岡山・倉敷美観地区で本当に美味しいランチ3店。貴重な和牛や珍しいきびのお蕎麦も!

2018.11.14 更新

白壁なまこ壁の屋敷や蔵が立ち並ぶ岡山の人気スポット「倉敷美観地区」。連日多くの観光客で賑わいますが、その美しい街並みのなかで本格的な和食やフレンチを食べられる美食エリアでもあります。今回は旅先で楽しみたいランチのお店をご紹介。岡山在住のライターがおすすめする地元の名店3軒とは!?

かつては徳川幕府の天領として栄え、江戸時代の風情が感じられる魅力的な街、岡山県の「倉敷美観地区」。JR倉敷駅から歩いて約10分。道すがら「倉敷デニム」など地元ブランドを扱う個性的なショップも多数集う楽しいエリアです。
▲倉敷美観地区では川舟流しもおすすめ

今回は美観地区にある飲食店の中から、岡山在住の食に目がない筆者がランチにオススメしたい「和食・洋食・ご当地麺」の3軒をご紹介しますよ~。

1. 「旅館くらしき」で、老舗旅館の御膳にトライ

▲客室はわずか8室のみという「旅館くらしき」では、贅沢な時間を過ごすことができる

1軒目は、倉敷川沿いにある「旅館くらしき」。江戸時代からある砂糖の卸問屋を改築した建物は、倉敷らしい白壁の屋敷が特徴的です。
▲40~60代のマダムを中心に、家族連れや若者も訪れるレストラン

旅館の入口の左手にあるレストランでは、老舗旅館のお料理を気軽に楽しむことができます。もちろん、宿泊者以外もOK。敷居が高い老舗旅館のお料理が身近に…ありがたいです。
▲1日限定50食の「四季の散歩道御膳」1,850円(税別・サ込)。一度にいろいろな種類のお料理を、少しずつ食べられるとあって女性に大人気

このレストランの1番人気であり、超絶かわいらしいのが「四季の散歩道御膳」。
春夏秋冬、旬の食材が計12品の小鉢に散りばめられ、見るだけでうっとり。どれから箸をのばそうか思わず目移りしてしまいます。

「サーモン醤油糀漬」「牛蒡金平」「茄子オランダ煮」「冬瓜味噌煮」など、その時々の旬の食材を使った小鉢が並びます。左上の箱の上段真ん中にある「本鮪生湯葉掛け」は、湯葉の濃厚さと山葵(わさび)の辛味が鮪と絶妙にマッチした一品。その直ぐ下にある「ひろうす」は、フワリと豆腐の風味が広がる上品な味わいです。
▲「旅館くらしき御膳(完全予約制)」2,500円(税別・サ込)

こちらは「旅館くらしき御膳」。“ミニ懐石料理”風になっていて、口取り、お造り、お椀もの、替わり鉢など計8品を楽しめます。

こちらも山海の幸など厳選素材をふんだんに盛り込んだ季節感あふれるメニュー。この日はピリッと甘辛で大人な「落ち鮎の山椒煮」やコロコロとかわいらしい見た目の「生湯葉わさび銀杏」、酸味がちょうどよい「ままかり檸檬漬」と、目にも美しいお料理が並びました。
▲昔ながらの日本庭園を見ながらの食事は、幸せなことこの上なし

さすがは老舗旅館、中庭を見ながらゆっくりお食事ができるなんて…。旅先でのプチ贅沢や、日頃の感謝を伝える場としても利用できそうです。

2.優しいカジュアルフレンチなら「レストラン&喫茶N’s 食彩Swan」へ

▲倉敷川沿いの高砂橋付近に店を構える

懐石料理と並んで、なんとなく敷居の高さを感じてしまうフランス料理。こちらの「レストラン&喫茶N’s食彩swan(以下、スワン)」では気取らない、けれども味は本格派のフレンチが堪能できるとあって大人気。特にランチでは、本格フレンチの味を気軽に楽しめるようにアレンジした料理を提供しています。
▲店内は洋風で落ち着いた雰囲気。倉敷出身のアーティストの作品も飾られている
▲シェフの長島正太郎さん。後ろの写真は長島さんが撮影した水島コンビナート

スワンの1番人気は「倉敷代官ステーキ丼(温泉卵付)」。ジューシー仕立ての牛肉に温泉卵がライドオンしています。
▲「倉敷代官ステーキ丼(温泉卵付)」1,080円(税込)※サラダ・本日のスープ・ドリンク付の場合は1,530円(税込)

卵を割り豪快にかきまぜて食べると、やわらかな肉の旨みとまろやかな卵が完全に調和し、思わずニンマリしてしまう美味しさ。ソースはフォンドボー(仔牛のダシ汁)に白味噌、焦がし醤油などを加え、オーナーシェフの長島さんが日本人好みの味にアレンジしています。

