富士山周辺に行く人必見!日帰りでも絶対おすすめの観光スポット10選

2018.09.29 更新

標高3,776m、日本一の高さを誇る富士山。2013年には、関連する文化財群とともに「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の名で世界文化遺産に登録され、国内外から注目が集まっています。山梨県・静岡県の富士山周辺エリアは都心からアクセスもよく、温泉、グルメ、湖のアクティビティなど、大人も子供も楽しめる観光スポットが満載。今回はその中から、ぐるたび編集部おすすめのスポットをアクセス情報とともに紹介します。ぜひ、富士山周辺の観光にお役立てください!

▲山梨県富士吉田市「新倉山浅間公園」から見た富士山

1.絶叫だけじゃない!入園無料で気軽に行ける遊園地「富士急ハイランド」(山梨県)

「FUJIYAMA」「ド・ドドンパ」「高飛車」「ええじゃないか」などユニークな名前の絶叫アトラクションが大人気の「富士急ハイランド」。2018年7月に入園無料化&顔認証によるチケットレスが導入され、これまでよりも気軽に楽しめる遊園地になりました。
▲「FUJIYAMA」から急降下する直前の様子。怖いけど間近に見える富士山は絶景……!

園内にはお化け屋敷「絶凶・戦慄迷宮」などを含む20以上のアトラクションがあり、子どもたちに人気の「トーマスランド」、人気絵本の世界を再現した「リサとガスパールタウン」といったパーク内パークも保有。レストランやカフェ、フードコートも充実しているので、休憩場所としても便利です。
▲「トーマスランド」内だけでもアトラクションは10種類以上。一日中楽しめる © 2018 Gullane (Thomas) Limited.

アトラクションやレストラン自体はもちろんですが、そこから見える富士山にも注目。普段は見られない角度や高さで富士山を眺められるのも、富士急ハイランドの魅力の一つです。絶叫アトラクションは苦手という人でも、きっと楽しめます。
▲「高飛車」のループにバランスよく収まる富士山

富士急ハイランドへは、マイカーはもちろん、富士急行線の観光列車で行くのもおすすめ。JR九州の「ななつ星」などで有名な工業デザイナー・水戸岡鋭治さんが手がけた「富士登山電車」や「富士山ビュー特急」で行く電車の旅も楽しいですよ。

【富士急ハイランドへのアクセス例】
自動車:中央自動車道路・大月JCT経由、河口湖ICをおりてすぐ。または東名高速道路・御殿場ICから国道138号線を経由、東富士五湖道路須走ICから乗り富士吉田ICをおりて約5分
電車:富士急行線・富士急ハイランド駅下車すぐ

2.富士山周辺に行くのなら、一度は見ておきたい「富士五湖」(山梨県)

富士山の北麓、まさにお膝元に広がる「富士五湖」は、富士山周辺を代表する人気観光スポットの一つ。面積の大きい順に「山中湖」「河口湖」「本栖湖」「西湖」「精進湖」の5つがあり、富士山とその麓にある湖との共演はまさに絶景そのものです。
▲山中湖や本栖湖では富士山と太陽が重なる「ダイヤモンド富士」なども見られる。写真は本栖湖の近く「富士本栖湖リゾート」から撮影したもの

5つの湖はいずれも富士山の噴火によって形成された湖で、河口湖と山中湖はそれぞれ個別に、本栖湖と精進湖、西湖は「富士山域」という構成資産の一部として、世界文化遺産の構成資産に登録されています。
▲夜の河口湖。冬でも湖畔で花火を打ち上げるなど年中通して昼夜楽しめる観光スポット

各湖の周辺には、富士山の絶景すぐそばにあるカフェや山梨の郷土料理「ほうとう」「吉田のうどん」が食べられるお店が点在しています。
▲強いコシのある太麺と、馬肉やキャベツなどのトッピングが特徴の山梨ご当地グルメ「吉田のうどん」
また、山中湖や西湖ではキャンプのほか、カヌーやSUPなどのアクティビティが充実。秋冬にはワカサギ釣りなども人気です。
【山中湖へのアクセス例】
自動車:東富士五湖道路・山中湖ICから約5分
電車:富士急行線・富士山駅下車、富士急路線バスで約25分。またはJR御殿場駅下車、富士急路線バスで約40分

【河口湖へのアクセス例】
自動車:中央自動車道路・河口湖ICから約10分、または東富士五湖道路・富士吉田ICから約20分
電車:富士急行線・河口湖駅下車、徒歩約10分

