リトルワールドで世界を旅しちゃおう!1年中楽しめるイベント「民族衣装体験」が映える~!

2019.01.31 更新

愛知県犬山市にある「リトルワールド」は、世界中の文化や暮らしを楽しめる野外民族博物館。世界の国々のグルメや民族衣装体験など、実際にその国を訪れたかのような気分になれます。どの国のどんな衣装が着られるのか、ほかにどんな楽しみ方があるのかを写真たっぷりでご紹介します。

リトルワールドまでのアクセスは、車か、東濃鉄道高速バス(名古屋駅・名鉄バスセンター~リトルワールド)または、岐阜バス(犬山駅東口~リトルワールド)を利用するのが便利です。
車の場合は中央自動車道・小牧東ICを下りて約10分、または名神高速道路・小牧ICを下りて約30分の場所にあります。

入場料は、大人1,800円(65歳以上1,400円)、中学生・高校生・留学生1,100円、小学生700円、幼児(3歳以上)300円 。また、年間パスポートや犬山城とセットになった割引入場券など、お得なチケットを利用するのもおすすめです。※2019年3月9日以降の料金です。3月8日までは大人1,700円(65歳以上1,300円)

「リトルワールド」で世界の文化にふれる

▲本館棟の外観

リトルワールドには、本館展示と野外展示があります。野外には現地から移築・復元した“本物の家々”が建っています。野外展示場をぐるりと全部を回ろうとすると1周約2.5km。お天気のいい日はゆったり歩いて回るのも気持ちいいですが、民族衣装を着たり、各国のお土産を見たり、珍しい食べ物を楽しんだりして、コースの後半はかけ足になってしまう人が多いようです。
▲10〜15分間隔で発着する園内バス。料金は大人(中学生以上)500円、小人(3歳以上)300円で1日乗り放題

そこで、移動には園内バスを利用するのが断然おすすめ!主要展示場前にバス停があって、一回きっぷを買えば1日に何度乗り降りしても、何周してもOKです。本館を見学したあとは、野外展示のぜったいに外せないゾーンを1周目に楽しんで、行けなかったところを残った時間で2周目に楽しむのもいいかもしれません。バスは野外展示のある周遊路沿いの道を左回りにゾーンIからVIIIまで運行しています。

それではさっそく、本館展示から見ていきましょう!

本館展示場の民族資料がすごい!

本館の展示室は、「ヒトのはじまり-進化-」「生きるための工夫-技術-」「ことばの世界-言語-」「人のつながり-社会-」「こころの宇宙-価値-」の5つのテーマに分かれていて、それぞれたくさんの貴重な資料が展示されています。
▲コンゴ民主共和国の呪術にもちいる彫像。展示品はレプリカではなく、すべて現地から収集された“本物”

なかでもゾクッとするほどの神秘を感じるのが、宗教や儀礼、芸術などに関する所蔵品が展示された「こころの宇宙-価値-」。上の写真に写っているのは、アフリカの彫像で、悪霊から身を護るためのもの。右の彫像が大きく口を開けているのは、体にとりついた悪霊を吐き出している様子を表しているのだとか。
▲ユニークで凄みのあるニューギニアの神像や儀礼用仮面

こちらはパプアニューギニアの「イアトムル」という村の人たちが作ったもの。村人を守護する精霊や祖霊が集う場所「精霊小屋」に置かれていて、そこでさまざまな儀礼が執り行われるのだそう。鳥肌が立つほどの迫力に、圧倒されっぱなしの体験でした。

それでは本館をあとにし、野外展示場ゾーンIへ向かいます。

【ゾーンI】台湾 農家で運試し!

