大原山荘 京都大原でゆったり!市内から足を延ばして日帰り温泉ショートトリップ

2019.02.01 更新

三千院や寂光院(じゃっこういん)などの風情ある寺社や、のどかな里山風景で知られる京都市北部の大原。日帰りで温泉や地元素材をたっぷり使ったランチ、足湯も楽しめるスポット「大原山荘」があると聞き、さっそく行ってみました!

▲大原山荘にある岩風呂タイプの露天風呂。四季折々の景色が美しい

素朴な里山の中に佇む「大原山荘」

京都駅から大原方面(八瀬大原行き)の京都バスに乗り、車窓を眺めながら揺られること約60分、終点の大原バス停に到着です。
周辺は山に囲まれた田園が広がり、のどかな里山の風情が感じられます。
バス停から寂光院方面に15分ほど歩けば、今回の目的地「大原山荘」が見えてきます。
「大原山荘」は昭和45(1970)年にオープンした温泉民宿。昔ながらのアットホームなスタイルで、温泉の質も高いと評判の宿です。桜や紅葉、夏休みの時期などは、全国から多くのリピーターが訪れています。
実は京都市内には温泉が数えるほどしかなく、昔から京都観光の課題と言われていました。そんな中、少し足を延ばすだけで日帰りでも温泉が楽しめるここ大原山荘が人気のスポットになるのも頷けるというもの。

というわけで、さっそく宿の別館にある、自慢の温泉に浸かってみたいと思います!

ツルツルの温泉を露天風呂でたっぷり堪能!

今回利用したのは、食事と入浴がセットになった「日帰りプラン(要予約)」。後述しますが、料金は選ぶ昼食によって変わります。

到着したらまずは広間でひと休み。お庭を眺めて一服したら、さっそく温泉に浸かりに行きましょう!
▲檜風呂タイプ浴場の露天風呂。檜の湯船が広々としてゆったり湯あみが楽しめる

大原山荘には檜風呂と岩風呂の2つのタイプの浴場があります。宿泊の場合は朝晩で入れ替え制。また日帰りも月替わりで入れ替えているので、何度か訪れればどちらのタイプも愉しむことができるでしょう。
▲檜風呂タイプ浴場の源泉壺風呂。湧き出した温度のままなので26度とかなりぬるめ

大原温泉は毎分約120リットルの豊富な湯が湧き出しています。泉質は弱アルカリ性の単純泉で、pH8.7。湯に含まれるナトリウムや炭酸水素イオンがお肌の古くなった角質を洗い流し、ツルツルの肌ざわりになると評判です。
色はほんのり白く色づいていて、刺激も少なく湯上りはさっぱり。実際に入ってみましたが、とてもやさしい肌ざわりで、温度も熱すぎずつい長湯してしまいました。
▲檜風呂タイプ浴場の内湯

源泉壺風呂の温度はぬるめですが、内湯は通常の露天風呂と同様の温度設定です。真冬などは、しっかり内湯で温まったあと、露天風呂や源泉壺風呂を楽しんでください。
コチラは岩風呂タイプ浴場の露天風呂。取材日(2018年12月12日)は暖冬の影響からか、まだ紅葉が少し残っていて、湯船に浮かぶ真っ赤な落ち葉が風情を醸していました。春には見事な桜が見えるとのことで、ぜひ春も来てみたいですね。
ちなみに、岩風呂タイプ浴場にも檜風呂タイプ浴場と同様、源泉壺風呂が設置されています。
▲岩風呂タイプ浴場の内湯

気持ちよくお風呂に入っていたら、時が経つのを忘れてしまいますね。ちなみに、日帰りプランの温泉利用時間は11:30から15:30まで。ランチの時間も考えて、1時間ほどゆったり湯あみを楽しみました。

入浴後は、いよいよお待ちかねのランチタイムです!

