鎌倉・小町通りで絶品フレンチトーストや鎌倉野菜のランチが食べられるおすすめ店3選

2019.03.17 更新

鎌倉は、たくさんの寺社仏閣や四季の花、夏には海水浴など一年を通して楽しめる人気の観光地。多くの人が自然やグルメを求めて訪れていますが、その中でも人気なのが、おいしいカフェやスイーツ店、雑貨店、お土産物屋などが軒を連ねる「小町通り」!今回はこの小町通りで絶品ランチが楽しめる、おすすめのお店をご紹介します。

▲鎌倉野菜をたっぷり使った絶品ランチも♪写真は「Dolce far niente(ドルチェファール ニエンテ)」の「鎌倉野菜のランチプレート」

鎌倉・小町通りって?何があるの?

古くから栄えた鎌倉は、海や山だけでなく、日本情緒あふれる街並みや路地裏等を散歩するだけでも日本の歴史を随所に感じることができ、1日たっぷり楽しめます。

そんな見どころ満載の鎌倉で、最初に訪れたいのが今回ご紹介する「小町通り」。小町通りは、「鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)」の参道である「若宮大路(わかみやおおじ)」に平行して駅寄りに1本入った通りで、全長約600m。飲食店や雑貨店等のバラエティ豊かなお店が並び、その数は数百軒とも言われています。
▲毎日多くの人で賑わうJR鎌倉駅東口

東京から電車に乗って約1時間で、鎌倉の玄関口であるJR鎌倉駅に到着。東口改札を出るとバスターミナルの奥、左方向に赤い鳥居が見えます。ここが小町通りの入口です!
▲小町通りは赤い鳥居が目印!鎌倉を訪れた人は、最初にここを散策するのが定番コース

ふわふわのフレンチトーストがとろける♪おしゃれカフェ「BRUNCH KITCHEN」

最初にご紹介するのが、「BRUNCH KITCHEN(ブランチ キッチン)」!こちらでは、ふわっふわのフレンチトーストが味わえます。
▲小町通りに入って徒歩約4分、「鎌倉聖ミカエル教会」を左折して約30秒、左側にあります

大きな窓から明るい光が差し込む開放的な店内は、まるで友達の家に遊びにきたような親しみやすい雰囲気!天気が良く暖かい日にはオープンテラスも人気で、ペットOKのスペースではワンちゃんを連れたお客さんが寛ぐ姿も見られます。
▲冬の寒い日も暖炉の周りの席は暖かく過ごせます

一般的にフレンチトーストと言えば、甘いスイーツを思い浮かべると思いますが、ここで食べられるフレンチトーストは、食事がメイン!お肉料理やサラダなどに合うニューヨークスタイルのフレンチトーストを提供しています。

こちらの一番人気が「Brioche French Toast Brunch(ブリオッシュ フレンチ トースト ブランチ)」(1,600円)。特製のブリオッシュで手間暇かけて作るフレンチトースト2枚と、9種のメインディッシュから好きなメニューを1つ選ぶことができるセットメニューです。
▲しっかり食べたいブランチタイムにおすすめ(写真はメインディッシュ3例とフレンチトースト)

肉や魚、サラダ、煮込み料理など幅広い9種のメニューから、今回は、男性からのオーダーが多い「大山鶏のグリル+スクランブルエッグ又は目玉焼き」(+200円)、女性一番人気の「サーモンのタルタルとアボカドとポーチドエッグ
ディルソース」、寒い日に人気の「Staub鍋 挽き肉とナスのトマト煮込み」の3つをオーダー。
▲オーダーから10分程で運ばれてきました。おいしそう!

さっそくフレンチトーストを頂きました。ナイフを入れるとスーッと切れて、湯気が上がります。ワクワクしながらひと口食べてみると、口の中にバターの濃厚な風味がふわ~っと広がります。
食感は外はカリッと中はとろけてしまいそうなほどしっとりふわふわ!パン生地にバターや卵をたっぷり使っているブリオッシュなので、リッチな味わいの生地にフレンチトーストの液がしっかりと染み込んでいます。なめらかプリンのような口どけと程よい甘さで、いくらでもたべられそう!
▲ふわふわ&しっとり♪フォークから滑り落ちそうなほどなめらか!

