沖縄なのにアメリカっぽい!沖縄旅行リピーターにもおすすめしたいディープな観光エリア5選

2019.03.13 更新

沖縄には、国内なのにアメリカにいるような気分が味わえる場所がたくさんあります。那覇空港からも近い「北谷町(ちゃたんちょう)」「美浜アメリカンヴィレッジ」といった有名どころはもちろん、沖縄とアメリカの文化がちゃんぷるー(ごちゃ混ぜの意)したディープな場所まで、定番の沖縄旅行に何度も行っている人でも楽しめるおすすめエリアを5つ紹介します。

1.グローバルでカオスな音楽の街「コザ」

「コザ」の愛称で親しまれ、かつて「基地の街」として栄えた面影が今もなおそこかしこで見られる沖縄市の中心市街地。沖縄本島中部に位置し、那覇空港からは路線バスで約1時間半、車で1時間ほどで行けるエリアです。

そんなコザは、入国口ともいえるゲート通りからして異国のような雰囲気。ゲート通りから一筋入ったショッピングモール「中央パークアベニュー」も、立ち並ぶヤシの木と白いアーケードが印象的です。
▲「中央パークアベニュー」

コザに10年以上暮らす住人は、その魅力を「観光地らしくないところ」と言います。散歩中に出会った地元のおじぃと近くに住むアメリカ人のにぃにぃが身振り手振りで不思議とコミュニケーションがとれていたり、基地のペイデイ(お給料日)になると大勢の外国人で賑わったりと、まるで海外にいるようなディープな日常を過ごせるのだとか。
▲商店街を歩けば、さながら街の住人になったような気分が味わえるかも!?

街中には沖縄そばやピザハウスなどの老舗店をはじめ、最近ではコザの街並みに魅かれて移住してきた人々が手掛けた新しいお店も続々とオープンしています。

イベントや音楽ライブも開催している「Player’s CAFE(プレイヤーズカフェ)」もその一つ。歩いてすぐの場所にあるホテル「Tripshot Hotels Koza」のラウンジの役割も担っていて、コザの空気を思いっきり楽しみたい人には、まずここのカフェに立ち寄るのがおすすめです。
▲「Player’s CAFE」。沖縄再発見マガジン「Trip Shot」の編集メンバーが運営しているだけあり、店内のチラシ等には周辺の飲食店や雑貨店に関する情報が充実している
▲「Tripshot Hotels Koza」。沖縄でもアメリカでもないコザの独特の雰囲気やフォトジェニックな高感度のインテリアも相まって、普通の観光では物足りなくなった沖縄ヘビーリピーターの心を鷲掴みにしているそう
別名「眠らない街」とも言われるコザは、週末ともなれば朝まで歌って踊る地元民や出張族のリピーター、開店後の早い時間帯だとアメリカ兵の姿もちらほら。コザの中心地、パークアベニュー通りに行けば、若者たちが踊り明かすクラブや、客席とステージの合唱が楽しい民謡居酒屋など、魅力的なナイトスポットがたくさんあります。よりディープなコザの街を満喫したい人は、異国情緒と音楽、朝まで踊れるディープな夜を過ごしてみては。
▲お店によっては店内の壁にギターやトランペット、三線(さんしん)などが飾られていて、色とりどりのネオンサインとあいまって、まさに「オキナワン・アメリカン」な雰囲気

2.美味しくてオシャレなカフェが立ち並ぶ「北谷町」

那覇空港から国道58号を車で40分ほど北上した場所にある、沖縄本島中部の「北谷町」。さながら海外のビーチリゾートを訪れたような雰囲気で、外国人居住者が多い町として知られています。
▲地域住民や外国人も多いアットホームな北谷町のサンセットビーチ。米軍基地が近いためアメリカ人の海水浴も多い

北谷町といえば美浜地区の「アメリカンビレッジ」がアメリカンな雰囲気が味わえるエリアとして有名ですが、ここ数年はオシャレなカフェも続々とオープンしているんです。

中でもSNS映え抜群のメニューが豊富&ロケーションも最高でおすすめしたいのが、2016年10月にオープンした「WaGyu-Cafe KAPUKA(和牛カフェ カプカ)」(以下、カプカ)。広い店内ですが、平日でもお昼のピーク時は大賑わいの人気店です。
▲晴れた日に訪れたら、ぜひこの海に面したこのテラス席へ。開放的で気持ちいい!

