先進技術を体感!「マツダミュージアム」で車の過去と未来にZoom-Zoom!
2015.12.24 更新
日本を代表する自動車メーカーのマツダは広島が本拠地。広島本社の広大な工場敷地内にあるのが、「マツダミュージアム」です。ここでは数々の名車を生み出してきたマツダの歴史から最新技術までを網羅した展示と実際の組立工場を見学することができます。

マツダの広島本社内のミュージアムへ
人気の「マツダミュージアム」を見学するためには電話かインターネットでの予約が必要です。外国人観光客にも大人気で、見学ツアーは平日10:00~11:30の英語案内と13:30~15:00の日本語案内が行なわれています。
本社エントランスに集合して驚いたのは、観光客と同じくらいに車業界関係者と思われる方々の多さ。このツアーの中身の濃さ、そして本気度が伺えます。
そんな期待を胸に、ミュージアムツアーがはじまります。
本社エントランスに集合して驚いたのは、観光客と同じくらいに車業界関係者と思われる方々の多さ。このツアーの中身の濃さ、そして本気度が伺えます。
そんな期待を胸に、ミュージアムツアーがはじまります。

223万平方メートルの広大な敷地には一部車種の開発チームのオフィスから工場、積出港まであります。写真中央に見える橋は「東洋大橋」といって、一企業が所有する橋としては世界最大規模のものです。マツダ内の私道にあるため一般車は通れません。ここを通れるのも「マツダミュージアム」見学の醍醐味です。
なお、バスから外の風景を撮影することは禁止されています。それだけ機密情報が多い現場を走ります。ドキドキしながら敷地内をひた走ること約10分。いよいよ「マツダミュージアム」へ到着します。
なお、バスから外の風景を撮影することは禁止されています。それだけ機密情報が多い現場を走ります。ドキドキしながら敷地内をひた走ること約10分。いよいよ「マツダミュージアム」へ到着します。

「マツダミュージアム」に到着して最初に通されるエントランスには最新の量産車が展示されていて、触ることはもちろん、乗ることもできます。(運転はできません!あしからず)

▲憧れのロードスターに乗ってドライブ気分!
また、奥のシアターではマツダの概要や歴史についての紹介ムービーを見ることができます。広島という街を想い愛するマツダの温かい社風に触れられる胸熱ストーリーは必見です。
また、奥のシアターではマツダの概要や歴史についての紹介ムービーを見ることができます。広島という街を想い愛するマツダの温かい社風に触れられる胸熱ストーリーは必見です。

エントランスに併設されたミュージアムショップも要チェック!ここと、本社ビル敷地内のグッズショップには貴重なマツダグッズが勢揃い。ミュージアムツアーでは見学中のお買い物になるため、時間が5分から10分と短めなので、欲しいと思ったものは迷わずゲットしましょう。

ところで、広島といえば広島東洋カープですが、選手がかぶる赤ヘルは、マツダのセダン「アテンザ」で採用している赤色「ソウルレッドプレミアムメタリック」と同じ色を塗装しています。世界を驚かせたマツダのエモーショナルな“赤”と、選手の闘志を表す“赤”が合致したことで実現したコラボレーションです。

▲ここでしか買えないマツダグッズも多数揃う
マニア垂涎。マツダのすべてがわかるエキシビジョン

大正9(1920)年の創業から今日に至るまでのマツダの歴史を懐かしの車とともに展示紹介するコーナーには、マツダの前身、東洋工業がかつて生産していた軽三輪トラックが展示されています。「けさぶろう」の愛称で知られ、ファンが多い名車です。


ファミリーカーやスポーツカーの歴史も振り返ることができます。クラシックなファミリアがカッコイイ!多種多様な車を開発してきたマツダのチャレンジ精神を垣間見る事ができます。
次は、マツダが誇るロータリーエンジンの展示へと進みます。
次は、マツダが誇るロータリーエンジンの展示へと進みます。

