初心者も安心!絶景スポットをガイドとめぐる登山・トレッキング体験まとめ

2018.08.03 更新

今年こそ山デビュー!と思いながら…、準備の仕方がわからない、登る山が決められない、などなど心配が尽きませんよね。そんな方におすすめなのが、登山ガイドやトレッキングガイドです。山を知り尽くしたプロが一緒に安心&安全な山デビューをサポート!イチオシの絶景スポットにも連れて行ってくれるでしょう。今回は、ガイドと一緒に挑戦できる登山・トレッキング体験をご紹介します!

▲上高地から望む穂高連峰の絶景

【八ヶ岳連峰・北横岳】ロープウェイを使って気軽に挑戦!神秘的な自然現象も間近に!!

長野県と山梨県の県境にあり、日本百名山にも指定されている八ヶ岳連峰は標高2,000~3,000m級の山々が20以上も連なり、初心者からエキスパートまで楽しめる人気の登山エリアの一つです。
このうち登山初心者におすすめなのが標高2,480mの「北横岳(きたよこだけ)」。北八ヶ岳ロープウェイを利用すれば往復3時間程度で山頂まで登ることができるんです。山頂には息を飲む絶景が広がっていますよ!
▲山頂は八ヶ岳連峰の山々を眺めることができる絶景スポット

八ヶ岳を中心に山岳ガイドを行っている「YATSUトレッククラブ」では、北横岳の日帰りガイドを行っています。
まずは10:00ごろ、北八ヶ岳ロープウェイ・山麓駅に集合します。途中「北横岳ヒュッテ」という山小屋で昼食をとり山頂へアタック。15:00ごろには北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅で解散というお手軽コースです。
「日本山岳ガイド協会」認定の登山ガイドが案内してくれるので未経験者でも心配ありません!
▲八ヶ岳の噴火でできたとされる「坪庭」と呼ばれる自然庭園。長い年月をかけ溶岩の隙間から植生が回復している様子を間近に見ることができる

ロープウェイ山頂駅の標高は2,237m。ここから山頂までの標高差はわずか250mほど。登山道は急なアップダウンもなく、よく整備されていて、進むのが難しい場所が特にないことも初心者におすすめの理由です。
▲山の斜面には木々が帯状に立ち枯れする「縞枯れ現象」が見られる。こうした見どころや絶景を解説してもらえるのもガイド付きならでは

YATSUトレッククラブでは、事前にメールなどで装備や体力面についても相談に乗ってくれるそう。初めてでもトレッキング当日まで不安なく準備が進められそうですね。
また、悪天候の場合の開催は「少々の雨なら登りたい」「眺望が期待できない場合は見合わせたい」といった参加者の希望も考慮して、判断してくれるのも嬉しいところです。

【八ヶ岳連峰・蓼科山】名峰“諏訪富士”に挑戦!2,500m級の絶景

「YATSUトレッククラブ」からもう一つ初心者向けのコースをご紹介します。八ヶ岳連峰の最北端「蓼科山(たてしなやま)」です。
この山は標高2,530m。八ヶ岳連峰の一つでありながら、他の山々と離れているため独立峰のようにも見え、“諏訪富士”とも称される存在感の強い美しい山です。また特筆すべきは、日本百名山の八ヶ岳の中にあって、単独でも日本百名山に選ばれている名峰ということ。
▲ふもとの白樺湖から眺める蓼科山

登山道はいくつかありますが、YATSUトレッククラブでは北側の七合目登山口から登ります。このコースはよく整備されており、小・中学生の学校登山でも使われることもある比較的やさしいコースになっています。

10:20に七合目登山口に集合し、登山スタート!途中、蓼科山荘に立ち寄り昼食。やがて森林限界を超え、急に視界が開けるとそこには絶景が!
山頂からは隣の北横岳や、南八ヶ岳の峰々だけでなく、晴れていれば南アルプス、中央アルプス、御嶽山(おんたけさん)、乗鞍岳(のりくらだけ)、北アルプスまで、文字通り360度の大パノラマを眺めることができるんです。