そして、ぜひおすすめしたいのが「シェフきまぐれランチ」。シェフが食べたいと思ったものを一番おいしく調理して、メインディッシュで提供してくれるランチです。
▲「シェフきまぐれランチ」1,380円(税込)

こちらのメインディッシュは基本的に魚のみで、この日のお魚はサーモンでした。サーモンを白ワインでやわらかく蒸し、岡山県牛窓産のマッシュルームを使ったクリームソースが華を添えます。とろりと濃厚なソースが、サーモンの素朴さを引き立てる、シェフの技が光る味わいでした。その他、サラダ・本日のスープ・ドリンクと、コース並のボリュームで1,380円は破格のお値段。

そして脇をかためる野菜が秀逸。特別な味付けはしていないのに野菜の旨みが感じられ、「すごい…!」と思わず声が漏れ出るほど。その秘密は、一手間を惜しむことなく、グリルやボイル、ローストなど、それぞれの野菜に合った調理法で仕上げているから。
▲生でも食べられるカボチャ「コリンキー」は食感が楽しい

また、野菜の豊富さと面白さにも驚きが。倉敷市のお隣の総社(そうじゃ)市から仕入れた、めずらしい野菜と出合えました。なかでも個人的にはオクラが面白くて大ヒット…。ふつうは断面の角張ったものが多く流通していますが、この日は断面がまんまるのオクラを食べられました。
▲「季節のデザート」350円(税込)。それぞれのメニューにプラスして注文することが可能

この日のデザートはシェフお手製のベイクドチーズケーキ。ブルーベリー、マンゴー、イチジク、ピオーネ、桃のコンポートなどのフルーツが添えられ、ときめきながら完食!

岡山の食材の美味しさを生かすフレンチをぜひスワンで楽しんでくださいね。

3. たかきび麺を食べられるのはここだけ!岡山の郷土料理屋「冨來屋本舗」

最後におすすめするのは、倉敷美観地区のランドマーク「アイビースクエア」の通り沿いにある「冨來屋本舗(とらいやほんぽ)」。風情ある佇まいが印象的です。
▲通りに面しており、店内には明るい光が射し込む

岡山といえば桃太郎。そして、きびを使った“きび団子”が大変有名ですが、“きび麺”はご存知でしょうか?国内でも珍しい“きび”を使った麺を食べられるのが、こちらのお店なんです。
▲「たかきびめん」1,200円(税別)。つるりとした喉越しが特徴

スタンダードはこちらの「たかきびめん」。岡山県の北部・新見地方で古くから親しまれてきた穀物“たかきび”をメインに使用しています。一般的なそばよりも、ねばり強いコシとツルツルの舌ざわりは新食感。赤みを帯びた色合いもめずらしく、ほんのりときびの香りが感じられます。
夏は、おつゆで爽やかにいただきますが…
▲冬はなんと麺をしゃぶしゃぶ!!薬味も季節の素材を使った冬仕様にチェンジする

冬は温かいお出汁をかけて食べたいところ。ですが、こちらのたかきびめんはとってもデリケートなので、グツグツと煮立つ温かいお出汁に麺をささっとくぐらせる「しゃぶしゃぶ」スタイルでいただきます。これは珍しい&楽しい!
▲「きび膳」1,800円(税別)

続いて、お店で1番人気のメニュー「きび膳」。たかきびめんに、お好みの郷土料理がついてくるボリューミーなセットです。選べる郷土料理その1は、「千屋牛(ちやぎゅう)ミニ丼」とのセット。丁寧に焼かれた千屋牛は柔らかくて香ばしく、旨みたっぷりの仕上がりで、老若男女を問わず圧倒的1位の大人気コンビ。
▲選べる郷土料理その2は「瀬戸内たこ飯」。たこは倉敷市下津井(しもつい)でとれたもの
▲選べる郷土料理その3は「岡山にぎり3貫」。左から、ままかり、たこ、黄ニラ

郷土料理は、岡山を代表する「千屋牛ミニ丼」「瀬戸内たこ飯」「岡山にぎり3貫」の3つから選べるのが嬉しいところ。この中で筆者のおすすめは「千屋牛ミニ丼」。岡山県新見市のブランド黒毛和牛「千屋牛」を破格のお値段で食べられるとあって、こぞって注文が入るといいます。

冨來屋本舗では、岡山県産の食材はもちろん、お水も岡山県北部・美作(みまさか)市東粟倉の美味しい水「愛の水」を使用する徹底ぶり。「岡山づくし」なお料理を真に楽しみたいなら、このお店が絶対におすすめです!
▲倉敷美観地区は表通りだけでなく、路地裏や横道も楽しい

岡山在住のライターがおすすめする岡山・倉敷美観地区の名店ランチ3選、いかがでしたか?景観だけじゃもったいない!舌でも岡山の良さを堪能できるランチの名店がいっぱいありますよ。今回ご紹介したお店はもちろん、旅行の度に、あなた好みのお店をぜひぜひ開拓してくださいね!
ココホレジャパン

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