【2019年版】金沢の桜名所10選。おすすめの厳選お花見スポット!

2019.03.22 更新

少しずつ寒さも緩み始めた今日この頃。石川県金沢市は城下町の風情漂う古い街並みとともに楽しめる桜の名所が数多くあります。日本気象協会の発表によると、2019年の金沢市の桜開花予想日は3月30日。見頃・満開となるのは4月5日頃。今回は人気の定番スポットからライトアップされる桜まで、見頃情報も合わせてご紹介します!

1.日本の桜名所100選に選ばれた、金沢を代表する桜の名所【兼六園】

金沢の桜の名所といえば、まっ先に名前が挙がるのが「兼六園」。日本三大庭園として有名ですが、石川県で唯一、日本の「桜名所100選」にも選ばれています。園内には約420本の桜があり、ソメイヨシノ(染井吉野)だけでなくヒガンザクラ(彼岸桜)、シオガマザクラ(塩竈桜)、フゲンゾウ(普賢象)など、さまざまな桜を鑑賞できます。
▲約40種類もの桜を楽しめます

ビュースポットは桂坂口付近の茶店が並ぶ通りや花見橋から見る曲水(きょくすい)、眺望台付近など。樹齢約300年の貴重なケンロクエンクマガイザクラ(兼六園熊谷桜)や、開花から落花までの間に花の色を3度も変えるケンロクエンキクザクラ(兼六園菊桜)、幹回りが約6m70cmもあるアサヒザクラ(旭桜)など、ここでしか見られない貴重な名木も数多くあります。
▲眺望台からは金沢の街並みが一望できる(写真提供:金沢市)

例年の見頃は4月上旬~5月上旬(品種による)。桜の開花にあわせて園内は無料開放され、開園時間も21:30まで延長されるので夜桜見物も楽しめます。無料開放日は気象台の開花宣言後に決定しますので、日程は公式HPをチェックしてみてくださいね。
▲夜桜見物にも多くの人が訪れます(写真提供:金沢市)

2.昼も夜も多くの花見客でにぎわう【金沢城公園】

兼六園に隣接する「金沢城公園」も、桜の時季はとても人気です。見どころは石川門、大手堀、白鳥路(はくちょうろ)、菱櫓(ひしやぐら)の内堀など。特に、兼六園と金沢城公園に挟まれたお堀通りと真弓坂口に向かう蓮池門(れんちもん)通り、そして大手堀沿いに合わせて400本近いソメイヨシノが咲き誇る景色は必見です。
▲満開時にはソメイヨシノ、ヤマザクラ(山桜)、コシノヒガン(越の彼岸)、オオヤマザクラ(大山桜)、カスミザクラ(霞桜)、オオシマザクラ(大島桜)などが楽しめます(写真提供:金沢市)

兼六園、金沢城公園内では茶店以外での飲食はできませんが、新丸広場と石川門の下の百間堀(ひゃっけんぼり)園地の2カ所では可能。香林坊(こうりんぼう)や片町へのアクセスも便利なので、夜桜もおすすめです。
▲灯りに照らされる夜の金沢城もまた風情があって美しいです(写真提供:金沢市)

3.まちなかでも自然を感じられる市民の憩いの場所【卯辰山公園】

金沢の市街地近くにある卯辰山(うたつやま)は標高144mの小高い山。1914(大正3)年に開園して以来、自然豊かな公園として市民や観光客に親しまれています。桜の時季は、公園全体に約500本の桜が咲き、山中の道が桜のトンネルに!

山頂の望湖台からは金沢市街の街並みはもちろん、天気の良い日には日本海や白山連峰まで一望でき、夜には夜景も楽しめます。北陸道金沢西IC・金沢東ICから約25分なので、ドライブに訪れるのもおすすめです。
▲ソメイヨシノやヤエザクラ(八重桜)、シダレザクラ(枝垂れ桜)など、さまざまな種類の桜が咲きます(写真提供:金沢市)

4.道路までせり出している桜は迫力満点!【松月寺】

JR金沢駅からバスに乗り、「広小路」バス停から歩くこと約5分。重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている、寺町エリアの名物となっているのが「松月寺(しょうげつじ)の大桜」です。

境内から歩道に覆いかぶさるように枝を広げた大桜は圧巻! 北陸で唯一、国の天然記念物に指定されている貴重な桜です。開花にあわせて満開から4~5日ほど桜のライトアップを行っています(19:00~21:30頃迄※雨天中止)。
▲江戸時代、藩主の行列がこの桜の下を通るときには槍を伏せたともいわれています(写真提供:金沢市)

