東京都内でいちご狩り&自分で摘んだいちごで作る絶品ドルチェピッツァ付きディナー【1日5組・平日限定】

2019.04.01 更新

春の楽しみといえばいちご狩り!東京都内にもいちご狩りができる施設があるのをご存知ですか?それが練馬区石神井公園で人気の品種を育てているいちご農家「加藤農園」。都内で気軽にいちご狩りをして、そのいちごを使った人気イタリアンレストランのドルチェピッツァが食べられる注目のプランをご紹介します。

▲いちごがたっぷりのったドルチェピッツァ♪

まわりは住宅地!東京都内で気軽にいちご狩りを楽しむ

東京都練馬区のいちご農家「加藤農園」は、都心から電車で約30分の住宅地の一角で、いちごの人気品種を数種類育てています。この加藤農園は、電車で気軽に行けるとあって、連日いちごを求める多くの人で賑わっています。

ここでおすすめなのが、いちご狩り(食べ比べ300gとピッツァ用150g)を楽しんだ後に、近くのイタリアンレストラン「ピッツェリア ジターリア ダ フィリッポ」に移動して、自分で収穫したいちごを使ったドルチェピッツァなどのディナーが楽しめるプラン(1日5組・平日限定、2名以上・前々日10時までに予約)。予約受付可能日は随時更新されるので、こまめにチェックしてくださいね。

ということで、さっそくいちご狩りとおいしいドルチェピッツァを楽しんできました。
西武池袋線・石神井公園駅で電車を降りて、「本当にこんな住宅街の中でいちご狩りができるの?」と不思議に思いながら歩くこと約10分で加藤農園に到着。おいしそうないちごの写真が目を引く看板と、その後ろに立つ数棟のビニールハウスが目印です。
▲町中で目立つ、大きな看板が目印!
▲薬局との間の道を入ったところにある、こちらが入口

農園の白い建物の中に入ると、目の前にその日に収穫したいちごが販売されていて、その奥に受付があります。
この建物はビニールハウスに直結しているので、コートがなくても暖か~い!
▲敷地内に入ってすぐ左の白い建物の中で受付をします

受付で、ぐるたびで予約をしたことと名前を伝えるだけで受付完了です。
私達が入れるハウス内で育てられているいちごは2種類。それぞれ、どんな違いがあるのかと、おいしいいちごの見分け方を教えてもらいます。
▲実際にいちごを見ながら、品種の違いを覚えます

【紅ほっぺ】
味に深みがあり、一粒でも食べごたえがあります。酸味が少しあるので、大人が好む傾向があります。今回のプランのドルチェピッツァには、全て紅ほっぺを使用します。
【章姫(あきひめ)】
みずみずしくて柔らかいので、輸送には向いていないことから、都内ではあまり流通していない品種。形が細長く、さっぱりした甘みが特徴です。

◆おいしいいちごの見分け方◆
全体にツヤがあり、ヘタの付け根まで真っ赤なものが完熟している証です。
▲左:章姫、右:紅ほっぺ

あま~い!真っ赤な採れたていちごを堪能♪

紅ほっぺと章姫の違いや甘いいちごの見分け方もしっかり覚えたら、いちご狩りへ!
ハウス中央の道を挟んで右側が章姫、左側が紅ほっぺになっています。ドルチェピッツァ用の150gは紅ほっぺのみ、食べ比べは2種あわせて300gを収穫します。
▲ハウス内にはたくさんの棚!ほのかに甘い香りが漂っています
▲スタッフが一つひとつ丁寧に手入れをしている姿も見られます
▲周りを見渡すと真っ赤ないちごがあちらこちらに

いちごの苗は高設栽培なので、身長155cmの筆者の胸の高さ。完熟いちごを見つけやすく、しゃがまなくてもそのままの体勢で楽々収穫できました♪
▲どれにしようかな~♪
▲わぁ~!大きい!!
▲たくさん収穫できました!
▲どれもおいしそう♪これで300gくらい

受付に戻って、筆者とカメラマン2人分のピッツァ用のいちごの重さを量ると、308g。1g超過が+3円なので、24円(税込)をその場で現金で支払い、持ち運び用の袋に入れてもらいました。オーバーしないようにこまめに重さを量りに行くのがおすすめです。
▲小さめで量を多く、もしくは大きめで厳選、のどちらでもお好みで!

