日本初!スヌーピーに会える新スポット「PEANUTS HOTEL」にいち早く潜入してきた

2018.08.09 更新

神戸・北野は、明治以降多くの外国人が居住したエリア。この界隈に、2018年8月1日「PEANUTS HOTEL(ピーナッツ ホテル)」がオープンしました。なんとこちらは、世界中で愛されるスヌーピーをテーマにした日本初のデザインホテル!フロアや客室1部屋ごとにまったく違うデザインになっていて、かわいいキャラクターたちに出会えます。そんな「PEANUTS HOTEL」の魅力に迫るべく、オープン前の7月上旬に潜入してきました!

スヌーピーをはじめ、かわいい仲間たちがあちこちに!

JR三ノ宮駅、阪急・阪神電鉄の神戸三宮駅から、北へ向かって徒歩約7分。北野坂と大通りの交差点近くに「PEANUTS HOTEL」は誕生しました。
▲1階入口。大人っぽさとかわいさが同居したコミックの世界を表現

PEANUTSとは、アメリカの絵本作家で漫画家でもあるチャールズ・M・シュルツ氏によるコミックのタイトル。その主人公がビーグル犬のスヌーピーであり、個性豊かな仲間たちが繰り広げるストーリーは、子どもはもちろん大人にも愛され、日本でも高い人気を誇っています。
▲レセプションデスクの上でも、ピーナッツの仲間がお出迎え

ホテルは6階建ての1棟ビル。1階にレセプションとグッズ販売エリア、そしてテイクアウト用のカフェスタンド「PEANUTS Cafe 神戸」があります。2階は従業員用のフロアで、3階はレストランフロア、4~6階が宿泊フロアです。ではさっそく宿泊フロアからご案内しましょう。
▲各フロアへは、スヌーピーの小屋をデザインしたエレベーターで移動。内部がどうなっているかは、ホテルを利用してのお楽しみ

フロアごとにテーマが!さらに客室すべてが異なるデザイン

ホテルの客室は、4階から6階まで合わせて計18部屋。4階が「IMAGINE」、5階が「HAPPY」、6階が「LOVE」と、フロアごとにテーマが設定されています。さらに客室ごとにすべて違うコミックをコンセプトにデザインされており、お部屋のひとつひとつがまったく異なるレイアウトなのです。
今回は、全18部屋を一挙ご紹介しちゃいます!
▲4階はダブル4部屋、ツイン3部屋の計7部屋あります

「IMAGINE」をテーマにした4階の客室は、自在に変身できるイマジネーションの世界観と、シュルツ氏の人生哲学が込められたストーリーでまとめられています。
▲ダブルタイプの「Room41」は”It was a dark and stormy night.(それは暗い嵐の夜だった)”がコンセプト。スヌーピーがタイプした小説文が壁面にデザインされています
▲ダブルタイプの「Room42」には月面を歩くスヌーピーが!スヌーピーは1968(昭和43)年にNASAの公式マスコットになり、翌年飛行した月面着陸船アポロ10号は別名「スヌーピー」と呼ばれました
▲ベッドに横になると、天井にもスヌーピーが!一緒に宇宙遊泳する夢が見られそう?
▲「Room43」はサングラスがトレードマークのジョー・クールの隠れ家をイメージした部屋。レンガの壁に大きく書かれた「JOE COOL」の文字がインパクト大!サングラスでできたシャンデリアもクール

4階でもっとも広い25平方メートルあるツインタイプ「Room44」のコンセプトは、宿敵のレッドバロンと戦うためにパイロットになったスヌーピー。パイロットになった気分で部屋の中を探検してみたくなりますね。
▲空と雲の壁紙で、スヌーピーと大空を飛行する気分に
▲廊下のカードーキーカバーにもスヌーピーが。あらゆるところにスヌーピーが隠れているので、探して回るのも面白い
▲“AND THEY’RE RIGHT!(ほんとにその通り!)”と、明るく踊るスヌーピーが大きく描かれた「Room45」
▲三角型の天井でドッグハウスを表現している、ダブルタイプの「Room46」
▲広々としたツインタイプの「Room47」には、「まだ寝てる!」とルーシーに呆れられるスヌーピーが
▲「明日が素晴らしい日だといけないから、うんと休息するのさ……」と答えるスヌーピー。とってもインパクトのある壁です

