商都大阪の中心エリア・北浜観光で立ち寄りたい川沿いカフェ3選

2019.04.17 更新

北浜エリアは、大阪取引所をはじめ証券会社や銀行が立ち並ぶビジネス街。同時に、レトロ建築で有名な「大阪市中央公会堂」や、3千株以上のバラが咲く「中之島公園」もあり、都会と自然がうまく溶けあったエリアとして観光客にも人気です。一歩離れた土佐堀川沿いには、眺めの良さが自慢のカフェもぞくぞく登場。そこで今回は、大阪観光のついでに立ち寄りたい、北浜エリアの川沿いカフェを3店ご紹介します。

▲こんな風景を独り占めできるカフェをご紹介します

川向かいにはバラ園が。「北浜レトロ」で英国風ティータイム

京阪電鉄ならびに大阪メトロ線・北浜駅から徒歩約1分。ビルの間に、存在感のあるティーポットの看板とユニオンジャックがはためく建物があります。こちらが「北浜レトロ」。北浜界隈のカフェの先駆けになったお店です。
▲2階建ての建物の屋根を彩るペパーミントグリーンを、店では「レトロカラー」と呼んでいるそう

この建物は、もともと証券の仲買業者の社屋として1912(明治45)年に建てられたもの。その後、廃ビル同然の状態でしたが、現オーナーの小山壽一(じゅいち)さんが「価値のある建物をどうにか再生させたい」と1996(平成8)年に買い取り、建築当時の姿に戻すべくリノベーションしました。店内にあるアンティーク家具や電気スイッチ、絵画などは自ら英国で買い付けたものだそうです。
▲1階はテイクアウト用のケーキやスコーン、紅茶などが並ぶショップスペースになっています。カフェスペースは2階
▲約40席ある2階の天井にはシャンデリアが。そして壁に飾られた何枚ものアンティークの看板は、オーナーの小山さんのコレクションの一部。店員さんも知らぬ間に変えられていることもあるとか

メニューは、ドリンクなどが付いたセットメニューが中心。非日常を味わいに訪れるお客さんが多いせいか、一番人気のメニューは「アフタヌーンティー」(1人前2,500円)。選べるケーキ1つにスコーン2種、フィンガーサンド、ドリンクが付いています。
▲これで1人前。最上段のプレートには「山盛りベリー」のケーキ、真ん中のプレートには「苺ミルク」と「チョコチップ」のスコーン。下のプレートには、ハムとキュウリを挟んだフィンガーサンドがのっています

大きめのケーキは日替わりで20種類あり、スコーンは12種類の中から選べます。ドリンクもコーヒ2種類、紅茶は約20種類から選択可能。どれにしようか迷うのも楽しいですよね。
▲1階のショーケースに並ぶ色とりどりのケーキ類は、カフェでも提供されます

スコーンにはホイップクリームとジャムが付いています。この日のジャムはブルーベリーとマーマレード。ちなみに苺ミルクのスコーンは唯一ハート型で、特に女子に人気なのだそう。
▲ドリンクは、人気ナンバーワンの「北浜ブレックファスト」をチョイス。数種類をブレンドした、コクのあるオリジナル紅茶です

他のメニューで人気なのはサンドウィッチ。ドリンクとセットで、12種類あるサンドウィッチからどれを選んでも1,800円です。ミックス(ハム、卵、サラダ)や、ハム&完熟トマトなどヘルシー系のものや、ローストポーク(BBQソース)やスモークサーモン、完熟トマト&クリームチーズなど、男性も喜びそうなしっかりした味わいのメニューも用意されています。
▲「名物 ふわふわオムレツ・サンドウィッチ」。卵6個を惜しげもなく使っています。ポテトサラダとキュウリ、レタスのサンドウィッチとともに

お皿からはみ出さんばかりのボリューム満点のサンドウィッチ!頬張りながら家族や友人とおしゃべりすれば、きっと楽しい時間になるはずですよ。
▲土佐堀川を隔てた向かい側には、中之島公園のバラ園が

こちらのお店は、川沿いにテラス席はありませんが、土佐堀川を隔てた向かい側に、ちょうどバラ園が広がる絶好のロケーションです。バラが咲く5月頃は混雑が予想されますが、普段は平日の夕方以降が比較的空いているそう。北浜で英国のティータイムを楽しむべく、訪れてみてはいかがでしょうか。

クセになる揚げパンと個性豊かなメニューで人気の「MOUNT」

同じく北浜駅から徒歩3分ほどのところにある「MOUNT(マウント)」。ガラス張りの入口から、一番奥にあるテラスまで、ほぼ遮るものがない広々としたお店です。
▲店名は、お店が入るヤマニビルと山本店長の名前に共通する「山」から。「山という字には成長するという意味があるそう。私の気持ちにピッタリでした」(山本店長)
▲1階と地下、テラスと合わせて約80席。コンクリートとアイアン、木に囲まれた空間です
▲地下は窓がありませんが、落ち着くからと好んで利用するお客さんもいるそう

人気のメニューは、揚げたコッペパンに砂糖をまぶした「揚げパン」。3種類あり「シナモンシュガー揚げパン」(350円)や「チョコレート揚げパン&パリパリチョコ」(550円)など、ひとひねりあるメニューがそろっています。
▲カウンターに並ぶ揚げパン。テイクアウトもできます
▲こちらは「キャラメライズベーコン&シナモンシュガー揚げパン」(450円)。ハチミツでキャラメリゼされた甘みのあるカリカリベーコンに、シナモンとハニーマスタードが良いアクセントを与えていて、クセになるおいしさ!