フレンチトーストだけ食べてもおいしいですが、食事に合うように考えられたと聞いていたので、さっそく大山鶏のグリルと一緒に食べてみました。

大山鶏は綺麗な焼き目が付いて、岩塩がピリッと効いたジューシーな味わい。フレンチトーストがまるでご飯の代わりになったようにマッチしています。添えられた大きめにカットされた野菜を使ったラタトゥイユやスクランブルエッグも、フレンチトーストにのせて食べると味が変化して、あっという間に2枚食べてしまいました。
▲男性も納得のボリューム!

他のメニューも食べてみました。Staubの鍋に入った挽き肉とナスとトマトの煮込みは、たっぷりかけられたチーズの下に卵が落としてあり、フォークを入れると卵が全体に流れ出します。トロリととろけたチーズと卵がからんだ濃い目の味付けとフレンチトーストの甘みのコラボは絶品!
▲熱々!やけどしないようにご注意。右に添えられているのはマッシュポテト

最後にサーモンのタルタルとアボカドを食べてみました。ハーブオイルでサーモンをマリネした上に、アボカドとポーチドエッグがのっています。少し強めに塩味を効かせているので、卵をサーモンにしっかり絡めて、カットされたミニトマトも一緒にフレンチトーストと食べるのがおすすめです。
女性人気NO.1と言われるだけのことはある、さすがの味!筆者もこれが一番好きな味でした。
▲ポーチドエッグからトロ~リと卵の黄身が流れ出します

どのメニューも、フレンチトーストのほんのりとした甘みとマッチしてとってもおいしい!そのおいしさの秘密を聞いたところ、フレンチトーストの調理風景を特別に見せていただけました。

お店特製のフレンチトーストの液にブリオッシュを半日~1日浸けて、全体がしっとりとしたものを、オーダーが入ってから調理します。
▲鉄板で表面に焼き目を付けてから……
▲オーブンに入れて約6分、中心までしっかり火が通ったら完成!

鉄板に乗せてしばらくすると、ほのかに甘いもう一回食べたくなるおいしい香りが漂ってきました。鉄板がカリッと、オーブンがなめらかな口どけを作る、W使いがおいしさの秘密だったんですね。
これを目当てに鎌倉を訪れる人がいるのも納得!このフレンチトーストを存分に楽しみたい人は、フレンチトースト3枚に生クリームとはちみつが添えられている単品メニュー「Brioche French Toast」(1,200円)もおすすめです。

そして、ここでもう一つの人気メニューがスイーツ。店内入口すぐのカフェスペース「MERCER CAFE(マーサカフェ)」で食べられる、器に山盛りになった「キャラメルシフォンケーキ」(500円)です。
▲ドリンクセット(700円)にしてテイクアウトもおすすめ

しっとりふわふわのシフォンケーキに、ほろ苦いキャラメルとさっぱりした生クリームを絡めていただきます。舌触りなめらかで、強めのキャラメルの味とスポンジの甘さがベストマッチ!ローストしたアーモンドチップも口当たりが良くアクセントになっています。
▲「こだわりの食材をふんだんに使って調理しているので、様々なメニューを楽しんでください」と、キッチン担当の吉川香(かおり)さん(左)と、多田大(だい)さん(右)

予約はディナーのみなので、平日でもランチ時は並んでしまう人気店ですが、2名だと比較的早く席の用意ができることが多いそう。オープン直後に行くのが狙い目なので、朝ごはんを食べずに鎌倉を訪れて早めのランチを「BRUNCH KITCHEN」で楽しんでみてはいかがでしょうか。

体に優しい自然派メニュー♪寛ぎの和食屋「なると屋+典座」

次にご紹介するのが「なると屋+典座(なるとやぷらすてんぞ)」。素材の味を存分に活かした和食を提供しています。
▲小町通り入ってすぐ。左手のビルの2階にあります

ビルの2階にあるので1日中人が行き交う小町通りの喧騒からも離れ、温かみのある落ち着いた雰囲気の店内。テーブル席とカウンター席以外に個室もあり、小さな子どもからお年寄りまで家族みんなで食事を楽しむことができます。
▲木のぬくもりがある和のインテリア