1部屋1部屋が本当にキュートなデザイン。5階も期待できますね。
▲階段の踊り場もスヌーピーであふれていました

PEANUTSのHAPPYな世界に包まれる!

▲5階の「HAPPY」フロアもダブル4部屋、ツイン3部屋の7部屋

5階のテーマは「HAPPY」。スポーツしたりダンスをしたり、旅に出たり…。さまざまなシチュエーションから生まれる、PEANUTSらしい楽しいエピソードが満載です。
▲元気が湧くイエローの壁が印象的なダブルタイプの「Room51」は、何度負けても大好きな野球を諦めないチャーリー・ブラウンをイメージ
▲マリンテイストなダブルタイプ「Room52」のコンセプトは“Cowabunga!(やったぜ!)”。上手に波に乗れたサーファーのスヌーピーが、部屋のあちらこちらに
▲「Room53」のコンセプトは「人生の最高の楽しみのひとつは晩ごはんといい会話だね」。壁一面にずらりと並んだドッグデッシュのデザインが印象的
▲フォークやスプーンが吊り下げられたシャンデリアも楽しい

5階でもっとも広い25平方メートルある「Room54」は、ホテル内で唯一の和テイストの部屋。大胆に描かれた濃いピンクの富士山と梅の絵が、HAPPYな気分を盛り上げてくれます。
▲壁面には、富士山の山頂でくつろぐスヌーピーのイラストが
▲ホテルで唯一、靴を脱いでくつろげるお部屋。真っ白い布団にくるまってぐっすり眠れそう

コンセプトは「どこかいい所へいくときには、ちゃんと足を磨かなくちゃね!」。靴を履かずに過ごせるお部屋は、裸足の裏まできれいにするおしゃれなスヌーピーのイメージにぴったりです。
▲ガラスの天板のテーブルを覗き込むと……なんとスヌーピーと仲間たちが集う枯山水の庭が!すごい!
▲各部屋のアメニティ類には、ひとつひとつにスヌーピーがデザインされています

アウトドアや冒険を楽しむスヌーピーと過ごせるお部屋は、まだまだ続きます。
▲ツインタイプの「Room55」では、タートルネックを着てゴルフ場を訪れたスヌーピーが「暑くなって脱いだ時に髪がくしゃくしゃになるんだ」と後悔する、おしゃれな姿が
▲いやいや登山するビーグル・スカウトを尻目に、山を登っていくスヌーピーの様子を描いた「Room56」
▲スパイク(スヌーピーのお兄さん)が旅の途中に寄るコテージをイメージした「Room57」。スパイクと親友のサボテン、ジョー・カクタスとの友情を描いた部屋です。サボテンや書籍をのせたトランクケースの飾り棚が斬新!

5階は、アクティブでHAPPYなスヌーピーを散りばめた客室がたくさんあって、見ているこちらもHAPPYな気持ちになれました。さあ、いよいよ最上階の6階へご案内します。

最上階の6階には、ホテルを代表するコンセプトルームも!

