「桔梗信玄餅」などのお菓子詰め放題!行列必至の工場テーマパーク攻略法

2019.01.05 更新

きな粉がまぶされた餅に黒蜜をかけて食べる「桔梗信玄餅(ききょうしんげんもち)」は、山梨県を代表する銘菓。餅の食感、とろりとコクのある黒蜜のハーモニーは、一度食べたら忘れられない味です。そんな桔梗信玄餅をお得に入手できると話題になっているのが「桔梗信玄餅工場テーマパーク」。桔梗信玄餅をはじめとするお菓子を詰め放題できるだけでなく、アウトレット商品の購入や工場見学、限定スイーツまで楽しめるんです。連日行列ができるテーマパークの攻略法をレポートします!

行列ができる「桔梗信玄餅工場テーマパーク」はお得感満載

「桔梗信玄餅」を販売するのは、創業明治22(1889)年の「桔梗屋」。昭和43(1968)年に誕生した桔梗信玄餅をはじめ、桔梗信玄生プリン、桔梗信玄餅アイス、桔梗信玄餅生ロールなど多くの人気商品を製造販売しています。テーマパーク「ハイジの村」や「森の中の水族館。山梨県立富士湧水の里水族館」なども手掛ける企業です。
▲昭和43年の発売以来、長きにわたるヒット商品となっている桔梗信玄餅

そんな桔梗屋の工場見学をはじめ、大人気のお菓子詰め放題やアウトレット店などを楽しめるのが、「桔梗信玄餅工場テーマパーク」です。11,000平方メートルの広大な敷地の中には、桔梗信玄餅や桔梗信玄生プリンなどを製造する様子が見学できる工場、アウトレット商品を販売する「社員特価販売1/2」、お菓子の詰め放題で人気を博す「グリーンアウトレット1/2」などが点在しています。さらに、お土産・贈答用のショップや各種飲食店のほか、お弁当激安コンビニや手作りアイス工房、そして「餅もちの社」という神社も。「桔梗屋」の魅力をたっぷり体感できるスポットです。
▲中央自動車道・一宮御坂ICを降りて車で約5分。周辺は桃やぶどうの産地として有名な場所柄、果物畑が広がっている

こちらの桔梗信玄餅工場テーマパーク、入場無料で工場見学ができたり、定価の3割引で商品を購入できるアウトレット店があったりと、なにしろお得なことがいっぱい。中でも、220円(税込)で楽しめるお菓子の詰め放題は大人気で、9時のオープンにもかかわらず朝5時に訪れる人もいるほどのイベントなのです。
▲パーク内を案内してくれるスタッフもいる。「わからないことがあったら何でも聞いてください!」と岩間さん(左)と矢野さん。観光バスが発着する朝から案内役に徹する

まずは「お菓子の詰め放題」の長蛇の列に朝イチで並ぼう

私たちが訪れたのは平日の朝8時30分。詰め放題会場になる「グリーンアウトレット1/2」に足を運ぶと、すでに長蛇の列ができています。夏になると朝5時ぐらいから並ぶ人や、深夜に到着し車中泊をしながら待つ人もいるという大盛況ぶり。
▲「グリーンアウトレット1/2」前の行列。多い時は250名の方が列を成す

毎朝9時半にスタートするお菓子詰め放題になぜ行列ができるのかというと、提供される商品数に限りがあるから。混雑時には8~9時の間に整理券が配布されるシステムになっていて、その整理券を求めて連日多くの人が朝早くから列を成すのです。
▲朝8時半に並んで20番をゲット!この日は120番までの整理券が発行された

そもそもなぜ詰め放題を開催しているのか。「桔梗信玄餅」の賞味期限は12日程度のため、期限5日を切ると “売らない”ことにしているそうです。それを以前は廃棄処分にしてきたのですが、もったいないので「社員特価販売1/2」を新設し、定価の3割引で販売してきたのだとか。さらにその中で、期限が翌日・翌々日に迫ってきたものを、一人でも多くの方に食べていただきたいという想いから2003年にお菓子の詰め放題を開始したのです。

3割引は当たり前!半額の商品もあるアウトレットショップ

さて、整理券も見事ゲットできたので、詰め放題がスタートする9時半までパーク内を周ってみることにしましょう。
まずは詰め放題会場のすぐ隣にある「社員特価販売1/2」へ。こちらでは、桔梗屋の商品を3割引から半額で購入できます。
▲「社員特価販売1/2」(営業時間9〜17時。定休日なし)

桔梗信玄餅はもちろん、人気の黒蜜かすてらや信玄桃、信玄軍配、おせんべい、オリジナル飲料まで充実のラインアップ。賞味期限が近い商品だけではなく、多少変形してしまった商品などもお値打ち価格で登場します。スタッフが陳列しているそばから、みるみる無くなっていく光景が店内のいたるところで見られます。
▲山積みにされた「桔梗信玄餅」は定価の3割引!
▲パレットに入れて陳列されているせいか、アウトレット感が倍増!
▲シャインマスカットの果肉を練り込んだギモーヴ(マシュマロの一種)をはさんだ「信玄軍配」もこの価格
▲1個から販売されているので、買った直後においしそうに食べている人も多い
▲人気の「黒蜜かすてら」は、定価118円がアウトレット価格で63円に!(ともに税込)

あまりにも安すぎて、ついつい時間を忘れ買い物に夢中になってしまいます。でも場内アナウンスで詰め放題の整理券番号を呼んでくれるので、心置きなく買い物ができるのも嬉しいですね。

いよいよお菓子の詰め放題に挑戦!果たして何個入れられるか!?

