富士山の絶景すぐそば!河口湖おすすめカフェ ~行列のできるパン工房、スイーツ自慢の隠れ家カフェなど

2018.06.22 更新

日本が世界に誇る名峰・富士山。その北麓に位置する河口湖には、季節を問わず世界中から多くの観光客が集まります。河口湖で楽しく過ごしたあとは、周辺のカフェで一息ついてみてはいかがでしょうか。今回は、サードウェーブコーヒーが自慢のカフェや、パン工房にある絶景カフェ、雑貨なども販売するおしゃれカフェなど、独自の魅力を持つ3つの個性派カフェをご紹介しましょう。

雄大な景色と観光スポットが点在する河口湖

河口湖は、富士山を囲むように点在する富士五湖の中でも、最も北にあって2番目に大きな湖です。また、いち早く観光開発が成された場所であり、周辺には富士急ハイランドをはじめ、美術館や博物館、温泉施設など多くの観光名所が点在しています。
▲河口湖畔からは美しい富士山が望めます

自然を満喫できる湖畔をぐるっと1周したり、ウォーターアクティビティを楽しんだり、富士山の絶景に圧倒されたり、その楽しみ方はいっぱいです。もちろん、周辺は素敵なカフェもたくさんあるんですよ。

サンフランシスコの風をそのまま河口湖に運んだ「CISCO COFFEE」

中央自動車道・河口湖ICから車でおよそ10分、富士急山梨バス・河口湖ミューズ館入り口停留所の近くにある「CISCO COFFEE(シスココーヒー)」。
サンフランシスコの雰囲気を愛するオーナーが、2014年にオープンさせたサードウェーブコーヒーの専門店です。気軽に立ち寄れるカフェとして、地元の人はもちろん、外国からの観光客も多く訪れる人気店になっています。
▲真っ青な空に映える真っ白な建物。そこだけアメリカナイズされたフォトジェニックな雰囲気です

サードウェーブとは、アメリカ西海岸発祥のコーヒー文化のこと。直訳すると3番目の波という意味であり、インスタントコーヒーの出現でコーヒーが世界的に認知された第1波(19世紀後半~1960年代頃)、シアトル系コーヒーチェーンを筆頭にカフェオレやマキアートなどアレンジされたコーヒーが広まった第2波(1960年~90年代頃)に続く、新たなコーヒー文化のトレンドのことを指しています。
▲店内は様々な国籍の観光客でいっぱいです

サードウェーブは、1990年代にアメリカで流行の兆しが見え始めましたが、日本に上陸したのは2015年と言われています。いち早く2014年にオープンしたこちらは、時代を先取りしたカフェと言えますね。
▲窓からは河口湖を望めます。晴れた日は、ペット連れの方も利用できるテラス席も設けられています

太陽の陽射しがたくさん入ってくる店内には、レトロな家具やグリーンのアイテムがセンス良く配置されています。アメリカ西海岸ならではの明るく清々しいイメージと、木目調のインテリアでスローライフな時間を過ごせます。
▲スイーツが並べられたショーケースと店内に漂うコーヒーの芳醇な香り。それだけでわくわくした気分になります

厳選された豆を1杯ずつ丁寧に淹れたコーヒーは香りも豊か

では、さっそく噂のサードウェーブコーヒーをいただきましょう。
この日は、オーナーの宮下理佐さんに淹れてもらいました。
▲笑顔が素敵な宮下さん。スタッフ全員、英語での対応が可能

「サードウェーブコーヒーの最も大切なことは、高品質な豆をブレンドせずにシングルオリジン(単一品種)で味わうことです。当店では、サンフランシスコの厳選した豆を1杯ずつ丁寧にハンドドリップで抽出しています」と宮下さん。
▲コーヒー豆は5種類。すべてサンフランシスコのロースターで焙煎されたもので、3種は定番、2種はフレーバー。フレーバーのうち1種は、季節に合わせたもの

今回は、5種類の豆の中でも定番の「ペルー オーガニック」をオーダー。挽いたばかりの豆にゆっくりお湯が注がれると、コーヒーの香りがふわっとしてきました。じっくり丁寧に淹れていただくことで、香りとともに心地よい時間も楽しめます。
▲コーヒーの香ばしい匂いを漂わせながら、丁寧に丁寧に1杯ずつ淹れていきます。「サードウェーブコーヒーの文化を河口湖に広めていきたい」と宮下さん

