ニセコでスキー帰りにおすすめの日帰り温泉5選!

2019.02.10 更新

北海道のニセコは世界的に有名なウィンターリゾート地。複数あるゲレンデでサラサラなパウダースノーを楽しめるとともに、汗を流し、疲れを癒せる温泉が数多くあるのが魅力です。源泉かけ流しの温泉や美肌の湯など、泉質自慢の施設が多いのも特徴。ここでは、スキー帰りに便利なゲレンデ至近の温泉施設2つと近隣にある美湯の温泉施設3つ、あわせて5カ所を紹介します。

▲雄大な風景を眺めながら滑った後は、深い雪に囲まれた露天風呂で源泉かけ流しの湯を堪能しよう

世界中からスキーヤーが集まるニセコエリア

ニセコエリアは、ニセコ町をはじめ倶知安(くっちゃん)町や蘭越(らんこし)町などいくつかの町村にまたがるエリアの総称。札幌市内や新千歳空港から車を利用して2時間前後で行くことができます。
▲ニセコエリアの各所から眺めることができる羊蹄山(ようていざん)。この地域のシンボル的な存在です

標高1,308mのニセコアンヌプリの裾野には広大なスキー場が4つあります。どのスキー場も、国内外からパウダースノーを求めてスキーヤーやスノーボーダーが集まり賑わっています。時には「ここは外国なのでは」と錯覚してしまうほど、外国人の姿のほうが圧倒的に多いということも。
▲ニセコアンヌプリの斜面一帯にゲレンデが広がります(写真提供:ニセコアンヌプリ国際スキー場)

まずは、スキー場至近で気軽に日帰り入浴を楽しめるおすすめの温泉を2カ所紹介します。

ゲレンデ近くの美肌の湯「いこいの湯宿 いろは」

はじめに紹介するのは、ニセコアンヌプリ国際スキー場に隣接している「いこいの湯宿 いろは」(以下、いろは)。
ニセコアンヌプリ国際スキー場は、ゲレンデのコース幅が広くて難易度の低いコースが豊富なため、初級者やファミリーでも安心して楽しめるのが特徴です。
▲見渡しがよく広々としたゲレンデ(写真提供:ニセコアンヌプリ国際スキー場)

いろはとニセコアンヌプリ国際スキー場は車で1分程度、歩いても5分もあれば行き来することができます。

さらに、冬の雪道で車を運転するのが不安という人に嬉しいニュースがあります。JR札幌駅前からJR小樽駅前を経由してニセコエリアまで走る高速バスの終点が、ここ「いこいの湯宿 いろは」なのです。これは便利!
▲いろはの玄関前に高速バスのバス停があります。アクセス楽々!(写真提供:いこいの湯宿 いろは)

温泉宿ですが、日帰り入浴も可能(中学生以上800円、小学生400円)。しかも21:00(退館22:00)まで受付をしているので、日没まで思いきりスキーやスノーボードを楽しんだ後でも、汗を流しゆったり過ごすことができます。

浴場は男女とも源泉かけ流しで、露天風呂が1つずつあるほか、内湯には大きな浴槽が2つと寝湯が1つずつあります。
▲内湯からはガラス越しに雪景色を眺めることができます

泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩泉」といい、肌表面を柔らかくして皮脂や古い角質を洗い流すような作用があると言われています。
また、肌の新陳代謝を促しセラミドを整えると言われているメタケイ酸を多く含んでいるのも特徴。メタケイ酸は美容液をはじめ化粧品類に含まれていることが多い物質。全身で美容液に浸かっているかのような、まさに「美肌の湯」を堪能できるのです。

湯に数分浸かり、湯船から出ると身体はポカポカ。肌がツルンとした印象です。このあと、内湯から雪が舞う露天風呂へ行ってみます。
▲男性露天風呂。はらはらと舞うパウダースノーを眺めながら入浴

浴槽に入る前はブルブルッとかなり肌寒いのですが、入浴してしまえば問題なし。身体はヌクヌクと温かいいっぽう頭はスーッと涼しく、頭寒足熱で快適!
▲女性露天風呂。浴槽内には腰かけられる石の椅子やテーブルもあります

身体がじゅうぶん温まったら湯船から上がり、岩風呂の淵や浴槽内の椅子に腰かけ氷点下の外気に触れてクールダウン。1、2分涼んだらまた入浴。これを2、3回繰り返すと、身体の芯までポッカポカになり、肌がよりツルンツルンになりました。指のささくれも心なしか綺麗になった印象です。
▲岩を配した露天風呂。温泉成分で岩が変色しています

