軽井沢随一の癒しスポット「白糸の滝」で、マイナスイオンを浴びまくる!
避暑地のイメージが強い軽井沢の中でも、特に“涼”を感じられるのが、北軽井沢エリアにある「白糸(しらいと)の滝」。群馬県との県境、「白糸ハイランドウェイ」沿いにある、湾曲したフォルムが美しいと話題の観光スポットです。今回は、そんな「白糸の滝」の魅力と楽しみ方をご紹介します。※本記事の情報は取材時点のものです。最新情報は直接施設にお問い合わせください。

川のせせらぎや鳥のさえずりに癒されながら、いざ滝へ!
白糸の滝があるのは、有料道路「白糸ハイランドウェイ」(乗用車片道500円・税込)の道沿い。電車利用では、北陸新幹線軽井沢駅から草軽交通の路線バス(乗車時間:約23分、運賃:710円・税込)で行くことができます。

それでは早速、白糸の滝へ!
駐車場から滝までは遊歩道が整備されているので、ラフな格好でも歩いていくことができます。ただし、森の中なので気温は低め。朝晩は夏でもかなり涼しくなるため、早朝や夕方に訪れる場合は羽織ものが1枚あると安心でしょう。

急な坂もなし!誰でも気軽に歩いて見にいけるところも白糸の滝の魅力。川のせせらぎを聞きながら歩くので、滝に向かう間も癒されますよ。


歩いている間、どこからともなく美しいさえずりが!鳴き声のする方向をじっと見上げていると、チョンチョンと枝を渡り歩く小鳥の姿が見えました。

鳥のさえずりに耳を傾けたり、花を探したりしながらのんびり歩いていると、目の前に二連の小さな滝が見えてきました。

幅約70m!見る者を圧倒する、幻想的なフォルム

落差はそれほどありませんが、同じ高さから無数の滝が流れ落ちる様は、まるで水のカーテン!その美しい光景に、思わず見惚れてしまいます。マイナスイオンもたっぷりで、これは癒される!

近くまで寄って見てみると、岩肌から湧き水がしみ出ているのが見えました。

滝の付近は、遊歩道の入り口よりも一段と涼しさが増した印象。
さぞや水も冷たいのかと思いきや……あれ?思っていたほど冷たくない?湧き水にしては高めの水温だな、という印象を受けましたが、これは、浅間山の火山活動に伴う地熱の影響によるものなのだとか。
白糸の滝を水源に持つ“湯川”の名前も、もしかするとこうした理由が背景にあるのかもしれません。

マイナスイオンをたっぷり浴びたところで、撮影も楽しみましょう。一眼レフカメラをお持ちの方は、シャッタースピードを変えて撮影をしてみると、表情の異なる滝の写真が撮れますよ。


取材日は、観光客のいない一瞬のスキをついて撮影を進めましたが、人気スポットだけあって常に人でにぎわっています。特に観光バスが到着すると、周辺は一気に大混雑!朝早い時間はバスが多い傾向にあるので、10時過ぎくらいに訪れると、比較的ゆっくり楽しめるかもしれません。

夜も、冬も美しい!いつもとは、ひと味違った雰囲気の白糸の滝もぜひ!

「日本夜景遺産(第三類・ライトアップ夜景遺産)」にも登録されているので、時間のある方はぜひ、夜の白糸の滝も訪ねてみてください。清涼感たっぷりの昼間とはひと味違った、幻想的な雰囲気を味わうことができますよ。
また、2月上旬~3月上旬までの毎週金・土・日曜は、売店の下にある駐車場で「氷柱白糸イルミネーション」を楽しむことも。白糸の滝の天然水を利用した人工氷柱にLEDライトが輝き、こちらも必見の美しさです!

白糸の滝
長野県北佐久郡軽井沢町長倉(白糸ハイランドウェイ途中)
観賞自由
0267-31-0070(白糸ハイランドウェイ)
骨までやわらかなイワナの塩焼きと、湧き水で作った手作り豆腐に舌鼓!

中でもイチオシは、炭火で焼き上げる「イワナの塩焼き」。1日で最高800本(!!)を売り上げたこともあるという、白糸の滝の大人気グルメですが、焼き上がるまでに15分ほど要するため、滝観光の前に予約をしていくのがベターです。

まずはおなかのあたりをガブリとひと口。皮はパリッと香ばしく、身はフワッフワの焼き上がり!途中、「もう少し塩気が欲しいな」と思ったら、塩を強めにふった“しっぽ”をひとかじりするといいそうです。

“信州の味”といえば、「おやき」もはずせません。こちらのおやきは、一度蒸してから表面を鉄板で香ばしく焼き上げるスタイル。生地がむちっとしているので、冷めてもおいしくいだけます。

変化球系で人気なのが、皮にワサビを練り込んだ「わさび肉まん」。辛さはありませんが、あんの中にも刻んだワサビの茎が入っているので、ワサビの香りがふわりと鼻を抜けます。

もう1つ、忘れてならないのが、白糸の滝の湧き水と長野県産の大豆で作った「白糸湧水とうふ」(4月下旬~10月限定販売)。岩塩、だし醤油のほか、デザート感覚で楽しめると女子に大人気のメープルシロップ、ブルーベリーの計4つの味が用意されています。

このメープルシロップは、軽井沢のカエデの木から採れた樹液とカナダ産「サトウカエデ」の樹液をブレンドして作られたもの。売店で購入することもできます。


白糸の滝売店
長野県北佐久郡軽井沢町長倉(白糸ハイランドウェイ途中)
[営業時間] 9:00~17:30
[定休日]なし(11月中旬~4月中旬は土産物店のみの営業)
0267-46-1337
(写真・和田 博)

松井さおり
出版社勤務を経て、フリーランスのライター&編集者に。雑誌や書籍を中心に、主に、食・旅・くらしなどにまつわる記事を執筆している。現在は、東京から長野県長野市に拠点を移し、県内外を奔走する日々。(編集/株式会社くらしさ)
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
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