「ペルーオーガニック」の特性を充分に引き出した1杯は、まろやかながらスッキリとした後味。オーガニックだけれどクセがなく、とても飲みやすいのが特徴的です。ハンドドリップされた豆本来の素材を楽しめる、サードウェーブならではの美味しさが染み渡ります。
▲手前が「ハンドドリップコーヒー・ペルー オーガニック」(480円・税別)、左は「ラテ」(550円・税別)

ハンドドリップコーヒーと人気を二分するのは「ラテ」。ミルクかソイミルクどちらかをチョイスできます。コーヒーのしっかりとした味わいとミルクのコクがちょうどいい!ハートの形をしたラテアートが気持ちを和ませてくれます。

さらに、季節のフレーバー「バナナクリーム」もいただくことにしました。カップに顔を近づけると、バナナの甘い香りがほのかにしてきます。しかし、飲んでみるとしっかり苦味が感じられ、後味にバナナの香りが少し鼻から抜ける程度です。季節に合わせて、チョコレートラズベリー、キャラメルクリーム、ヘーゼルナッツなどのフレーバーも楽しめますよ。
▲お店で使われているオリジナルグッズなども販売。左から「キャニスター」(1,000円)、「マグ」(1,300円)、「ボトル」(2,000円)、「アソートパック」(6P入り・1,000円)※すべて税別

アメリカンなランチメニューとスイーツも堪能

CISCO COFFEEではランチもいただけます。ランチメニューは全部で3種類。お店イチオシは「ユニオンストリート サンドイッチ(ハム&チーズ)」です。
▲「ユニオンストリート サンドイッチ(ハム&チーズ)」(1,000円・税別)

大きなお皿に、ハムやチーズを挟んだホットサンドイッチ。その上にかけられたシュガーパウダーとメープルシロップが、ハムやチーズの塩味と相性ばっちりです!カリカリに揚げられたスパイシーなポテトとピクルスが添えられたボリューム満点な一皿。

ほかには、「スパム&エッグ フォカッチャ」と「コーンミールワッフル」の2つのメニューがあります。
▲デザートメニューも充実。アメリカ南部のケーキ「ハミングバードケーキ」(450円・税別)は、しっとりとしたスポンジと、間に挟まれたクリームチーズとバナナ、パイナップル、クルミのバランスがちょうどいい!

選び抜かれた高品質の豆を丁寧にハンドドリップしたコーヒーを、アメリカ西海岸のような雰囲気の中で味わえる「CISCO COFFEE」。サードウェーブコーヒーの魅力を思う存分堪能できました。

行列必至のカフェが併設された「湖畔のパン工房 レイクベイク」

湖上に架かる河口湖大橋を北上し、湖北ビューラインを車で5分ほど進んだところにある「大石公園」。その隣にある落ち着いた雰囲気の建物が、次に紹介する「湖畔のパン工房 レイクベイク」です。
▲パン屋さんとは思えない和の趣にびっくり。風情が感じられますね

こちらは、連日オープン前から行列ができると噂されているパン屋さん。以前はお蕎麦屋さんだった建物を、そのまま生かした和風の外観が特徴です。店内は、パンの販売コーナーとイートインができるカフェスペースに分かれていて、購入したパンをカフェメニューと一緒にいただくことができます。
▲白を基調にした明るい雰囲気のパンコーナー
▲店内のカフェスペースはモダンな雰囲気。本が置いてあるので、メニューを待っている時間も飽きません

バラエティに富んだ自家製自然酵母のパンをご紹介!

毎日50種類ほどのパンを用意しているこちらのお店。13時頃に到着したこの日は、すでに売り切れのパンが多数ありました。しかし、10分から15分間隔で次々にパンが焼き上がっていくので、慌てず待っていればお目当てのパンは必ず出てきます。
そこで、レイクベイクで人気のパンを横溝オーナーに紹介してもらいました。
▲オーナーの横溝さん。混雑している中でも気さくに対応してくれました

まずは、お店のイチオシ「熟成」。全粒粉を使用したハード系のパンに、くるみとレーズンがたっぷり練りこまれています。
ハードで噛み応えがあるものの、中はしっとりした食感。横溝さんいわく「薄くスライスして、バターやクリームチーズなどを塗ってもおいしいですよ」とのこと。甘さとほんのり酸味が効いたコクのある味わいで、ワインにも合いそうですね。
▲「熟成」(550円・税込)

