絶叫もホラーも!入園無料になった「富士急ハイランド」を攻略!!

2018.09.27 更新

日本国内はもとより、世界中からスリルと楽しさを求めてファンが訪れる「富士急ハイランド」。世界レベルの数々の絶叫アトラクションからキャラクターのテーマパークまでを保有した、一大アミューズメントパークです。しかも、2018年7月に入園無料となり、さらに楽しみ方が増えました。そんな今話題の「富士急ハイランド」で1日遊び倒す方法を徹底レポートします。

入園無料化で、グッと気軽に行けるようになった「富士急ハイランド」

富士山の麓、富士吉田市にある「富士急ハイランド」は、中央自動車道・河口湖ICを下りたらすぐ。数々のアトラクションが見え、絶叫する声が国道にまで聞こえてくるほど、ICから近い場所にあります。

パーク内は総面積50万平方メートル。絶叫マシンをはじめとするアトラクションの他にも、「きかんしゃトーマス」の世界初のテーマパークである「トーマスランド」と、人気絵本の世界を再現した「リサとガスパールタウン」、さらには宿泊や飲食施設などを備え、訪れる人を楽しませてくれます。
▲目の前に富士山を望める格好のロケーション。「フジQ」と呼ばれ親しまれています

実は2018年7月14日から料金形態が変わり、なんと入園無料に。さらに気軽に訪れられるようになりました。
なぜ、このような驚きのサービスを開始したのかというと…「世界遺産の富士山や周辺の観光スポットに、海外からの観光客が多く訪れることもあり、乗り物に乗らなくても雰囲気やレストラン、お土産ショップなどを気軽に楽しんでいただくためです」と、宣伝部の荒井康彦さん。
▲今回、案内をしてくれた荒井さん。「富士急ハイランド」ではスタッフによるサービスが徹底しています。困った時やおすすめアトラクションなど気軽に聞いちゃおう

料金はアトラクションごとに設定されていて、「絶叫優先券」を購入すれば人気アトラクションに待ち時間なく乗ることも可能。また、アトラクション乗り放題の「フリーパス」はもちろん、往復電車券や高速バス、宿泊プランがセットになったフリーパスなど、お得なチケットもありますよ。
今回は1日めいっぱい楽しみたいので「フリーパス」(大人5,700円)を購入することにしました。
※各種チケット料金はシーズンに応じて変動します。
▲事前にWEB前売りチケット「E-TICKETS」を購入していたので、そのまま入園ゲートにまっしぐら~

入園口は第1、第2と2カ所ありますが、今回は第1入園口から入ります。なお、アトラクションのスムーズ化や利便性のアップ、安全対策として2018年7月から「顔認証システム」を導入。チケットレスでアトラクションに乗れるようになりました。
▲ゲートで顔写真を撮影して登録完了になると入園できます。ここから先は、各アトラクションも顔パスでOK!

ゲートをくぐると、「FUJIYAMA」や「ド・ドドンパ」、2018年7月20日に国内で初めて遊園地内に出店した「スターバックス」が見えてきました。
▲今からワクワクどきどきの始まりかと思うと、嬉しくてたまりません!
▲「スターバックス コーヒー 富士急ハイランド店」。店内からは人気の大型ローラーコースター「高飛車」が上っていくところが見えます

「フジQ」に来たのなら必ず乗りたい!世界へ向けて発信する4大コースター

まずは「キング・オブ・コースター」として、1996(平成8)年に誕生以来、不動の人気を誇る「FUJIYAMA」へ!
パーク内で1、2位を争う人気のアトラクションだけあり、長い時では3時間は待つそう。でも、ほぼ待ち時間なしの「絶叫優先券」(有料 ※時期に応じて変動あり)を利用して乗り込みま~す!
▲全長2,045mの長いコースです(単体チケット2,000円)

最高速度130km/h、最大落差70m。「20階ぐらいのビルから急降下するようなスリルを味わえますよ」と荒井さん。
▲安全レバーがしっかりかかっていることを自分でも念入りにチェックし、いよいよ出発

カタカタとゆっくり進み、目指すは地上79mの頂点へ!これから始まるスリルに緊張しつつ、コースター上から見える富士山の美しさにうっとり。しばし、その眺めを楽しむことができます。
▲「富士急ハイランド」では、富士山の眺めも目玉のひとつ。パーク内のいたるところにビューポイントがあります

遂に、パーク内を歩く人がアリのように小さくなる高さに到達。
そこから一気に、加速し急降下!
▲「きゃあ~」という叫び声は、むしろ怖すぎて出ません

アップダウンを繰り返し、車体は右へ左へとひねりを繰り返すので、ものすごいGがかかります。地面スレスレを駆け抜けたり、急カーブがあったり、身体が今にも飛び出しそう!でも、息が出来ないほどの風を受けながら130km/hのスピードを体感するのは、カイカ~ン!
▲極め付けは、3分36秒もの時間の長さ。まだ?まだ?もう止めて~!