入浴で汗をかいて肌や体内からだいぶ水分が抜けたようなので、湯上がりは化粧水で肌をしっかり保湿し、水を飲んで水分もたっぷり補給。ツルツルになった肌がウルウルに潤いました。
▲ロビーの一角には喫茶コーナーを併設したラウンジがあり、入浴前後に休憩できます

こちらの温泉では、スキーやスノーボードの後、単に汗を流して疲れを癒すだけではなく美肌も目指せますね。
▲いこいの湯宿 いろはの向かいにある「バーベキューハウス木々亭(もくもくてい)」

ちなみに、休憩だけでなく食事も楽しみたいという人は、「バーベキューハウス木々亭」がおすすめ。
▲エビやツブ貝、ホタテなどの海の幸や、ジンギスカンをはじめ牛ロースやカルビなどのお肉、地元産の野菜などを焼いて味わえます(写真提供:いこいの湯宿 いろは)

ランチバイキングは60分食べ放題で、大人1,980円、小学生1,300円、4~6歳は650円で楽しめます。ソフトドリンクバー付ならそれぞれ、2,480円、1,600円、900円です。
ディナーバイキングは90分食べ放題(ソフトドリンクバー付)で、大人2,980円(アルコール付は4,580円)、小学生1,600円、4~6歳は900円で楽しめます。

スキー場直結のリゾートホテル「ヒルトンニセコビレッジ」

次に紹介するスキー場至近の温泉は、ニセコビレッジスキーリゾートに併設している温泉リゾートホテル「ヒルトンニセコビレッジ」です。

ニセコビレッジスキーリゾートは、羊蹄山を正面に眺めながら滑ることができるゲレンデ。スノースクールやキッズ向けプログラムなども充実しているので、初心者も安心してウィンターリゾートを満喫できます。
▲雄大な風景を眺めながら滑ると気分爽快!(写真提供:ニセコビレッジスキーリゾート)
▲ホテルの目の前がゲレンデ。ゴンドラがホテルの脇から発着しています(写真提供:ヒルトンニセコビレッジ)

ヒルトンニセコビレッジは、落ち着いた雰囲気で高級感あるリゾートホテル。ゲレンデ直結のホテル、いわゆる「スキー・イン、スキー・アウト」のホテルなので、スキーやスノーボードの後に車で移動することなく温泉入浴を楽しめるのが嬉しいポイントです(大人1,200円、6~12歳700円※ハンドタオル付)。

男女とも内湯と露天風呂がありますが、ここは誰が何と言おうと露天風呂には絶対入浴するべし!大きな露天風呂に浸かると、隣接した池越しに羊蹄山がそびえます。
▲どこまでが浴槽でどこからが池!?と不思議に思ってしまうほど開放感がある露天風呂。かなりゆったりリラックスできます(写真提供:ヒルトンニセコビレッジ)

源泉かけ流しの温泉で、「ナトリウム-塩化物泉」という、入浴後に肌がしっとりして湯冷めしにくいという特徴がある泉質です。
▲まるで素肌を保湿パックするかのような温泉です(写真提供:ヒルトンニセコビレッジ)

入浴し終えると、化粧水がいらないのではと思うくらい肌がしっとり!身体の疲れも取れて肌もしっとりとする、いい温泉です。

ちょっと優雅な入浴を楽しめる温泉施設。日帰り入浴をするだけでは勿体なく感じるほど、快適な温泉リゾートホテルです。
また、館内にはレストランが複数あり、入浴の前や後に食事するのもおすすめ。
いち押しは、2階にある「バー&グリル メルト」での「プレミアムウェスタンランチビュッフェ~チップ・チョップ・サラダバー付き(大人2,500円、6~12歳1,250円、税・サービス料別)」。
▲大きな窓の外に広がる雪景色を眺めながら食事を楽しめます(写真提供:ヒルトンニセコビレッジ)

ボリュームたっぷりのランチビュッフェで、地元の素材を活かしたさまざまな料理を味わえます。1人+1,000円(税・サービス料別)で、メインディッシュも追加できます(グリルビーフ、ポーク、シーフードの中から1品)。
▲肉料理や魚料理、熱々の料理の数々、カレー、前菜、デザートなど日替わりで登場するさまざまなメニューが食べ放題(写真提供:ヒルトンニセコビレッジ)
▲地元産や旬の野菜がずらりと並ぶサラダバーもついています(写真提供:ヒルトンニセコビレッジ)
ここからは、各ゲレンデから車で少し走れば行けるおすすめの温泉を3つ紹介します。

