「スパワールド 世界の大温泉」の見どころと楽しみ方!大阪のド真ん中で世界のスパ巡り

2018.12.20 更新

大阪・通天閣のそばにある「スパワールド 世界の大温泉」。1997(平成9)年開業の、大阪のド真ん中で世界各国の温泉浴場と岩盤浴が体験できる、ワールドワイドな温泉テーマパークです。さらにプールやフードゾーン、ホテルなども併設されまさに至れり尽くせり。そんな魅力たっぷりのスパワールドの楽しみ方をご紹介します。

▲スパワールドを象徴する「古代ローマ風呂」(画像提供:スパワールド)

「スパワールド 世界の大温泉」は、JR環状線・新今宮駅東出口から徒歩3分ほど、地下鉄御堂筋線・堺筋線の動物園前駅5番出口からすぐの場所にある天然温泉施設。世界各国の浴場を模した14種類のお風呂と8種類の岩盤浴が楽しめます。ほぼ24時間営業(朝は館内点検のため、一部入館・入浴できない時間帯があります)で、日帰りで楽しめるのはもちろん、手頃な料金で宿泊できるホテルも併設されています。
▲近くには天王寺動物園や日本一高いビル「あべのハルカス」があり、USJへはJRを使って25分ほどで行けます。大阪の有名観光地へのアクセス抜群!
▲スパワールドから眺められる大阪の名所「通天閣」は、歩いて約5分の近さ

周りには数多くの大阪名物の建物や観光地があり、大阪観光に遠方から訪れた旅行者にはとても便利な施設です。アクセスが良いので、関西在住者も利用しやすいですね。

大規模な施設なのにリーズナブル!いざ、スパワールド館内へ

▲入館ゲートは外階段を上がった2階です。温泉や岩盤浴、ホテルなどすべての受付が集まっています

館内に入ったら、券売機で入館チケットを購入します。中学生以上は1,200円~、小学生以下1,000円~(時間や時期によって変動あり)。これで男女それぞれ7種類あるさまざまなスタイルの温泉と、プールまで利用できちゃうんです(館内着やアメニティ利用料も含まれます)。
▲10~24時の時間帯であれば、追加料金なしで満喫できます(深夜割増料金は一律1,300円および入湯税150円)

受付では、入館チケットと引き換えにリストバンドをもらいます。リストバンドは館内での飲食やエステ、自動販売機などの支払いに使い、帰りに一括精算します。
▲リストバンドを手首にはめておけば、紛失の心配もないですね

スパワールドには8種類の浴室を備えた「世界の岩盤浴」もあり、そちらもオススメです。
受付と同じフロアにある岩盤浴受付で申し込み、専用バッグを受け取りましょう。バッグの中には岩盤浴専用館内着と、汗を拭いたり床に敷いたりすることができるビッグサイズのバスタオルが入っています。岩盤浴は中学生以上のみ利用でき、別途料金800円が必要。リストバンドで支払います。
▲岩盤浴受付。専用の館内着は着心地の良い素材で、汗をかいても匂わないそう

浴場は4階のヨーロッパゾーン、6階のアジアゾーンの2つに分かれていて、月ごとに男女が入れ替わる仕組みになっています(営業時間10:00~翌8:45)。ちなみに女性は、偶数月にアジアゾーン、奇数月にヨーロッパゾーンを利用できます。
▲2階からはエレベーターで、4階または6階へ上がります。更衣室は各階にあります

いよいよ「世界の大温泉」へ!まずはヨーロッパゾーンから

スパワールドのお湯は、地下850mから汲み上げた単純温泉。肌に負担のかかりにくい、優しいお湯を使用した天然温泉です。

では、4階のヨーロッパゾーンにある7種類のお風呂からご紹介しましょう。スパワールドは、ワンフロアにさまざまな国のスタイルの浴槽を配置し、周りにはその国の雰囲気を魅力的に演出しています。各国のお風呂を自由に行き来し、まるで旅するように楽しめます。
▲いきなりインパクトある景色が!「古代ローマ風呂」です(画像提供:スパワールド)