こちらのお店は「野菜を食べる」がコンセプトで、出汁以外の素材は野菜のみ。その日に手に入る最良の食材を使い、手間暇かけて調理しています。
夏は瓜系、冬は根菜類等、季節ごとの旬の野菜や神奈川県産や鎌倉野菜も積極的に使い、素材の味を引き立てるあっさりとした体に優しい味付けが人気です。
▲彩りも鮮やかで、ボリュームもあります

ここのランチでおすすめなのが、和定食「月替わりのごはん」(1,728円)。毎月1日から月末まで同じ内容で提供していて、好評だった料理は毎年の定番メニューになることも!

筆者が訪れた1月は、(先)胡麻豆腐/(飯)新たくあん/(汁)金時人参/(鉢)里芋・牛蒡・蓮根/(小鉢)丸大根・柚子のセットでした。
▲刻んだ新たくあんが混ぜ込まれたご飯は、シャキッとした食感!大根菜も添えられ、家で食べるものとは一味も二味も異なります

丁寧な仕事ぶりが上品な味つけからも伝わってきます。どの料理も見た目が優しく、ふんわりと温かみのある味になっていました。
▲柔らかく煮込まれた里芋にとろっとした出汁餡が絡んでいます。カリッとした蓮根もアクセントに♪食感も大事にしているそう

また、通年で提供されている「葛とじうどん」(864円)も人気メニューのひとつ。昆布と椎茸、野菜の旨みをギュッと詰めて、葛でまとめたうどんです。
透明感のある麺にとろみの付いた葛出汁が絶妙に絡んで、スルスルと食べられます。あっさりとした醤油味で口当たりの良い深い味わいになっていました。
▲生姜を少しトッピングしているので、香りも良く、体も温まります
▲大きめの野菜と細めの麺が器にたっぷり入って満足感も高い一品

そして、食事で満足して甘いものが欲しくなった人におすすめなのが、デザートと自家製果実酒のソーダ。

「寒天と和三盆のデザート」(540円)は、ゴロゴロッとした大きな寒天がガラスの器にあふれんばかりにたっぷり入っています。この寒天は、お店で天草から煮出して作られた手作り品で香りも豊か!
▲後味が舌に残らないスッキリとした味のシロップ

自家製「果実酒」(540円)は、果実が市場に出だした頃に仕込んで最低半年は漬け込んだ自慢の一品。この日は、スタッフのおすすめの「キンカン」と「梅」の2種類をオーダー。
この果実酒は、ランチタイムに「ソーダ割り」(+108円)にして楽しむ人が多いんだとか。
▲人気があるのはキンカン(左)と梅(右)。ソーダは別で提供されるので、好みの濃さに割って味わうことができます
▲果実酒は季節ごとに品揃えが異なるので、お店を訪れる楽しみに♪

どの料理もヘルシーなので、筆者が訪れた日も女性の一人客を多く見かけました。ゆっくりとおいしい野菜料理が食べられると、リピーターが多いそう。
▲オープンキッチンで調理するオーナーシェフ

一年を通して賑わう鎌倉の中でも、駅から近いのに隠れ家的な雰囲気を持つ「なると屋+典座」。13:00~13:30が比較的空いていて狙い目の時間なんだとか。待たずに確実に入店したい人は、ランチも予約するのがおすすめです。

鎌倉野菜をふんだんに使用!イタリアンバール「Dolce far niente」

最後にご紹介するのが「Dolce far niente(ドルチェ ファール ニエンテ)」。鎌倉に住む人たちにも愛されるイタリアンバールです。
▲小町通りをまっすぐ進んで約5分のビル2階にあります

「Dolce far niente」は、「何もしないでのんびりゆっくりした時間を過ごしてもらいたい」というコンセプトのイタリアンバール。鎌倉を訪れる人の時間が豊かになるようにと願いが込められています。
▲ランチのラストオーダーは、なんと17:00!
▲連日、20代~60代という幅広い年齢層のお客さんで賑わいます

ここでは、1日数量限定で提供している「鎌倉野菜のランチプレート」(1,730円)が、休日には早々に売り切れてしまうこともある人気メニュー。「鎌倉野菜」とメニュー名に入っているだけあって、毎朝、市場で野菜を見てベストな物を選んで仕入れ、調理しているそう。
▲6種類の料理が1枚のお皿にのっていて、盛りだくさん!