次は、ずっしり、でもふわふわな食感が特徴的な「まるごとじゃがバター」。名前通りじゃがいもがまるごと1個入った一品です。カリカリとした表面とふわりとした中の食感、そしてほくほくのじゃがいもが絶妙なバランス!バターのコクとマヨネーズ、程よく効いたマスタードが主張しすぎず良い風味です。
▲外はカリカリ、中はふんわりの「まるごとじゃがバター」(300円・税込)

3つ目は、しっとりとしていて、スイーツ感覚でいただける「スコーン」。プレーン、チョコ、レーズン、抹茶&黒豆など定番から季節に合わせたものまで数種類が揃っています。春は桜の塩漬け、夏はブルーベリー、秋はかぼちゃやりんご、冬にはドライいちじくのスコーンなどが登場するそうです。
▲「プレーン」(230円)と、ラムレーズンが練りこまれた「レーズン」(280円 ※ともに税込)のスコーン。プレーンはバターそのものの風味を、レーズンは、ほんのりとした甘さを楽しめます

ほかにも、馬蹄形をした「ナッツショコラ」、上品な甘さの「ブリオッシュのメロンパン」、塩味が程よい「欧風野菜のフォカッチャ」など、人気のパンが多数あります。
▲左奥から「ナッツショコラ」(280円)、「ブリオッシュのメロンパン」(230円)、「欧風野菜のフォカッチャ」(330円)※すべて税込

「自家製天然酵母のパンが8割、残りの2割はそのパンの性質に合わせた酵母を使い分けています。原材料のバターや国産・外国産の小麦粉も、用途により使い分けています。気温と湿度にも気を使うことで、それぞれの原材料の性質が存分に生きたパンになるんですよ」(横溝さん)

そんなこだわりが詰まったパンは、ひとつひとつ豊かな香りと柔らかな食感、奥深い風味で、おいしさを噛みしめられそうですね。

レイクベイクの醍醐味は、テラス席から見える河口湖と富士山

せっかくなので、カフェスペースで焼き立てのパンをいただいてみましょう。店内の後方には河口湖が広がっており、その向こうにそびえる富士山も一望することができます。
▲店内から眺む河口湖と富士山。雄々しい富士山が湖面に映ります

なかでも、開放的なテラス席は絶好のロケーション!
▲テラス席にパンを持って、ちょっとブレイクタイム。富士山と河口湖という絶景を独り占め!

なにひとつ邪魔することのない大パノラマが目の前に広がるテラス席に座り、焼き上がったばかりのパンをいただくことができます。
ちなみに、イートインスペースを利用する際には、パンを購入しカフェメニューを1人1品オーダーするシステムになっています。そこで、カフェメニューの中でも人気の高い「ミネストローネ」をオーダー。
▲「ミネストローネ」(800円・税込)
▲パンとカフェメニューを待つのに渡される番号札は、パンで出来ています

ふんわりした香りと焼き立てならではの優しい味わいがするパンと、トマトの酸味が爽やかでパンとの相性も良い「ミネストローネ」をいただきながら景色を眺めていると、時間を忘れて長居してしまいます。
▲店内では、甘さ控えめ&果物の素材の味を十分に生かした自家製コンフィなども販売。パンと合わせてぜひ買って帰りたい
▲「いちごのコンフィ」(800円)、「もものコンフィ」(1,000円)、「ブルーベリーのコンフィ」(800円)※すべて税込
▲「富士山を眺めながら、ゆっくりと過ごしていただきたい。そのため少しでも楽しい気持ちになれば」とお店の周りには木彫りの動物たちが点在します

テラス席に座ってパンを頬張る、なんてことのない日常だけれど、富士山と河口湖の景色という最高のごちそうが非日常へと連れていってくれることでしょう。

ハイセンスな空間で長居したくなるおしゃれカフェ

最後は、レイクベイクから車で約5分、御坂みちにある「café troisieme march(カフェ トロワズィエム マルシェ)」を紹介しましょう。
河口湖から少し離れた静かな場所にあり、おしゃれな雑貨を扱うショップも併設した隠れ家カフェとして人気のお店です。
▲インスタ映えは当たり前!友達にも自慢したくなっちゃいます

