浜松の新名所「うなぎパイカフェ」に、東京・表参道の期間限定カフェで話題を呼んだスイーツが復活!

2015.10.12 更新

「UNAGI PIE CAFE(うなぎパイカフェ)」は、静岡県浜松市の人気スポット「うなぎパイファクトリー」にある、うなぎパイをアレンジしたスイーツが人気のカフェ。この春、5万人以上が訪れ話題になった東京・表参道の期間限定ショップ「UNAGI PIE CAFE TOKYO」の限定スイーツが、浜松でも食べられることになったと聞き、さっそく訪問してきました。

創業明治20年(1887年)。昭和36年(1961年)からうなぎパイを作り続ける「春華堂」が運営している「うなぎパイファクトリー」は、「職人とのふれあい」をコンセプトに、2005年4月にオープンしました。

こちらでは、コンシェルジュが案内する製造工程の見学ツアーに参加できるほか、限定スイーツを味わえるカフェ、工場直売店を併設。子どもから大人まで楽しめ、年間64万人が訪れる浜松の名所になっています。

職人の手わざによって作られるうなぎパイ

館内に入ると、うなぎパイの甘い香りに包まれます。うなぎパイカフェが気になりますが、まずは工場見学からスタート。自分のペースで自由に見学できるスタイルと、コンシェルジュが製造工程を分かりやすく解説してくれるファクトリーツアー(無料・要予約)があります。
▲コンシェルジュが見どころや工程を案内。質問にも気軽に答えてくれる
パイ生地は機械ではなく、職人さんが熟練の手わざによって一つひとつ仕上げているそうです。バターや小麦粉、特別に精製されたグラニュー糖を使い、その日の気温や湿度にあわせて配合や生地の折り方を変えているそう。そこにうなぎのエキスを加え、窯へ。

見学用の通路に設けられた窓からは、ベルトコンベアにのった細長いパイが、どんどんふくらんでいく様子が見えます。窯の温度は約300度。天候にあわせて焼き上げ温度を細かく調整することで、あのおいしそうな焼き色でサクサクの食感になります。
社内でも、ごく限られた人しか知らないという秘伝のタレを塗って完成。6台ある窯では1日に約20万本を生産しています。1年間で約8,000万本にもなり、すべてつなげると地球の直径約1万2700kmとほぼ同じ長さになるというから驚きです。
焼き上がったら、割れや形のよくないものがないか、人の目でチェック。ときおり定規で長さを測り、きびしい検査のもとで作られていることが分かります。
2階からは包装ラインの工程を一望。できたてのうなぎパイを一つひとつ包装し、箱に詰めるまでを見学できます。機械包装によりほぼ自動化され、次々とパッケージされていく様子に見入ってしまいます。
▲見学すると、もらえるうなぎパイミニ

お待ちかね、「うなぎパイカフェ」!

ゴールドを基調とした店内は、明るく開放的な空間。よく見ると、照明のシェードにうなぎパイが貼りついていたり、スタッフのエプロンやメニューカバーなどにうなぎパイをイメージしたデザインがあしらわれていたり、遊び心あふれる仕掛けが満載。
▲「うなぎパイのミルフィーユ仕立て~夏のレモンカード~」セット1,050円、単品750円(ともに税抜)。セットのドリンクは、コーヒー・紅茶・静岡茶からチョイス
定番人気のうなぎパイミニと自家製バニラジェラートに、甘酸っぱいレモンの酸味とバターの濃厚な味がリッチなレモンカードをアレンジしたメニュー。サクサクのパイに、ジェラートとレモンカードの食感がクセになりそうです。
※レモンカードは9月末で終了。10月以降は、秋冬の素材を使ったものに変更になります。
▲こちらが東京・表参道の期間限定ショップで人気を呼び、常設メニューになった「4種のうなぎパイ&メルティングショコラ」セット1,834円(税抜)
季節のフルーツの上にうなぎパイミニをトッピングし、ドーム状のチョコにホットチョコレートをかけていただく贅沢な一品。中には、うなぎパイミニのハチミツに誘われたミツバチが。芸が細かいです。
香ばしいうなぎパイと、コクのあるチョコとの相性が絶妙。イチゴやラズベリーなど、フルーツの酸味もほどよく、まるで豪華なチョコレートフォンデュのよう。

さらに、ガナッシュを溶かしたチョコレートに、アーモンドをふんだんに使った「うなぎパイ ナッツ入り」、ブランデーが入った最高級パイ「うなぎパイ V.S.O.P.」をディップ。以前から、うなぎパイとチョコレートは相性がよいと言われてきたそうで、表参道の限定カフェで新メニューとして実現し、話題になりました。

ほかにも、うなぎパイパフェや、地元の新鮮野菜にクラッシュしたうなぎパイをあえたサラダと菓子職人が作ったこだわりパンをトーストしたセットなど、うなぎパイの新しい食べ方を提案する新感覚メニューが並びます。
▲「うなぎパイV.S.O.P.」5本入り981円(税抜)~ [写真提供/春華堂]
食後は、1階の工場直売店へ。静岡県と愛知県でしか買えない「うなぎパイ V.S.O.P.」や「うなぎパイ ナッツ入り」、さらに、静岡県でも数店舗でしか購入できない「うなぎパイの詰め合わせ」は忘れずチェックしたいところ。

「お菓子を通じて人々を喜ばせたい」。
春華堂が創業から大切にしている信念です。今も手作りを続けるうなぎパイ、ウイットに富んだもてなしの心あふれる空間と食事。おいしいだけでない、うなぎパイの人気の秘密を感じることができる場所です。
大杉晃弘

大杉晃弘

大阪にて結婚・住宅情報誌の制作ディレクターとして、企業の販促活動に従事。その後、地元浜松へUターン。編集、文章、写真の仕事をしつつ、活版印刷工としても修行中。

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