浴室入口から入って、まず目に飛び込んでくるのがスパワールドを代表する「古代ローマ風呂」。トレビの泉をイメージした大浴場です。まるで映画の世界のような光景が目の前に!どの浴槽も、お湯の温度は40度程度なのでゆっくり温まることができます。
▲浴槽のそばには、映画『ローマの休日』で有名になった「真実の口」が。嘘や偽りの心を持つ者が手を入れると噛まれてしまう!?(以下、撮影のため特別にバスタオルを巻いています)

続いて、イタリアのカプリ島にある「青の洞窟」をイメージした浴場へ。壁面は、髪や肌に潤いを与え新陳代謝も高めるといわれる“Gガイア鉱石”で囲まれています。描かれたカプリ島周辺の風景とエメラルドグリーンに照らされた浴槽のコントラストが、とっても神秘的。
▲イタリアの海と、お湯の気持ち良さにうっとり

まだまだユニークな温泉が続きます。

「アトランティス」は、一夜にして海底深く沈んだといわれる伝説の同名都市をイメージした浴場。寝湯の前に設置された壁面の水槽では、約20種類の熱帯魚が気持ちよさそうに泳いでいます。
▲湯の中に横たわりながら熱帯魚を眺めていると、本当に海の底にいるような気分に

外の空気を吸ってリフレッシュするため、露天風呂へ行ってみましょう。
▲「スペイン」は、圧倒的な開放感とダイナミックな打たせ湯が魅力の露天風呂です
▲こちらは明るい太陽光が降り注ぐ「地中海」。まるでプールのように広い露天風呂で、「スペイン」の隣にあります(画像提供:スパワールド)

開放感いっぱいの露天風呂でしばしリラックスしたところで、再び屋内に戻ります。
▲「ギリシャ」は月替わりのハーブの香りで人気。こちらを目当てに訪れるリピーターも多いとか(画像提供:スパワールド)

ヨーロッパゾーンで最後に紹介するのは「フィンランド」。フィンランドといえばサウナが有名ですよね。こちらでは2種類のサウナと水風呂、そして壺風呂が楽しめます。
▲サウナは高温と低温の2種類。水風呂との交代入浴で毛穴を引き締めるのがフィンランド流。温浴効果がアップします(画像提供:スパワールド)
▲40度に満たないぬるめの壺風呂は4つ。泡の感触も気持ち良く、一度入るとなかなか出て来られないという大人気の浴槽です。左にあるのは水風呂

ローマやスペイン、北欧のサウナなどを旅行で巡っている気分に。幻のアトランティスまであって、まさにエンターテインメント要素たっぷりのヨーロッパゾーンでした。

続いてアジアゾーンへ。どんなスタイルのお風呂が楽しめる?

今回は特別に、6階のアジアゾーンにも入浴させていただきました。こちらにも7種類の浴槽があります。
▲エキゾチックな雰囲気漂う「イスラム」(画像提供:スパワールド)

こちらは、イスラム伝統のモスクの中庭を再現したハンマーム(公衆浴場)。天井に届きそうな高いアーチに極彩色のタイルなど、異国情緒たっぷりの空間です。浴槽のそばには打たせ湯やスチームサウナもあり、血行促進に効果的です。
▲ペルセポリス宮殿をモチーフにした「ペルシャ」

古代ペルシャの宮殿に迷い込んだかのような感覚に浸れる「ペルシャ」は、入口に立つ存在感たっぷりの像が目印。奥には横になってお湯につかる寝湯が、手前には足湯につかりながら、背もたれに温かいお湯が流れる座湯があります。体に負担をかけにくく、友人とおしゃべりしながらリラックスした入浴を楽しめます。
▲「バリ」は、まるで森の奥の泉にいるような神秘的な雰囲気が魅力。石像やレリーフはバリから直接取り寄せたそう

日本スタイルのお風呂も3つあります。
まずご紹介するのは露天スタイルの「渓流の湯」。湯船は高温、中温、低温の3段階に分かれています。好みの温度の湯船でじっくり温まることができますよ。
▲せせらぎを聞きながら、まさに温かい渓流につかっているような気分に(画像提供:スパワールド)

「渓流の湯」の手前にある「山里の湯」は、日本の秘湯をイメージしています。高野槇(こうやまき)をぜいたくに使った角風呂は情緒たっぷり。隣には、源泉掛け流しの湯をたっぷりと味わえる壺湯も2つ設置されています。
▲吹く風が心地良い高野槇角風呂。山奥の温泉宿のような佇まいです(画像提供:スパワールド)