▲朱色のちょうちんが並ぶ台湾の農家

最初にやってきたのは、石垣島・アイヌ・台湾の文化が体験できるゾーンです。特に気になったのが「台湾 農家」。中庭につるされたちょうちんが、台湾らしい雰囲気をかもし出しています。※ちょうちんが無い状態の時もあります
▲「お面をかぶってみよう!」と書いてあれば、とりあえずかぶっちゃいますよね!?
▲台湾おみくじ100円

土地公廟で台湾おみくじなるものを発見!このおみくじがちょっとおもしろいんです。大きなみくじ棒を1本引き、皿の中の「ポゥエ」と呼ばれる餃子のような形をした木の占具2つを机の上に転がします。

両方ともふくらみのある面、または平らな面だったら、今引いたみくじ棒の番号はあなたの運勢とは違う、ということで、もう一度みくじ棒を引いて同じことを繰り返します。膨らみのある面と平らな面が一つずつ上になれば今引いたみくじ棒の番号があなたの運勢。その番号のおみくじをもらいます。
さぁ、どんな運勢を告げられるのでしょう……。

ゾーンIには、ほかにも沖縄県 石垣島の家、沖縄本島祭場、鹿児島県 沖永良部島の高倉、北海道 アイヌの家などが展示されています。それぞれの風土に合わせた工夫が凝らされ、民族が培ってきた歴史を感じられます。

続いてゾーンIIに移動しましょう。

【ゾーンII】アラスカ トリンギットの家の彫刻が印象的!

ゾーンIIは、アラスカ東南部の先住民トリンギットの家をはじめとして、「ティピ」と呼ばれる北アメリカ 平原インディアンのテントや、北アメリカ ナバホの家、ペルー 大農園領主の家などが展示されています。
▲トリンギットの伝統的な彫刻が施されたトーテムポール

トリンギットの家の入り口にそびえ立つトーテムポールがカッコいい!ここでは出入り口は別に設けてありますが、本来はこのトーテムポールの下に楕円形の穴を開けて出入りします。
▲いろりの上で魚を燻製にしたり炙ったりしている様子がリアルに再現されたトリンギットの家

夏は家族が各々キャンプ生活をし、冬になるとこの場所に一族が集まって暮らします。力強く描かれた奥の壁の彫刻がユーモラスで印象的です。
▲一族を象徴する大ガラスが彫刻された柱

それではゾーンIIを楽しんだところで、ゾーンIIIに移動しましょう!

【ゾーンIII】インドネシア バリ島貴族の家でお楽しみの民族衣装体験!

続いてはゾーンIII。レンガの塀に囲まれた、バリ島貴族の家にやってきました。19世紀のバリ王朝の貴族の屋敷を復元したもので、ヒンドゥーの神さまたちがいたるところに彫刻されています。
上の写真の門の両脇には魔除けの神、上には「ボマ」が邪悪な霊や悪魔を寄せ付けないため、ストップといわんばかりに手のひらを広げています。
▲儀礼の建物の柱の上には、神さまをのせる神鳥・ガルーダ像が飾られています

さて、楽しみにしていたのが民族衣装体験。ここバリ島貴族の家で伝統衣装や舞踊衣装を着ることができるんです!

試着室の外にある衣装メニューの中から好きな衣装を選び、部屋の中で着付けてもらいます。ちょうど体験されている方がいたので写真を撮らせてもらいました。ゴージャスな舞踊衣装がステキです!

バリ島に限らず、民族衣装体験で衣装を着ていられるのは5分間(着替え時間は除く)。その間にめいっぱい写真を撮っちゃいましょう!
▲レンタル料は、伝統衣装300円、バリ島舞踊会衣装500円

お土産コーナーでは、何匹も連れて帰りたくなるほどかわいい木彫りの猫を発見!
バリでは神様の化身である虎の生まれ変わりとして、猫をとても大切にしているのだそう。
▲「しっぽ立ち猫」200円

ゾーンIIIには、他にも同じくインドネシアのトバ・バタックの家、ミクロネシアのヤップ島の家、ポリネシアのサモアの家などが展示されています。

続いてゾーンIVに移動しましょう。

【ゾーンIV】ドイツとフランスで民族衣装体験&グルメを満喫!

ゾーンIVは、ドイツ南部にあるバイエルン州のガルミッシュ・パルテンキルヘン周辺をモデルにした場所です。
▲ビアレストラン「ガストホフ バイエルン」

ドイツといえば……?ビ~ル!ですよね。

ということで、ゾーンIVでドイツ バイエルン州の村にあるビアレストラン「ガストホフ バイエルン」を訪れました。リトルワールドでは、グルメだけでなく、いろいろな国のお酒も飲めちゃうんです。
▲「ソーセージ盛合わせ」1,400円

