旅行先の郷土料理を作って楽しめる!おすすめの料理教室まとめ10選

2019.01.04 更新

旅行先の郷土料理を絶対にチェックするという方、多いんじゃないでしょうか。今回は郷土料理を“作る“料理教室をご紹介!プロの料理人にイチから教えてもらえる本格的なものから、気軽に参加できる和スイーツ作りまで、日本各地の郷土料理を自分で作ってみませんか?手料理のレパートリーも広がりますよ。

▲オリジナルレシピで作る博多名物「辛子明太子」を作れる料理教室

【山梨県】麺作りから体験できる、ほうとう作り料理教室

山梨県の郷土料理「ほうとう」。太くて長い麺が特徴的で、野菜もたっぷり食べられるヘルシーな料理です。県内にはいくつもの専門店があり観光客にも大人気。地元では家庭料理としても親しまれています。
笛吹市にある「マルサマルシェ クッキングスタジオ」(以下、マルサマルシェ)では、ほうとう作りの料理教室を開催しています。
▲旬の野菜をたっぷり入れるほうとう

マルサマルシェでは果物狩りができる果樹園や農園を経営しており、ネギやカボチャ、ニンジンなど、獲れたての旬野菜をほうとうに入れることもできますよ。
▲たっぷりの野菜を下準備。ひとり一人前ずつ作る
まずは麺作りから。モチモチ食感の麺になるよう、体重をかけて生地をこねていきます。薄く伸ばして太めにカットすれば麺のできあがり。野菜と一緒に、マルサマルシェ自家製味噌で煮込んでいきましょう。

この体験は夏の7・8月以外、通年で開催しています。自家製味噌は販売もされているので、作り方さえマスターすれば自宅でも、体験で作ったほうとうを再現することができますよ。

【東京都】築地のすし屋さんで教えてもらう握りすし体験

東京都中央区にある「築地市場」。2018年10月6日に市場の営業は豊洲に移転しましたが、場外市場は現在も存続しており、国内外からの観光客でにぎわっています。
この築地で見逃せないのが、江戸前すしを自分で握る体験付きの、場外市場ガイドツアーです。
このツアーを開催しているのは「築地インフォメーションセンター」。築地を熟知した専門ガイドが築地の見どころを案内してくれるだけでなく、プロの目線から買い物にもアドバイスをしてくれるそう。
ガイドツアーの後は、いよいよすし職人体験!営業前のすし屋さんでプロの板前さんに教えてもらえるんです!しかも酢飯やネタはあらかじめ用意されているということで嬉しい限り。
(体験させてくれるお店は申し込み状況によって変わります。)
▲簡単そうでなかなかうまくいかない……。奥の深い握りすし

シャリは片手で転がすように丸めます。手に入れる力加減によってきれいな楕円形に。そこに切り身のネタを合わせて握れば完成。最初はぎこちなく、いびつな仕上がりかもしれませんが、それもまたご愛嬌。
▲きれいに並べると見た目にも美しく、達成感も!

数種類の握りすしだけでなく、軍艦巻きや巻きすしにも挑戦します。軍艦巻き作りの以外な難しさにビックリするなど、普段何気なく食べているすしの奥深さに触れることができますよ。握り終わったら実食。自分で握ったからこその思い入れもあり、とびきりおいしくいただけるはず。普段なかなか教わることがない握りすし。本場の築地で体験してみませんか?

【長野県】山間部に伝わる和スイーツ・五平餅の料理教室

長野県伊那(いな)市にある「はびろ農業公園みはらしファーム」では五平餅作りの料理教室体験を行っています。五平餅とは長野県木曽・伊那地方や岐阜県など中部の山間部に伝わる郷土料理で、潰したご飯に味噌ベースの甘いタレを塗って焼いたもの。近年メディアでもしばしば紹介されているのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
▲中部地方のサービスエリアや道の駅ではおなじみの五平餅

潰したお米を団子状に4つ丸めて、2つずつ串に刺したら下準備は完了。あとはタレを塗って香ばしく焼き上げるだけ。できあがった五平餅はその場でいただくこともできますし、お土産として持ち帰ることもOK!料理の経験などに関わらず、小さい子どもでも気軽に挑戦できる簡単メニューです。
▲五平餅作り体験の所要時間は約60分

こちらの「はびろ農業公園みはらしファーム」は五平餅以外にも、そば打ち体験や味覚狩りなど様々な体験ができる農業施設。広大な敷地には公園のほか、牧場やバーベキュー場に日帰り温泉施設もあって、ファミリーで1日中遊べる人気のスポットです。信州へのドライブの際に足を運んでみてはいかがでしょうか。

【長野県】信州独自の粉もの文化・おやきの料理教室

北アルプスの麓、安曇野(あづみの)市にある「体験倶楽部 道祖神」では、信州の郷土料理・おやき作りの料理教室を体験できます。おやきとは、味付けされた野菜などを小麦粉の皮で包んだ饅頭のようなもの。サンドイッチや惣菜パンのように、食事としてもおやつとしても手軽に食べられるので、お土産やお取り寄せグルメとしても人気です。
▲おやきの中に入れる具材は地域や家庭によって様々

