富士山周辺観光は冬がおすすめ!必見のイベント情報と体験10選

2018.11.11 更新

純白の雪の衣をまとい、絵に描いたように美しい冬の富士山。一年で最もきれいに見える季節と言っても過言ではありません。今回はそんな富士山のふもとのエリアで開催される、ロマンチックなイベントをご紹介!あわせて楽しめる体験や、温泉、グルメ情報もありますよ。この冬は大切な人や友達同士で富士山周辺に遊びに行きませんか?

【御殿場】冬の一大イベント!時の栖イルミネーション「ひかりのすみか」

静岡県御殿場市にある「御殿場高原 時之栖(ときのすみか)」では、2018年10月27日(土)~2019年3月17日(日)の約5カ月にわたり、イルミネーションイベントが開催されます。「ひかりのすみか」と名付けられたこのイベント、2002年の初開催から毎回バージョンアップしており、2018年シーズンも見どころがいっぱいなんです。
▲お城のパーティへ参加するストーリーを演出した「光のトンネル」は息をのむ美しさ(2017年シーズンの様子

このイベントのメインとも言えるのが「光のトンネル」。2018年シーズンも舞踏会をモチーフに、キラキラと輝くトンネルの中に、宝石を散りばめたような王冠やシャンデリアなどのイルミネーションが約450mにもわたって続きます。
この他にも樹齢120年というモミの木のクリスマスツリーや、企業や学校が制作したイルミネーション展示など。無料で見学できるエリアを見るだけでも、大満足の内容です。
▲無料エリア「虹のヒカリラ」の七色に輝くクリスマスツリー(2017年シーズンの様子

有料エリアも要チェック。2018年シーズンの目玉は「王宮の丘」の噴水ショー。レーザーと音楽を融合したマルチメディアショーとして生まれ変わり、噴水の高さは150mに達する迫力満点のパフォーマンスです。
2017年シーズンの噴水ショーは高さ70m。2018年シーズンはこの倍以上の高さに

数々の幻想的なイルミネーションが楽しめるこのイベント。特にクリスマス前は混雑が予想されます。ゆっくりと楽しみたい方は比較的空いている年明けが狙い目です。また18:00~19:00は渋滞が起きやすいので、日没前には到着しておくことをおすすめします。点灯時間は16:30~22:00(時期により変更あり)です。

【山中湖】広大な敷地に広がるあたたかい光の空間!
イルミネーション「ファンタジウム」~冬の煌めき~

山梨県の「山中湖 花の都公園」では、山中湖イルミネーション「ファンタジウム」~冬の煌めき~が2018年11月23日(金)~2019年1月3日(木)に開催されます。
ファンタジウムとはFantasy(幻想)とMuseum(美術館)を合わせた造語で、期間中は光の迷路、傘を使った光のオブジェ、そしておみくじの引けるイルミ神社などを無料で楽しめます。
▲富士山のシルエットをバックに輝く光のオブジェ

イルミネーションも見応え十分ですが、間近に見える富士山の姿にも注目です。12月1日~1月15日の間、会場の花の都公園からは天候さえ良ければ富士山のてっぺんに太陽が沈む「ダイヤモンド富士」という現象が見られるそう。15:30前後に現れるとのことなので時間には余裕をもって入場しておくことをおすすめします!
▲神々しい輝きを放つダイヤモンド富士は必見

標高約1,000mにもなるこの会場。日没後はかなり冷え込みますが、光り輝くイルミネーションだけでなく、屋台村で温かいグルメを味わえば、心も体もほっこりできそうです。
また、開催期間中クリスマスまでの毎週土曜と、クリスマス(12月23日・24日)とお正月(1月1・2日)には花火も打ち上げられ、無料とは思えないほど見どころ十分のイベントです。時間とともに表情を変える富士山の姿と、光のオブジェの輝きに酔いしれましょう。

【山中湖】ダイヤモンド富士とキャンドルで一夜限りのロマンチックな体験

冬の山中湖は、日没時にダイヤモンド富士が見られることから、多くの写真愛好家が訪れます。そこで山中湖観光協会では比較的天候が安定する2月初旬~中旬にかけて「山中湖 DIAMOND FUJI WEEKS」として、様々なイベントを開催しています。
その目玉となる企画が「アイスキャンドルフェスティバル」です。
▲手作りの氷のランプが優しく輝く