残りひとつは、大阪のシンボルである大阪城を眺めながら入浴できる「大檜(ひのき)風呂」です。広い湯船のそばには、体が濡れたままでも休憩できる畳が!お殿様、お姫様気分に浸ることができます。
▲リラクゼーション効果のある、檜の香りに満ちたお湯が楽しめる「大檜風呂」(画像提供:スパワールド)

アジアゾーンには、最新技術を駆使した「ドクタースパ」もあります。高濃度酸素とマイクロバブルの泡が疲れをほぐしてくれる酸素風呂をはじめ、水素風呂、炭酸風呂の3種類があります。
▲3種のお湯で身体の中から美しく。どれから入ろうか迷いますね(画像提供:スパワールド)

ひとつのフロアだけでもこれだけのお風呂があって大満足です!各階にはレストルームも完備されているので、体調をみながら適宜利用しましょう。

アロマの香りに満たされながらリラックス!「世界の大岩盤浴」

スパワールドは、お風呂のほかに岩盤浴も充実しています。それが3階にある「世界の大岩盤浴」です(営業時間10:00~翌6:00)。こちらの特徴は、なんと8つの国の岩盤浴が楽しめること。それぞれ効能が違うので、目的に応じて好みの岩盤浴をじっくり楽しんでも良いですし、掲示してあるモデルコースを順に体験するのもおすすめです。
※岩盤浴の利用は中学生以上に限ります。
▲「トルコ(石温宮)」を中心に、ぐるりと各岩盤浴の部屋が並んでいます

今回は、旅の疲れをとるのにぴったりな「疲労回復おすすめコース」を体験。イスラエル、ロシア、アイスランド、オーストリア、トルコ、カナダの順に入浴していきます。

まずは死海をイメージした「イスラエル(塩熱宮)」から。ミネラル豊富な白色岩塩を通じて、じんわり体が温められます。さらに七色に変化する照明のカラーセラピー効果もあり、心底リラックスできます。
▲敷き詰められた岩塩が、背中にグリグリと心地いい。マッサージ効果も期待できるかも?!

一つの部屋で、15~20分かけて仰向け・うつ伏せ寝を交互に繰り返して体を温めましょう。便秘や冷え性の人は、少し長めにうつ伏せ寝をすることで症状が和らぐといわれています。
▲ぼんやりとしたオレンジ色の光に包まれた「ロシア(香蒸宮)」(画像提供:スパワールド)

「ロシア(香蒸宮)」は、バーニャといわれる蒸し風呂をイメージした岩盤浴。伝統的なペチカ(暖炉兼オーブン)を模した炉に水をかけることによって、発生する蒸気が発汗を促します。
▲「アイスランド(冷風宮)」でクールダウン。温かい岩盤浴と交互に利用することで、自律神経のバランスを整える効果が期待できます

坑道をイメージした「オーストリア(鉱暖宮)」では、体温とほぼ同じ38度に保たれた“テピダリウムベッド”に横たわります。
▲オーストリアのバドガシュタイン地方で採れる貴重な鉱石を使用したラドン浴(ラジウム温泉)を体験できます(画像提供:スパワールド)

岩盤浴フロアの真ん中にある「トルコ(石温宮)」は、ハマム(公衆浴場)の日光浴をイメージした空間です。部屋の真ん中に地球儀が浮かび、室内の明かりで昼夜を演出。昼モードでは人工太陽照明を浴びながら、夜モードでは天井に映し出される星空を眺めながらロマンチックな気分に浸れます。
▲床からのじんわりした温もりを感じながら、幻想的な星空とゆっくり回る地球儀を眺めていると、時間が経つのを忘れます
▲高濃度酸素が放出される「カナダ(森温宮)」は、森林浴空間を再現したモダンな雰囲気。なんとテレビ付きのリクライニングシートに座って入浴します(画像提供:スパワールド)

以上で「疲労回復おすすめコース」は終了。岩盤浴フロア全体を包む良い香りと心地よい室温。ほどよくじんわり伝わってくる熱で温まり、緊張感もほぐれます。思わず「ああ、気持ちいい」と声に出してしまいそうになりました。

今回体験した浴室のほかに「エジプト(楽熱宮)」と「韓国(薬熱宮)」もあるので、そちらもぜひ体験してみてくださいね。
▲特殊なセラミックを使った石のピラミッドがそびえる「エジプト(楽熱宮)」。ここから発せられる強力な遠赤外線と蒸気が、身体を芯から温めます
▲汗蒸幕(ハンジュンマク)をイメージした「韓国(薬熱宮)」では、壁面を覆う溶岩鉱石から放出される輻射熱と遠赤外線によって、発汗が促されます(画像提供:スパワールド)

温泉と違い、男女一緒に楽しめるのが岩盤浴の魅力。カップルやグループに人気です。

スパワールドは、食事やエステ、ホテルも充実!

