京都で野菜が美味しく食べられる!野菜好き必見の絶品レストラン3選

2018.08.11 更新

賀茂なす、壬生菜(みぶな)、九条ねぎに万願寺とうがらし…。全国的な知名度を誇るブランド京野菜をはじめ、京都産の新鮮な野菜をたっぷり味わえるレストランを厳選してご紹介します。一味違う美味しい野菜料理の数々、京都に来たらぜひご賞味あれ!

京都産にこだわった「都野菜」を好きなだけ味わえる!【都野菜 賀茂 四条烏丸店】

最初に紹介するのは、祇園祭の山鉾巡行の基点でもある四条烏丸(からすま)にある「都野菜 (みやこやさい) 賀茂 四条烏丸店」。野菜ソムリエ厳選の野菜を、サラダやお惣菜など食べ放題で味わえるバイキングレストランです。
▲店内には京都で採れる季節の野菜のイラストが。客席は1階席と2階席がある
店名にもなっている「都野菜」とは、京都府下の契約農家から直接買い付けた、有機・無農薬または減農薬の野菜のこと。「せっかく京都に来てくれたのだから、京都で育った野菜を心行くまで食べてほしい」とのコンセプトから、産地直送の朝採れ新鮮野菜をセレクトしています。
イチオシは、指定品種のブランド京野菜にはこだわらず、その時期一番美味しい京都産の野菜が味わえるサラダバー、その名も「畑バー」。コーナーには契約農家の生産者を紹介するパネルが並べられています。「顔が見える」野菜をたっぷり味わえるのは嬉しいですね。
この日は壬生菜や小松菜、ケールなどの葉物に、糖度の高いトマト「りんか」や白いトウモロコシ「シルバースノー」などの珍しい野菜もありました。たっぷりお皿に盛り付けます!
写真のドレッシングは、なんとこの日登場した野菜と同じ野菜を、すりおろしたり細かくして作ったオリジナルのドレッシング。つまり、野菜で野菜を味わうという、野菜尽くしの一品です。
新鮮で香りがよく、フルーツのような酸味と瑞々しい味わいが、シャキシャキの生野菜の味を引き立ててくれます。これ以外にもドレッシングは数種類用意されているので、何皿でもお替りして野菜サラダを楽しむことができますよ!
野菜サラダ以外にも、九条ネギの卵焼きや切り干し大根のきんぴらなど、野菜をたっぷり使った京のおばんざいメニューも豊富に揃っていて、こちらも食べ放題で味わうことができます。
他にも、オリジナルカレーに、キャベツやじゃがいもなどの蒸し都野菜、中華そばやうどんなどの麺類に、野菜やおばんざいを挟んで楽しむピタなどもあり、バラエティも豊富です。この品質&品数で、ランチ平日890円、土日祝950円(いずれも税込)というから驚きです。地元のOLさんやサラリーマンも足しげく通う人気店、行列覚悟で訪れる価値アリですよ!

【都野菜 賀茂 四条烏丸本店までのアクセス例】
市営地下鉄または阪急・烏丸駅下車、徒歩約3分

和とイタリアンが溶け合う美しき一皿【Obase】

続いては、三条京阪駅や京都市役所前駅から徒歩約5分の場所にあるイタリアンレストラン「Obase(オバセ)」。京都のイタリアンの名店で修業した小長谷(おばせ)シェフが「旬の地元食材を、美しく美味しく味わって欲しい」と2015年にオープンしたお店です。
町家を改装したお店は、和とモダンが融合した落ち着ける雰囲気で、1階がカウンター席、2階が2つの個室になっています。かなりの人気店なので早めの予約がおススメです。
▲2階の個室。シンプルながらも存在感のあるアンティークの家具などが配されている

シェフのこだわりはなんといっても京都の地野菜。修業時代に知り合った農家から、季節ごとの旬の野菜を直接仕入れています。農家から、より素材の美味しさを引きだす方法を聞き、料理のヒントを得ているそうです。