【本栖湖、西湖、精進湖へのアクセス例】
自動車:中央自動車道路・河口湖ICから国道139号線経由で約20~40分
電車:富士急行線・河口湖駅下車、富士急路線バスで約30~50分

3.雪解け水が湧く、神秘的なパワースポット「忍野八海」(山梨県)

世界文化遺産の構成資産の一つ、「忍野八海(おしのはっかい)」。富士山を水源とする「出口池」「お釜池」「底抜池(そこなしいけ)」「銚子池」「湧池(わくいけ)」「濁池(にごりいけ)」「鏡池」「菖蒲池」の8つの湧水池があり、江戸時代には、富士山に入山する前に身を清めるために訪れる巡礼地でした。
▲外国人観光客の定番観光スポットともなっている「忍野八海」

8つの池は一番霊場から八番霊場まで禊(みそぎ)の順番が決まっていて、そのルートに沿って巡ると「すばらしい景色だけでなく、そこにある歴史や思想も一緒に感じることで、より強くパワーをもらえる」(現地スタッフ)のだそう。
▲忍野八海一の湧水量をほこる「湧池」。この藻のさらに奥に、55mも続く水中洞窟があるのだそう

富士山信仰の巡礼者が身を清めたという忍野八海の美しさは、写真だけでは感じきれません。山梨の澄んだ空気と一緒に、その厳かで神秘的な湧水池を自分の目で見て、全身で感じに行ってみませんか?
▲忍野八海周辺も、富士山のビュースポットがたくさん

【忍野八海へのアクセス例】
自動車:東富士五湖道路・山中湖ICから約10分
電車:富士急行線・富士山駅下車、富士急路線バスで約20分。またはJR御殿場駅下車、富士急路線バスで約50分

4.まさに天然の冷蔵庫!溶岩でできた洞窟「鳴沢氷穴」「富岳風穴」(山梨県)

富士山の麓は都心部に比べて気温や湿度が低く、特に夜間は夏でも気温が東京より10度以上も低い日がある避暑地として知られています。もし涼しさを求めて行くのなら、絶対におすすめしたいのが、溶岩洞窟の「鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)」「富岳風穴(ふがくふうけつ)」。一年を通して気温が0~3度の冷蔵庫のような場所です。
▲「富岳風穴」の入口

「富岳風穴」「鳴沢氷穴」は溶岩でできた洞窟で、約1200年前に富士山の側火山である「長尾山」という山の噴火によって流れ込んだ溶岩が固まって形成されました。「富岳風穴」は総延長201m、高さ最大8.7mの横穴洞窟。一方、「鳴沢氷穴」は総延長153mの竪(たて)穴洞窟で、天井の一番低いところは高さ約1m。幅が狭い通路もあります。往復所要時間は各15分ほど。
▲自然にできた洞窟だからこそ、場所によって天井の高さも違う

洞窟の中には氷柱や氷の塊など、常に冬のように寒い場所だからこそ見られる貴重な造形美が観察できます。富岳風穴には、かつて地元の人たちが養蚕業をしていたときの蚕(かいこ)の標本など珍しいものもありますよ。
▲青い光でライトアップされた氷柱。大きさはさまざま

洞窟周辺では山梨県、静岡県の定番土産やハイキンググッズの購入も可能。国立公園「青木ヶ原樹海」も近いので、樹海散策と合わせて楽しむのもおすすめです。
【鳴沢氷穴、富岳風穴へのアクセス例】
自動車:東富士五湖道路・河口湖ICから約20分
電車:富士急行線・富士山駅下車、富士急路線バスで約30分

5.富士山と花の絶景写真を撮るならここ!「山中湖花の都公園」(山梨県)

富士五湖の中で最も標高が高い山中湖畔にある「山中湖花の都公園」。この公園は遮るものが何もなく、雄大な富士山と花畑の絶景を春から秋まで楽しめるスポットです。約30万平方メートルもの敷地に植えられたチューリップ、ポピー、ひまわりなど四季折々の花畑と富士山のコラボレーションが楽しめます。
▲「山中湖花の都公園」のチューリップと富士山(例年4月下旬~5月上旬頃)

特に花がきれいに咲いているのは、例年4月下旬~10月中旬。チューリップ、キカラシ、ひまわり、ポピー、百日草、クマガイソウなどの種類が見られます。
▲例年7月上旬~中旬に咲くポピーの花畑はかわいらしく、特に女性に人気