こちらでは野沢菜、ネギ味噌、カボチャ、あんこの4種類の具材を用意しています。好きな具材を選んで一人6個も作れるんです。
しっかりこねた生地で具材を包んだらホットプレートで蒸し焼きに。表面がキツネ色になったらできあがりです。
▲焼きあがったらアツアツのうちにどうぞ。もちろんお土産として持ち帰ることもOK

5歳から参加可能で、料理経験があまりない方でも簡単に作ることができます。なお、体験中の写真を撮ってくれて後日送ってくれる特典もありますよ。
小腹を満たすのにちょうどいいおやき。子どものおやつや夜食などにも重宝しそうです。

【京都府】モチモチ食感の生地から手作りする生八つ橋の料理教室

京都市右京区にある「八つ橋庵かけはし」では、生八つ橋作りの料理教室体験ができます。生八つ橋といえば、京都のお土産として定番中の定番。みなさんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか?こちらでは生地から中に包むつぶあん作りまでを本格的に体験できるんです。
▲エプロンなど必要な道具はすべて用意してくれる

まずは上用粉と白玉粉を水で溶いて生地を作ります。あらかじめ必要な分量だけ用意してくれているので、料理経験が浅い方でも心配ありません。これをせいろで蒸したら手作りのニッキを混ぜてよく練りこみます。
▲つぶあんは北海道産の小豆を使用。焦がさないように煮詰めていくと、ツヤツヤで極上の仕上がりに
生地を薄く伸ばして整形したらつぶあんを包んでできあがり。他にも食紅で生地に色をつけたピンクのイチゴ味や、ショコラ味も作ることができます。包み方も自由なので、完全オリジナルの生八つ橋を作ることができますよ。最後にお抹茶を点てて一緒にいただきましょう。持ち帰ることも可能なので、お土産にもぴったりです。

【京都府】何度でも楽しめるぬか床付き!京漬物の料理教室

京都といえばお漬物も有名です。京都市内を中心に16店舗展開する「京つけもの もり」は、京野菜の聖護院(しょうごいん)かぶらの千枚漬けや賀茂なすのしば漬けなど、定番から旬のものまでを取り揃えた京漬物の専門店です。こちらの本社三条店では漬物作りの料理教室体験を開催しています。
▲乳酸菌をいっぱい含んだぬか漬け作りに挑戦

素材となるのはキュウリやナスなど、自社農場で栽培した旬の野菜5品(使用する野菜は季節によって変更)。職人さんからの直接指導で、ぬか漬けを作ります。

まずはぬか床作りから。米ぬかと塩を混ぜて水を含ませていきます。この体験では「京つけもの もり」の商品にも使用している種ぬかで仕込むので、ぬか床が安定しやすく、お店の味に近いおいしい漬物になるそう。
▲おいしい漬物に欠かせないぬか床。しっかりと混ぜ込むことで愛着が湧いてくる

あとはタッパーにぬか床を敷いて野菜を詰めるだけ。この時、ぬか床の劣化を防ぐため空気が入らないようにギュッと詰めるのがコツ。
野菜が見えなくなるまでぬかをかぶせたら完成。キュウリなど早いものだと、翌日くらいから食べられるようになりますよ。この体験ではタッパーごとぬか床を持ち帰ることができます。自宅での管理方法やおいしい漬け方も教えていただけるので、何度でもおいしいぬか漬けを楽しむことができるんです。また、野菜に限らずチーズやベーコンなども漬物になるということなので、ぬか床を育ててあなただけのオリジナル漬物を作ってみてください。

【香川県】高級砂糖で作るかわいらしい和菓子・和三盆糖の干菓子の料理教室

香川県琴平町にある「にしきや」では和三盆糖の干菓子作りの料理教室体験ができます。このお店は”こんぴらさん”の愛称でもおなじみの「金刀比羅宮(ことひらぐう)」の門前町にある飲食店。お土産屋としても観光客に人気のお店です。
▲茶席などでお茶うけとしても出される和三盆糖の干菓子

和三盆糖とは、香川県や徳島県で作られている砂糖のことで、200年以上の歴史があるこの地方の名産品。名前の由来は“盆の上で砂糖を三度研ぐ”という伝統的な精糖方法からきています。上品な甘さと繊細な口どけでお茶うけにぴったりです。
▲木型は数十個用意されており、好きな木型を4つ選ぶことができる

こちらで体験できる干菓子作りは、ピンク・黄色・緑の和三盆糖に水分を含ませて練り、木型に入れて抜くだけのシンプルな工程。使用する木型は四国でただ一人「現代の名工」に選ばれた菓子木型職人によるもので、完成した干菓子はそのまま商品になりそうなくらいの出来栄えです。
体験終了後はお抹茶と一緒にいただくことができます。和三盆というと硬いイメージがありますが、出来たてはまだ軟らかい半生状態。舌の上でほろっと崩れて溶ける、ここでしか味わえない食感を楽しめるんです。時間がたって水分が抜けると硬くなり、完成。持ち帰りの際には化粧箱を用意していただけるので、そのままお土産にしてもいいですね。

