「大雪 森のガーデン」の癒しの花園とミクニのランチで優雅な休日を!

2018.09.28 更新

北海道の大雪山や層雲峡温泉へ出かけるなら、ぜひ足をのばしたいスポットが「大雪(だいせつ) 森のガーデン」。大雪山系を望む高原の森に作られた花園で、自然の息吹に触れて癒しのひと時を過ごせます。園内にはフレンチの巨匠・三國清三(みくにきよみ)氏がオーナーを務めるレストランやカフェがあり、北海道の素材をたっぷり使った極上のランチや絶品スイーツも味わえますよ。

▲草花や木々に囲まれた高原のガーデン。9月下旬頃には秋色に染まります(写真提供:大雪 森のガーデン)

「大雪 森のガーデン」とは?

「大雪 森のガーデン」は、大雪山系の北側山麓にある大雪高原旭ヶ丘にあるガーデン。北海道内の著名ガーデン8カ所が登録している「北海道ガーデン街道」のうちの1つで、旭川空港から車で約1時間、層雲峡温泉からは約30分で行くことができます。
▲ガーデンの周囲は雄大な風景が広がります

園内のメインであるガーデンには、700品種以上の草花が咲き誇る「森の花園」と、木々の中でゆるりと過ごせる「森の迎賓館」、大雪 森のガーデンのシンボル的な存在の「Dress Garden TWIN(ドレスガーデン ツイン)」などがあります。四季折々の草花の息づかいが聞こえてきそうな、癒しの空間です。
▲花のドレスをまとったかのような「Dress Garden TWIN」は絶好の撮影スポット!(写真提供:大雪 森のガーデン)

春から秋までは季節ごとの草花の彩りや森の息吹を楽しむことができますが、冬になると深い雪に覆われ、一面の銀世界を体感することができます。
▲スノーラフティングやスノーモービルの運転体験など、冬ならではのアクティビティも楽しめます(写真提供:大雪 森のガーデン)

ガーデンの出入口部分には、ガーデンショップとガーデンカフェが併設。見学前後にお土産を探したり、ひと息入れて休憩したりするのにピッタリです。ガーデンは有料エリアですが、ショップとカフェは無料エリアなのでご自由に。
▲ガーデン入口付近はウッドデッキになっていて、軽く休むのにはちょうどよい空間

ガーデンの入口付近から小高い丘の上へ5分ほど歩くと、三國清三氏がオーナーを務める「フラテッロ・ディ・ミクニ」があります。雄大な大雪山系の山々を眺めながら過ごす極上のランチタイムは至福のひと時です。
▲ガーデンなどがある場所から一段高い丘の上にあるフラテッロ・ディ・ミクニ

それでは、各エリアをじっくり紹介します。

「森の中の花園」で映画のヒロインになりきる!

まずはガーデンから。
▲入口で入園券(大人税込800円、中学生以下無料)を買って中に入るとウッドデッキがあり、その先に彩り豊かな森の花園が広がります
▲はじめに森の花園を散策。のんびり歩きながら草花を愛でましょう

森の花園は、旭川市にある「上野ファーム」の著名ガーデナー・上野砂由紀氏が植栽デザインを手がけたガーデン。この中に、「カムイミンタラ」「花の泉」「親しみの庭」など5つのテーマガーデンがあります。
▲カムイミンタラとはアイヌ語で「神々が遊ぶ庭」のこと。大型植物やハーブ、野草などで世界観を表現
▲5つの中で一番広いスペースのカムイミンタラ

花の咲く様子が一時期だけに偏らないよう、シーズンごとに変わる魅力を楽しめるようにと植栽されているのが特徴。春、夏、秋、いつ訪れても草花の彩りが広がります。
▲葉や花が地面を這うように育つ植物を利用して、地面から泉が湧くイメージを表現した「花の泉」
▲花に触れたり嗅いだり五感で楽しめるようにと設計された「親しみの庭」

森の花園の奥には「森の迎賓館」があります。森の花園と森の迎賓館の境目付近には「Dress Garden TWIN」があり、ここで記念写真を撮るのはお約束!映画のヒロインや森の中の妖精にでもなった気分で撮れますよ。
▲2つのドレスガーデンが並びます
▲時期により花は変わるので、再び訪れた時には違った雰囲気で撮れますよ
▲すぐ脇には造花のリースも置いてあるので、頭にのせて撮ってみてはいかが?