▲一度に15名ほどが詰め放題を体験できる

9時半すぎ、遂に20番が呼ばれました。会場の入り口でビニール袋を1枚渡され、いざ挑戦!パレットいっぱいに並んでいる桔梗信玄餅を見ただけでワクワクします(日によって桔梗信玄餅以外のお菓子も並ぶことがあります)。制限時間はないけれど、袋の口を最後に結んでフィニッシュするのがお菓子の詰め放題のルール。その極意は、まず桔梗信玄餅を入れるビニール袋を破れない程度に力いっぱい伸ばすことです。
▲まずはビニール袋を破れない程度に上下左右によ~く伸ばす。破れてしまうと失格になるが、再び袋をもらえる

充分に伸ばしたら、桔梗信玄餅の結び目を外側に向け縦にして円を描くように入れていくのもコツとか。
▲桔梗信玄餅を縦にして入れていくとすき間なく詰められる

コツに従って縦にして詰めていき、隙間にもグイグイッと。ちょっとつぶれちゃうかな?と思っても躊躇しないで力いっぱい押し込んでいきます(笑)。
▲時間制限がないので、自分で満足できるまで慌てず入れていくべし!

詰め終わり、ビニール袋の口を結ぶことができれば詰め放題成功!となりますが、このビニール袋を結ぶのが至難の業。なかなか結ぶことができません。なんとか結び目を作り、詰め終わることができました。最後に結び目のチェックをしてもらいOKが出たら代金220円(税込)を支払います。
▲平均で12、3個入れられるそうですが、結果は9個…
▲こちらのお父さん、キレイに詰めたので12個ゲット!

ちなみに桔梗信玄餅の定価は2個入で306円(税別)。お菓子の詰め放題は220円(税込)なので、12個入れたとなると1個あたり約18円でゲットできたということに!!驚きの安さに、毎日朝早くから行列ができるのも納得ですね。こんなに安かったら、月1で通いたいかも~!

桔梗信玄餅が製造される工場を見学

9個という不甲斐ない詰め放題の結果でしたが、気を取り直して次は工場見学に向かうことに。
工場の見学は無料。平日は10~17時、土・日曜、祝日は10~17時半の間の特定時刻に予約なしで見学ができるんです。
▲総務部の鈴木桂(けい)さんが特別に工場内を案内してくださいました

「こちらの工場では、1日に約12万個出荷される桔梗信玄餅をはじめ、和と洋を融合させた桔梗信玄生プリン、桔梗信玄餅の黒蜜をたっぷり染み込ませた桔梗信玄棒を主に製造しています」(鈴木さん)。

今回は、「桔梗信玄餅」の製造をじっくり見させてもらいました。
▲近隣の小学校も社会科見学に訪れていました

まず、もち米と水飴、グラニュー糖を練って1晩寝かせられた餅を、機械に投入しているところが目に飛び込んできました。
▲つやつやした餅は見るからに美味しそうですね

次に、餅が3つに切り分けられ、きな粉をまぶされた状態で流れてきます。
▲餅を機械へ流し込むと、きな粉がまぶされた状態で出てくる

そして黒蜜をカップの上に置いて包装していくのですが、驚くことに包装は手作業です!その理由を鈴木さんに尋ねると、「ふんわりと温かみのある包装は、機械には出せないので、人の手にこだわっています」と教えてくれました。その後の箱詰めも、もちろん手作業だということは言うまでもありませんね。
▲餅もきな粉も黒蜜も、添加物無添加を心がけている。そのため賞味・消費期限が短い
▲この手作業が、やわらかい雰囲気を作り出す
▲1個5~6秒というスピードで次々に包まれていく
▲製造ラインは約10名ほどのスタッフが1グループ1ラインになっていて、計4ラインある
▲桔梗信玄餅を包むビニールや袋、箱などの包装物は風呂敷をイメージした。これは桔梗信玄餅が誕生してから今まで変わらない

美術館や包装体験まで!まだまだ続く桔梗信玄餅工場テーマパークの楽しみ方

見学ルートを終えた先は、「お菓子の美術館」になっています。ここでは、お菓子の素材を使って日本の四季の花々を表現した作品を展示しています。花びら1枚1枚までお菓子で制作されていて、その芸術性には目を見張るものがあります。
▲入館料はもちろん無料。工場見学したその足で観覧できる