「FUJIYAMA」は、大型コースターとして開業当時4つの世界記録に認定。コースターシーンをリードし、「宙返りのない王道コースターとして、今でも世界最高クラスのスペックを誇る」と言われているだけあって納得のスリルでした。

この迫力を体感したい方は、こちらの動画もどうぞ!

このまま勢いにのって、次は「ド・ドドンパ」に初挑戦!
2017年夏、従来の「ドドンパ」をより進化させて登場した、発射1.56秒で180kmもの時速を記録する加速度世界一のコースターです(2018年9月現在)。
▲時速180kmの速さは、ここでしか体験できません(単体チケット2,000円)
▲ここでも絶叫優待券を利用。待ち時間なしでスムーズに乗ることができました
▲プラットホームの青や赤の光にテンションが上がります

ゆっくりスタートすると、トンネルの中で一旦ストップ。暗闇の中から流れる軽快なアナウンスが、さらに恐怖心をあおります。「スリー、ツー、ワン!」とカウントダウンが始まり、合わせて緑→青→赤と光も点灯。視覚も刺激され、ドキドキ感MAX!心臓の鼓動はバクバク!そして発射!!
▲最高地点まで昇りつめます!

一気に加速する「ド・ドドンパ」に頭は真っ白。一瞬気を失ったような感じになりました。スタート直後のゼロGフォールと呼ばれる無重力体感ゾーンがこんな感覚とは…、恐るべしです。
▲その後、世界最大級のループに突入

爆発的なスピードを直径39.7mの巨大ループで受け止めるのですが、そのスピードは受け止めるどころか勢いを増すばかり。ループを回転した時の感覚を音で表現すると「ヴォォン」!バイクのアクセルを勢いよく吹かしたような感じの一瞬の出来事でした。
▲息つく暇もないまま、次々とコースに突入していく速さに圧倒されっ放し
▲あまりのスピードに見ている余裕がありませんでしたが、「ド・ドドンパ」からはこのような富士山も見られます

最速180km/hのスピード感を味わいたい方はこちらの動画もチェック!

次は「高飛車」へ。頂上に達したあと、最大角度121度をえぐられるように落下し、さらに7カ所のひねりが持ち受ける最恐コースターです。スピードは「FUJIYAMA」「ド・ドドンパ」よりありませんが、121度って…、言葉を失います。
▲その角度が世界記録にも認定された「高飛車」(単体チケット2,000円)
▲「高飛車」のループの真ん中にバランス良く収まる富士山は、まさしくフォトジェニック!

そして、4大コースターの最後を飾るのは「ええじゃないか」です。座席がグルグル回りながら走るので、前?後ろ?どっちに向かって走行しているの~?もはや判断不可能なアトラクションです。さらには、足が投げ出された状態のため踏ん張ることができず、身も心も「ええじゃないか」にゆだねるしかありません。そのスリルといったら、もう好きにして~!
▲前向きに進もうが後ろ向きに進もうが、そんなこと「ええじゃないか~!!」(単体チケット2,000円)

猛スピードで駆け抜け、急降下するスリルに、恐怖とともに爽快感を覚えて病みつきになりそう。この小気味良い高揚感は、体験しないと感じることができません。もう一回乗る?乗らない?いや、乗る!!そんな、大興奮の絶叫アトラクションの数々でした。

リタイア者続出!約900mのホラーアトラクション

4大コースターに乗った足がまだガクガクしているのを抑え、次に向かったのはホラーアトラクションの「絶凶・戦慄迷宮~収容病棟篇~」です。
こちらも2018年7月に全面リニューアル。より進化した恐怖のアトラクションに、ブルブル鳥肌が立つこと間違いなしです。
▲外から見ただけでも、身の毛もよだつ建物に絶句(1組8,000円、フリーパスを持っている場合は通年4,000円 ※1組最大4名まで)

