第15(予算特別)委員会室が見学できます。予算特別委員会はテレビ中継もされるので、見たことがあるという人もいるのでは。
▲第15(予算特別)委員会室(見学時間9:00~17:00、定休日:土・日曜、祝日、年末年始)

重要な案件を話し合う議場と委員会室。少し緊張感が漂っていて、背筋が伸びるようでした。

都議会議事堂1階には「TOKYO都庁議事堂レストラン」があり、誰でも利用できます。お昼は定食、夜は居酒屋営業をしていて、誰もが気軽に利用できるようにさまざまなサービスメニューを提案しています。
▲都民広場から見た外観

おすすめは、イカリングが積み上げられた「都庁フライタワー」(1,010円・税込)や、格安の飲み放題プラン(60分、1名600円・税込)。真面目な店名とのギャップが面白くて、ぜひ行ってみたくなりました。
▲広々とした店内
東京都庁は、展望室はもちろん、東京の情報を手に入れることができたり、ふだんなかなか見ることができない都庁の中を見学できたりと、東京をまるごと体感できるような場所でした。東京観光はもちろん、いい景色を見てリフレッシュしたいときにも、ぜひ気軽に利用してみてください!
撮影:よねくらりょう
齋藤春菜

齋藤春菜

編集者、ライター。女性の美容・健康・ライフスタイルに関する書籍、雑誌を多数編集・執筆。文芸、料理、アート本の編集も行う。全国各地へと取材に訪れたさいには地元のおいしいお店を必ずチェックする。編集を担当した本に『お灸のすすめ』『瞑想のすすめ』(ともに池田書店)、『足もとのおしゃれとケア』『わたしらしさのメイク』(ともに技術評論社)、『はじめてのレコード』(DUBOOKS)、『顔望診をはじめよう』、『月の名前』、『健康半分』などがある。

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