沖縄なのにアメリカっぽい!沖縄旅行リピーターにもおすすめしたいディープな観光エリア5選
沖縄には、国内なのにアメリカにいるような気分が味わえる場所がたくさんあります。那覇空港からも近い「北谷町(ちゃたんちょう)」「美浜アメリカンヴィレッジ」といった有名どころはもちろん、沖縄とアメリカの文化がちゃんぷるー(ごちゃ混ぜの意)したディープな場所まで定番の沖縄旅行に何度も行っている人でも楽しめる、おすすめエリアを5つ紹介します。

1.グローバルでカオスな音楽の街「コザ」
そんなコザは、入国口ともいえるゲート通りからして異国のような雰囲気。ゲート通りから一筋入ったショッピングモール「中央パークアベニュー」も、立ち並ぶヤシの木と白いアーケードが印象的です。

コザに10年以上暮らす住人は、その魅力を「観光地らしくないところ」と言います。散歩中に出会った地元のおじぃと近くに住むアメリカ人のにぃにぃが身振り手振りで不思議とコミュニケーションがとれていたり、基地のペイデイ(お給料日)になると大勢の外国人で賑わったりと、まるで海外にいるようなディープな日常を過ごせるのだとか。

街中には沖縄そばやピザハウスなどの老舗店をはじめ、最近ではコザの街並みに魅かれて移住してきた人々が手掛けた新しいお店も続々とオープンしています。
イベントや音楽ライブも開催している「Player’s CAFE(プレイヤーズカフェ)」もその一つ。歩いてすぐの場所にあるホテル「Tripshot Hotels Koza」のラウンジの役割も担っていて、コザの空気を思いっきり楽しみたい人には、まずここのカフェに立ち寄るのがおすすめです。


コザ
沖縄のアメリカ「コザ」のリノベーションホテルTripshot Hotels Koza

夜のコザ
グローバルでカオスな音楽の街・コザ!眠らない夜の街を行く
2.美味しくてオシャレなカフェが立ち並ぶ「北谷町」

北谷町といえば美浜地区の「アメリカンビレッジ」がアメリカンな雰囲気が味わえるエリアとして有名ですが、ここ数年はオシャレなカフェも続々とオープンしているんです。
中でもSNS映え抜群のメニューが豊富&ロケーションも最高でおすすめしたいのが、2016年10月にオープンした「WaGyu-Cafe KAPUKA(和牛カフェ カプカ)」(以下、カプカ)。広い店内ですが、平日でもお昼のピーク時は大賑わいの人気店です。

注目メニューは、一日30食限定で提供している「ステラのレインボーブレッド」。レインボーブレッドは、もともとハワイ島・ヒロにあるレストランで作られていた色鮮やかな食パンのこと。2015年頃から「知る人ぞ知るお土産」としてじわじわと口コミで広がりました。

カプカのレインボーブレッドは、世界一美女が多い国というウクライナの出身である歌手のステラさんがプロデュース。外国人も多く訪れる北谷町で出品するにあたり、オーナーの友人であるステラさんからのアドバイスを参考にしたのだそう。国産小麦を使用し、ハンドメイドで作られていています。
そのほか、ド迫力のクレイジーな大盛りシェイクが評判の「The Shack Okinawa(ザ・シャックオキナワ)」や、カフェのような雰囲気のラーメン店「ストライプヌードルズ」など、個性豊かなお店が多い北谷町。

リゾートホテルも多く、さらに新しいお店も続々とオープンしそうなエリアで、ますます目が離せません!みなさんもぜひ北谷町を訪れて、お気に入りのお店を探してみてくださいね。
北谷町
美味しくてオシャレで写真映え抜群!沖縄・北谷の最新カフェ3選
3.沖縄ツウには常識!何度行っても面白い「美浜アメリカンビレッジ」