途中、石がゴロゴロした場所を通ったり、鎖を伝って登る坂があったりなど、多少アドベンチャー感があるのもこのコースの醍醐味。
▲石がゴロゴロとしたとても広い山頂

七合目登山口に戻っての解散予定時刻は15:30。日帰りで登山を楽しめるスケジュールとなっています。

YATSUトレッククラブでは、どのコースに参加する場合でも、JR茅野駅や当日の宿泊先など希望の場所から送迎をしてくれます(4名まで)。利用者目線の心使いがうれしいですね。

【乗鞍高原】一年中遊びのフィールド!乗鞍高原で、絶景をめぐるトレッキングへ

岐阜県と長野県の県境に位置する「乗鞍岳」は標高3,026m。北アルプスを代表する名峰の一つです。そのふもと、標高1,200~1,800m付近には自然豊かな「乗鞍高原」が広がっています。
春は草花、夏は渓流、秋は紅葉、冬は雪山と、四季を通じて見どころがいっぱいのこのエリア。自然と戯れて遊び疲れたら、良質な温泉でカラダを癒すこともできます。

今回は乗鞍岳の登頂を目指すのではなく、この乗鞍高原の絶景スポットを1日かけてめぐる、充実のトレッキング体験をご紹介します。
▲夏は空の青と草木の緑のコントラストが美しい牛留池(うしどめいけ)周辺。乗鞍岳が水面に映り込むため絶好の撮影スポットになっている

この体験を開催しているのは、長野県松本市に拠点を置く「リトルピークス」。
乗鞍高原の中央に位置する「一の瀬園地」を中心に、乗鞍岳が逆さに映り込む「牛留池」や、日本の滝百選にも選ばれている「三本滝」などの絶景スポットを案内してくれます。
コースは遊歩道が整備された場所が多いので初心者にも安心。
▲落差は50〜60mの三本滝。水源の異なる3つの滝を一望できる絶景スポット

時期や当日の状況だけでなく、参加メンバーのレベルに合わせて「その日のベストな乗鞍高原」を案内してくれるのもうれしいポイント。疲れにくい歩き方やストックの使い方など丁寧に教えてくれるので、トレッキング初心者でも心配ありません。
▲紅葉時期の「一の瀬園地」。水辺をめぐりながら紅葉散策を楽しめる。例年10月上旬が見頃

ガイドから周辺の植物やこの地域の歴史などの解説を聞きながら、ゆっくりと進むトレッキング。ストイックに山頂を目指すものではないので、体力を気にせず気軽に参加できるのがいいところです。高原ならではの澄んだ空気と、自然が織りなす絶景を見に出かけませんか?

【清里高原】乳牛が放牧されているのどかな景色も。のんびり自然を楽しむガイドウォーク

八ヶ岳連峰のふもと、標高約1,200m付近に緩やかに広がる「清里(きよさと)高原」。開放感あふれるロケーションで、夏は避暑地として、冬はスノーリゾートとして有名ですよね。
ここは、南アルプスの3,000m級の山々や富士山を眺めるだけでなく、点在する牧場や渓谷など四季折々の絶景に出合うことができるトレッキングスポットの宝庫でもあるんです。
▲清里高原のシンボルツリー、ヤマナシの木

「八ヶ岳アウトドア・アクティヴィティーズ」では、地元のネイチャーガイドが季節ごとの絶景ポイントを案内するガイドウォークを開催しています。
特に雪のない春から秋にかけては、広大な牧場で乳牛を放牧するのどかな風景を堪能。夏は付近の川俣渓谷へも足を運び、涼風と水しぶきが舞う吐竜(どりゅう)の滝でマイナスイオンを浴びることができますよ。
▲岩の間から絹糸のように、幾筋も流れ落ちる「吐竜の滝」。落差10m、幅15mの優雅な姿を堪能できる
▲森に入るとかわいらしい草花や野鳥の姿も

所要時間は約90分。遊歩道が完備されているので、子供からシニアまで安心して参加でき、清里に精通したガイドが大自然の見どころを案内してくれるコースです。
美しい景色を目で見るだけでなく、五感を解き放てばヒーリング効果もバッチリ。非日常感たっぷりの環境でリフレッシュできること間違いありません。