順路に沿って進んでいくと、美術館のすぐ隣に桔梗信玄餅の包装体験コーナーが!後述するテーマパークカフェ横にて受付をしたら、スタッフの手ほどきを受け、早速体験してみました。
▲必要なものが1セットになっている「桔梗信玄餅の包装体験」(390円・税込 ※桔梗信玄餅4個分)

簡単そうに見えましたが、実際にやってみると、四隅をキチンと整えたりきれいな結び目を作ったりするのが結構難しい!どうしてもぎこちなくなってしまい、これでは売り物として到底出せない仕上がりになってしまいました。1個5~6秒であれほど美しく包めるとは、さすが職人技ですね。
▲両手の中指でビニール紙をしっかりと商品の下に入れ込んでキチッとさせるこの工程が重要
▲その後もいくつかの工程を経て、楊枝を差し込んだら完成!包装した商品はお土産として持ち帰れるなんて、お得すぎ~

限定スイーツが楽しめる和カフェで、ほっと一息

包装体験コーナーを後にすると、どこからか甘い香りがしてきました。ドリンクスタンドのような「テーマパークカフェ」を発見!こちらでは、桔梗信玄餅をトッピングした大人気のソフトクリームや揚げパンなど、桔梗屋オリジナルスイーツを販売しています。
▲東治郎一宮店奥にある「テーマパークカフェ」(営業時間9〜18時。定休日なし)

1番人気は「桔梗信玄ソフト+」。ソフトクリームの周りに桔梗信玄餅が3つ、桔梗信玄棒が1本添えられ、その上からきな粉と濃い黒蜜をたっぷりかけたボリューム満点の一品です。なめらかで甘すぎないソフトクリームに、香ばしいきな粉とコク深い黒蜜の風味が絡んで、ちょうど良い甘みを楽しめます。
▲きな粉と濃い黒蜜とソフトクリームの相性がバッチリ
▲1日に2,000個も売れることもある人気商品「桔梗信玄ソフト+」(500円・税込)

一緒に注文した「桔梗信玄しるこ ※秋冬限定」にも、きな粉がまぶされた餅が3つ。おしるこの温かさでさらに柔らかくなった餅を箸で取ると、びょ~んと長く伸びます。慌てて口の中へ運ぶと、あんこの風味豊かな味わいとモチモチの食感を楽しめました。
▲秋冬限定メニュー「桔梗信玄しるこ」(500円・税込)。夏になると「天然氷のかき氷」等が登場するそう

桔梗信玄餅工場テーマパークには「水琴茶堂 一宮店」や「イタリアントマトクラブ」などいくつかの飲食店が点在しています。目的や好みに応じて選んでみて!
▲「水琴茶堂 一宮店」は、ほうとうやうどん・そばなどの食事メニューから甘味まで揃う、和の趣がある落ち着いたお店(営業時間10〜15時。定休日なし)

定番からコラボ商品まで!桔梗屋の商品が勢揃いするショップ

最後に訪れたのは、パーク内の東側に位置する「桔梗屋東治郎 一宮店」。こちらは、桔梗屋の商品を販売しているショップです。桔梗信玄餅はもちろん、お土産・贈答用としても喜ばれる桔梗屋の各種銘菓、各企業とコラボした商品、オリジナルグッズなども販売しています。
▲桔梗屋の人気商品が一堂に集まる(営業時間9〜18時。定休日なし)

この日も、両手に抱えきれないほどの商品を手に吟味している観光客など、店内は人、人、人。人混みをかき分けていかないと目的の商品まで辿りつけないほどです。この光景が毎日だというから、その人気ぶりは凄まじいです。
▲生クリームときな粉のコクがあり、とろけるような風味が特徴の「桔梗信玄生プリン」(4個入910円、12個入2,700円※ともに税別)
▲不二家とコラボした「桔梗信玄餅ミルキーバウムクーヘン」(1個240円・税別)
▲桔梗信玄餅の食感と黒蜜のコク、きな粉のふんわりとした甘みが再現された「ガリガリ君リッチ 黒みつきなこもち」(130円・税別)
▲オリジナル商品の中にはキティちゃんシリーズもある。キティちゃんラバーキーホルダー(500円)、オリジナルストラップ(680円)、プチマスコット(350円)※すべて税別

お菓子の詰め放題にはじまり、アウトレットショップでのお買い物や工場見学、さらには限定スイーツまで桔梗屋の魅力を余すところなく堪能できる「桔梗信玄餅工場テーマパーク」。楽しいだけでなく、お得感がたっぷり味わえる夢のようなテーマパークでした。帰りは両手いっぱいに戦利品を抱えて帰ること間違いなしのこのスポットを、ぜひ一度体験してみてください。
▲パーク内にある神社「餅もちの社」で参拝することもお忘れなく
平岡宏枝

平岡宏枝

ライター。毎日を楽しく幸せに過ごせるような小さな発見をしていけたらと、 日々アンテナを張り巡らせています。 (編集/株式会社くらしさ)

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