最上階6階のコンセプトは「LOVE」。恋愛や家族愛、友情など、キャラクターひとりひとりの“好き”を感じさせる温かいストーリーが展開する客室が並びます。
▲6階「LOVE」フロアには、ダブル1部屋、ツイン3部屋があります

なかでも「Room61」は、スヌーピーの小屋でくつろいだまま寝入った小鳥たちに、「お客さんが心地よく思ってくれるうちを持てるってのは素敵だな」とスヌーピーがつぶやくコミックをイメージしたスペシャルルーム!実はこのコンセプト、PEANUTS HOTEL全体のコンセプトでもあるんです。
▲宿泊客を見守るように椅子に座ったスヌーピーのぬいぐるみ。そしてよく見ると、枕元にはたくさんの仲間たちが並んでいます
▲表情豊かな仲間たちがすぐそこに。すてきな夢がみられそうです

館内でもっとも広い31平方メートルの客室で、バスタブが付いているのはここだけ。さらにルーフテラスも設けられています。室内は白が多めのモノトーンですっきりとまとめられています。
▲Room61のルーフバルコニー。神戸の夜空を見上げてロマンチック気分に浸りませんか

他の客室にも、PEANUTSの仲間たちと楽しく過ごせる空間が広がっています。
▲“My sweet babbooo”と呼ばれるライナスと、チャーリー・ブラウンの妹であるサリーの2人をイメージした「Room62」
▲コミックが誕生した1950年代に合わせ、同年頃のミッドセンチュリースタイルでまとめられた「Room63」。アンティークのフィギュアや書籍がぎっしり!
▲どの部屋のカップやコースターも、すべてイラスト入り
▲「Room64」はピンク一色!その理由は……
▲キスされるとバイキン扱いするくせに、スヌーピーを抱きしめるのは大好きなルーシー。なぜなら、スヌーピーがとっても温かいから。そんなラブリーな気持ちが、部屋をピンクに染めているようです
▲もちろんバスルームも、とことんピンク一色。アメニティをはじめ、タオルやスリッパは宿泊の思い出に持ち帰ることができます

以上、全18の客室を駆け足でご紹介しました。

1部屋1部屋が異なる色調やレイアウトなので、全てに泊まってみたくなりますよね。原作者のチャールズ M. シュルツ氏の描いたコミックには、彼の考える友情や恋、人生哲学が盛り込まれています。それらをコンセプトにした部屋に泊まれば、彼のユニークで深い哲学に、思わず共感させられるかもしれませんよ。

コミックにちなんだ神戸グルメを「PEANUTS DINER 神戸」で堪能!

すべてのお部屋を巡った後は、3階にあるレストラン「PEANUTS DINER 神戸」へ行ってみましょう。

こちらは、宿泊客の朝食会場として利用されています。11~23時の閉店までは、宿泊客以外の方も利用できます。
▲「KOBE MEALTIME」の文字が入った「PEANUS DINER 神戸」のロゴマーク

『PEANUTS』にゆかりのあるアメリカ西海岸のシーサイドダイナーをイメージしたレストランですが、楽しめるのは神戸の食材をベースにした本格的なお料理。ランチタイムは11:00~17:00、ディナータイムは17:00~23:00(L.O. 22:00、コースの注文は21:30まで)です。
▲店内は48席。ここにもスヌーピーがいっぱい!

オススメは、スヌーピーも大好きなピッツア。淡路島産のバジルを使った「スヌーピーのマルゲリータ」(1,500円)、こちらも淡路島産のミディートマトをたっぷりあしらった「スパイクのツナ・カセロール風ピッツア」(1,500円)など、個性豊かな8種類の味を楽しむことができます。
▲「チャーリー・ブラウンのスペシャルパルマ」のピッツア。食欲のないスヌーピーに、チャーリー・ブラウンが「何が足りないの?」と尋ねるシーンからイメージを膨らませた、豪華な一枚(単品2,500円、ランチコース2,800円、ディナーコース3,500円 ※写真はランチコース)

他にもパスタや肉料理などバラエティ豊か。アラカルトをみんなでシェアしながら食べるのも良いですし、お得なコース料理の注文もできますよ。
▲肉か魚料理のどちらかを選べるコース。スープ、サラダ、デザート、飲み物がつきます(写真はディナーコース)