いちご狩りが終わると、休憩スペースへ移動して、食べ比べ用に収穫したいちご300gをいただきます!どれもスーパーやお店では見かけないくらい、色鮮やかで真っ赤ないちごです。

まずは紅ほっぺをひと口食べると、甘酸っぱい果汁が口いっぱいに広がり、とてもジューシー!そして、市場ではなかなか出合えない章姫も、さっぱりした口当たりでこちらもおいしい♪
▲1人300gの食べ比べもあっという間に完食!食べきれない分を持ち帰ってもOK

店内では、こちらのハウスで作られたいちごや過熟いちごを使った商品の購入もできます。

オーナーの加藤さんは200年近く代々続く農家で練馬大根等を作っていましたが、食料自給力が低い東京で、東京産・練馬産としてもっと価値を高められるような自慢できる農産物を作りたいと思い、いちごを作り始めました。2019年で4シーズン目になり、全国への発送も行っているため、徐々に知名度が広がり、今では贈答品として購入する人も多いそうです。
▲次から次へとお客さんが来店して、飛ぶようにいちごが売れていきます

ここで、2015年に商品化された、まだ珍しい新品種「よつぼし」を見つけたら即買い必至!桃のような香りで、加藤農園でも3日に1回出るかどうかのレア商品なんだそうですよ。
▲「よつぼし贈答」(15粒・税込2,500円)

休日になると、1日に200組以上ものお客さんが地元を中心に関東各地から訪れる加藤農園。練馬でこんなにおいしいいちごが食べられるなんて、本当にびっくりしました。

徒歩約10分!おいしいいちごを持って、レストランへ移動

いちごを狩った後は、イタリアンレストラン「ピッツェリア ジターリア ダ フィリッポ」へ移動します。

加藤農園を出て左へ進み、突当りを左折して5分程歩くと「三原台一丁目」の交差点に出ます。そこを右折して、5分程直進、石神井公園駅近くの「西友通り商店街」に入って約30秒でピッツェリア ジターリア ダ フィリッポに到着です。
▲人の往来が多い「西友通り商店街」
▲到着!賑やかな商店街の一角で存在感を放っています

ナポリピッツァ世界コンペティションで最優秀賞受賞のレストランで絶品ピッツァに舌鼓♪

ピッツェリア ジターリア ダ フィリッポは、2006年9月にイタリア・ナポリで開催された「ナポリピッツァ世界コンペティション<PIZZA FEST(ピッツァフェスタ)内>」テクニカル部門において、栄誉ある最優秀賞を受賞したイタリアンレストラン。ここで働くスタッフ全員がイタリアでの修行経験があると聞いて、期待が高まります!
▲店内は、陽気なイタリアにあるレストランのような雰囲気

お店に入ると、まずは加藤農園で収穫したいちごをスタッフに渡します。このまま食べてもおいしいいちごがどんなドルチェピッツァになるのかワクワクします♪
▲よろしくお願いします♪

ドルチェピッツァを待つ間に、プランに含まれているコースディナーをいただきます。このコースは前菜1品、ピッツァorパスタから1品、いちごのドルチェピッツァ1品、珈琲or紅茶で2名分になります。

こちらレストランでは、地産地消を掲げ練馬の食材をメインに近くの産地のものや東京産を中心として、日本の食材だけを使っています。
▲地元野菜をふんだんに使ったミックスサラダ。季節により採れる野菜が異なり、内容も変わります

今回は、前菜に「練馬野菜の気まぐれミックスサラダ」とピッツァ「マルゲリータ酪恵舎(らっけいしゃ)」をオーダー。その場で数種類のメニューから好きなものを選べるので、スタッフのおすすめを聞いてみるのもいいかも♪

次は待望のピッツァ!オープンキッチンなので、ピッツァが焼ける様子も見ることができます。
▲北海道産の小麦を使った生地にたっぷりのチーズ
▲イタリア製のピッツァ窯の中の温度は450度、焼き始めて約2分で完成

テーブルに運ばれてきたピッツァは、チーズがグツグツとしていて、熱々!北海道釧路産の濃厚な味のチーズを使用しているそうです。
▲チーズの香りが周囲に広がります

チーズ、トマトソース、バジルののったシンプルなマルゲリータですが、ひと口食べるだけで素材の味がそれぞれしっかり感じられます。そして、なによりも薄いのにモチッとした生地がおいしい!飽きずに何枚でも食べられそうなピッツァです。
▲一つ手に取ってみると、薄めの生地にチーズの伸びもいい♪