岩盤浴と同じ3階には、フードゾーンと各種リラクゼーションもあります(営業時間は店舗によって異なる)。
フードゾーンは、120席分の椅子やテーブル、お座敷が用意された広い空間に、お好み焼きの「鶴橋風月」や串かつ「にんにん」など大阪の有名店を中心とした8店舗が集まります。
▲グルメコートで購入できる大阪名物「大たこ焼き」(450円)。大阪に来たら粉モンは欠かせませんね

リラクゼーションのエリアには、美容整体や足ツボマッサージ、タイ式セラピーや本場韓国のあかすりなど5店舗のサロンが軒を連ねます。身も心も存分にほぐしてもらえますよ。また、4階と6階にもリラクゼーションやエステがあります。
▲24時間利用できる「レストルーム」も用意されています。椅子やテレビが用意された部屋もあります(画像提供:スパワールド)

他にも子ども用のプレイエリアをはじめ、スポーツジムやヘアサロンなど館内には多彩な施設が充実。7タイプの客室をそろえたホテルも併設されています。宿泊料金は、とてもリーズナブルになる時期もあるのでぜひチェックしてみてください。お風呂とセットの宿泊パックもあるので、観光地を巡った後に泊まってお風呂や岩盤浴を楽しんでも良いですし、こちらで丸1日満喫しても良いですね。
▲4階にある「KIDDY PARK」は、家族連れに大人気。入館料に別途追加料金がかかりますが、時間制限なし(お盆を除く平日)で遊べるのがうれしいですね(画像提供:スパワールド)
▲ホテル内のすべてのお部屋から通天閣が眺められます(画像提供:スパワールド)

1年中楽しめる!8階には巨大プール「スパプー」も

スパワールドの最上階は、巨大なウォータースライダーを備えたプールゾーンになっています(営業時間10:00~19:00 ※土・日・祝日は~22:00)。屋内だから年間を通じて利用OK。プール利用料は入館チケットに含まれるから、かなりリーズナブルです。有料でレンタル水着があるので、手ぶらで来ても大丈夫。流水プールで、同じフロア内には水深の浅い子ども用プールもあり、家族連れにも大人気です。大阪人には「スパプー」の愛称で親しまれています。
▲「パニックトルネード」は、全長150mのロングチューブの中を巨大浮き輪に乗って滑走!まさにスリルと興奮のウォータースライダーです(画像提供:スパワールド)
▲傾斜70度の水の壁に翻弄される!ダイナミックな「続・ぞくぞくバーン」(画像提供:スパワールド)

同じフロアには、バーデゾーンもあります。広い空の下で開放感たっぷりの入浴を楽しめるジャグジーもありますよ。水着を着ているから、男女混浴で楽しめるのが魅力です。
▲バーデゾーンの「展望風呂」。昼も良いですが、夜景の広がる夜がおすすめです(画像提供:スパワールド)

いかがでしたか?エンターテインメント的な要素がたっぷり詰まったスパワールドでは、ほかにも季節や期間限定の企画やイベントが盛りだくさん。来館者を飽きさせない工夫で、まさに温泉をメインにしたテーマパークです。
▲癒されながらとことん楽しめる「スパワールド」は、旅行にぴったりのスポット

種類豊富な温泉に癒されるもよし、プールで遊びまくるもよし、ホテルでゆっくりくつろぐもよし。大阪に来たら、観光にも便利な大阪のド真ん中にある“世界の大温泉”を体験してみてはいかがでしょうか。
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國松珠実

國松珠実

大阪エリアの女性ライターズオフィス「おふぃす・ともとも」所属。人と話すのが好きで店舗や企業取材を得意とする。また旅行好きが高じて世界遺産検定1級を持っている。 編集/株式会社くらしさ

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