筆者が訪れた日の料理は、写真左上から時計回りに、白菜と生ハムとパルミジャーノのサラダ/手作りケーキのプチデザート/野菜いろいろポタージュスープ/野菜のキッシュ/菜の花と大根と豚ロース オリーブオイル風味/(中央)バゲット。これにドリンクが付きます。
▲キッシュは濃厚なチーズが野菜の味を引き立たせています

どの料理も工夫が凝らされていておいしく、デザートまでしっかり楽しめるお得感が高いプレートになっています。
特にサラダは、白・黄・紫など色とりどりの白菜と柑橘系のスッキリとした甘さのドレッシングがピッタリ!スープも日替わりですが、ジャガイモや人参をベースにしたものが多いそうで、この日のジャガイモのポタージュもさっぱりした味付けでスッと飲み切ってしまいました。
▲赤・青首・紅芯(こうしん)など大根だけでも数種類を使用!

そして、フード1番人気の「パスタセット」(1,530円)は、6種類のパスタから好きなものを選べて、サラダとドリンクがセットになっています。どのパスタもおいしそうですが、今回は「エビと鎌倉野菜 トマトソース」にドリンクは「カプチーノ」をオーダー。
▲ボリューム満点!男性は大盛(+200円)をオーダーする人も多いそう

まずはサラダから食べてみました。ドレッシングがしつこくなくヘルシーな味わいになっていて、お皿いっぱいに盛られた野菜それぞれの素材の味が楽しめます。

次に、メインのパスタへ。細めのパスタに濃い目の味付けのトマトソース、そして、こちらも野菜がたっぷり入っていて、ニンニクの香りが食欲をそそります。もっちりとしたパスタは、コシがあって食べ応え抜群!おいし~い♪
▲野菜だけでなく、プリプリのエビも大きい!

「Dolce far niente」は、エスプレッソベースのドリンクがおすすめ、とのこと。今回セットドリンクでオーダーしたカプチーノも、程よい苦みとコクのエスプレッソと、絹のようななめらかなミルクが相まって理想的な味わい!
▲ふわふわのフォームドミルクのカプチーノは絶品!(単品500円)

イタリアのバールスタイルと同様にカウンターでドリンクを飲むことを「バンコ」と呼び、テーブルよりもリーズナブルにおいしいエスプレッソを楽しむことができます。バンコだとすべてのドリンクが100円引き。気軽にパッとコーヒーを飲みたい人はこちらへどうぞ。
▲エスプレッソベースのドリンクは、本格的なエスプレッソマシーンで1杯ずつ丁寧に淹れています

こちらではお酒、コーヒー、食事など、目的が違っても一緒に楽しめるのが特徴。夕方までランチが食べられて、年中無休で営業していることから常に人で賑わう店内ですが、11:00のオープン直後に訪れると待たずに入れるそうです。17:00以降の夜メニューも充実しているので、観光が終わってから訪れるとランチと違う雰囲気も楽しめますよ。
鎌倉には様々な名店や新しい挑戦をしている新店舗等、山も海も近い立地を活かしたおいしい食材で作られる料理を出す店がたくさんあります。その中から今回は小町通りのおすすめ3店をご紹介しました。それぞれ、鎌倉らしいメニューをベストな状態で提供している飲食店ですが、いかがでしたでしょうか。気になるお店があったら、ぜひ訪れてみてくださいね。

※記事内の価格はすべて税込です。
岸 久美子

岸 久美子

東京在住フリーライター。好きなことは海・山・ビールにワイン、たまにスポーツ観戦。気になる場所には行ってみないと気がすまない性分で、ちょっと暇ができると旅に出るフットワークの軽さがウリ。知らない文化に触れ刺激を受け、一緒に暮らすウサギに癒される日々。(制作会社CLINK:クリンク)

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

関連エリア

PAGE TOP