ここは男子の食いつきがハンパないコーナー。歴代のロータリーエンジンをかぶりつきで見ています。技術職に携わっていると思われるスーツの方々は、しきりに細部をチェックしてはメモを取ります。
また、日本の自動車メーカーとして初めてル・マン24時間耐久レースで総合優勝したロータリーエンジン搭載のレーシングカー「787B」も展示されています。マツダの技術力が世界最高レベルであることを証明したマシンです。こちらは現地で直接ご覧になってみてください。
また、日本の自動車メーカーとして初めてル・マン24時間耐久レースで総合優勝したロータリーエンジン搭載のレーシングカー「787B」も展示されています。マツダの技術力が世界最高レベルであることを証明したマシンです。こちらは現地で直接ご覧になってみてください。

私は正直( ゚д゚)ポカーンでした(笑)が、そんな人も大丈夫。ツアーガイドさんが丁寧に教えてくれるので知識がなくても楽しめます。
こちらは技術展示のコーナー。企画から生産まで、車づくりのプロセスや最新技術を紹介しています。
こちらは技術展示のコーナー。企画から生産まで、車づくりのプロセスや最新技術を紹介しています。

▲プレス工程
さて、次はこのミュージアムのメインイベントともいえる、実際に車を組み立てている組立工場の見学へ。こちらは撮影完全NG。理由は「機密に関わる部分も多くあるため」とのこと。圧巻の先進技術を目のアタリにできる組み立てラインは現地でのお楽しみにしてください。
さて、次はこのミュージアムのメインイベントともいえる、実際に車を組み立てている組立工場の見学へ。こちらは撮影完全NG。理由は「機密に関わる部分も多くあるため」とのこと。圧巻の先進技術を目のアタリにできる組み立てラインは現地でのお楽しみにしてください。

※写真はイメージです。
マツダの組み立てラインは「多車種混流生産」といって、複数の車種を一つのラインで計画的に生産することで、納車の順番に合わせた計画的生産を可能にして車をスピーディーに作ることができます。マツダらしい技術が伴ったホスピタリティです。
マツダの組み立てラインは「多車種混流生産」といって、複数の車種を一つのラインで計画的に生産することで、納車の順番に合わせた計画的生産を可能にして車をスピーディーに作ることができます。マツダらしい技術が伴ったホスピタリティです。

そしてミュージアムを締めくくるのが、車の未来を垣間見られる未来展示エリアです。
水素エンジン搭載の車、環境に配慮した車や最新の先進安全装備「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を搭載した車など、次世代のクルマ社会を期待させるものばかり。モーターショーなどで出展された車も見ることができます(期間により、コンセプトカーなどの展示がない場合もあります)。
マツダの技術を堪能できる「マツダミュージアム」は、車好きな大人の社会見学としても楽しめるのはもちろん、ご家族で行っても楽しめる本物の工場見学。広島旅行の際にぜひ訪れてみてはいかがでしょう。
水素エンジン搭載の車、環境に配慮した車や最新の先進安全装備「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を搭載した車など、次世代のクルマ社会を期待させるものばかり。モーターショーなどで出展された車も見ることができます(期間により、コンセプトカーなどの展示がない場合もあります)。
マツダの技術を堪能できる「マツダミュージアム」は、車好きな大人の社会見学としても楽しめるのはもちろん、ご家族で行っても楽しめる本物の工場見学。広島旅行の際にぜひ訪れてみてはいかがでしょう。
マツダミュージアム
広島県安芸郡府中町新地3-1
[見学時間]
1日2回ツアー開催(要予約)
10:00~11:30(英語案内)/ 13:30~15:00(日本語案内)
[定休日] 土・日・祝日及び休業日
082-252-5050

ココホレジャパン
ココホレジャパンは「地域の魅力を広告する」地域広告会社です。 広告といってもチラシやポスターをつくるだけではありません。地域のおいしい野菜があれば、それを使って商品も作ります。素敵だと思う商品を販売したりもします。地域の魅力を掘り起こして「これ、いいでしょ!」と伝えていく、それが私たちの仕事です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
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