【福岡県】辛さも風味もあなた次第!辛子明太子作り体験

福岡県福岡市にある「博多はねや総本家」では「辛子明太子道場」を開催しています。ここでは自分好みの味付けで、オリジナル辛子明太子を作ることができるんです。
▲風味付けに使う材料や唐辛子の量を調整して、世界に一つだけの辛子明太子を作る

この体験は、まず座学から。「九州観光マスター」の資格を持つ講師から、辛子明太子の歴史や博多の食文化について教えてもらいます。
▲辛子明太子と明太子の違いや、辛子明太子の原産国の話など、詳しく解説してくれる

講義が終わったら、いよいよ辛子明太子作りです。決まったレシピはありません。あらかじめ用意された材料から、好みの分量で配合した調味液にたらこを漬け込んでいきます。ポイントとなるのは辛さの調整と風味付けです。風味付けのために使用する酒は、日本酒が一般的ですが、この体験ではワインや泡盛、ブランデーも選ぶことができます。
▲最後に秘伝のタレを注入。ちなみにこのタレの製法は企業秘密だとか

パックでそのまま持ち帰り、冷蔵庫で5日間熟成させれば食べ頃に。ちなみに持ち帰りの場合も30時間なら常温でもOKとのこと。有料でクール宅配便も利用できるので旅行中でも心配ありません。家族で参加してそれぞれが作った辛子明太子を食べ比べするのもいいですね。

【沖縄県】定番5品をマスター!沖縄料理教室

沖縄県那覇市にある「よんなーフード」では、地元で活躍する料理研究家が教えてくれる沖縄料理の料理教室体験を行っています。旅先で食べるだけでなく自分で作って覚えることで、普段のメニューのレパートリーに加えることもできますよね。こちらで教えてもらえるのは、そんな家庭的な定番メニュー5品。プロの料理研究家から沖縄料理のコツを教えてもらいましょう。
この料理教室体験は材料の買い出しから始まります。”沖縄の台所”と呼ばれる第一牧志公設市場近くで先生と待ち合わせ。沖縄の食文化について先生や市場の店員さんとおしゃべりしながら散策していると、あまり目にしたことのない沖縄ならではの食材にワクワク。
▲地元の人だけでなく観光客も訪れ活気にあふれる第一牧志公設市場

この料理教室で作るのは、ゴーヤーチャンプルー(豆腐とゴーヤーの炒め物)、ラフテー(豚三枚肉の煮込み)、クファジューシー(豚三枚肉と野菜を使った沖縄風炊き込み御飯)、アーサ汁(アーサ(ヒトエグサ)という海藻のおすまし)、そしてゴーヤージュース。先生から手順を説明していただいたらさっそく調理開始です。
沖縄料理は初体験という方も、先生が調理のコツをしっかり教えてくれます。出来上がったら器に盛り付けてさっそく試食タイム。
約3時間のこの体験。帰りの飛行機の直前や沖縄到着後の半日でも有効に使えます。また家族や友人同士で貸切できるのでプライベートな料理教室としても楽しむこともできますよ。最後に体験した料理のレシピをもらえるので、自宅でも再現してみてください。
もっと本格的な沖縄料理に挑戦したいという方は、琉球宮廷料理を教えてもらえるプレミアムコースもありますよ。

【沖縄県】野草・薬草・野菜を使った宮古島の郷土料理に挑戦!

沖縄県の宮古島にある「宮古島 ひとときさんぽ」は、まち歩きや様々な体験で宮古島観光をサポートしています。こちらで特に人気なのが、宮古島・伊良部の方言で「さぁ、畑に行こう!」という意味の言葉“ずぅずぅぱるんかい”ツアーです。
▲野草を使って郷土料理教室体験。現地ではアカバナーと呼ばれているハイビスカスの花も食べることができる

このツアーは、島のガイドと一緒に集落を散策しながら、野草や薬草を摘んだり、畑で野菜を収穫。その素材を使って、島のお母さんたちと郷土料理を作るというもの。
▲南国らしい色とりどりの天ぷら。島のごちそうの出来上がり!

作るのは野草や野菜の天ぷらのほか、島みそと鰹節で作るたち汁(カチュー湯)や黒豆のごはん、島豆腐とンギャナ(苦菜)の白和えなど。手軽でヘルシーな宮古島料理です。
地元の人とのふれ合いを重視したこのツアー。郷土料理教室というよりも、「一緒にご飯を作って食べましょう」という気軽さで参加できるのがいいところ。豊かな自然や普段の生活など、宮古島ならではの時間を楽しみたい方にもおすすめです。
こうやって郷土料理の数々を見てみると、食文化は地域によって全く違うことを実感させられます。その土地の風土や習慣を学ぶ手掛かりとして、郷土料理にスポットを当てる旅というのもおもしろいもの。しかも食べるだけでなく自分で作ってみることで新たな発見があり、学びの多い旅になるのではないでしょうか。
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

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