草津温泉街のおすすめカフェ3選!抹茶スイーツに足湯カフェ、500円食べ放題で小休憩

2019.02.07 更新

標高1,200mの地にあり、日本三名泉のひとつとして知られる草津温泉。名物の湯畑を中心に旅館やお土産店が並び、共同浴場の湯めぐりも楽しめます。最近では、スイーツの美味しいカフェが数多くあることでも有名。そこで、湯上がりに訪れたい草津のおいしいカフェをご紹介します。

老舗旅館「奈良屋」の併設カフェで楽しむ、上質な抹茶スイーツ

草津のシンボルといえば、温泉街の中心に位置する湯畑。毎分4,000リットルの温泉が湧き出ていて、周囲には温泉特有の硫黄の香りが漂います。
▲湯畑に湧き出るエメラルドグリーンの湯を眺めながらのんびり散策
▲湯畑の周りは歩道やベンチなどが整備された公園になっている

そんな湯畑の目の前に立つのが、明治10(1877)年創業の老舗旅館「奈良屋」。草津最古の源泉「白旗の湯」を楽しめるとあって、屈指の人気を誇る旅館です。
▲湯畑から徒歩1分ほど。木のぬくもりを感じさせる風情のある佇まい

今回最初にご紹介するのは、この奈良屋1階に併設されているカフェ&バー「喫茶去(きっさこ)」。
「コーヒー1杯の味にこだわり抜き、上質な時間を過ごせるカフェを作りたい」という、奈良屋の副支配人・佐伯さんの思いから生まれたお店です。10~18時であれば、宿泊客以外でも利用できます(18時以降は宿泊客専用のバーになります)。
▲「喫茶去」とは、「どうぞ、一服召し上がれ」という意味が込められた禅語の一つ
▲店内の様子。のんびり過ごしたいお客さんでカウンター席はいつもいっぱいになる

こちらでぜひ楽しみたいのは、群馬の食材にこだわったスイーツの数々。中でもおすすめは、人気メニューの「抹茶と黒ごまプリンのパフェ」(900円・税込)です。

グラノーラと旬のフルーツ(この日はオレンジやキウイフルーツなど)の上に、あんこ、生クリーム、白玉、抹茶アイス、黒ごまプリン、わらびもちなどが幾層にも重なっていき、一番上には抹茶パウダーが。層の中には、地元・群馬のこんにゃくと吾妻郡の名産・花豆の甘露煮も入り、大人も楽しめる落ち着いた甘みのパフェになっています。
▲抹茶パウダーが美しくて、食べるのがもったいない~! 

スプーンを入れると、ふわふわの生クリームが黒ごまプリンやフルーツに絡まり、一口でいろんな味が楽しめます。もちもち食感のわらびもちは、甘さ控えめのあんことの相性が抜群。こんにゃくやフレークなどさまざまな食感と相まって、しっとり濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。500円玉ほどの大きさの花豆も食べ応え十分。

次にいただいたのが「お濃い茶のアフォガート」(900円・税込)。運ばれてきた途端、「どうやって食べるの⁉」と声をあげてしまいそうな、立体感のある見た目にびっくり。まずは目で楽しんでもらおうという遊び心が満載です。
▲注文したお客さんは必ず写真や動画を撮っていくそう。撮りたくなる気持ちがよく分かります

皿の上にこんもりと盛られた白いものの正体は、綿菓子。抹茶アイス、バニラアイス、花豆、白玉、わらびもち、季節のフルーツの上にふわっとのせられ、まるで山に降り積もった雪のようです。ここに“お濃い茶”(抹茶)をかけていただきます。
▲抹茶をかけるとどうなるの…?そんなわくわく感も、食べる楽しみのひとつ

あたたかい抹茶をかけると、綿菓子はまるで何もなかったかのように消え去ってしまいます。その儚さがあるからか、一口一口を大切に食べようという気持ちが芽生えてきます。

早速いただいてみると、濃い抹茶が花豆やわらびもち、アイスクリームに絡まり、甘みと苦みの絶妙なバランスに。フルーツの酸味も加わり、甘さ控えめのさっぱりとした食感が楽しめます。食べるまでの時間や体験もおいしいスイーツを楽しむための大事な要素。そんな「喫茶去」の思いが伝わってくるような一品でした。
▲カウンター席以外に、日の当たる窓際の席で食べることもできます