山中湖花の都公園の公式ホームページでは花の開花状況と富士山生中継画像が見られるので、お出かけ前にチェックするのがおすすめ。また富士山は雲で隠れてしまうことが多いので、富士山と花の絶景を見たい人は日中よりも雲が少ない早めの時間帯を狙って行くのがポイントです。
▲ひまわり畑の見頃は例年8月中旬~下旬。ひまわり迷路が作られ、合間から子どもの笑い声が響く

公園敷地内には、地元食材を使った料理を提供している食事処「花庵」もあります。「ほうとう」に隠し味でワインを加えた「山中湖ワインほうとう」などのメニューがおすすめです。

【山中湖花の都公園へのアクセス例】
自動車:東富士五湖道路・山中湖ICから約5分
電車:富士急行線・富士山駅下車、富士急路線バスで約30分、またはJR御殿場駅下車、富士急路線バスで約50分

6.日本一長い大吊り橋「三島スカイウォーク」(静岡県)

静岡県三島市にある、歩行者専用としては日本一長い(※三島スカイウォーク調べ)全長400mの大吊り橋「三島スカイウォーク」。天気のいい日には、伊豆半島~三島~沼津~富士、そして富士山まで!駿河湾と静岡県東部の街並みを一望できる、おすすめの絶景スポットです。
▲この景色を眺めたいなら、晴れた日の午前中が狙い目。特に冬の寒い時期がオススメ

橋の横幅は約1.6m。車椅子同士や向こう岸から帰ってくる人とすれ違うときも、安心して歩けます。橋の手すりなどには透過性の高いメッシュ構造のデザインを採用、吊り橋を吊るケーブルの間隔も広くとってあるので、想像以上に大パノラマで絶景が楽しめます。
▲大人2人がすれ違ってもゆったり歩ける横幅があるので安心

2015年に誕生した三島の人気観光名所「三島スカイウォーク」。景色はもちろん、お土産や軽食が帰る場所もあり、お散歩にもおすすめ。ぜひ晴れた日を狙って行ってください!
▲敷地内のレストラン「森のキッチン」では、三島産のじゃがいもを使用した「みしまコロッケ」がのった特性カレーなど、地元食材にこだわった料理の数々が味わえる

【三島スカイウォークへのアクセス例】
自動車:東名高速道路・沼津ICから約15分、または新東名高速道路・長泉沼津ICから約15分
電車:JR三島駅下車、東海バスで約20分

7.動物の野生の姿を目撃できる!「富士サファリパーク」(静岡県)

富士山の麓、標高約850mに位置する「富士サファリパーク」。晴れた日には手が届きそうなほど近くにある富士山をバックに、放し飼いにされた動物たちの野生の姿を眺めることができる動物園です。
▲ライオンバスやサイバスなど、モチーフが一台ずつ違う全11種のジャングルバスがある

世界中から集まった約30種の動物たちがのびのびと暮らしていて、園内は車で回る「サファリゾーン」と、小さな動物たちとふれ合える「ふれあいゾーン」の2つに分かれています。サファリゾーンはマイカーで回るのも楽しいですが、ジャングルバスに乗れば、すぐ目の前にやってくる動物たちとあんなことやこんなことも!
▲バスの柵越しに、こんな間近でライオンが見られる

大人から子供までいろいろな楽しみ方で、動物の生態を見ることができる富士サファリパーク。季節によってはライオンの赤ちゃんを抱っこしたり、週末には動物が活動的になる夜のナイトサファリを楽しむこともできます。エサあげ体験など一部詳細は公式ホームページで実施日や整理券の配布場所を告知しているので、出かける前にぜひチェックしてみてください!
▲可愛いライオンの赤ちゃん。富士サファリパークでは2018年6月に3つ子が誕生

【富士サファリパークへのアクセス例】
自動車:東名高速道路・裾野ICから約15分、または新東名高速道路・御殿場ICから約25分
電車:JR御殿場駅下車、富士急路線バスで約35分

8.閑静な別荘地にある、隠れ家のような癒やしの和カフェ「とらや工房」(静岡県)

標高約500mに位置する静岡県御殿場市は、冷涼な気候が魅力のエリア。なかでも、「御殿場プレミアム・アウトレット」の南側に広がる東山エリアには、「秩父宮記念公園」をはじめ、かつて御殿場が保養地や別荘地であったことを感じさせる施設がいくつもあります。そのひとつが和カフェ「とらや工房」。
▲昭和2(1927)年からこの地にあるという茅葺屋根の山門をくぐった先に、とらや工房がある

スタイリッシュな建物の中で頂く和菓子やお茶はもちろん、緑豊かな広い敷地も魅力的。一歩中に入るとそこは清々しい空気に包まれていて、まるで別世界に迷い込んだよう。聞こえてくるのは、鳥のさえずりや葉が風に揺れる音。葉が風に揺れるたびにサワサワとやさしい音が耳を撫で、木漏れ日が目を楽しませてくれます。
▲「とらや工房」で一番人気の「どら焼き」と煎茶のセット