自家栽培の野菜やお米、地元食材いっぱいの特製鍋に舌鼓

▲自家製の味噌を使ったダシが味の決め手「味噌鍋」(写真は2人前)

ランチは、庭園を見渡す広間で頂きます。温泉入浴とランチがセットになった日帰りプランですが、ランチのメニューによって価格が変わります。「おにぎり定食プラン(大人1,600円、3歳~小学生1,400円)」や「おでん定食プラン(大人2,000円、3歳~小学生1,800円)」などがありますが、今回は人気の「味噌鍋プラン(大人3,500円、3歳~小学生3,000円」をチョイスしました。(全て税込。ランチメニューは予約時に選択)

お鍋に入れる野菜は、宿のご主人が自家農園で栽培した白菜や水菜、ネギなどがたっぷり。他にもサツマイモやニンジン、豆腐、こんにゃくなど具だくさん。ボリューム満点ですね。ちなみに野菜は旬のものを使うので季節によって変わります。
お肉は、自然に近い環境で育てられた脂肪が少ない「京赤地どり」のモモ肉と胸肉を使用。きめの細かい肉質が特徴のブランド地どりです。
これらの具材を自家製味噌を使ったダシに入れ、火にかけていきます。フタをしてぐつぐつと煮込むこと約10分。フタを開けると……。
フワ~っ!良い感じで湯気があがります。うむ、ちょうどいい具合で煮えている!最後に火の通りやすい水菜やネギを加えてもうひと煮立ちさせれば、味噌鍋の完成です!
めっちゃ美味しそう~!お部屋に味噌のいい香りが充満しております。

うーん待ちきれない!ということで、さっそく「いただきまーす!!」
まずはお肉!京赤地どりのお味は…想像以上に柔らかいですね。でも噛みしめるとちゃんと弾力もあります。モモ肉の脂は甘みがあって美味ですね!
続いてお野菜…。白菜あまーい!ネギもシャキシャキです。どの野菜も素材の味が生きていて、「野菜を食べている」感がしっかりありますね。味噌ダシも濃いめの味を想像していたのですが意外にさっぱり系。かなりボリュームがある鍋ですが、カメラマンと二人でペロッといっちゃいました!
そして!ぴかぴかのお米は、宿のご主人が丹精を込めて育てたコシヒカリ。炊き立てで甘みがあって、ご飯だけでも何杯もいけそうな美味しさ。結局鍋と一緒に大盛り2杯も食べてしまいました。満腹~!

ちょっとすぐには動けなさそうです。ランチタイム(11:30~14:30)の終了時間までひと休み。あったかい温泉と美味しいランチで大満足!のひと時でした。

併設の「足湯カフェ」でほっこり休憩

温泉&ランチを堪能した後は、腹ごなしにちょっと周辺を散策するのはいかがでしょうか。大原山荘から寂光院までは徒歩すぐ、三千院までは徒歩25分ほどです。
▲足湯カフェの外観

風情ある風景や寺社を巡った後は、大原山荘に併設の「足湯カフェ」でゆったりするのもおすすめです。
大原山荘と同じ泉質の温泉が、あたたかく歩き疲れた足を癒してくれます。熱過ぎずぬる過ぎず、ちょうどいい温度です。10分ほど足をつけていれば、ぽかぽかと体全体が温まってきました。
▲自家製しそジュース(税込720円)

足湯はタオル付ワンドリンク制で利用時間は約40分。大原山荘に宿泊した人は200円引き、日帰りプラン利用者は100円引きになるのも嬉しいですね。寒い日にはホットコーヒーやハーブティー(各税込720円)などのホットドリンクもいいですが、イチオシは自家製のしそジュース。さっぱりとした酸味がカラダに染み込んでいかにも体によさそうなおいしさでした!
▲足湯カフェの内観。陶芸体験(別途)もできる
のどかな風景の中、のんびりとした時間が流れる大原は絶好の癒しスポット。市内から少し足を延ばして、温泉&ランチのくつろぎタイムを過ごしてみませんか。
妙加谷 修久

妙加谷 修久

京都市在住の旅行系ライター兼ディレクター。全国各地に足を運び、旨いモノを食べ、温泉に浸かる日々。ここ京都を中心に、知っているようで知らない「日本のイイトコロ」を紹介します。日本酒好きが高じて利き酒師の資格を取得しました。

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