そんなお店のメニューはランチ、ディナーともにコースのみとシンプル。今回はこの時期(2018年夏頃)のディナーコースの一部をご紹介します。
一皿目は「焼きナスとハモの焼き霜の前菜」。旬の素材を使った一品です。
焼きナスはツルっとした食感と染み込んだ出汁の味が絶品。旬のハモのふわりとした食感と相まって、口の中で美味しさがはじけます。香味野菜のういきょうや甘夏などもアクセントになっていて、香り、旨味、酸味の一体感が楽しめる一皿です。
続いては「鮎と上賀茂産きゅうりのパスタ」。夏が旬の食材を使った、オイル系のパスタです。
油分との相性がよいキュウリは、火を通すと旨味成分が凝縮してとっても美味。鮎の骨やあさり、昆布でとった上品な出汁に、きゅうりの食感、グリルした鮎の香りや旨味が麺に絡み、フォークを持つ手が止まりません。
最後は「京都牛の炭火焼き 野菜のフリカッセ」。
京都牛の炭火焼きは希少なヒウチという部位を使用。柔らかく適度にサシが入って噛みしめるほどに旨味が染み出します。
そんな強い素材に負けないのが、京都の野菜たち。さっと揚げて餡かけにした賀茂ナスや京インゲン、鷹峯(たかがみね)とうがらしは、いずれも瑞々しい野菜の味と上品な出汁の味が溶け合い、京都牛の旨味と引きたてあっています。
添えられた黒オリーブソースの酸味もよいアクセントになっていて、シェフのセンスを感じる一皿です。
ランチは前菜2品、パスタ、メイン、デザートと珈琲or紅茶で4,800円~。ディナーは前菜3品、パスタ、リゾット、メイン、デザートと珈琲or紅茶で9,000円~(いずれも税別)。
旬の京都の食材を、美しい盛り付けで味わう至極のコース、京都を訪れたら一度は味わってみたいですね。

【Obaseまでのアクセス例】
市営地下鉄・京都市役所前駅または三条京阪駅下車、徒歩約5分

隠れ家風の人気店で味わう、酒が進む野菜料理【棲家 三条店】

最後にご紹介するのは、御池通から河原町通を南へ下ってすぐにある「棲家(すみか) 三条店」。京都産の野菜や魚介類、京都の地酒など地モノ素材にこだわった料理やお酒が人気のお店で、三条店は市内で4店舗目の新店です。

お店は入居しているビルの2階と3階。通りに面した入口から入り階段を上がると、写真のオープンキッチンのカウンター席が。通りに面した窓側にはテーブル席もあります。
▲3階は皮張りのソファーが置かれ、落ち着いた雰囲気のテーブル席になっている

仕入れている野菜は、近隣の伏見や亀岡の農家から週3回送られてくる新鮮な旬野菜。ブランド京野菜をはじめ、その時期に一番美味しい野菜を届けてくれるそう。そんなお店で人気の野菜メニューを3品ほどご紹介します!
まず一品目は「棲家サラダ」(税込1,000円)。旬の野菜が10種類以上も入ったボリューム満点のサラダです。この日はかぼちゃ、ズッキーニ、トウモロコシ、レンコン、トマトなどが入っていました。かぼちゃやゴボウ、レンコンなどの根菜にはサッと火を通してあり、とても食べやすいです。
味付けは塩、レモン、オリーブオイルといたってシンプル。野菜そのものの味わいをダイレクトに感じられる一皿です。
続いては「賀茂ナスの白味噌田楽」(税込900円)。大きめの賀茂ナスの中身をくりぬいて油でサッと揚げ、白味噌ダレをかけた一皿です。上賀茂産の賀茂ナスは肉厚で、味わいは濃厚でジューシー。器になっている皮の部分も柔らかく、1個まるごと味わえます。
最後は「色々野菜の揚げだし」(税込850円)。カリカリっと揚げられた旬野菜の天ぷらを、上品な京風のお出汁でさっぱりと頂きます。

この日の野菜は万願寺とうがらしに賀茂ナス、ミディトマト、ズッキーニ グリーンパンツの4種。いずれも水分と旨味がギュギュっと凝縮し、より濃厚な野菜の味が感じられます。添えられた大根おろしとかつお節をたっぷり乗せて味わえば、上品な旨味が口の中にじゅわ~っと広がります。

どの品も、野菜本来の味を上手く引き出した味わいで、京都の地酒との相性もピッタリ。夏はきりっと冷えた冷酒と一緒に味わうのもおススメです。

【棲家 三条店までのアクセス例】
市営地下鉄・京都市役所前駅または三条京阪駅下車、徒歩約3分
いかがでしたか?京都の自然の恵みをたっぷり味わえる3店。どのお店も個性的で、こだわりいっぱいの野菜料理が味わえるので、ぜひ訪れてみてください。
妙加谷 修久

妙加谷 修久

京都市在住の旅行系ライター兼ディレクター。全国各地に足を運び、旨いモノを食べ、温泉に浸かる日々。ここ京都を中心に、知っているようで知らない「日本のイイトコロ」を紹介します。日本酒好きが高じて利き酒師の資格を取得しました。

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