また、清里は高原野菜や乳製品など美味しい食材の宝庫。アウトドアアクティビティとセットで買い物が楽しめるのも清里ならではの魅力と言えます。

【上高地】国内屈指の山岳リゾートで、絶景に出合うトレッキングツアー

トレッキングと言えば、日本を代表する山岳リゾート・上高地も外せません。本格的な登山から自然散策まで、様々なスタイルでトレッキングを楽しめるとあって人気です。
実は上高地は、貴重な「風景の財産」として特別名勝・特別天然記念物にも指定されているんです。それだけに絶景ポイントもいっぱい!まさに次の世代へと残していきたい美しい自然がそこにあります。
▲梓川(あずさがわ)にかかる河童橋と、その奥にそびえる穂高連峰。上高地では定番の絶景スポット

上高地は北アルプス・穂高連峰のふもと標高約1,500mにあります。手付かずの森とその奥にそびえる3,000m級の山々、清らかに流れる川や澄んだ池が織りなす景観は、どこを切り取っても画になる風景です。
▲水面に反射する風景が印象的な「大正池」。周辺は遊歩道も整備されている

「信州まつもと山岳ガイド協会やまたみ」では10月までの毎週土・日・月曜にガイドを行っています。案内してくれるのは地元のネイチャーガイド。自分で歩いただけでは素通りしてしまうような見どころや、自然や生き物についての興味深い解説で、120%上高地を満喫することができるでしょう。
▲「田代池」は、原生林の中に広がる湿原の浅い池。まるで水田のように澄んだ穏やかな風景が訪れる人の心を打つ

このガイドツアーは、上高地でも一番人気の「大正池」から「田代池」を通り河童橋までの約4kmをトレッキングします。ほどよい運動の手応えを感じられる程度でゆっくりと進むので、初心者でも心配ないでしょう。所要時間はおよそ2時間です。

また「信州まつもと山岳ガイド協会やまたみ」は認定NPO法人として、自然の保全活動も行なっています。環境問題という側面からも自然の素晴らしさを伝えてくれるので、より深く心に残るのではないでしょうか。

【屋久島】世界遺産の島をゆっくりと歩き尽くす1泊2日のガイドツアー

最後にご紹介するのは屋久島。世界自然遺産にも登録された手つかずの原生林と、樹齢1000年以上の巨木の存在感に圧倒されます。一番の絶景スポットは屋久島のシンボルツリーでもある縄文杉。樹齢は7200年とも言われ、屋久島随一のパワースポットでもあります。
縄文杉を見に行くには片道約11km、時間にして4~5時間歩く必要がありますが、それだけに達成感はいっぱいです。
▲訪れる人を魅了する神々しい姿の縄文杉

また、屋久島には標高1,500m以上の山が11もあり、中でも日本百名山に指定されている宮之浦岳は、標高1,936mで九州地方の最高峰なんです。

「フィールド&マウンテン屋久島」では縄文杉と宮之浦岳登頂の両方を目指す1泊2日のガイドツアーを行なっています。
▲花崗岩の石群や白骨樹が作り出す独特な景観を楽しめる宮之浦岳登山

1日目は宮之浦岳を目指します。原生林を流れる清流・淀川や日本庭園のような景観の花之江河、草原の巨石群など見どころがいっぱい。登山の醍醐味が詰まったコースです。

山頂から絶景を堪能したら、その日は山小屋で宿泊。ガイドが作る料理を囲んで参加者同士で語らうのもこのツアーの楽しみの一つです。
▲宮之浦岳の山頂からは360度大パノラマの絶景を拝める

2日目は縄文杉、ウィルソン株などの島の定番スポットを通って下山します。手付かずの原生林に存在感ある巨木。屋久島ならではの絶景を堪能できますよ。

このツアーは、登頂したりキャンプしたりと本格的ですが、日帰りの行程よりも余裕を持って移動できるので、むしろ初心者向け。2日間で屋久島を全部見たい!という方におすすめです。
またこちらでは、トレッキングに必要な装備は全てレンタルできるので、予め用意する荷物は少なめでOK。初心者にはうれしいポイントです。
ガイド付きで楽しめる登山・トレッキング体験まとめ、いかがでしたか?初めてのトレッキングは行き先やスケジュール、持ち物など何かと不安がいっぱいです。でも予めガイドを頼んでおけば、当日案内してくれるだけでなく、事前に現地の情報を教えてくれたり、準備の相談に乗ってくれたりと頼りになるものです。今シーズンこそ、山デビューしちゃいませんか?
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

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