アツい夏に味わいたい!京都のひんやりグルメ&スイーツ 7選

2018.08.02 更新

山に囲まれた盆地である京都の街は、全国的にも有数の夏の暑さで知られています。そんな夏の京都で味わいたい、ひんやりグルメ&スイーツをご紹介。プルプルひやひや、宝石のようなゼリーや和菓子、キリっと冷えた出汁のそばなど、目にも涼しげなグルメがいっぱいです!

1.鉢いっぱいのすだちが美しい!「すだちそば」

透き通った冷やかけの出汁に浮かぶ鉢一面のすだちが美しい「すだちそば」(税込930円)。透明なガラスの鉢も涼し気な、夏限定の一杯が味わえるのは、京都御苑の向かい、丸太町通沿いにある「手打ちそば 花もも」。
こちらのそばは、北海道や茨城、信州産のそば粉を使った二八のそば。殻付きの蕎麦の実を、使用する都度皮を剥いて粉にするというこだわりの一品です。
すだちは、大きめのサイズを丸ごと一個使用。薄くスライスしたものを出汁の上に浮かべますが、長く出汁に浮かべるほどすだちの味が染み出すそう。ガラ入れ用の小皿も用意されているので、お好みで取り出してもOKです。ちなみに筆者はすだちの皮のほんのりした苦みもよいアクセントだと感じたので、最後まですだちを浮かべたまま味わいました。
細めに切られた蕎麦は、ツルモチ食感&ふわっと鼻に抜ける挽きたてのそば粉の香りが◎。きりっと冷えたカツオと昆布の上品な出汁に、すだちのさっぱりした酸味がベストマッチ。真夏のうだるような暑い日でも、ツルっと食べられる一杯です。

2.幻想的な空間で味わう宝石のようなスイーツ「ゼリーポンチ」

阪急河原町駅から徒歩2分ほどの繁華街・木屋町にある老舗喫茶店「喫茶ソワレ」。著名な芸術家や文化人たちも足しげく通った店は、創業時から変わらぬ青と紫の光が店内を照らし、幻想的な雰囲気を醸しだしています。
そんなフォトジェニックな店内で味わえるのは、これまたフォトジェニックなスイーツ。赤、青、黄、紫、緑の5色のゼリーがまるで宝石のように美しくかがやく「ゼリーポンチ」(税込700円)は、思わず見とれてしまう美しさです。

昔から変わらず使い続けているというしゅわしゅわのサイダーと上品なゼリーの甘みが相まって、他にはない優しい味わい。添えられたキウイの酸味もいいアクセントになっています。

3.四季折々の手作りシロップで涼を味わうかき氷「彩雲」

京都御苑から歩いて約15分、創業100年を超える老舗和菓子店「二條若狭屋 寺町店」では、季節ごとの旬の味わいを5つのシロップで表現したかき氷「彩雲」(税込1,512円)が味わえます。

ふんわりと盛られた氷に、スイカやキウイなどのフルーツを使ったシロップをたっぷりかけて頂きます。一つだけで味わったり、二つを混ぜたりと楽しみ方はいろいろ。食べすすむと氷の中からは旬の新鮮フルーツが。シロップが余ってしまっても、追加氷を注文できるというから嬉しいですね。

4.口いっぱいにひんやり広がる、きなこの風味「できたてきなな」

祇園・花見小路通もほど近い、風情ある町並に店を構える「祇園きなな 本店」は、きなこをテーマにしたスイーツの専門店。

丹波黒大豆のきな粉をたっぷり使い、卵不使用のきなこアイス「できたてきなな」(税込600円※1階の立食カウンターではお茶なしで税込360円)は、ここ本店の店内でしか味わえない一品。

甘みが強く、香りのよい丹波黒大豆を直火で炒って粉にしたきなこは、格別の風味と自然の甘みが感じられます。独自の製法で生み出された滑らかな口当たりは、普通のアイスやソフトクリームとは一味違う上品さ。なんとも京都らしい、夏にぴったりのスイーツです。

5.見目麗しい和スイーツ「琥珀流し」

阪急電車や京都市営地下鉄の烏丸駅から徒歩5分ほどの場所にある「大極殿本舗六角店 栖園(せいえん)」。こちらのお店の名物は、琥珀のように優しい輝きを放つ「琥珀流し」(税込660円)。糸かんてんを水分多めに炊く独自の製法で出来たかんてん菓子は、口の中でプルルっとほどける不思議な食感。かんてん独特のクセをまったく感じさせない上品な味わいと口どけです。
▲見るからにプルプル食感のかんてん菓子。冷たいのどごしが最高です

味わいは月替わりで、2018年の8月は昔なつかしい「ひやしあめ」味。水あめの自然な甘みと、しょうがのさっぱりした風味が夏の暑い日にはたまりませんね。
粗く削った生姜の粒が散らされていて、食感の変化を楽しむことができます。
▲2018年の月替わりフレーバー。夏はさっぱり、冬は少し濃いめの味わいを意識しているそう
そして、大極殿本舗のもう一つの名物は、レースかん(1棹 税別1,200円)。昭和初期に誕生したお菓子ですが、今もモダンな雰囲気を醸すステキなビジュアルです。
京都のレモン味のお菓子を紹介した記事の中でも紹介してるので、ぜひ覗いてみてください。

6.花街に愛された夏の涼菓「くずきり」

江戸時代より続く「鍵善良房(かぎぜんよしふさ)」は、京都随一の花街・祇園のちょうど真ん中あたり、四条通沿いに店を構える老舗菓子店。名だたる料亭やお茶屋に甘味を提供してきた名店です。

夏に味わいたい一品はこちらの「くずきり」(税込1,080円)。奈良県産の吉野本葛粉と水だけで作るくずきりはモチっとコシがあり、清らかな水のような透明な美しさ。沖縄県産の黒糖を使った黒蜜と絡みあって、ツルっと喉を通りすぎます。
くずきりは時間が経つと食感が変わるため、味わえるのは店頭でのみ。長らく祇園花街の人々に愛されてきた希少な涼菓、ぜひお試しあれ。

7.伝統の食材に一工夫!温故知新の冷たい一杯「冷ししるこ」

麩(ふ)は、室町時代に日本に伝わり寺院や宮中で親しまれた伝統食材。江戸時代中期創業の「半兵衛麩」が、麩に一工夫を加えて新しい味を生み出すというコンセプトで2014年に開いたのが「ふふふあん」です。
五条大橋を東へ渡り二筋目を南へ下った場所にある本店には「喫茶 遊心」が併設されていて、生麩を使った和のスイーツを味わうことができます。

夏のオススメは、なんといってもこちらの「冷やししるこ」(税込756円)。しることいえばお餅がスタンダードですが、こちらのお店のしるこに入っているのはもちろんお麩です。伝統の製法で作られる三色生麸と彩り豊かな花麸がたっぷり。生麩のモチモチとした食感と、きりっと冷やされたしるこの上品な甘さは、夏の暑さを忘れさせてくれること請け合いです。
うだるような暑さが漂う京都の夏。街歩きでひと汗かいたら、体の中から涼を感じられる夏のひんやりグルメ&スイーツがおススメですよ!
妙加谷 修久

妙加谷 修久

京都市在住の旅行系ライター兼ディレクター。全国各地に足を運び、旨いモノを食べ、温泉に浸かる日々。ここ京都を中心に、知っているようで知らない「日本のイイトコロ」を紹介します。日本酒好きが高じて利き酒師の資格を取得しました。

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