「喫茶去」でじっくり味わいたいのはスイーツだけではありません。一杯ずつサイフォンで淹れられるコーヒーにも、こだわりがあります。
▲カウンター席に座ってコーヒーを待つ時間もまた、とても贅沢

使用しているのは「トラジャ珈琲」。草津に似た環境で作られたコーヒーを提供したい。そんな思いから、草津と同じ標高1,200m以上に位置するインドネシア・スラウェシ島から、佐伯さん自ら買い付けているコーヒー豆です。
この最高品質の豆から淹れたコーヒーを、有田焼・黄金彩七宝紋カップでいただきます。さっぱりとした酸味とほのかにフルーティな味が広がり、苦みとコクがあとからやってくる。酸味・苦味・甘み・コクのバランスがいい、上品な味わいです。
▲トラジャ珈琲か氷温熟成珈琲から選べるカフェラテ。後ろに並んだ黄金彩七宝紋カップは販売もしている

さらに、より酸味の少ない「氷温熟成珈琲」や、一杯分を抽出するのに約8時間かかる「水出しアイス珈琲」、その水出しアイス珈琲を群馬の梅酒割りで楽しむ「ぐんま梅ダッチ珈琲」など、喫茶去でしか味わえないコーヒーメニューの数々がすべて800円(税込)で堪能できます。店内にはコーヒーの豊かな香りが広がり、その香ばしさに包まれているだけで、心がほぐれていくようです。
▲ホットカフェラテは、当館の女将所蔵のこだわりの抹茶碗で味わう

コーヒーのほかにも、京都の宇治抹茶や、長野・小諸浅間農園のジュースなどドリンクメニューが充実しています。ゆっくり時間をかけ、香り、味、器のすべてを味わってみては。

足湯につかりながらスイーツを堪能!草津温泉ならではのカフェ空間「湯畑草菴 足湯カフェ」

次に訪れたのは、湯畑沿いにある「湯畑 草菴(そうあん)」。明治から100年以上残る歴史ある建物を利用した素泊まり専用の旅館です。こちらにはなんと、足湯につかりながらスイーツをいただけるカフェが併設されています。
▲湯けむりが立ちこめる湯畑沿いにあり、アクセス良好
▲旅館併設のお土産店の右横にカフェの入口が。奥に進んでいくと足湯が見えてくる

2017年6月にリニューアルオープンした店内は、木造建築の風情を残し、梁(はり)や柱など古木のあたたかさを感じる心地よい空間。足湯につかりながら、草津ならではののんびりとした時間を過ごせそうですね。
▲店内には「足湯席」「手湯席」「テーブル席」があり自由に選べる

さっそく足湯席でいただいたのは「花豆抹茶ソフト」(税別530円)。バニラソフトクリームに温かい花豆の甘露煮、抹茶シロップをトッピングした一品です。
▲あったか花豆とやわらかソフトクリームの相性は抜群です

足湯は38度前後なので、長い時間つかるのにはちょうどよい温度。身体の中からじんわり温まり、ソフトクリームの濃厚な甘みも染みわたります。
▲身体を温めながら、冷たいスイーツが食べられる。新鮮な感覚!

もう一つ、試してみたのが「温玉はちみつソフト」(税別580円)。ソフトクリームに温泉卵が丸ごと一個のっている新感覚スイーツです。クリームと卵をよく混ぜてから一口食べると、まさに「ミルクセーキ」のような懐かしい味わい!卵のなめらかな甘みがクセになります。
▲「温玉はちみつソフト」。コーンフレークのさくさく食感と合わせて

スイーツ以外にも、幅広麺を野菜と一緒に煮込む群馬県の郷土料理「おっきりこみ」(正田醤油味 他4種・税別1,200円)など、食事メニューも充実。生ビールやカクテルなどのアルコール類をいただくのもよいですね。身体をほっこりゆるませたい…と思ったら、ぜひ立ち寄ってみては。