「森の迎賓館」で時間を忘れるほどゆったり過ごす

Dress Garden TWINでの撮影タイムの後は、起伏のある丘に広がる森の迎賓館へ。カラフルで華やかさがある森の花園の風景とは一転、緑豊かな木々の風景に変わります。

「森のおもてなし」をコンセプトに据え、この場所に育つ樹木を活かしながら創り上げた森の迎賓館。こちらも5つのテーマガーデンがあります。
▲森の迎賓館の入口にある「森のゲートウェイ」

「森のリビング」にはダイニングキッチンやバーなどがあります。ここで飲食物を食べたり飲んだりできるわけではありませんが、森の中で寛ぐ雰囲気を味わえます。
▲大型テントの下にテーブルや椅子が。陽射しを避けてゆったり休憩
▲プランターが埋め込まれている木製のバーカウンター。ナチュラル感があってカッコイイ!

ちなみに、ガーデン内はガーデンショップで販売している水などのペットボトル飲料とガーデンカフェのジェラート以外は飲食物の持込みは禁止されているのでご注意を。
▲9月下旬頃には秋色に染まり、森の迎賓館は華やかな雰囲気に変わります(写真提供:大雪 森のガーデン)

すり鉢状の谷間にある「癒しの谷」は、日々の疲れを忘れたいという人には絶対おすすめのスポット。
▲テラスの上にある絶好の特等席!

木漏れ日が漏れるテラスの椅子に腰かけ、木々の間から遠くに広がる田園地帯を眺めながらぼんやり過ごしてみてはいかが?ポカポカ陽気の日だったら、いつの間にかウトウトしてしまうかも。かなりリラックスできますよ。
▲あまりの心地よさに本気で居眠りしてしまいました…

森の花園と森の迎賓館でゆったり過ごしたら、ガーデンを後に、ほかの施設を巡ってみましょう。

ガーデンショップで品定め

ガーデンの出口はガーデンショップの中に直結。店内を通り抜けて外に出ます。
ここでお気に入りの一品が見つかるかもしれません。お土産など色々見てみましょう。
ここでの一番人気の商品は「森のゴーフレット」(6枚入り、税別741円)。地元の上川町産もち米を使用したゴーフレット生地に、フランボワーズのクリームをサンドしたお菓子です。
▲爽やかな酸味とサクッと軽い食感が食べやすく、ついつい何枚も食べてしまいそう
▲地元の酒蔵「上川大雪酒造」の日本酒も置いています

ガーデンカフェで地元素材を使った軽食やスイーツを

ガーデンショップを出ると、目の前にガーデンカフェ「緑丘(りょっきゅう)茶房」があります。店内からはガーデンを眺めながらドリンクや軽食を楽しめます。ここでのおすすめは、上川大雪酒造の酒粕や甘酒を使った軽食やスイーツ。これはぜひ味わってみて!
▲道産小麦のホットドック「酒粕チーズ」(ポテトセット850円、ホットドック単品は600円、ともに税込)

ホットドックの酒粕チーズは、チェダーチーズとシュレッドチーズの上に酒粕をのせて焼き上げたもの。ガブッとひと口かじると、お酒のいい匂いがふわっとしました。チーズに酒粕、あいます!これは絶品!
ホットドックにピッタリなドリンクはこちら。
▲「緑丘茶房オリジナル季節のソーダ」(税込500円)。花をあしらった氷が何ともガーデンらしい!

時期により内容は変わりますが訪れた日のものは、オレンジジュースをトニックソーダで割り、カシスのアイスを浮かべたノンアルコールカクテル。さっぱりした味わいで、ホットドックなどしっかりした味わいの食事によく合います。

スイーツ系ならこちらがおすすめ。
▲パフェの「カムイミンタラ」(左、税込700円、数量限定)と「甘酒フローズンストロベリー」(右、税込400円)

パフェはストロベリーなど季節のフルーツと甘酒を加えたこしあん、ソフトクリーム、白玉、抹茶とココアのクランブルを盛ったもの。お酒の強さはそれほど感じず、爽やかな味わいなのでペロッと完食!
甘酒はとろっとした甘さが時にはくどく感じがちですが、凍らせたストロベリーの酸味が口直しに。これはちょうどいいバランス!
▲大きな窓の外には森の花園が広がります

緑丘茶房には、手軽に食べることができるジェラートもあります。上川町の「豊原牧場」の無農薬牧草で育った乳牛のミルクを使ったジェラートで、フラテッロ・ディ・ミクニのシェフが手作りしています。
ジェラートはカップの場合がシングル300円、ダブル400円、トリプル500円で、コーンの場合は各+50円です(すべて税込)
▲「十勝小豆抹茶」(上)と「上川町産もち米と緑丘蔵甘酒~柑橘風味~」(下)のダブル
▲「ベリーのミルフィーユ」(上)と「搾りたてフレッシュミルク」(下)のダブル

ジェラートの種類は数多くありますが、店頭に並ぶのは1日約10種類。訪れた日に何が出るかは行ってみてのお楽しみ!