本場ドイツから輸入した4種のソーセージの盛合わせは、それぞれに違った食感や味わいを楽しめて最高!ミュンヘナーヴァイスという白いソーセージは皮をむいて食べるのだそうですよ。
▲ドイツ土産を扱うショップ「メルヘンバルト」

店内でドイツの工芸品として有名な「煙出し人形」を発見。胴体がパカッと開くようになっていて、お腹の中でお香をたくと、ぽかんと開いた口からモクモクと煙を吐くんです。とってもかわいいですよ~!ショップの2階には煙出し人形のほか、様々なドイツ製玩具の展示室もあります。

そして、ここでもお楽しみの民族衣装体験!お土産ショップ「メルヘンバルト」の建物で着替えます。
▲花柄の刺繍がとってもかわいいポーランドの民族衣装

かわいい衣装がたくさんあって、どれにしようか悩む~!
レンタル料は、ドイツ伝統衣装(男性用300円・女性用300円または500円)、メルヘン衣装(男性用・女性用500円)、ポーランド民族衣装(男性用・女性用500円)、チェコ古典民族衣装(女性用500円)。
▲のどかで美しいドイツ・バイエルン州の村を背景に
▲丘の上に立つ聖ゲオルグ礼拝堂。天井に描かれた絵の中に、1カ所だけ立体で表現されたところがあるんです。フフフ……探してみてくださいね!
続いて、同じくゾーンIV内にあるお隣のフランス アルザス地方の家へやってきました。ここではフランスの民族衣装体験を楽しみます!
▲チョウのような形の大きな帽子がかわいいアルザス伝統衣装
▲木の質感が伝わる温かみのある室内。しっくい壁と柱や筋かいのコントラストがおしゃれ!1582(天正10)年に建てられた農家を移築した、館内で最も古い建物でもあるんです
レンタル料金は、アルザス伝統衣装、フランス貴族衣装、フランス童話衣装の男性用・女性用ともに500円。

民族衣装体験を楽しんだあとは、お土産ショップ「アルザス」へ。
▲ワインやチーズだけでなく、フランス産のお菓子やおしゃれな雑貨が揃う、お土産ショップ「アルザス」
▲もっちりとした食感とまろやかな風味が最高!「クールドリオンカマンベール」1ピース200円
次に訪れたのは、フランス アルザス地方の家のお隣、イタリア アルベロベッロの家。
▲平らな石を積み上げたとんがり帽子の屋根が特徴のアルベロベッロの家

500年ほど前、アルベロベッロは王様に任命された領主が支配していた集落でした。王様から家の軒数に応じて税金を収めるよう命じられた領主は、税金を逃れるため、役人が見にきたときにいつでも取り壊して軒数をごまかせるよう、農民たちに石を積み上げただけの屋根の家を作らせたのだそう。
▲左側の石積みの建物は畜舎

歴史の中のエピソードを知ると、おもしろさもアップします。

さて、ゾーンIVを存分に楽しんだところで、ゾーンVへ移動しましょう。

【ゾーンV】世界のテント村で自然と共存する人々を想う!

ゾーンVには、シリア、ケニア、スウェーデン、モロッコ、中国、北アメリカで遊牧や狩りをして暮らす人々のテントが紹介されています。
▲スウェーデン サーミのテント
▲モロッコ ベルベルのテント

続いてはゾーンVIの、南アフリカとアフリカンプラザへ向かいます。

【ゾーンVI】南アフリカ ンデベレの家のカラフルなアートがステキ!

上の写真は、カラフルな幾何学模様の壁絵が特徴の南アフリカ ンデベレの家です。壁絵を描いたり家を装飾するのは女性の役目。こちらの建物の壁絵も南アフリカから来日した4名の女性が描いたものなのだそう。すべてフリーハンドで描くというから驚きです。デザインに決まりはなく、身近にあるものをモチーフにします。ちなみに、ここに描かれている壁絵の一部は両刃カミソリがモチーフなのだそうですよ!
同じくゾーンVIのアフリカンプラザを訪れました。こちらでは、アフリカ文化を紹介する展示場や民芸品の販売、エスニック料理が楽しめます。

ここを訪れたら、これはぜったい経験しとかなきゃ!

ジャ~ン!ワニ&ラクダ&ダチョウの串焼きです。
▲手前から、ワニ、ラクダ、ダチョウ。「串焼き3本セット」900円

インパクト大!しかもこれがかなりイケるんですよ!