舞台は、かつて惨い人体実験が行われていた隔離病棟跡地。病院内部が生々しく再現されています。全長900m、泣いても叫んでも1時間ほどかかる恐怖のアトラクションには、いくつかリタイア扉があり、途中でリタイアする人も続出しているとか。
▲覚悟を決めて入館

さっそく個室の診察室に入り、そこで流れる衝撃的な映像を観てからスタート!
手術室や病室はもちろん、新生児室、死体安置室、焼却炉まで様々な病院内部が、視覚だけではなく温度や臭いまでリアルに再現されています。各部屋から聞こえてくるうめき声や金属音、人体模型の仕掛けに、口から心臓が飛び出しそうなほど驚かされ、あまりの恐怖に前へ進むことができません。
▲異様な空気が漂っています

次々に襲いかかる仕掛けと、迷路のような病棟からやっと解放され、外へ出られた時の喜びと脱力感といったら!ぜひみなさんも、この恐怖を味わってみてください。

続いて、2012年に誕生してから幾度となくリニューアルを行い、2018年7月に第3シリーズとなったミッション攻略アトラクション「絶望要塞3」へ。
▲気力・体力・知力を駆使して様々なミッションをクリアする「絶望要塞3」(フリーパスのみ利用可)

暴走した人工知能(AI)に乗っ取られた要塞に潜り、頭脳を駆使しステージをクリアしていくのですが、その過程で待ち受けるトラップにご用心!最後まで辿りつけるのか、ぜひチャレンジしてみては。

ここまで紹介したすべてのアトラクションは、絶叫優先券対象になります。絶叫好きなら確実に入手して、スイスイ楽しんでくださいね。

絶叫系からほのぼの系まで、注目のアトラクションはまだまだ

富士急ハイランドの中には、それ以外にもさまざまなアトラクションがいっぱい!その一部を急ぎ足で紹介します。
▲30mの高さから池にダイブする「クール・ジャッパーン」。ズブ濡れは覚悟、周りで見ている人にまで水しぶきがかかります(単体チケット1,500円)
▲富士山の魅力を体感できるフライトシュミレーションライド「富士飛行社」(単体チケット1,800円、小人1,300円)

「富士飛行社」は、巨大スクリーンに映し出された富士山の映像を見ながら、上空や湖面すれすれを飛行する感覚を味わえるアトラクション。屋内にもかかわらず、吹き抜ける風や湖面の水しぶき、緑や花の香りになどをリアルに感じられる仕掛けが満載です。
▲高さ50m、最高時速51kmの回転ブランコ「鉄骨番長」。静かな絶叫アトラクションとして人気なのだとか(単体チケット1,500円)
▲高さ50mの「鉄骨番長」から富士山を眺めれば、鳥になったような気分に
▲蝶々が舞っているように見える「テンテコマイ」。自分で左右の翼を操縦しますが、一度横回転を始めると操縦不能な状態に(単体チケット1,500円)
▲絶叫系に乗る前のウォーミングアップとしてもおすすめ「マッド・マウス」は、子どもも乗れる2人乗りコースター(800円)

食べることにも困りません!充実したフード&レストラン

パーク内には、いたるところにレストランやカフェ、フードコートがあります。山梨の郷土料理「ほうとう」が食べられる「甲斐宝刀信玄館」や、地元グルメを提供している「防波亭」、さらには有名ファーストフードやスイーツ店まで軒を連ねます。

なかでもおすすめなのは、冬はスケートリンクになる「クリスタルラグーン」前にある行列必至のフードコート。こちらでは、アトラクションに見立てたメニューが人気です。
▲2階席や子ども用の低いテーブルやイスが用意されたエリアもあります

「戦慄迷宮バーガー」(850円)や「角煮が主役でええじゃないかラーメン」(1,000円)など、ネーミングも愉快なメニュー揃いですが、今回はインパクト抜群の「鉄骨オニオン番長」を食べてみることにしました。
▲「鉄骨オニオン番長」(700円)

鉄骨番長のように高く積み上げられたオニオンフライに、とろ~りたっぷりとチェダーチーズがかけられた、濃厚でボリューム満点な一品でした。
▲オリジナル商品も充実。左から人気第1位「富士急ハイランド バター&チョコクッキー」と、第2位の「ド・ドドンパ リッチプディングスイーツ」(いずれも1,080円)