雄大な風景を眺めながら、ミクニの味を心ゆくまで堪能

最後に、至極のランチタイムを過ごせるガーデンレストラン、フラテッロ・ディ・ミクニを紹介します。
▲バックには愛別岳など大雪山系の山々が広がります(写真提供:フラテッロ・ディ・ミクニ)
▲大きな窓の外には雄大な大雪山系が!旭川家具のテーブルと椅子を配した店内は明るく落ち着いた雰囲気です(写真提供:フラテッロ・ディ・ミクニ)

ここでは、旬の北海道産食材にこだわったコース料理を味わえます。
今回オーダーしたのは、「大雪四季のコース」(1名税込3,500円、2名よりオーダー可、要予約)。
▲四季折々の野菜などを使った定番のランチコース。訪れた日のラインナップがこちらです

1品目は「菜園風野菜のサラダ」。大地から森や草花が生えているかのようなサラダで、見ているだけでも楽しく、崩して食べてしまうのが勿体ないくらいアート性を感じます。
▲下にあるカボチャと左上のグリーンピースのピューレで野菜を食べ、上にあるピリ辛のグリーンマスタードソースと甘酸っぱいイチジクジャムで仔牛のテリーヌを味わいます

2品目は「留萌産小麦『ルルロッソ』のタリオリーニ ズワイガニと春キャベツ」。
▲モチッとした食感のパスタで、カニのうま味とほどよくきいたガーリックが食欲をそそります

メイン料理は「江別産あまむ豚のアロースト」。三國氏が北海道内各地の豚肉を食べ比べ、一番美味しいと感じた豚肉のロースを使用。マスタードソースで味わいます。
▲脂身が甘い!くどさがなく、さらっと食べられます。ジャガイモのピューレは脇役なのが勿体ないくらいの美味しさ!軽い塩気があり、ソテーした野菜に合います

最後はデザートとコーヒー。この日のデザートは、木いちごのムースをのせたチョコレートのテリーヌ、ミルクジェラート添えです。
▲ピスタチオのソースとともに味わいます。ビターな甘みと酸味があり、大人な味のデザート
▲雄大な景色を眺めながら味わう絶品のコース料理。かなり贅沢なひと時を過ごせます(写真提供:フラテッロ・ディ・ミクニ)

食後はエントランス付近にあるサロンギャラリーでひと息。
▲置いてある雑誌などを片手にゆったりと
▲ふと窓の外を見ると、芝生の上で飛び跳ねる野生のウサギを発見!カワイイ~!

お店の方曰く、窓の外に野生動物が現れることはよくあるんですって。街中のレストランではなく、大自然の中にいるのだということに改めて気づきました。

レストランの近くにはヴィラがあり、宿泊(1泊2食付大人1名19,440円~、税・サ込)することも可能。ディナーは、北海道の自然の恵み溢れるミクニのフルコースを、朝食は朝もぎ野菜やシェフが自ら選んだ素材を使った特製プレートを味わえます。
▲緑の中に佇むように立つヴィラ(写真提供:フラテッロ・ディ・ミクニ)
▲朝食イメージ(写真提供:フラテッロ・ディ・ミクニ) ※内容は日によって変わります
大雪山系の麓の高原に広がる「大雪 森のガーデン」には、草花の彩りや森の息づかいを感じる庭と、地元食材が映える料理の数々が登場するカフェやレストランがあります。時がゆったり流れているような落ち着いた雰囲気で、日々の疲れやストレスも一気に忘れてしまうほど。大自然の息吹を五感で楽しんでみませんか?
川島信広

川島信広

トラベルライター・温泉ソムリエ・イベントオーガナイザー/横浜市出身、札幌市在住。北海道内の全市町村を趣味で訪ね歩くうちに北海道の魔力に惹かれ、都内での雑誌の企画営業と執筆業務を経て北海道へ移住し独立。紙媒体やweb媒体などで主に観光や旅行、地域活性をテーマにした取材執筆と企画・編集を手がける。スイーツ好きの乗り鉄、日光湿疹と闘う露天風呂好き。

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