スイーツ系なら、デニッシュを使ったプディングがおすすめ。卵と牛乳で作った昔ながらのプディングに、京都のデニッシュ専門店「ANDE(アンデ)」のパンをのせています。「本当においしいと思ったものを使っています」と山本店長。
▲「ラズベリーチョコレートブレッドプディング」(400円)は、ベリーのつぶつぶ食感と酸味がアクセント。卵と牛乳のシンプルな甘みが生きたプディングと、パンの食感との組み合わせも抜群。あっというまに平らげました
▲川の向こうに大阪市中央公会堂の建物が見えます。風景を楽しんだり、読書をしながら過ごしたりするお客さんも多いとか

テラス席の目の前は土佐堀川です。川面を渡る風を感じながら行き交う船を眺めていると、気持ちがリセットされるようですね。
▲人気の「ポテサラコッペぬか玉付きお好み焼きチーズ」(450円)とホットコーヒーで一息。ボリューム満点のポテサラと、スライスしたリンゴの食感、自家製のぬか漬けした卵の酸味がクセになる一品です

2017年1月にオープンしたMOUNT。週末は混み合うことも多いそうですが、平日の午前中ならゆっくり静かに過ごせるそうですよ。

面白いことに夢中な、元イタリアンシェフのカフェ「アンドアイランド」

先ほどの「MOUNT」から西へ歩いて1分もかからない距離にある「&ISLAND(アンドアイランド)」。ポストカードやチラシがセンス良く飾られた店頭のボードや、ガラスに描かれたカラフルなイラストが目印です。
▲2016年8月にオープンして以来人気のカフェ「アンドアイランド」。ランチやディナーメニューが充実し、アルコールも豊富に取りそろえています
▲店内は入口手前にテーブル席と、奥にはソファ席やちょっとした個室も。テラスとあわせて55席ほどです
▲テラスと店内を仕切るガラスには、「PHOTO SPOT!!」や「go to the Terrace」などの案内がイラスト付きで描かれています
▲川を隔てた向こうに、大阪市中央公会堂が立っています

スイーツメニューは約10種類のケーキやマフィンなどがありますが、中でもおすすすめは「ティラミス」(500円)。マルサラワインとエスプレッソを十分に効かせた、本格的な味が楽しめる一品で、舌の肥えた北浜のビジネスマンにも好評なのだとか。
ドリンクメニューは人気のフローズンドリンク(3種類)の他、さまざまな種類があります。
▲フローズンドリンク「ロッテルダム(ミックスレッドベリー)」(700円)と一緒に。パッションフルーツ、マンゴー、オレンジジュースにライム、さらにババロアまで入った盛りだくさんな一杯です

食事メニューもあります。ランチには具沢山のサンドウィッチや、じっくり火を入れ柔らかい薄さにスライスしたローストビーフを使った丼など、お腹を満たすメニューが充実しています。
▲サンドウィッチは季節の野菜などを取り入れるなど、内容もボリュームもたっぷりで種類も豊富
▲「乾シェフの溢れんばかりガッツリローストビーフ丼」(980円)。ローストビーフの上にとろりとかかった半熟卵が食欲をそそります。ポン酢ベースのタレでいただきます

ディナーには、タパス類や奈良産の無農薬野菜をふんだんに使ったサラダをはじめ、茶美豚のスペアリブなど肉料理も充実しています。旬や時期によってメニューが変わるので、初めての人はもちろん常連さんも毎回楽しみに通ってくるとか。
▲メニューのほとんどが、窪田店長の考案したレシピ。窪田店長は元イタリアンのシェフだそう

「メニューを作る時は、一品ごとにストーリーを持たせることを大切にしています」という窪田店長。

「例えばリラックスしてもらえるドリンクを考案するなら、誰がどこでどんな雰囲気で飲むかをイメージして、それに合う材料や味を考えます。ネーミングを考える時には、人や都市の名前など、どんどんアイデアを出して、そこから固めていくんです」と、とっても楽しそうに語る姿が印象的でした。
▲テラスの様子。ロケーションの良さから、よくCMなどにも使われるそう

窪田店長のこだわりがいっぱい詰まった「アンドアイランド」は、一歩店内に入るだけでウキウキした時間を過ごせそうなカフェでした。
北浜の川沿いにあってロケーションも抜群ですが、3店ともしっかりした個性を持ったすてきなカフェでした。3店とも徒歩で巡れる距離にあるので、自分に合うカフェを見つけにハシゴしてみてもいいですね。

※記事中の価格表示はすべて税込です
國松珠実

國松珠実

大阪エリアの女性ライターズオフィス「おふぃす・ともとも」所属。人と話すのが好きで店舗や企業取材を得意とする。また旅行好きが高じて世界遺産検定1級を持っている。 編集/株式会社くらしさ

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