かわいらしい外観に好奇心がくすぐられ、そぉっと扉を開けると、フランスの片田舎にある素敵な雑貨店を訪れたような気分になります。
グリーンやドライフラワー、アンティーク雑貨、ヴィンテージ家具、ナチュナルテイストのアイテムが所狭しと配置されたカフェの店内には、静かで穏やかな時間が流れています。
▲街の喧騒を離れて、ゆったりと過ごすのに最適な空間です
▲店内に設けられた雑貨コーナー

「移動マルシェからはじまり、この地では、カフェ・雑貨・洋服3つの柱を基本に、マルシェ的要素が楽しめる店づくりをしています。だから、お店の名前は『第3のマルシェ』という意味なんですよ」と教えてくれたのは、オーナーの奥様・浜欠(はまかけ)しのぶさん。店内のインテリアや雑貨などのスタイリングも手がける、抜群のセンスの持ち主です。
▲浜欠しのぶさん。県内外のイベントに移動カフェとして出店もする忙しい日々を送ります
▲お店の中には、お2人のセンスが至るところに散りばめられています

「身体に優しいものを食べていただきたい」「身体も心も満たされる時間のお手伝いをしたい」という想いから、こちらで出されるフードメニューは、すべてしのぶさんの手作り。カフェを訪れるお客様のほとんどがケーキ目当てだとか。
そのため2018年1月から、スイーツ中心のメニューに変更しました。
▲シフォン、パイ、タルト、チーズケーキなど常時10種類ほどのスイーツがショーケースの中できらきら輝いています

ということで、この日は1番人気の「季節の生ケーキ」をオーダー。季節によって入るフルーツが異なる一品です。
この日は生のいちごとバナナがスポンジの間に挟まれていて、チーズクリームとホイップクリームを使った味わいに、さっぱりとした印象を受けました。しっとりふわふわで、溶けてなくなりそうな優しい口当たりに心がほっとします。
▲「季節の生ケーキ」(540円・税別)。色鮮やかでかわいいデコレーションに思わずうっとりさせられます

続いて、濃厚でトロッとしたクリームと、ほろ苦いクッキーの食感が人気の「クッキー&クリームのチーズケーキ」もオーダー。甘さの中にもチーズの酸味がほのかに効いたリピーターの多い一品です。
▲「クッキー&クリームのチーズケーキ」(520円・税別)

ケーキ以外で人気なのが、日替りで出されるキッシュ。この日は、ブロッコリーに似た新種の野菜アレッタと、トマト、ベーコン、ブラックオリーブがたっぷり入ったもの。ひと口食べると、アレッタの苦く甘い旨み、トマトの酸味、ベーコンの塩味、ブラックオリーブの食感が見事に調和されていました。
▲サクサクしっとりな食感と、コクがありながら上品で繊細な味わいの「キッシュ」。日替りスープ付きのセットもある(単品580円、セット800円・税別)
▲紅茶とハーブティが充実しているのもこのお店ならでは。こちらはエキゾチックな香りのハイビスカスティー「ジョア ド ヴィーヴル」(HOT/ICE 660円・税別)

カフェの隣には2つのショップスペースが併設されています。カフェで使用している食器をはじめ、洋服やアクセサリーまで、ちょっと日常使いできる品々がいっぱい!
▲日常使いから贈り物にぴったりのものまで雑貨をメインにしたスペース。所狭しと並べられた中から、あなたのお気に入りを探し出してください
▲もう1つのスペースには、着心地の良さを追求した温もりのある洋服が揃います
▲焼き菓子もいっぱい。帰りに手土産としてどうぞ

浜欠さんご夫婦が試行錯誤して完成させた「カフェ トロワズィエム マルシェ」。今後もいろいろと姿・形を変えながら、色褪せないときめきと楽しさを提供してくれるはずです。なにか新しい発見をしたくなったら、自然に囲まれ穏やかに時間が流れる、この魅力的な空間を訪れてみては。
河口湖周辺には、ほかにも居心地の良いカフェやおしゃれなカフェがいっぱい!食事だけではなく、その素敵な空間や富士山と河口湖の景色なども楽しめる個性派カフェへ、日頃の疲れを癒しに足を運んでみてください。
堀内麻実

堀内麻実

anlib代表。編集者/ライター。山梨県のおもしろくてかわいいモノ・コト・ヒトを女子目線で発信しています。 (編集/株式会社くらしさ)

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