さらに薪ストーブのある室内や、壁がなくオープンになっている空間など、訪れたら何時間でも過ごしたくなる、そんな居心地の良さのある「とらや工房」。わざわざ訪れたいのはもちろん、御殿場プレミアム・アウトレットでの買い物ついでに寄るのもおすすめです!
▲庭がまるで絵画のように見えて、とっても素敵

【とらや工房へのアクセス例】
自動車:東名高速道路・御殿場ICから約10分
電車:JR御殿場駅下車、タクシーで約15分

9.崖から直接流れ出る不思議な滝「白糸の滝」(静岡県)

静岡県富士宮市にある「白糸(しらいと)の滝」は、高さ20m、幅200~210mから流れ落ちる水が無数の糸を垂らしたような絶景スポット。こちらも世界文化遺産の構成資産の一つです。
▲「白糸の滝」

滝といえば川が流れ落ちるものですが、地層の関係で崖から直接流れ出ているように見えるのが、この滝の特徴。白糸溶岩流という水を通しやすい地層の下に水を通しづらい古富士泥流という地層があり、この2つの地層の間から富士山の雪解け水などが流れ出ているのだそう。だから、このような不思議な光景になるんです。
▲毎秒1.5tが流れ落ちる先の滝壺は底が見えるほど透き通っていて、エメラルドグリーンに澄んだ水に癒される!

間近で堪能したあとは展望台まで上り、離れたところから眺めるのもおすすめ。澄んだ滝壺と、崖から流れ落ちる美しい滝を見ることができます。また、天気が良ければ富士山を眺めることもでき、見どころたっぷりの静岡観光ができそうです。

美しさや雄大さだけではなく、ここだけにしかない珍しい滝を見てみたいという人はぜひチェックしてみてください!
▲底まで見えるほど水が澄んでいる

【白糸の滝へのアクセス例】
自動車:東名高速道路・富士ICから約40分、または新東名高速道路・富士ICから約35分
電車:JR富士宮駅下車、富士急路線バスで約30分

10.花とアートが融合する夢の国「クレマチスの丘」(静岡県)

最後は、富士山の裾野に位置する静岡県駿東郡長泉(ながいずみ)町から。この町にある緑豊かな丘には、美しい庭と4つのミュージアム、カフェ、レストランからなる複合文化施設「クレマチスの丘」があります。

さすが全国のクレマチス生産数のうちおよそ6割を栽培しているクレマチスのメッカだけあり、道中もいたるところでクレマチスの花が楽しめます。
▲クレマチスの丘の上にある、男と女と木を彫刻で描いた《プリマヴェーラ》

クレマチスの丘には、2つのエリアがあります。
1つは、丘のふもとから第一駐車場へと続くイチョウ並木の右手にある「クレマチスガーデン・エリア」。「ヴァンジ彫刻庭園美術館」と「IZU PHOTO MUSEUM」があります。
▲「クレマチスガーデン・エリア」の中にある広場

クレマチスガーデン・エリアから徒歩で15分ほど丘を上ったところにあるのが、もう1つの「ビュフェ・エリア」。「ベルナール・ビュフェ美術館」と「井上靖文学館」、カフェやレストラン、ミュージアムショップなどが併設されています。
▲「ベルナール・ビュフェ美術館」の別館「ビュフェこども美術館」は木のボールのプールがあるなど五感を刺激する楽しい遊び場となっている

四季折々に咲き誇る花々と広い空が、訪れる人を出迎えくれるクレマチスの丘。彫刻、写真、絵画、文学といったアートをいつでも身近に感じることができる、美術好きにおすすめの場所です。ここで出合ったものは、どれも鮮やかな記憶となって残り、そのどれもがかけがえのない宝物になりますよ!
▲例年5月上旬~6月中旬に見頃となるクレマチス

【クレマチスの丘へのアクセス例】
自動車:東名高速道路・沼津ICから約15分、または新東名高速道路・長泉沼津ICから約10分
電車:JR三島駅下車、無料シャトルバスで約25分
いかがでしたか?この他にも、富士山周辺には魅力的な観光スポットがたくさん!山梨県、静岡県の富士山周辺観光情報をぜひご参考ください。
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

学びや刺激・感動のある旅サイト「ぐるたび」の編集部。選りすぐりの旅グルメ&観光情報レポートを発信していきます。

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