注目メニューは、一日30食限定で提供している「ステラのレインボーブレッド」。レインボーブレッドは、もともとハワイ島・ヒロにあるレストランで作られていた色鮮やかな食パンのこと。2015年頃から「知る人ぞ知るお土産」としてじわじわと口コミで広がりました。
▲予想以上に可愛い「レインボーブレッド」。サラダやジュースも一緒に頼んでSNSにアップすれば、たくさん「いいね!」がもらえそう

カプカのレインボーブレッドは、世界一美女が多い国というウクライナの出身である歌手のステラさんがプロデュース。外国人も多く訪れる北谷町で出品するにあたり、オーナーの友人であるステラさんからのアドバイスを参考にしたのだそう。国産小麦を使用し、ハンドメイドで作られていています。

そのほか、ド迫力のクレイジーな大盛りシェイクが評判の「The Shack Okinawa(ザ・シャックオキナワ)」や、カフェのような雰囲気のラーメン店「ストライプヌードルズ」など、個性豊かなお店が多い北谷町。
▲「The Shack Okinawa」の看板メニュー「フリークシェイク」。これでSサイズなのが驚き!

リゾートホテルも多く、さらに新しいお店も続々とオープンしそうなエリアで、ますます目が離せません!みなさんもぜひ北谷町を訪れて、お気に入りのお店を探してみてくださいね。

3.沖縄ツウには常識!何度行っても面白い「美浜アメリカンビレッジ」

北谷町にある「美浜アメリカンビレッジ」は、言わずと知れた沖縄県内にあるアメリカンなエリア。平成10(1998)年から商業施設が年々オープンし、今や沖縄本島南部を代表する一大リゾートへと成長しました。
▲アミューズメント施設やショップ、レストラン、映画館、ライブハウスなどが立ち並び、昼夜を問わず観光客や地元の人達で賑わう

各商業施設には、アパレル・雑貨などのショップや飲食店が数十軒入居。東京ドーム約5個分にもなるビレッジの広大な敷地には、大型シネマコンプレックスやライブハウスまでもが揃っています。

そんな美浜アメリカンビレッジを訪れるなら、夕方からがおすすめ。まずは四方が開けた海岸沿いで、海に沈み行く太陽と真っ赤に染まる海を眺めましょう。
▲アパレル、雑貨、飲食店、ギャラリーなど約60店舗が入ったビレッジ内の商業施設「デポアイランド」

夜は、沖縄料理、ステーキハウス、イタリアン、インド料理にいたるまで30軒以上の飲食店から思い思いのお店をチョイス!ディナーを満喫した後は、平日もライブを開催しているライブハウス「カラハーイ」で盛り上がったり、随時イベント開催している路上ライブでビールを片手に音楽に身をゆだねてみたりするのもおすすめ。
そして一晩の〆には敷地内にある地上60mの観覧車で空中散歩を楽しみましょう。夜闇に煌々と輝くアメリカンビレッジを上から見下ろせば、ロマンチックな気分になること間違いなしです。

4.まるでリトルアメリカ!古き良き街並みも残る「港川ステイツサイドタウン」

沖縄には、「外人住宅」と呼ばれる住居が数多く残っています。戦後米軍統治下時代に軍人やその家族が暮らした住居で、1960年代前後に主な米軍基地の近くにまとまって建てられました。那覇から車で約20分の場所にある浦添市の「港川ステイサイドタウン」もその一つ。
▲おしゃれでありながらも、そのレトロな佇まいに懐かしさも感じられる街「港川ステイツサイドタウン」

徐々にアメリカ軍の関係者は転居していきましたが、その外国風の作りや広々とした間取りなどが人気となり、沖縄の人たちが住み始めるように。そして2008年頃から、古き良き外人住宅の雰囲気を生かした店が次々とオープン。レトロな景観とセンスのいいお店を求め、多くの人が訪れるようになったのです。
▲多くが元の姿を生かしつつリノベーションされている