5.広々とした河川敷でピクニックもおすすめ【犀川】

金沢城の西側を穏やかに流れる犀川(さいがわ)。特に、文豪の室生犀星(むろうさいせい)がこよなく愛した川として知られ、彼の詩集にも“美しき川は流れたり”と詠まれています。

川の両岸には美しい桜並木があり、特に犀川大橋や桜橋から望む景色はおすすめ。満開になると、お花見を楽しむ人々で賑わいます。
▲「女川」と呼ばれる浅野川に対して、犀川は「男川」と呼ばれています(写真提供:金沢市)
▲下流側の公園はお花見やピクニックにぴったり!(写真提供:金沢市)

6.大正ロマン漂う橋は絶好の桜スポット【浅野川】

金沢城の東側を流れる浅野川は、水の流れが穏やかなことから「女川」とも呼ばれています。国の登録有形文化財に指定され、大正ロマンの雰囲気を今に残すアーチ型の浅野川大橋や、梅ノ橋・中の橋からも桜並木が一望できます。
▲レトロな橋と桜は写真にも映えます

毎年5月には全国的に珍しい鯉のぼりを川に流す「浅の川・鯉流し」、9月には河川敷がキャンドルや灯籠でライトアップされる「女川祭」が開催され多くの人で賑わいます。
▲川に流れる色とりどりの鯉のぼり(写真提供:金沢市)

7.茶屋街に幻想的な雰囲気を醸しだす【主計町】

浅野川沿いにある「主計町(かずえまち)茶屋街」は、「ひがし茶屋街」「にし茶屋街」と並ぶ金沢三大茶屋街のひとつ。特に夜は、料亭やバーが立ち並ぶ伝統的な街並みにガス灯のやさしい灯りと、花見シーズンに設置されたぼんぼりが照らし出され、風情があります。しっとりと落ち着いた雰囲気で夜桜を楽しみたい方にはおすすめです。
▲茶屋街に華やかさを添える主計町の桜(写真提供:金沢市)
▲一本路地に入ってもこんな見事な桜が(写真提供:金沢市)

8.丘陵地に広がるソメイヨシノとヤマザクラが美しい【大乗寺丘陵公園】

北陸道金沢西ICから車で約25分の場所にある「大乗寺丘陵公園」は、標高差83mの丘陵地が広がり、金沢市街地と日本海までを見渡せる眺望が自慢の公園。

お花見広場ではソメイヨシノが、全長900mに及ぶ主園路沿いにはヤマザクラが咲き誇り、桜と金沢の街の眺望をダブルで楽しめます。

9.可憐に咲きみだれるシダレザクラは必見!【慶恩寺】

北陸鉄道路線バス「石引町」から徒歩約5分、または金沢ふらっとバス「中石引」から徒歩約3分の場所にある「慶恩寺(きょうおんじ)」は、延徳3(1491)年に創建された由緒あるお寺。山門脇には立派なシダレザクラがあります。

外から見ると2本のように見えますが、実は二股に枝を伸ばした1本の桜。植えられたのは昭和18(1943)年と比較的若い木ですが、その華麗な姿を一目見ようと、毎年多くの人が訪れています。
▲金沢市の指定保存樹になっています(写真提供:金沢市)

10.広大なキャンパスをのんびり散歩【金沢大学角間キャンパス】

金沢市の東部に位置する「金沢大学角間(かくま)キャンパス」では、2015年から本部棟前のソメイヨシノを桜の標準木として、学内外に桜の開花状況を伝えています。構内の桜の見学は自由(飲食は不可)。

ソメイヨシノやヤマザクラなど約3,600本の桜があり、桜の開花時期には広大なキャンパスを散歩しながら花見を楽しむ地域住民の姿も見られます。大学の広報室では「桜マップ」も作成していますので、大学公式HPをぜひチェックしてみてください。
▲本部棟、プール前、体育館裏がビュースポット
城や寺などの歴史的スポットから公園や川といった自然あふれるスポットまで、街中でさまざまな表情の桜を楽しめるのが金沢の魅力。満開の時期に合わせて旅の予定を入れてみてはいかがでしょうか?

【2019年の金沢桜開花予報】
日本気象協会の発表によると、2019年金沢の桜の開花は3月30日。満開は4月5日頃と予想されています(2019年3月26日現在)。

※桜の品種によって早咲き、遅咲きがあります。全ての桜が上記の期間内に開花、満開を迎えるわけではありません。
※写真は2019年のものではありません。
石原藍

石原藍

ローカルライター。 大阪、東京、名古屋と都市部での暮らしを経て、現在は縁もゆかりもない「福井」での生活を満喫中。「興味のあることは何でもやり、面白そうな人にはどこにでも会いに行く」をモットーに、自然にやさしく、心地よい生き方、働き方を模索しています。趣味はキャンプと切り絵と古民家観察。

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