500円で日本初上陸のイタリアンソフトジェラート食べ放題!「グランデフューメ草津」

最後に訪れたのは、湯畑から歩いて6分ほど。日帰り入浴施設「大滝乃湯」のとなりにある「グランデフューメ草津」です。
▲湯畑から、風情ある旅館街を歩いたら到着

2016年12月に「草津ラスク」のお店としてオープン。いろんな味のラスクを楽しんでもらいたいという思いから、ラスクを自由にトッピングできる「イタリアンソフトジェラート食べ放題」をスタートさせたのだとか。時間制限なし、ワンコイン500円で食べ放題とはなんとも太っ腹!その人気ぶりから2018年11月末に店内をリニューアルし、イートインスペースを広くするなど、より過ごしやすい空間になりました。
▲4種のジェラートが出てくるマシンに、トッピングスペースがある店内。座っても、立ちながらでもカフェタイムを過ごせます

ジェラートは、イタリアのチョコレートブランド「PERNIGOTTI(ペルニゴッティ)」から輸入。日本初上陸の本場の味を、店舗限定で楽しめます。

では、早速食べ放題スタート!料金(大人500円、小学生以下250円・ともに税込、3歳以下無料)を支払い、専用カップをもらったら、まず何味のジェラートを作るのかを決めます。バニラ、塩キャラメル、ミルクチョコレート、ヨーグルト味の4種類あり、カップに半分ずつ2つの味を入れてもOK。もちろん何杯でもおかわり自由なので、自分だけの特製デザート作りを心ゆくまで楽しめます。
▲レバーを下げると、やわらかなジェラートが出てきます。空気が入って勢いよく出てくることもあるので要注意

キレイに盛り付けるポイントは、カップを透明なアクリルカバーの内側に入れること。ジェラートを出す機材そのものが、自然と渦を巻くような設定になっているため、カップを下に動かすだけでキレイに盛り付けられます。
▲ジェラートを入れたら、次はトッピング。日替わりの4種類の「グランデフューメ草津」オリジナルラスクを前に、どれを選ぼうか迷います
▲カラフルなチョコレートトッピングに、ストロベリーソースをかけて完成!ほかにもマンゴーやブルーベリーソースなどがあります

クリーミーなバニラジェラートをさくさくのシュガーラスクにつけて実食!なめらかで濃厚な甘みがとてもおいしい~。ラスクとの食感のコントラストも楽しめます。
▲こちらは塩キャラメル味のジェラートに、キャラメルアマンド、ベイクドカカオをトッピングしたもの。全種類食べていく方もいるそうです
▲心ゆくまで、オリジナルのジェラート作りを追求できます

イートインスペースには無料カフェコーナーもあり、コーヒーや煎茶をいただけるのもうれしいところ。
店内では、キャラメルアマンド、メープル、シュガー、ベイクドカカオ、プレーン、バジル、ガーリック、アールグレイ、くるみメープルという9種類の草津ラスクを無料で試食することもできます。
▲さくさくの食感がクセになる。つい全種類食べたくなります
▲一番人気のキャラメルアマンドラスク

イートインコーナーの向かいには、ラスクのショップスペースがあります。
人気はキャラメルアマンドですが、バジルやガーリックなどのおつまみ系ラスクも根強い人気。バジルはサラダのクルトンとして使ったり、ガーリックはオニオングラタンスープに入れたり…。ホームパーティなどでカナッペにするなど、さまざまな料理にも活用できます。また、草津に宿泊するお客様が「夜に、部屋で飲むおともに」と買っていくことも多いそうです。
▲甘いジェラートで心が満たされたら、おつまみ系ラスクをお土産にしてもいいかもしれません
草津温泉街のおすすめカフェ、いかがでしたか?湯めぐりや街の散策のあとには、お好みのスイーツでほっと一息。心も身体もリフレッシュできる休日を楽しみたいですね。

撮影/山本遼
田中瑠子

田中瑠子

ライター兼編集者。神奈川県生まれ。広告会社、出版社を経てフリーランスに。アスリートからビジネスパーソンまで人物インタビューを幅広く手がける。昨今ロードバイクにハマり、全国津々浦々チャリンコ旅を楽しんでいる。(編集/株式会社くらしさ)

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