そんな港川ステイツサイドタウンに行ったら、まず訪れたいお店が「oHacorte(オハコルテ)港川本店」。この地に飲食店が増え始めた頃からオープンしていた、リノベーションカフェのパイオニア的存在です。
▲店名は、この建物のハウスナンバーである「18番=おはこ」に由来しているそう
▲外人住宅の特徴は、部屋数が多いこと。その部屋を生かしたイートインスペースが充実している

オハコルテの代名詞といえば、何といってもフルーツタルト。直径7cmという、大き過ぎず小さ過ぎない絶妙なサイズに作られたタルトの上に、旬のフルーツがたっぷり乗っています。焼き立てのタルトを求め、11時半の開店前から行列ができることもしばしば。
▲キラキラと輝くような「季節のいろいろフルーツタルト」。日本中から厳選したそのとき旬のフルーツを使っている

そのほか港川ステイツサイドタウンには、オハコルテの向かい側にある雑貨店「Proots(プルーツ)」や、この街が人気になるずっと前から店を構えるコーヒー専門店「沖縄セラードコーヒー」などもあります。
▲「沖縄セラードコーヒー」。座ってくつろぐカフェというよりも、気軽にテイクアウトできるスタンドスタイルのお店

沖縄にいながらにして異国情緒をたっぷり味わえる、不思議な魅力に満ちた場所「港川ステイツサイドタウン」。他にも素敵なお店がたくさんあるので、ぜひゆっくり時間をとって散策するのをおすすめします。

5.沖縄人気グルメ・タコライス発祥の店がある「金武町」

最後に紹介するのは、那覇空港から高速道路で約1時間の場所にある、米軍基地「キャンプ・ハンセン」を有する町「金武町(きんちょう)」。一歩足を踏み入れれば、アメリカの街を思わせる雰囲気が漂うエリアです。
▲英語のサインが目立つ金武町の街角

夜にはバーやクラブなど米兵を中心に活気あふれますが、日中は意外と静か。

そんな金武町には、“キンタコ”の愛称で知られる沖縄名物グルメ「タコライス」発祥のお店があります。閑静な街なかでひときわ賑わう「キングタコス 金武本店」です。
▲ピンクの建物に、メキシコの国旗カラーが映える店構え。赤がお肉、白がごはん、ロゴの黄色がチーズ、緑がレタスを表現している

タコスにハンバーガー、フライライス(炒飯)にチキンまで、多様なメニューがあって初めての人には目移りしてしまうほど。しかし多くのお客さんのお目当てはやっぱり看板商品の「タコライス」です。
▲メニューにも「タコライス」シリーズの前には“元祖”のマークが

タコライスの中にも「タコライスチーズ」、「タコライスチーズ野菜」に加え、「タコチキンフライライス」なんてものまであり、何を頼めば良いのか悩ましいほどです。
▲ボリューム満点の「タコライスチーズ野菜」

味付けされたひき肉に、チーズのコク、レタスのシャキシャキ感、それに加わるタコソースの辛味が口の中で絶妙のハーモニーを奏で、病みつきになりそうな味わい!
▲お好みでケチャップとタコソースがつけられる。野菜を片方に寄せて、野菜側には“タコソース”、チーズ側には“ケチャップ”をかけるのがおすすめ

このタコライス、創業当初は得体の知れない料理だと周りからも馬鹿にされたそうですが、安くて美味しくて満腹になれる料理として米軍や観光客に評判を呼び、今では沖縄名物グルメの一つに。

キンタコの元祖タコライス。沖縄を訪れる際には、ぜひ金武町まで足を運んで食べておくべき逸品です!
以上、沖縄にいながらもアメリカ気分が味わえるおすすめエリアを5つ紹介しました。初めて沖縄に行く人はもちろん、沖縄旅行に何度も行っているリピーターでもきっと楽しめるはず。ぜひ定番とはまた違ったアメリカンでディープな沖縄観光も楽しんでみてください!
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

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