「シェフ・ウッドストックのステーキ −トリュフとポテトのエクラゼ−」は、いい匂いに誘われてシェフ・ウッドストックの元を訪れたスヌーピーが「ミディアムレアで!」と注文したステーキをイメージ。
▲軽く粗塩を振ったステーキと、粗く潰した甘みのあるジャガイモとの相性は抜群(単品3,000円、ランチコース3,800円、ディナーコース4,500円)
▲ウッドストックと彼の仲間の鳥たちをイメージしたミルクレープ(単品900円)。他にもスヌーピーやルーシーをイメージしたデザートもあります

ピーナッツの仲間たちのユニークなエピソードをモチーフにしたメニューがずらり。イラストが描かれたメニュー表を眺めているだけでも楽しいですよ。
▲スヌーピーやその仲間たちに見守られながら、幸せなティータイム
▲3階「PEANUTS DINER 神戸」のエントランス横にあるフォトスポットも見逃さないで

なお、1階のレセプション横にある「PEANUTS Cafe 神戸」は、宿泊客以外も気軽に利用できる、テイクアウト専用のカフェスタンドです。コーヒーやレモネード、ホットドッグなどが楽しめますよ。
▲「PEANUTS Cafe 神戸」の営業時間は10:00~23:00

このホテルでしか買えない、愛らしいグッズも勢ぞろい!

1階のレセプション奥には、グッズ販売エリアもあります(営業時間10:00~23:00)。アメニティをはじめ、PEANUTS HOTELでしか買えないグッズが並んでいます。スタッフさんに、おすすめグッズをうかがってみました。
▲ホテルオリジナルのアロマシリーズ“Lila”。心地よい香りは館内でもほのかに感じることができる。「“Lila”アロマエッセンシャルオイル」(左・2,300円)、「“Lila”アロマエアミスト」(右・2,200円)
▲マチがなく、いろいろな形の物がざくざく入る便利な布製バッグ「ピーナッツホテル OPEN記念エコトート」(青と白の2種類・各1,500円)
▲ウッドストックのフェイスタオル(左・1,800円)とバスタオル(右・3,200円)はホテルオリジナル。吸水性がいいと好評の今治製タオルを使用しています

他にも「PEANUTS DINER 神戸」で使用されている食器類など、ここでしか買えないグッズがたくさん!宿泊客以外も利用できるショップなので、神戸観光の合間に立ち寄ってみては?
▲3階のレストランで使われる食器類。右からミールマグ(1,700円)、ミールプレート17cm(1,500円)、ミールプレート24cm(3,000円)

神戸の街だから似合う、お茶目な大人の「PEANUTS HOTEL」

明治開港以降、旧居留地や異人館などが立ち並ぶ異国情緒な街並みに発展した観光都市・神戸。ここは原作者シュルツ氏がアトリエをかまえたアメリカ・サンタローザの古き良き街並みと、雰囲気がとても似ているそうです。それが、神戸に「PEANUTS HOTEL」をオープンさせた理由の一つでした。

スヌーピーとその仲間たちで全館統一したホテルは、おそらく世界でも初めてとのこと。海外からの観光客も多い神戸なので、国内はもちろん海外のお客様からも人気を集めそうですね。
▲1階レセプション横にあるフィギュアたちは、神戸のコレクターの方からお借りしているもの。ファンのあたたかいつながりを感じます

飾らないカジュアルなデザインホテルなので、子どもから大人まで楽しんで宿泊できそう。近郊に住む私も、一度泊まってみたくなります。宿泊はもちろん3階のレストランや、1階のショップ、カフェに立ち寄るのもおすすめですよ。神戸の新名所、「PEANUTS HOTEL」にぜひ訪れてみてください!
© 2018 Peanuts Worldwide LLC
※記事内の価格は全て税別です
國松珠実

國松珠実

大阪エリアの女性ライターズオフィス「おふぃす・ともとも」所属。人と話すのが好きで店舗や企業取材を得意とする。また旅行好きが高じて世界遺産検定1級を持っている。 編集/株式会社くらしさ

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