ワニはさっぱりしていて鶏のむね肉とささみを足して2で割った感じ。ラクダは弾力があって牛肉と鹿肉を足して2で割った感じ。ダチョウはラクダを少しジューシーにした感じ。アフリカンプラザを訪れたら、ぜひ試してみてください!
▲ワニの串焼きを手に、ワニのオブジェと記念撮影

ゾーンVIには、ほかにもタンザニアのニャキュウサの家、西アフリカのカッセーナの家が展示されています。
それではゾーンVIをあとにして、ゾーンVIIへ向かいます。

【ゾーンVII】インド ケララ州の村で民族衣装のサリーを体験!

▲インド ケララ州のナヤール(地主)の家

インド ケララ州の村で、またまた民族衣装を体験しちゃいました!インドの民族衣装サリーです。レンタル料はサリー(女性用)、クルタ(男性用)ともに500円。
▲銀の刺繍がとてもきれいなサリー。おでこにはビンディ(装飾)も付けてもらえます

サリーは1枚のまっすぐな長い布。それを体に巻きつけるようにして着るんです。
好きな色柄の布を選んだら、スタッフの方が手際よく着せてくれます。

民族衣装体験を終えたら、同じくケララ州の村にあるインド料理専門店「インド亭」で本格カレーを楽しみましょう!
▲「チキンカレー(ナンまたはライス付)」890円

「インド亭」のチキンカレーがあまりに美味しすぎて、びっくり!調和の取れた優しい味のカレーの中には大きなチキンがゴロゴロ。これがまた口の中でほろほろっとほどけちゃうんです。もっちもちの焼きたてナンとの相性も抜群!スパイスもすべてインドから輸入したものを使っているのだそう。

お腹が満たされたところで、インドのお土産もチェックしましょう。
▲きれいなパッケージのお香がいっぱい!民芸品店「ケララ」

ゾーンVIIには、ほかにもネパールの仏教寺院、トルコ イスタンブールの街、タイ ランナータイの家などが展示されています。

次にご紹介するゾーンVIIIで、いよいよ周遊コースも最後です。

【ゾーンVIII】韓国 地主の家で憧れのチマ・チョゴリを体験!

さて、最後の民族衣装体験は、韓国のチマ・チョゴリ。韓国 地主の家で体験できます。
衣装のレンタル料金は、チマ・チョゴリ(女性用)500円、パチ・チョゴリ(男性用)500円、韓国王族衣装(男性用・女性用)1,000円。
今回はインドネシア、ドイツ、フランス、インド、韓国の民族衣装をご紹介しましたが、リトルワールドではほかにもイタリアやトルコ、中国など11カ国の民族衣装が体験できます。さらに2019年3月にはタイエリアがオープン予定。そこでも民族衣装が楽しめるようになります。

注目のイベントが年中めじろ押し!

▲大人気だった2018年秋開催の「世界の肉フェスタ」

またリトルワールドでは、14カ国17品の肉料理が楽しめる「世界の肉フェスタ」や、華やかな「サーカスショー」が開催されるなど、これまでのイベントはどれも大盛り上がり!
▲大迫力の「ウズベキスタン国立サーカス」(2017年春開催)

現在は2019年3月3日まで、世界13カ国のチーズグルメが楽しめる「世界のチーズグルメフェス」を開催中です。他にも世界のチョコレートが大集合する「ワールドチョコレートフェア」(2019年2月9~11日)や、「くまのカーニバル」(2019年2月23~24日)など、1年を通してイベントがめじろ押し!各シーズンイベントに関しては公式HPをチェックしてくださいね。
▲チーズ好きにはたまらない!2019年3月3日まで開催されている「世界のチーズグルメフェス」

さらに、決められたルールを守れば愛犬といっしょに園内を楽しむことも可能!2019年3月3日まではドッグランもオープンしています。
1日では周りきれないほど見どころ満載のリトルワールド。何度でも訪れたくなること間違いなしです。
※本記事の料金はすべて税込です。
Yukitake

Yukitake

三重の雑誌「Edge」をはじめ、さまざまな雑誌・情報誌において、グルメ・観光などの記事を執筆。女性目線の取材とソフトな文体を大切にしています。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
PAGE TOP