期間中1日だけ行われるアイスキャンドルフェスティバル。バケツや牛乳パックなどで作った氷のランプシェードを広場に並べ、日没に合わせてロウソクに火を灯します。小さなロウソクの炎が氷に反射してひときわ明るく輝き、あたりは幻想的な雰囲気に。
▲静かに揺らめくろうそくの灯りが富士山を照らし出しているよう

クライマックスは花火大会です。富士山のシルエットをバックに、優しいキャンドルの灯りと豪快な打ち上げ花火の競演。息を飲むほどの美しい光景を目の当たりにして、思わずシャッターを切るのも忘れてしまいそう。
▲神々しいダイヤモンド富士と神秘的なキャンドルの明かり。そして迫力ある花火と、時間を追うごとに恋人たちの気分は盛り上がる

寒さが厳しい季節ですので、しっかり防寒対策をしてお出かけください。

【山中湖】あったかドーム船でのんびりとワカサギ釣り体験

冬の山中湖ではワカサギ釣りが楽しめます。ワカサギ釣りは経験がなくても比較的簡単にできる人気のアクティビティ。
山中湖でウェイクボードやバナナボートなどのウォーターアクティビティ体験を開催している「ガクロク マリン」では、冬季の10~3月にかけて、暖房完備のドーム船でワカサギ釣りを行っています。
▲富士山を間近に眺めながらのんびりと釣りを楽しめる

このワカサギ釣りは朝7:00から13:00までの好きな時間から始められ、14:00までの好きな時間に終了と、自分の都合に合わせて楽しめます。釣りに必要な道具はすべてレンタル可能。スタッフが釣り方を丁寧にレクチャーしてくれるので初めての方も安心です。
▲使用する竿は電動リール付きで扱いやすく、体に負荷がかからない優れもの

ワカサギは小さい魚なので釣り上げるのに力は必要ありません。子供や体力に自信がない方でも、みんな一緒になって楽しめるのがいいところ。時期や時間帯にもよりますが、一人で数十匹も釣り上げる人もいるとか。釣ったワカサギは有料で天ぷらにすることもできますよ。
ドーム船は貸切も可能。友達同士で釣果を競い合ったら盛り上がること間違いなしです!

【河口湖】夜空と湖面を彩る真冬の花火大会

山梨県の河口湖では、「河口湖冬花火」が冬の風物詩として人気です。2019年は1月12日~2月17日の期間中の土日と、2月23日の富士山の日。各日とも20:00~20:20に開催されます。
打ち上げられる花火の数は例年約1,800発。20分間に凝縮された迫力の花火を楽しむことができますよ。
▲「大池公園」から見上げる花火

メイン会場は河口湖畔の大池公園。迫力のある花火が楽しめます。ただしここは富士山を背にする位置になりますので、花火に照らし出される富士山もセットで見たいという方は、大池公園の対岸側がおすすめ。
▲河口湖の湖面を染める色とりどりの花火。大池公園の対岸から見ると富士山の姿も同時に楽しめる

また、穴場スポットとしておすすめなのが、「河口湖天上山公園」にある河口湖富士山パノラマロープウェイです。ロープウェイからは河口湖を一望できるので、3カ所ある打ち上げポイントをすべて視界に収めることができます。
空気が澄んでいる冬。ひときわ美しく輝く花火を楽しんでみませんか?

【河口湖】富士山を学べる体験型施設と、見た目と味のギャップがすごい富士山カレー

山梨県河口湖町に2016年6月に開館した「富士山世界遺産センター」。こちらは世界遺産に登録された富士山にまつわる展示を通して、富士山の自然と人との関わりを知ることができる施設です。

見どころは富士山を和紙で作った「冨嶽三六〇(ふがくさんろくまる)」。こちらは実物の富士山の1,000分の1サイズで再現されていますが、それでも全長15mという迫力あるスケール。美しい照明とサウンドで四季の移り変わりを体感することができます。
▲「冨嶽三六〇」は和紙部分がスクリーンのようになっており、照明演出で富士山の四季や1日の流れを表現する