2種類の“若返りの湯”でリフレッシュ「ニセコグランドホテル」

まず1つ目は「ニセコグランドホテル」(中学生以上900円、子供450円)。ニセコアンヌプリ国際スキー場から車で約6分、ニセコビレッジスキーリゾートからは車で約10分で行くことができます。
▲ニセコグランドホテルは巨大な庭園風混浴露天風呂が特徴

レンタルの湯あみ着(宿泊者無料、日帰り入浴者は1枚100円)を着用して入浴する庭園風混浴露天風呂のほか、男女別の内湯には泉質の違う浴槽が2つずつあります。
▲女性のみ2種類の泉質で浴槽が分かれている露天風呂もあります

ホテル敷地内には2種類の源泉があり、すべすべ肌になるといわれている「ナトリウム-炭酸水素塩泉」と、しっとり肌になるといわれている「ナトリウム-塩化物泉」という2種類の泉質を楽しめます。
双方の泉質ともにメタケイ酸の含有量は北海道内トップクラス。素肌に嬉しい泉質で、「若返りの湯」と呼ばれています。

びっくりするほど巨大な露天風呂に入れば肌も気持ちも若返り、もうひと滑りしたくなるかも!?

温泉情緒を感じる匂いと泥湯を満喫「雪秩父」

2つ目に紹介する温泉は、ニセコアンヌプリ国際スキー場から車で約15分の「雪秩父」(中学生以上700円、子供300円)。ニセコビレッジスキーリゾートからは車で約20分で行くことができます。
▲温泉情緒を感じる濁り湯と硫黄の匂い、開放的なロケーションが特徴

泉質は、入浴すると肌荒れや傷、かぶれやあせもなどが治りやすいと言われている硫黄泉。男女とも内湯に各2つの浴槽があるほか、露天風呂は男湯に2つ、女湯には5つもあります。
なかでも、女性露天風呂にある泥湯はぜひ体験を!
▲通常の浴槽に比べて大量に湯の華(泥)を入れた泥湯。軽くすくうだけでこのとおり!
▲楽しみ方は、泥湯(真ん中)に入って泥を肌に軽く塗り、しばらくしたら泥湯の隣にある浴槽(手前)で身体を洗い流します

泥湯に入ると、肌がすべすべツルツルに!また、硫黄成分は美白にも良いと言われているので、生まれ変わったかのように綺麗になるかも!?ただし、泥を塗り過ぎると逆に肌がカサカサになってしまうこともあるのでご注意を。

入浴後は心なしか肌のくすみがなくなり美白になった気分です。

秘湯気分たっぷり「ニセコ五色温泉旅館」

最後に紹介する温泉は「ニセコ五色温泉旅館」(中学生以上700円、子供500円)。ニセコアンヌプリ国際スキー場から車で約20分、ニセコビレッジスキーリゾートからは車で約30分で行くことができます。

ただし、山の中にある温泉宿のため、冬季は積雪状況により道路事情が悪く時間がかかる場合や通行できなくなる場合もあります。当日行く前に現地へ連絡して道路状況を確認しましょう。
▲空の色や光の加減で温泉の色が白っぽく見えたり青っぽく見えたりする

泉質は硫黄泉の一種で、硫黄成分のほかにアルミニウムや鉄分、塩分などさまざまな鉱物やミネラルを含んでいます。
入浴すると、硫黄成分により肌荒れなどが綺麗になるうえ、さまざまな鉱物やミネラルにより肌や髪の毛が艶々になるといわれています。
▲山の中の秘湯に浸かっている気分!

浴場は男女とも2カ所あり、双方に内湯と露天風呂があります。日帰り入浴で両方とも自由に入ることができるので、それぞれ趣の異なる浴場を堪能しましょう。
ニセコエリアには、ゲレンデ至近の温泉をはじめ、美湯と言われている温泉が数多くあります。ウィンタースポーツを楽しんだあと、汗を流して疲れを癒しつつ素肌美人に!ニセコエリアで数日滞在するのであれば、滑った後に毎日異なる施設へ行ってハシゴ温泉するのもおすすめですよ。

※温泉に入浴すると必ず効能が期待できるというわけではありません。適応症や禁忌の詳細については各施設へご確認ください。
※本記事に記載している料金は特記している一部を除き、すべて税込です。
川島信広

川島信広

トラベルライター・温泉ソムリエ・イベントオーガナイザー/横浜市出身、札幌市在住。北海道内の全市町村を趣味で訪ね歩くうちに北海道の魔力に惹かれ、都内での雑誌の企画営業と執筆業務を経て北海道へ移住し独立。紙媒体やweb媒体などで主に観光や旅行、地域活性をテーマにした取材執筆と企画・編集を手がける。スイーツ好きの乗り鉄、日光湿疹と闘う露天風呂好き。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
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