各商業施設には、アパレル・雑貨などのショップや飲食店が数十軒入居。東京ドーム約5個分にもなるビレッジの広大な敷地には、大型シネマコンプレックスやライブハウスまでもが揃っています。
そんな美浜アメリカンビレッジを訪れるなら、夕方からがおすすめ。まずは四方が開けた海岸沿いで、海に沈み行く太陽と真っ赤に染まる海を眺めましょう。

夜は、沖縄料理、ステーキハウス、イタリアン、インド料理にいたるまで30軒以上の飲食店から思い思いのお店をチョイス!ディナーを満喫した後は、平日もライブを開催しているライブハウス「カラハーイ」で盛り上がったり、随時イベント開催している路上ライブでビールを片手に音楽に身をゆだねてみたりするのもおすすめ。

美浜アメリカンビレッジ
オリオンビール&泡盛で乾杯!沖縄の夜の過ごし方6選(美浜アメリカンビレッジは記事4番目で紹介)
4.まるでリトルアメリカ!古き良き街並みも残る「港川ステイツサイドタウン」

徐々にアメリカ軍の関係者は転居していきましたが、その外国風の作りや広々とした間取りなどが人気となり、沖縄の人たちが住み始めるように。そして2008年頃から、古き良き外人住宅の雰囲気を生かした店が次々とオープン。レトロな景観とセンスのいいお店を求め、多くの人が訪れるようになったのです。

そんな港川ステイツサイドタウンに行ったら、まず訪れたいお店が「oHacorte(オハコルテ)港川本店」。この地に飲食店が増え始めた頃からオープンしていた、リノベーションカフェのパイオニア的存在です。


オハコルテの代名詞といえば、何といってもフルーツタルト。直径7cmという、大き過ぎず小さ過ぎない絶妙なサイズに作られたタルトの上に、旬のフルーツがたっぷり乗っています。焼き立てのタルトを求め、11時半の開店前から行列ができることもしばしば。

そのほか港川ステイツサイドタウンには、オハコルテの向かい側にある雑貨店「Proots(プルーツ)」や、この街が人気になるずっと前から店を構えるコーヒー専門店「沖縄セラードコーヒー」などもあります。

沖縄にいながらにして異国情緒をたっぷり味わえる、不思議な魅力に満ちた場所「港川ステイツサイドタウン」。他にも素敵なお店がたくさんあるので、ぜひゆっくり時間をとって散策するのをおすすめします。
港川ステイツサイドタウン
沖縄の最新おしゃれスポット!港川ステイツサイドタウンでカフェ&雑貨店めぐり
5.沖縄人気グルメ・タコライス発祥の店がある「金武町」

夜にはバーやクラブなど米兵を中心に活気あふれますが、日中は意外と静か。
そんな金武町には、“キンタコ”の愛称で知られる沖縄名物グルメ「タコライス」発祥のお店があります。閑静な街なかでひときわ賑わう「キングタコス 金武本店」です。

タコスにハンバーガー、フライライス(炒飯)にチキンまで、多様なメニューがあって初めての人には目移りしてしまうほど。しかし多くのお客さんのお目当てはやっぱり看板商品の「タコライス」です。

タコライスの中にも「タコライスチーズ」、「タコライスチーズ野菜」に加え、「タコチキンフライライス」なんてものまであり、何を頼めば良いのか悩ましいほどです。

味付けされたひき肉に、チーズのコク、レタスのシャキシャキ感、それに加わるタコソースの辛味が口の中で絶妙のハーモニーを奏で、病みつきになりそうな味わい!

このタコライス、創業当初は得体の知れない料理だと周りからも馬鹿にされたそうですが、安くて美味しくて満腹になれる料理として米軍や観光客に評判を呼び、今では沖縄名物グルメの一つに。
キンタコの元祖タコライス。沖縄を訪れる際には、ぜひ金武町まで足を運んで食べておくべき逸品です!
金武町
タコライス発祥の店「キンタコ」。創業者一族が語る“ツウ”な食べ方!
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