他にも、信仰の対象としての富士山、芸術の源泉としての富士山など、様々な角度から世界遺産・富士山を紹介する展示でいっぱいです。

こちらを訪れたらぜひとも食していただきたいのが2階にある「LAVA CAFE(ラヴァカフェ)」の青い富士山カレー「Mt.FujiCurry」。インパクトがあるビジュアルで話題となっています。
この鮮やかな青いカレールーは半年以上も試行錯誤してようやく完成したもの。レシピは企業秘密だそうですが、山梨特産の桃の果汁が使われており、ほんのり甘口。食べてみると見た目とのギャップに驚かされますよ。

【河口湖】高性能なマウンテンバイクで富士山をヒルクライム体験

富士急河口湖線・富士急ハイランド駅すぐのところにある「富士山サイクルアクティビティショップ BonVelo」では、マウンテンバイクによる富士山ヒルクライム体験を行っています。
ヒルクライムとは文字どおり”丘を登ること”。この体験では、富士山の5合目まで約24kmをゆっくりと登り、帰りはショップまでの約27kmを一気に駆け下ります。
▲使用するのは、自転車のトップブランド「キャノンデール」製のハイグレードMTB

コースとなる富士スバルラインは河口湖から富士山までの有料道路。周辺はアカマツ、ツガ、シラビソ等の森林帯で、標高が上がるにつれて植生が変化し、景色の移り変わりを楽しむことができます。ゴールの5合目は標高2,305m。ここからは南アルプスや八ヶ岳連峰の絶景を楽しむことができます。
▲5合目からの絶景に達成感いっぱい!運が良ければ雲海が立ち込める幻想的な景色が見えることも

この体験で使用する自転車は、タイヤが太めのマウンテンバイク。帰りは下り坂ですが、安定感抜群なので一気に駆け下りることができます。行き帰り合わせて所要時間は約4~5時間です。
体力に自信がないという方は、電動アシスト付き自転車「e‐bike」もレンタル可能(別料金)です。

他にも、マウンテンバイクでの疾走感を存分に楽しめるダウンヒル体験もあります。こちらは5合目まで車で自転車を運び、下りだけを楽しむコースです。

【西湖】氷の祭典「西湖樹氷まつり」で神秘的な氷の美しさを堪能!

河口湖の西となり、西湖では例年1月下旬から2月上旬にかけて「西湖樹氷まつり」が行われます。2019年は1月26日(土)~2月17日(日)の予定です。
樹氷といえば木の枝や葉に雪が凍りついてできる神秘的な自然現象。このイベントではその原理を利用して、木などで作った枠組みに水をかけて人工的に樹氷を作り上げます。その出来栄えはもはやアート作品。約10mもの高さになる大きな作品や、無数の氷柱が連なって荘厳な美しさを見せる作品など、様々な作品を見ることができます。
▲天気がいい日は、富士山をバックに樹氷を撮ることも

日によって、夕方からはライトアップも行われています。夕日に染まる富士山とのコラボレーションで、とても幻想的な雰囲気に。昼間とはまた違った表情が楽しめますよ。
▲ライトアップされた作品は光と影の陰影が際立ち、いっそう魅力的に見える

2000年から始まったこのイベント、今ではすっかり冬の風物詩となりました。露店も立ち並び、冷えた体にうれしいグルメも堪能できます。
会場の「西湖野鳥の森公園」へのアクセスは、富士急河口湖線・河口湖駅から西湖・青木ヶ原周遊バスの利用が便利。先にご紹介した河口湖の冬花火とセットで楽しむこともできますよ。

【山中湖・河口湖】富士山の絶景を眺められるおすすめ温泉

冬のイベントに参加して体が冷えると、どうしても恋しくなるのが温泉!富士山周辺でおすすめの温泉をご紹介します。

山中湖エリアでおすすめは、標高1,104mの高台に立つ「ホテルマウント富士」です。その名の通り富士山を眺めるために建てられたこのホテル。冬の時期には「富士山が見えなかったら無料宿泊券をプレゼント!」といった強気の名物企画を実施するほどなんです。
▲展望露天風呂「はなれの湯」からの絶景(写真提供:ホテルマウント富士)