メインはピッツァ以外にパスタも選べます!この日の「本日のシェフのおすすめパスタ」は、魚貝たっぷりの「ボンゴレビアンコ」でした。アサリや帆立等がゴロゴロ入っていて、ガーリックの風味が食欲をそそります。しっかりと香り立つイタリアンパセリもアクセントになっています。
▲コシがありのど越しの良いパスタは、武蔵野産の小麦を使った自家製麺

甘いだけじゃない!いちごの味が引き立つドルチェピッツァ

最後にこのディナーで一番楽しみにしていたドルチェピッツァ!今回は特別にキッチンでパティシエの職人技を見せていただきました。
▲自分で収穫したいちごをプロの料理人に調理してもらえるなんて贅沢♪

「フルーツがおいしいので、素材の味を楽しめるよう、フレッシュさを大切にしています」とパティシエの野澤圭吾さん。1枚1枚丁寧に作っている姿が印象的でした。
▲生地にセモリナ粉(小麦粉)を付けて丁寧にのばします
▲生地だけをオーブンに入れて1~2分
▲ふわっとしたシンプルな生地が焼き上がりました!
▲ソース、バニラアイス、生クリーム、ココアパウダー等をトッピング
▲いちご300gを美しく盛り付けたら、仕上げに粉砂糖をかけて完成!

わぁ!いちごがたっぷりのっているだけでなく、アイスや生クリームでボリュームもすごい!採れたてのいちごをそのまま食べてもおいしかったけど、少し塩気も感じる生地とアイスクリームの甘み、いちごの程よい酸味のコラボがたまりません♪見た目のボリュームに反して、軽い食感でパクパクと食べきってしまいました。
▲自分で収穫したいちごだと思うとおいしさも格別!

ピッツァやパスタでおなかいっぱいになってしまう人のために、テイクアウト用のドルチェピッツァも用意しています。イートイン用とテイクアウト用のどちらにするかは、来店後いちごを渡す際に伝えてくださいね。

生地といちご以外は違う素材を使った異なる味なので、どちらの味も気になります。どちらも食べられたらいいのになぁ。
▲テイクアウト用の生地にはアマレットを少し入れたカスタードをトロ~リ

テイクアウト用のピッツァはトッピングしてから焼き、持ち運びしやすくなっています。また、いちごは熱を加えると酸味が飛ぶので、柑橘を入れてバランスを取っているそうです。アーモンドチップをのせて粉砂糖を振りかけたら完成!
▲柑橘フルーツの酸味がいちごの甘さを引き立てるおいしさ!この日は、大泉学園にある「荘埜園(そうのえん)」の甘夏を使用

日本の生産者の方々の努力や品質の高さを証明し、日本の国際化を食の分野から後押しできるよう、日本を代表する気持ちで毎年イタリアで行われる世界大会に出場しているそうです。そのため、世界大会に出場する時も日本の食材を持って行って調理をするという徹底ぶり!

お店のメニューには生産者の名前が記載されているので、気に入った食材の生産者を覚えておき、同じ生産者の食材で作られたメニューをオーダーする人もいるんだとか。ここでは、お気に入りの生産者を見つける楽しみもありますね♪
▲モチベーション高く、楽しそうに働くスタッフの皆さん

はぁ~、おなかいっぱい!いちごもイタリアンディナーも満足のおいしさで、食べすぎた~。2名でこの充実した内容なら、少食の方や女性の2人組は、ドルチェピッツァはテイクアウトでもいいかもしれませんね。
他のアラカルトメニューも気になるので、また近いうちに訪れたいと思いました。

東京で気軽にいちご狩りをして、絶品イタリアンが食べられるなんて贅沢!都会だからこそ可能になったこのコラボ。2日前までの予約で利用できるので、ぜひこちらのプランで「加藤農園」と「ピッツェリア ジターリア ダ フィリッポ」を訪れてみてはいかがでしょうか。
岸 久美子

岸 久美子

東京在住フリーライター。好きなことは海・山・ビールにワイン、たまにスポーツ観戦。気になる場所には行ってみないと気がすまない性分で、ちょっと暇ができると旅に出るフットワークの軽さがウリ。知らない文化に触れ刺激を受け、一緒に暮らすウサギに癒される日々。(制作会社CLINK:クリンク)

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