世界初のテーマパーク「リサとガスパール タウン」と「トーマスランド」で童心に帰ってみる

たくさんアトラクションに乗ったので、お茶でもして休みたくなりました。
やってきたのは第1入園口を出てすぐの「リサとガスパール タウン」。
▲フランスの人気絵本『リサとガスパール』の世界を再現したテーマパーク「リサとガスパール タウン」
▲フランスのような街並みには、エッフェル塔や噴水、メリーゴーラウンドなどが点在し、メルヘンチックな雰囲気

ここでぜひ立ち寄りたいのが、「レ レーヴ サロン・ド・テ」というレストラン&カフェ。フランス語で“夢のティーサロン”という意味を持ち、広い店内はシャンデリアや壁画など、まるでお城のように豪華絢爛。うっとりするような夢見心地の気分になります。
▲レストランがあるのは2階。1階はテイクアウト専門店「パティスリーブティック」があります

こちらでは、ホテルのシェフやパティシエが手掛けるメニューを、富士山の絶景を楽しみながら優雅にいただくことができます。早速、おすすめの「アフタヌーンティーセット」をオーダー。
▲「アフタヌーンティーセット」(1人分・2,500円)。写真は2人前になります

上2段は、サロンがセレクトしたスイーツで、下段はメニューから2種類、好きなものを選ぶことができます。今回は、「キッシュロレーヌ」と「パティシエのフルーツサンド」をチョイス。

上品な味わいのキッシュと、生クリームたっぷりなのに、ほどよい甘さのフルーツサンドにほっこり。さっき体験したばかりの恐怖は、どこかへ忘れてきてしまったような気分になりました(笑)。

リサとガスパール タウン
© 2018 Anne Gutman & Georg Hallensleben / Hachette Livre
続いて、もう1つおすすめスポットをご紹介しましょう。
園内に戻り観覧車の奥へ向かうと、2018年に20周年を迎えた「トーマスランド」があります。本国イギリスに先駆けてオープンした世界初、日本唯一の「きかんしゃトーマス」の屋外型テーマパークです。
▲メイン広場の中央でトーマスがお出迎え。多くの家族連れがここで記念撮影をしていました

アトラクションは11種類。貨車に乗ってトーマスとなかまたちのパーティ会場に向かう「トーマスのパーティパレード」や、ソドー島に見立てた空間の中を機関車で旅する、1番人気の「トーマスとパーシーのわくわくライド」など、小さな子どもから妊婦さん、おじいちゃん、おばあちゃんまで、家族みんなで乗れる安心な乗り物ばかり。
▲トーマスと、そのお友達が勢揃いして迎えてくれる「トーマスのパーティパレード」(500円)
▲2018年7月には、新アトラクション「トーマスのハッピースマイル」(400円)もオープン

レストランやカフェ、グッズ販売のショップなど、1日居ても飽きずに楽しめる「トーマスランド」。子どもの笑顔がいっぱい見られる幸せな時間と、大切な思い出をプレゼントしてくれますよ。

トーマスランド© 2018 Gullane (Thomas) Limited.

最後は「ふじやま温泉」で、汗を流して帰りましょう

パーク内でたくさん遊んだ後は、隣接する日帰り入浴施設「ふじやま温泉」で汗を流して、すっきりとした気分になりましょう。
▲100坪を超す広い浴室は、日本最大級の純木造。木の香りに癒されます

「ふじやま温泉」は富士山特有の天然水バナジウム水を使用し、マグシウム、カルシウム、ナトリウムなどの泉質を持った天然温泉で、新陳代謝を高めると言われています。お風呂上りには、雄大な富士山を眺めながらレストランで食事をしたり、アロマトリートメントでリラックスしたり、寛いだひとときを過ごすことができますよ。
楽しい時間はあっという間。絶叫・ホラー・ウォーターアトラクションから、メルヘン・ファミリーアトラクションまで、友達同士、家族、カップル、みんながみんな飽きることなく、それぞれの楽しみ方を味わえる、まさに「世界一のアミューズメントシティ」の名にふさわしいアミューズメントパークでした。

4大コースターに乗ってスリルを楽しんだり、ホラーアトラクションで恐怖を味わったり、かわいいキャラクターに会ったり、お茶したり。入園無料でお得感満載の「富士急ハイランド」を、とことん遊び尽くしてくださいね!
※記事内の価格はすべて税込です
平岡宏枝

平岡宏枝

ライター。毎日を楽しく幸せに過ごせるような小さな発見をしていけたらと、 日々アンテナを張り巡らせています。 (編集/株式会社くらしさ)

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
PAGE TOP