このホテルにある展望露天風呂「はなれの湯」からは、正面に山中湖、右手に富士山を一望することができます。遮るものが何もないので、手に届きそうなほど近くに雄大な富士山を見ることができます。
▲「満天星の湯」の露天風呂からの富士山(写真提供:ホテルマウント富士)

また「満天星の湯」は、富士山を望む露天風呂だけでなく、ジャグジーやサウナも完備した大浴場。こちらも冷えた体を温めるのにおすすめです。

もう一つは河口湖エリアから。河口湖駅から車で約10分。河口湖畔に立つ「ホテル美富士園」です。
▲露天風呂からの眺望。河口湖と富士山がまるで一枚の絵画のよう(写真提供:ホテル美富士園)

このホテルは全客室から河口湖と富士山の眺望が楽しめますが、とりわけ最上階にある露天風呂からの見晴らしが最高と評判です。運が良ければ河口湖の湖面に映り込む逆さ富士も楽しめますよ。
▲大浴場からももちろん富士山の絶景が(写真提供:ホテル美富士園)

こちらの日帰り入浴の営業は20:00まで。日中遊んだ後でも立ち寄れるのがうれしいですね。また、河口湖冬花火の開催期間中に宿泊すれば、温泉に浸かりながら花火を眺めるという贅沢も。ご希望の方は早めの予約をおすすめします!

【富士吉田】昼食に最適!並んでも食べたい地元グルメ・吉田うどんの名店

安くてボリューム満点の「吉田うどん」は、文字どおり富士吉田市のソウルフード。コシがある太麺に、馬肉やキャベツといった独特の具材が特徴です。今回は行列必至の2店舗をご紹介します。

中央自動車道・河口湖ICから車でおよそ3分のところにある「麺許皆伝(めんきょかいでん)」は、開店前から24台駐められる駐車場がいっぱいになる人気店。リーズナブルな価格でトッピングメニューも豊富です。
このお店のこだわりは毎朝4時から打ち始めるという麺。富士山麓のおいしい水を多めに含ませることで喉越しが良いうどんに仕上がるとか。太くてコシが強いだけでなく、他にはない新しい食感が常連客を虜にしています。
▲一番人気の「欲ばりうどん」。大きなちくわ天の下に、キャベツ・わかめ・キツネ、牛肉煮込みという全部で5種類の具がトッピングされた贅沢なうどん

次にご紹介するのは河口湖からもほど近く、富士急ハイランドの裏側にある「ふじや」。こちらでは真っ黒な麺の「黒ふじやうどん」が人気です。
▲30台以上も駐められる広い駐車場を完備。バイクのツーリング客も多い

黒い麺の正体はなんと炭。地元の高校のうどん部と共同で、美容と健康に良い商品として開発したものだそう。炭が入っていると言っても全くクセがなく、食べた後、とてもさっぱりしているのが特徴です。
▲独特の炭麺に、具がたっぷり乗った黒ふじやうどん

吉田うどんで欠かすことのできない調味料「すりだね」を入れて食べるのが通。唐辛子をベースに、山椒、ゴマなど、辛味と旨みをプラスして楽しめます。どの店も独自のレシピで配合し、テーブルに置いてあるのがスタンダード。味を変えたい時に少しずつ入れて自分好みに調整するといいですよ。
▲「ふじや」のすりだね。一味唐辛子やゴマのほか、ラー油も混ぜてあるそう

もともと織物の産地だった富士吉田市。働き手だった女性の負担を軽くするため昼食の準備は男性の役目だったそう。男性が打ったうどんはコシが強く、短時間で食べられるのに腹持ちがいいと広まったのが吉田うどんの始まり。
現在でもこの地域では昼食にうどんを食べる人が多く、市内だけでも60近いお店でうどんをいただけます。
富士山周辺エリアの冬スポット&イベントの数々、いかがでしたか?様々なイベントが開催されますが、やっぱり主役は富士山。美しい富士山が見えるだけで、きっと「来てよかった!」と思えるはず。冬は特に晴天率が高く空気が澄んでいるので、夕景や星空とのコラボレーションなんて絶景も期待できそう。ぜひ足を運んでみてください!
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

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